2008年01月23日
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                        多くの大人が間違って使う言葉だが、
                        「情けは人の為ならず」


                        tozyokoさんのところで、
                        赤毛のアンを読んでいると、
                        マシューとマリラがアンをどうするかをめぐって
                        話し合うところがあったり、
                        アンが、マリラに結論を聞こうとするところがあったりする。


                        赤毛のアン(グリーンゲイブルスのアン)、

                        また、へそ曲がりなマリラの嫌いなブリュエット夫人のおかげで、
                        アンは二人の年老いた兄妹と暮らし始める。

                        アンは11歳、マシューは60歳。
                        親子と言うよりはこれは孫とおじいさんだ。

                        スコットランドから入植して以来、
                        初めて迎える新しい家族。
                        マシューとマリラは、
                        当時としてはもう、ずいぶん高齢だといえる。


                        当時・・・
                        そう、今年は赤毛のアンが出版されて、



                        100年前の60歳。


                        赤毛のアンの冒頭、
                        マリラがリンド夫人に孤児院から男の子を養子に迎える理由を、
                        マシューの高齢と、心臓発作と説明している。

                        11歳で手違いによって孤児院から転がり込んできたアン、

                        教員免許を得て・・・

                        しかし進学をあきらめて、
                        16歳の教員としてスタートを切る。


                        全財産を預けていた銀行が倒産し、
                        マシューはショックで心臓発作を起こして亡くなり、
                        マリラも視力と一人の老後に不安を抱えている。
                        グリーンゲイブルズを売ると言うほどに。


                        アンは、5年間の愛情深い二人の慈しみに応えて、
                        大学進学と奨学金とをあきらめ
                        ギルバートから譲られたアヴォンリーの村の先生になるのだ。


                        マシューがマリラに
                        アンを置いてやりたいと心を伝えた時、


                        マシューは、それが、
                        自分にとっても、また独身の妹にとっても
                        どれほどの幸いかを思ってはいない。

                        ただ、目の前の可哀想な少女、
                        夢中で新生活への夢を語る少女への、
                        優しさからそうしたのだった。 


                        情けは人の為ならず

                        自分にできる最大限のことを
                        必要とする人のために・・・


                        赤毛のアンはロバート・ブラウニングの詩で終わる。


                        「春の朝」と言う詩だったと思う。

                        中学の1年生の時の国語の教科書に載っていたから、
                        今でも覚えている。


                        時は 春
                        日は 朝(あした)
                        朝(あした)は 七時

                        片丘に 露 満ちて
                        揚げ雲雀 名告り出で
                        蝸牛 枝に 這ひ
                        神 空に しろしめす

                        すべて 世は ことも無し















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最終更新日  2008年01月24日 01時10分36秒
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