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2024/06/08

YouTube朗読　"【朗読】「剣豪小説短編」秘剣を伝授された武士と女中の身分違いの恋を軸に、藩の命令には背けない宿命と葛藤、怒り、虚しさなど、心の機微を描く！【時代小説・歴史小説／藤沢周平】"

カテゴリ： YouTube

しばらくの間、就眠時にYouTubeの小説朗読を流していなかったんですが、4～5日前にYouTubeで「藤沢周平　朗読」で検索すると「ラジオ深夜便 FM放送局」に新しい小説がいくつかアップされてました。なので、毎夜聴くのですがだいたい同じところ、5分間程度で寝落ちしてしまってました😪😪
そこで、昨夜は既に何度か聴いたところ（苦笑）を飛ばして聴き始めると面白くて最後まで完聴（造語かな？）しますたよ。

その小説、YouTube朗読は↓

"【朗読】「剣豪小説短編」秘剣を伝授された武士と女中の身分違いの恋を軸に、藩の命令には背けない宿命と葛藤、怒り、虚しさなど、心の機微を描く！【時代小説・歴史小説／藤沢周平】"
ラジオ深夜便 FM放送局

物語の途中で、こういう色っぽいシーンって何かで観たよな～～。眩ばかりの美女の御新造さんが自身の身体を代償に願いを叶えてもらおうと主人公に迫る場面。既視感あるよな～～～。
最後の方になってやっと気付きましたわ。この小説、 「隠し剣鬼の爪」 じゃねぇ～～～。

ですが、ＴＶで何度か観た映画『隠し剣鬼の爪』（山田洋次監督、2004年公開）とは前半部分がかなり違うんじゃねぇ～～。映画では松たか子さんが演じた女中「きえ」と主人公の侍（永瀬正敏）との絡み具合が違うよな～～、って思いました。なので、 wikipedia で調べると

>藤沢の人気剣豪小説でもある『隠し剣』シリーズの「隠し剣鬼ノ爪」「邪剣竜尾返し」（『隠し剣孤影抄』収録）と男女の淡い恋愛を描いた人情劇「雪明かり」（『時雨のあと』収録）の3つの短編を基に、東北地方の小さな藩で暮らす秘伝の剣術を習得した武士が、親友の謀反で起こった藩内の騒動に巻き込まれながらも、かつて自らに仕えていた百姓の娘との身分違いの恋に心を揺らされる模様を描いている。

との記載が記載がありました。原作小説の「隠し剣鬼の爪」だけだと2時間の映画にはなりませんわな。原作での女中きえに対する主人公の行動は女性差別、蔑視とフェミナチに批判されるリスクが多少あることも三つの小説を合体・編集した脚本にした理由の一つかもしれません。知らんけど。

"『隠し剣　鬼の爪』予告篇"
松竹シネマPLUSシアター

映画で女中きえを演じた松たか子さん、めっちゃ魅力的です。高島礼子さんの妖しい魅力とは真逆の清楚な魅力全開😍😍
15年くらい前だったかなぁ～～、学生時代の友人が四～五人集まって飲んだ際、なぜか松たか子さんの話になりました。彼女の亭主は著名なギタリスト、音楽プロデューサーの佐橋佳幸氏です。こん時いた友人の一人は音楽業界人で佐橋氏と何度か仕事したことあって知り合いだと言いました。そうすると、松たか子さんが大好きな別の友人が

「そうか、それならお前から佐橋さんに頼んで俺が松たか子さんに会えるように頼んでくれや！」

と音楽業界人に頼みました。当たり前ですが即拒否ですね。知り合いではあっても友人というほどじゃないでしょ、普通。スタジオかライブでの仕事で何度か一緒に仕事しただけのことでしょうからねえ（笑

女中のきえ役の松たか子さん↓

最近アップされた藤沢周平の朗読をいくつか以下に貼っておきませう。ベッドに横になってiPhoneで検索するの面倒くさいので。

"【朗読】「市井小説短編」同情という名の驕慢から目が覚め、“夫婦とは何か？”ということに気づく主人公の姿を描いた感動作！【時代小説・歴史小説／藤沢周平】"
ラジオ深夜便 FM放送局