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取れてしまった道行のホック。針と糸を出して、自分で付けるには・・・細かいテクニックが必要と思っていた矢先、超ラッキーなことが。着付け教室の同級生だったYさんが拙宅に遊びに来てくれました。勘のいい人は、そして私のチャッカリ者の性格をご存知の方は・・・そう! 彼女にホックをつけてもらった、というオチ。着物も針仕事も大好きなYさん。 今はお洋服のお直しのパートのお仕事をしています。 当然! お裁縫はお手の物。 チクチク、チクチク、瞬く間に完成です。 お裁縫の魔法の手って、彼女の手のことに違いない、と納得と感謝。
2006.06.30
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私って、ただの、めんどくさがり屋、なのか、それとも、不器用なのか。 いや、後者は否定したいもの。 だって、女子中・女子高生活で、家庭科の通信簿、10段階評価で、8から9は貰っていた(10でないところがミソ)し。。。 そう、和裁というものが、和裁士さん・仕立師さんの技術がすごすぎる! につきるから、こんな、自答自問をしてしまうのです。ここ数日、夏に向けての着物生活、昨日はu-mixちゃんが拙宅の遊びに来てくれたこともからんで、またまた、タンスの中をゴゾゴソとやっていて、ふと、この冬、1、2回しか袖を通さなかった、道行が出てきてしまった。母からのお下がり、染め直しの道行。 着用して汚したわけでもないので 「秋までしまって置こう」と思っていたけれど、畳紙を開けて、あっ~!! と思い出す。ホックが取れていたんだ!丸洗いに出していたら、お店でも気づいてくれて、ホックの付け直しもして貰えた、とチャッカリしたことを思う。 自分で付けようか。。。でも、取れたホック部分を観察してみると、小さな小さなホックなのに、羽裏(はうら)の生地で「包み(くるみ)ボタン」みたく加工されている。 (なんというのでしょう…包みホック?) だから、ホックの糸を通す穴は覆面(?)されている。 ちゃんと付いているホックをみると、縫い目は1ミリもなく、なおかつ、貫通した裏側には、糸の結び目など出ていない。 羽裏で袷になっていることで、結び目が隠されている。 一体どの段階でホックはつけられたのだろう・・・。 袷(二重)になった羽裏とお表地の、表地だけをすくってホックをつけたのかな…。 にしては、糸の処置、跡形もない…。これは一体?自分で縫うにも、同じような色の糸は手元にないし、このホック1つのために、呉服屋さんに持っていくのか・・・。 えぃ、いっそ白い糸で、縫い付けてしまおうか…。 でも、出先で脱いで、たたむとき、みっともないかな…。洋服のボタン・ホック付けだったら、こんなことございません。 うーーーん、謎が謎を呼び、小さなホックが大きな悩みを生み出していく。私の中のよからぬものが~♪♪♪
2006.06.28
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今日は着付け教室プロ科で同級生だった、u-mixちゃんが拙宅に遊びに来てくれました。 彼女との待ち合わせは、最寄り駅。私は自転車で向ったので、着物姿であらず、彼女は着付け教室の帰りだったので、着物姿でお出まし。丁度、お昼どき。さて、何を食べようか、と駅ビルショッピングモールを着物姿の女子とぶらりぶらり。 その時!おっと、前方から2歳児ぐらいの男の子が! u-mixちゃん足元に急接近!「◎▽◎■%~」(おぅわぅわぉぅあ~)↑彼の言葉にならない、驚き(の表現)目をパチクリして、お口もポカンとあいて、とにかくキョトンとびっくりした顔。あまりにも可愛い表情。 めちゃくちゃ可愛い! 可愛すぎる!お母さんが「すみません。」と謝る中、私たちは、可笑しさに受けてしまった。その、0.5秒ぐらいの表情。そして、彼はu-mixちゃんを見た直後、数秒興奮してお母さんに、その驚きを伝えようとしたのです。そう、きっと!! 彼は生まれて初めて、着物というものをみたのかも!u-mixちゃん 「可笑しかったね~あの子。 着物姿の人なんて、見ることなかったのかも。」私 「そうだよ、きっと、あの興奮は! いきなり、足元に壁みたいな(u-mixちゃんはおばあさまから譲りうけた、茶色の紬を着用)空間が目の前に現れたから、びっくりしたんだよ。」私たち 「可愛いよねぇ~」 (爆笑) 小さな男の子の衝撃?! それとも感動?そんな 「ウブい」(初心な = うぶな) ココロ、いつまでも持っていたいものです。
2006.06.27
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着物関係の葉書や封書って、沢山来ます。 展示会のご案内だったり、衣更えの季節だったら、丸洗いなど悉皆のキャンペーンのご案内だったり。 でも、今日はそれともちょっと違った封書が届き、なんだか、じ~んと嬉しくなりました。それは、青梅にある「青梅きもの博物館」からのご案内。 母体となる駒込和装学院と学校報といっしょのもの。 でもその封筒の差出人(印刷)の横には手書きで博物館の鈴木館長のお名前が添えられていました。私は漠然と「着物が好き」とか何をどうしたらよいのか、分からないまま「着物をきて幸せそうな笑顔を沢山見たい」と模索していた日のこと。(当然、今も相変わらず!)そんなとき、お伺いしたのが昨年の残暑のころ。 こんな風光明媚な「東京」があるなんて! と驚きを隠せないまま、お会いしたのが青梅きもの博物館で鈴木館長ご夫妻。 和裁学院から、私財を投じてのきもの博物館の開館、運営、皇室縁の着物や展示物の数々のお話。ご高齢ながら、かくしゃくとされていて、日本の伝統、民族衣装、服飾文化を未来に伝えることをされていて…なんというか、日本の、それも戦争中、日本を支えた「気骨の人」そんな存在。 とても素敵な、故郷(ふるさと)みたいな場所です。 是非、是非、青梅きもの博物館に遊び行って見てください!
2006.06.22
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もし、お友達のお家に遊びにいって、そのお家の壁紙が龍村の織物だったらどうしますか? あまり和装に興味のない方のために龍村のこと簡単に解説すると…龍村は「龍村の帯」といえば、着物好きの方だったら、「あ、素敵。 あれね、あんな感じね。」と通じちゃうぐらいの伝統のある高級織物。茶道を嗜むかたなら、身近に感じることでしょう。そんな織物がお家の内装に使われていたら… びっくりですよね。(笑) 先日、着物のこと、茶道のことのお姉さま的存在のYさんから「お家の壁紙と天井を張り替えたいのだけれど、どこかよいリフォーム業者さん知ってる?」とメールを頂きました。 父の仕事関連で壁紙・内装のリフォームの知識は多少知っているので、参考情報と「リリカラ」のウェブサイト情報を返信しました。早速Yさんからお礼のメール。 その中に Yさんメール: 「以前、呉服ネットショップの、I 女将(Yさんと私さんとの出会いのご縁となった、面倒見のよい方)に『龍村の壁紙はどう?』っていわれたけど…」 読み進む私の内心:それで、それで? (そんこと普通思いつかないよ! クス。 それに壁紙なんてあるの? なるの?) Yさんメール: 「壁紙の上にカバーしてくらさなくちゃいけないじゃないですかあ~って言ったら、大笑いされました。」 可笑しすぎる! 私も爆笑です。 それにしても、そんなお家にお邪魔した日には、気分は「大奥~華の乱~」。(高級な超和風という意味です。)私も壁紙の上にカバーしちゃうことでしょう。私はこういう発想の I 女将も(きっと真顔で提案したことでしょう)、Yさんも大好きです。メールの最後には「リリカラのサイト(ウェブカタログ)で遊ぶ」とありました。 わたしもこのブログを書くの調べた「龍村美術織物」で見つけた龍村ITギャラリーで思いっきり遊んじゃいそうです。
2006.06.12
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今日は誕生日。ここ数年、これだけ歳を重ねてしまうと、開き直りの感も、無きにしも非ず。 でも、毎年、誕生日を向えるときに思うことは、「歳相応」でありたい、ということでしょうか。「それならもうちょっと、精神年齢を上げるように」と同世代の友人たちからの辛口の祝辞を頂くような。あれ、空耳? さて、頂いたといえば、誕生祝ということで、とある方から、名古屋帯を頂いたのデス。こういう、和装関連の大きい(?)プレゼントは初めて!え~、嬉しい! (涙) の一言です。夏帯の揃えは少ないからなお更。 大切に使わせて頂きましょう。贈ってくださった方のセンス(私の着物に合いそう)に感謝。さて、さてどなたから、もらった帯でしょう。実は… 呉服屋の跡取り御曹司? 1月に着物でデートしたあの人? (笑-どうなったの?と照会あり)それとも、それとも。そんな思わせっぷりは「やめろー」といわれちゃいそうですが、そう、わたしのブログタイトルは「恋するきもの生活日記」その「恋する」はいったどの言葉にかかる(形容詞)なのか。「恋をしている」「着物好き」(人)の意なのか、はたまた、「きもの」に直接かかる、着物そのもの恋愛をおびき寄せる勝負系パワーの意なのか。トリンプのヒット商品「恋するブラ」のような撫松庵、ユニクロの「恋する浴衣」というような。 実は本人もよく分かってない…きもの生活日記です。
2006.06.09
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実はここ数ヶ月…男性にとって「ふんどし」ってどういうものなんだろう?と思っていた! (激白) そして、今日は「おおっー」と更に「ふんどし」の威力(機能)を目の当たりにすることになり。***以前、早坂伊織先生の男性きもの指南書「男、はじめて和服を着る」を読んだ時には、「ふんどしを締めると気持ちが引き締まり…日本男児として」といった「キモノの時はふんどし」の薦めの内容があって「へぇ~」って思っていた。最近では、着物を始めた男友だちが「たんす屋」さんの男性着付け入門講座に通った時、カリキュラムに「ふんどしの締め方」(当然、パンツの上からデス)があったと聞いた時。さらに好奇心がわいた。(注: 私のふんどし願望でなく、着物 X ふんどし = 精神的効果 にです。)なぜなら、友人の感想は「何か、気持ちがピシってするというか。」だって。 普段は、とてもとても日本男児、きりりとした男性じゃないのに!更に更に最近では、「独身王子に聞け!―30代・40代独身男性のこだわり消費を読む」というトレンドとマーケティングの本(真面目な本です。 だって、日本経済新聞社から出版だもん。)を読んだ時。読み進んでいくと、こだわりの男性の中には、ふんどしを「クラッシック パンツ」として購入する人がいる、といった記載が。 「独身王子」(昔でいう「独身貴族」)たちは、流行や独自のライフスタイルをもった人達のよう。 ??? 更に「ふんどし」たるものに好奇心が…。 いったなぜ? (笑) でも、身近でふんどしを締めている人なんて、聞いたことも見たこともありません。ところが今日…***父がふんどしを締めていた!といっても、実際には「締めされられていた」といった方が正しいのですが。私の父、消化器系の病気を患って入院中。今日は処置(開腹ではないけれど手術準ずる治療)の日。 手術用の患者服に着替えをする時のこと。 看護師さんが「白い布っきれ」を置いていった。 不織布で出来ている。「パパ、何これ?」「ふんどしだよ。 処置のときはこれを履くんだ。」ええ~、何それ?! っていう娘の驚き。と、いうのも、父の過去5年間、15回に上る入院体験の中、わたしがその着替えに居合わせたのは今日が初めて。 娘の知らないところで、父は何度も何度もふんどしを締めていたとは。 それにしても医療の現場でも、ふんどし(もどき・スタイル)が用いられているとは。日本の伝統の知恵はすごい! そして違った点で、また好奇心が。外国の医療現場ではどうなっているんだろう?わたしが盲腸の手術をした時 (当時7歳)って、そんなふんどし穿かされたっけ?女性患者が手術を受ける時も、まさか、ふんどし? いやだな~、手術が必要な病気にはなりたくないよ。いや、ふんどし は 着物、日本の和装文化から来ているのだから、女性患者の場合は、もしかして湯文字(ゆもじ)???いや、ないないない、それだけは、きっと。注) 湯文字とは、女性和装用の下着のこと。 これまた、私は呉服店でも、大手デパートでも販売されているのでさえ見たことない、幻の下着デス。 愛用されている方も聞いたことないのですが。 どなたか、その秘密を。
2006.06.08
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着物の世界は色彩夢幻。----例えば「お若い方(注)が、地味な色目のお着物をお召しになると、かっこいいわね。 素敵ね。」 と、年配の方にちょっとばかり褒められたりする。 洋服のセンスを持ち合わせたままで、着物と「お付き合い」を始めた私は、クールとか、地味といわれる色目の着物が好き。それが、わたしのセンス。 だから、リップサービスの入ったお世辞かもしれなけれど、そう受け止めてきたし、20代のお嬢さんじゃないのだから、振袖に対しては当然、そしていろいろな色彩が散りばめられた小紋であっても、自分が着るには「こっぱずかしい」ずっとそんな気がしていた。 親切な友人が「ちょっとばかり古くなるけれど、着物の新聞広告だよ。」と5月25日付の日経新聞掲載のCanon プリンターの全面広告をくれた。「わぁ~、キレイ」と思わず声を上げてしまった。華やかな、染め着尺、小紋の世界が繰り広げられている。キャッチコピーの「色彩夢幻」とはよく言ったもの。「あっぱれ」の一言。本物でない、たかだか紙媒体の広告に魅せられてしまうのも、我ながら情けない気がする。けれど、着物の展示会では、手にとって染色と染織の匠の技を見ることがあっても、この写真のアングルのように、俯瞰(ふかん)することはない。だからなお更、畳のキャンバスに繰り広げられた着物の色彩美の世界に驚く。着物協力は「千總(ちそう)」…老舗中の老舗。 ---兎角「地味っこ着物女」の傾向の私。意外なことから改めて、着物の色彩夢幻に、目から鱗が落ちた感じでした。--- (注) 社会的には決して若いとはいえない私でも30代後半の女性は「着物好き平均年齢」を元にすると若年層に分類されるのです。(笑)
2006.06.07
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この春に大学コンソーシアム京都【夏期集中セミナー】京都学園大学講座(社団法人全日本きもの振興会寄附講座)の「きもの学」の受講申込みを出していました。受講希望者多数の場合は書類選考があるとのこと。提出書類には、A4一枚程度の志望理由の作文もあったのです。そろそろ、事務局から受講申込みの結果があるはずだったので、おいおい、まだ9月上旬の決まっていない京都滞在でしょー、単衣の季節に暑ければ「絹紅梅をきちんとキチンと着こなしすれば許されるかしらん」と京都に持っていく(和装伝統文化の聖地じゃない!)つもりで、誂えてしまった私は内心、「京都行きは実現するのかしら」とそわそわ 者だったという。そして今日、「きもの学受講審査結果について」の封書が到着。 わーい、私でも、いっていいのね!? という感じ。 (^^) 2週間に渡る、この講座。さすがに全講座受講のため2週間京都滞在とはいかないので、9月8日からの発展講座を受講予定です。服飾評論家 市田ひろみ先生や人間国宝 北村 武資先生のお話を拝聴できるといった、なのに本当に5000円でよいの? という素晴らしい講座。「とんちゃん(わたしのこと)、きもの学 って知っている?」と情報を教えてくれた、Yお姉さまに感謝。さて、京都。わたしはとっても久しぶり。受講可のお許しがでた今、京都で美味しいものを食べること、京都散策したい場所、など実は「きもの学」の「放課後」のことが気になっている。。。(笑)
2006.06.06
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春先に私が「キモノおせっかい」をした(3月29日のブログ)Nちゃんからメールが届いた。 衣替え前から「単衣の着物」のことが頭に浮かんだ時は「そういえば、Nちゃんは、単衣の着物はどうするのかな~。」と気に掛かっていた。 そうしたら今日、Nちゃんからメール > この前騒いでいた単の着物結局購入してしまいました。> 母と祖母と相談して1枚位持っていたほうがいいという結論で。> でも訪問着はとても手が届かず、付け下げで我慢しました。 おぉ~、うぉ~ぉ!! (野獣になったのではありません。 驚嘆の声です。)もぉ、Nちゃんったら、お嬢様でリッチなOLなんだから!Nちゃんはこだわりのお洒落さん。エルメスのバーキンも、フランクミュラーの腕時計(バーキンとどっこい価格)も、その他色々ブランドのすごいものを持っている。 そうよ、だから、やっぱり日本料理のお稽古のために、単衣の着物を持っていていいの。 でも、単衣の付け下げを購入するとは。偉い! 私は持ってないよ、単衣の付け下げは。当然、単衣の訪問着も。 まあ、単衣の訪問着は要らないでしょう。今のご時勢、そんなに訪問着だって着る機会は少ないと思う…。メールは続く。お互いのお誕生日が近いので、週末、ランチをしましょうのお誘い> 東京會舘で三越主催の着物の展示会があります。> ランチ前or後にでも見学など。と。 ふむ「見学」ね。 そう、私「見学」だったらいくらでもついていけるからね!
2006.06.05
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6月に入りました。 衣替え(袷の着物から単衣の着物へ)ですね。 呉服屋のUママから衣替え(染み抜き・丸洗い)キャンペーンの電話があって、そういえば、と思い春先に買ってみた乾燥剤のことを思い出す。 その名も「きものの友」 なんだか「宝塚友の会」みたいなネーミングだわ。(笑) 手にとって、改めて和装用防カビ乾燥剤なるものの効用(使い方)を読んでみると 虫干しの必要がありません。 (メンドクサガリにはもってこい?) 日に干すだけで繰り返し使えます。 (おお! 経済的) 一目で分かる再生シグナル付き (ハイテクちっく?! 湿気をすったらシグナルがピンクなり直射日光に半日当てれば再使用可エコロジー&エコノミー) 防虫剤と併用できます。 (あら、便利?) といった代物。 袋から取り出してそのまま使えばよい(但し、底の方に敷く)とのこと。 注) この販売元のまわしものはありません (笑) お気楽単純者は、この能書に引かれてとりあえず1つ買ってみたのだった。 忙しさにかまけて、忘れていた! 湿度の高いお天気。 うーーーん、当然、とても、タンスの引き出しを開けて、着物の整理整頓ではない。 今、封をきったら、数日内にシグナルがピンクになっちゃうような...。 でも、それこそ、早々に、敷いてみようか...。
2006.06.02
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