へっぽこ院長の独り言

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カテゴリ: 徒然に






ある日突然潜在能力はあらわれはしない。

                    (勝沼 精蔵)


妻は、やさしくされることを望んでいるだけではない。

やさしい心で理解されることを望んでいる。

                         (瀬戸内 寂聴)




夕方、かみさんが部屋にやってきて、
『夕日がきれいだよ』と声を掛けた。
『携帯で撮ってきてあげるね』と、私に見せたくて写してきてくれた。



6月17日
仕事中、思いついたことをブログに載せようとノートパットに打ち込んでいるが、仕事の合間なのでとぎれとぎれになってしまう。リハビリが終わってから残りを打ち込もうとすると打てなくなってしまう。調べた資料も纏められなくなり、昼間打ち込んだ思いや考えがコロコロと変わっていく、思いや考えはとどまらない。1日・1時間・1分・1秒刻々と変わっていく。歩くためには何かを犠牲にしなければならない。仕事をするには何かを犠牲にしなければならない。どれもこれもと欲張ることは許されない。日々の体調や身体の動きで心は振り子のように揺れ動く。支え無しで立てない、トランスがへたになった。 そんなこと で・・『仕方ないじゃない、障害があるんだから、 そんなこと 気にしない方が良いよ』。そんな言葉は慰めにはならない。 そんなこと の狭間を生きている。退院してから1年半経った今、トイレに一人は入れるようになった、しかしお尻は拭けないオシュレットは有り難いがベットに戻らないとズボンはあげられない。お風呂にも入れるようになったが、身体は洗えないし浴槽からでれない。車椅子からの横トランスも出来るようになった。ベット上でも寝返り起きあがりも出来るようになった。しかし、立てないし歩けない。なのにそれを望むのか、出来ないことを望んでいる訳ではない、国リハにいたときに歩行器で十数メータ歩行できるまでになっていたのに、退院間近の時に感染症を患い手術、退院した時にはトランスさえ困難だった。賽の河原で積んだ石山が崩れたようにまた積み直してきた、どれだけ積めばいいのだろうか。失礼な話しだが、これで良く歩かれているなと思う人たちがいる。私には何が足らないのか、何が邪魔しているのかわからない。いつも、心は揺れ動く。落ち込むことはないし卑屈になることもない、人をうらやむこともないし、世も運命も恨むこともない。そんな暇もない。何故?が知りたいだけだ。そんな思いが日々頭を駆けめぐる。



頸や肩周りにも筋肉がかなりついたし、足にもかなりつき太腿は太く割れているのにそれでも歩けません。泣き言ではなく、ありのままをお話しました。頸の神経を痛めた者は、こんな感じなのかと察して頂ければ幸いです。
明日も、元気に仕事をしていると思います。



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最終更新日  2007/06/18 01:23:15 AM
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