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【西洋陶器を求めて】
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ヴェルデ0205 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! こんばんは。 今日は夏日になったようです…
mimi2385 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! こんにちは なるほど勉強になりました 本…
jun さん @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! 今日はヘルパーさんも訪問看護師さんも来…
みぶ〜た @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! 今晩は 今日は気温が上がり、11月とは思…
mogurax000 @ こんばんは New! >鳥が少なかったのはなぜでしょうね。 鳥…
いわどん0193 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! ●11/17 ぽぽ、完了しました ^^^)/
flamenco22 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! こんにちにゃん^^ いつもありがとうです…
neko天使 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! こんにちは。 いつもありがとうございます…
和活喜 @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New!  新事実……驚きと興奮ですね。(^-^)  こ…
あくびネコ @ Re:【衝撃】 高見彰七はふたりいた!(11/15) New! こんにちは。 いつもありがとうございます…

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2012.09.22
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カテゴリ: ***** 伝記 *****


なるほど、この猫は3歳らしい。

感心していたが、後日、からくりが分かった。
問いかけていた女将が、猫が鳴く数だけ、尻尾をつねっていたそうだ。

また、ある時、カッパの見世物があった。
水を張った大きな桶の中から、時々、カッパらしきものが浮かんでは沈む。

あれは何かと気になり、騒ぎを起こして、桶をひっくり返した者がいる。
二重底になった桶の下に、少女が隠れていて、人形の河童をひもで操っていたと分かった。

見世物小屋は、やれ営業妨害、損害賠償と騒ぎ立て、
桶をひっくり返した者は、詐欺欺瞞と言い返したが、
結局は、田舎の常で、うやむやになってしまった。

・・・

これらは、佐々木喜善の「遠野奇談」からの話。

日本のグリム、佐々木喜善。
柳田國男の「遠野物語」は、佐々木喜善の語る話を聴き取り、書かれました。

しかし、佐々木喜善は借金を抱え、48歳の若さで亡くなります。
そして、柳田國男が民俗学を確立するとともに、佐々木喜善は忘れられていきます。

佐々木喜善、彼は柳田國男に消された研究家。

「遠野奇談」の大半は、「遠野物語」に採用されなかった話。
なるほど、物言う猫や、カッパの見世物は、民俗学の範疇を外れそう。
日本のグリムの語りには、泥臭い、遠野の人々の生活が見え隠れします。

「遠野奇談」は、読みやすい短編集。
みなさんも、読まれてはいかがでしょうか。


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Last updated  2012.09.23 14:32:47
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