【西洋陶器を求めて】 0
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今日、隆盛を極めるアニメーション。その創始者の特定は難しいことです。アニメーションを初めてシリーズ化したのは、ひとりのフランス人でした。その名は、エミール・コールです。当時のアニメーションは、絵をコマ撮りしたものでした。その点で、今のアニメーションとは異なります。1908年の「ファンタスマゴリー」は、「ファントーシュ」を主人公としたアニメーション・シリーズ。その貴重な第1作「ファンタスマゴリー」が、YouTubeにありましたので紹介します。とても貴重なアニメーション。YouTubeに、この貴重な動画があることに驚きます。
2018.02.04
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現在、放送中のアニメ、「クジラの子らは砂上に歌う」に注目しています。以下は、その冒頭の話です。【公式H.P.】 「クジラの子らは砂上に歌う」***果てのない砂の海に浮かぶ漂泊船、泥クジラ。そこは広くないけれど、争いのない穏やかで平和な世界でした。ある者は、外の世界にあこがれました。しかし砂の海はあまりに広く、外に踏み出すことはかないませんでした。穏やかな泥クジラの日常は、ある日突然に奪われます。憧れていたはずの外の世界から、兵士たちが無差別に襲撃してきたのです。虐殺に次ぐ、虐殺。無抵抗な泥クジラの人々は、ただひたすらに虐殺されていきました。相手が子供であっても、虐殺は躊躇なく繰り返されました。「暴力に暴力で返せばキリがない。話し合いで誤解を解くのです。」そう叫ぶ者がいる。「こんな世界は、もうどうでもいい。」ある者は武器を手に、侵略者たちを殺し初めます。しかし、それは抵抗という名の、侵略者に対する虐殺でした。「何も見たくない。このまま目をつぶっていよう。 そうすれば、嫌な物を見なくて済むから。」主人公は友の亡骸を抱きしめ、争いの場で死を覚悟しました。そんな主人公の目の前で、幼い子供たちに兵士の銃口が向けられて・・・。***平和を守るということ。今の日本で大切な、その命題を含むから、この作品に注目しています。若い世代に影響が強いアニメでは、どの様な答えが出されるでしょうか。この作品は、原作も連載中です。そのため、答えはすぐには出されないのでしょう。また謎解き要素もある作品ですから、戦争と平和という命題は薄れる可能性もあります。それでもこの作品に注目するのは、きっと若い世代が戦争と平和を考えるきっかけになるだろうから。若い世代の未来のために、良き答えが導かれることを願います。現実はアニメと違い、間違った選択をしても、やり直しはできないのだから。
2017.10.30
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昆虫にキノコ類の菌が寄生した、冬虫夏草。冬虫夏草は400種類ありますが、そのうち300種類が日本にもあります。日本には、冬虫夏草が豊富にあります。しかし漢方薬で使われる冬虫夏草は、特定の種類に限られます。それはオオコウモリガの幼虫に、菌オフィオコルディケプス・シネンシスが寄生したもの。この冬虫夏草は、日本では採れません。漢方薬の冬虫夏草は貴重ですから、類似品や偽物も出回っています。例えば、カイコの幼虫に人工的に菌を付けた、冬虫夏草の類似品が作られています。冬虫夏草の取引価格は、その重さで決まります。そのため、冬虫夏草に金属を混ぜたり、液体を注入して重くした、悪質なものも流通しています。偽物や金属入りの冬虫夏草が、体に良いわけはありません。健康のためと思って飲んだ薬で、体調が悪くなるかもしれません。冬虫夏草は、薬か毒か。いずれにしても、気味悪い冬虫夏草を、私は飲みたくはありません。***************※ 例えば下記の商品は、カイコの幼虫で作った冬虫夏草の類似品です。 商品の説明でも類似品として紹介されていて、悪意のある商品ではありません。
2017.10.07
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仏教で動物を食べることを禁じられた頃の日本。それでも人々は、肉が食べたくてたまりませんでした。そこで人々は、動物の肉食をごまかす方法を考えました。例えば、ウサギの数え方は「一羽、二羽」。これは羽の様な長い耳を持ち、飛び跳ねるウサギは「鳥」だとごまかしたもの。ウサギは鳥なので、動物を食べてはいないとごまかしました。空飛ぶムササビやモモンガも、鳥と見なしました。さらに、ムササビが年取ると「ももんじい」になり、それも食べてよいとされました。実は、ももんじいとはイノシシのこと。ももんじいは、イノシシを食べたい欲望からに生まれた妖怪。さらにイノシシの肉は「山くじら」。魚なので、食べてよいともされました。くじらは魚ではありませんが。イノシシ肉は「ボタン」とも呼ばれます。シカ肉は「もみじ」、ウマ肉は「さくら」。いずれも、植物なので食べて良いのです。ごまかしながら、食べる肉。厄介なごまかしに、今も数え方や呼び名は混乱しています。ウサギの数え方は「一匹、二匹」。それで良いではないでしょうか。【以前の日記】 「扇じゃないのに - 孔雀 -」
2017.08.30
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今では台湾ラーメンも、全国的に有名になりました。名古屋で考案された、台湾ラーメン。激辛が苦手な私は、以前はあのお店の青菜炒めが好きで、台湾ラーメンはそのおまけでした。ましてや、今では激辛な台湾ラーメンを食べることはありません。ただ、世の中の激辛志向に驚くばかりです。台湾にはない、台湾ラーメン。その名の由来は何でしょうか?あの台湾ラーメンのお店の店主は、台湾の担仔麺(タンツーメン)を作ろうと思いました。しかし結局は、名古屋の好みに合わせて辛いオリジナルのラーメンを作りました。当初は台湾料理が由来だったので、その料理を台湾ラーメンと名付けたそうです。イメージで、名前が付く。まるで芸能人の様な名付け。ところで、ベトコンラーメンの名前の由来は何でしょうか?
2017.08.18
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この夏の強い陽射しは、いつもより人の影を色濃く地に映す。真昼の短く、しかし濃く黒い影を見て、腕の時計で時を知る。影が時の流れと縁深いことを、猛暑の夏だからこそ実感する。かつて人は日時計を使い、時の流れを数に刻んだ。東から南、そして西に動く太陽は、日時計の影をゆっくりと右回りで動かす。右回りに影が動く日時計を真似た機械式時計は、その針の動きも右回りでコピーした。今日の時計が右回りなのは、日時計の影の動きに由来する。日時計の影が右回りなのは、しかしそれは北半球のこと。南半球の日時計では、左回りで影が動く。もし機械式時計が南半球で発明されていたならば、きっと時計は左回りになっただろう。地に映る影を見る。天を仰ぎ、再び見た影が色薄く感じるのは、眼に入った汗のせいだろう。時の流れが遅いのを、腕の時計で認識する。影が揺れるのを感じつつ、涼を求めて移動する。早く木陰に隠れよう。これ以上、影が揺れるその前に。影が回り始める、その前に。今年の夏は、熱中症の夏だから。
2017.08.05
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街でハイブリッド車を、とてもよく見るようになりました。2017年1~6月の自動車の販売ランキングを見ましょう。1位: トヨタ プリウス 263~311万円2位: 日産 ノート 140~246万円3位: トヨタ C-HR 252~291万円4位: トヨタ アクア 176~206万円5位: ホンダ フリード 226~275万円ハイブリッド車は、高価格の車です。それがこれほど多く売れるのも、日本が豊かになった証なのでしょう。でも、なぜでしょう。今よりずっと安価な車にあこがれていた、そのころの日本は、今より遥かに輝いていた気がします。
2017.07.15
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19世紀、イギリスで発明された段ボール。発明者はエドワード・チャールズ・ヒーレイとエドワード・エリス・アレンでした。段ボールは、当時はシルクハットの内側に取り付けて使われました。帽子の内側の通気と汗取りをねらいとして。段ボールが箱として使われ出したのは19世紀末。本格的な段ボール箱の流通は、20世紀になってからのことでした。軽くて強い段ボール。通気や汗取りとは違う魅力の発見が、私たちが今も使う段ボールの誕生につながりました。それまでとは、違う魅力を見つけ出す。新たな道を歩むには、それは人にも求められることなのです。
2017.07.05
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パワーストーンとして扱われることも多い、水晶玉。光を屈折させる力に、人は神秘を感じるのでしょうか。世界最大の水晶玉は、アメリカのスミソニアン博物館(国立自然史博物館)にあります。その大きさは、直径32.7cm,重さは48.5kgもあります。この水晶玉の原産地は、ミャンマー。カットは中国、仕上げの磨きは日本で行われました。その製作には、1年半もかかったそうです。日本の水晶加工の技術は優秀です。その技術の素晴らしさは、ウィーン万国博覧会への日本製水晶玉の出品で有名になりました。1873年のことでした。水晶玉加工の技術は、今ではレンズや水晶振動子の加工技術に生かされています。伝統技術から、ハイテク技術へ。匠の技術は、今も受け継がれています。 「世界最大の水晶玉」 ※ ウィキペディア フリーライセンス画像より
2017.06.24
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ラジオのDJが歌っていました。「おらは♪ ジンディ・ローパーだ♪」と、「帰って来たヨッパライ」のリズムで。何かと思えば、今日はシンディー・ローパーさんの誕生日。記念日ということです。シンディー・ローパーさんと聴くと、東北の震災を思い出します。被災地のチャリティに、彼女は尽力してくださいました。親日家のシンディー・ローパーさん。これからもご活躍を。
2017.06.22
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街中に高くそびえる、時計塔。高く文字盤を置く時計塔は、遠くからも見ることができます。それゆえ、街のシンボルとして存在します。しかし、時計塔が高くなったのは、遠くから時刻が見えるようにするためばかりではありません。時計塔には、高くならなくてはならない理由がありました。時計塔は正確に時刻を刻むために、歯車を一定の速度で回す必要がありました。その回転力を得るために、おもりを吊り下げ、その落下する力を使っていました。おもりの力を使うには、おもりが落下する高さが必要になります。そのために、時計塔は高くそびえることとなりました。時計塔の高さはやむを得なかった、欠点のひとつでもありました。おもりを使わなくなった現在でも、時計塔は高くそびえます。今日では、時計塔は高さに、シンボルとしての意味を見出したのです。あなたの思う自身の欠点は、見方を変えれば長所に変わるかもしれません。時計塔が高さというその特徴に、別の意味を見出したように。
2017.05.23
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「柿の葉寿司」を戴いた。贈り物に柿の葉寿司を選ぶとは、まさに奈良県民の鏡の様な御方である。ありがたく戴こうと箱を見ると、そこには「さば・さけ 詰め合わせ」とある。そうなのだ。魚の「鮭」は「サケ」と読むのだ。鮭は「サケ」とわかっていても、私は「シャケ」と呼んでしまう。「サケ」と読むと、食べると酔ってしまう気がする。「酒」と「鮭」は、アクセントが違う。「酒」は「ケ」にアクセントがあるが、「鮭」は「サ」を強く読む。この「サ」のアクセントが難しく、「シャケ」になってしまう。それとも、私のアクセントの認識がおかしいのだろうか。そもそも「シャケ」と入力しても、「鮭」と変換されるではないか。「鮭」は「シャケ」でも誤りではないのかもしれない。もっとも、私が使うPCもなまっている可能性は否定できない。鮭が「サケ」なら、甲殻類の「シャコ」も「サコ」と読むべきではないだろうか。同じ魚介類として、統一感が欲しいものだ。さて、何の話をしていたのだろう。柿の葉寿司の話だったはずだ。箱ばかり見ていないで、急いで戴かなくては。柿の葉寿司の賞味期限は、長くはないのだから。
2017.03.18
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「さるぼぼ」の色の種類も増えました。しかし、本来の色は赤色です。赤は天然痘(疱瘡)にかかった人の肌の色を示します。かつての天然痘は、不治の病として恐れられました。そこで人々は、人形を身代わりにしました。赤い人形を用意して、人形に病魔を取りつかせようとしたのです。赤色の人形を「赤物」と呼びます。奈良でも赤い「くくり猿」があります。金銀、オレンジ、ピンクに、黄色。天然痘が撲滅された日本では、もはや赤いさるぼぼは不要なのかもしれません。喜ばしい、医学の進歩。でも、それで変わる文化には、やや寂しさも感じます。
2017.03.03
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価値がない意味の「二束三文」は、「二束」と書く様に教わりました。しかしどうやら、「二足三文」と書いても良いらしい。二束三文の語源は、二足で三文の安い草履があったことらしい。語源が草履なので、「二束」より「二足」が相応しく思います。三文は100円に満たない金額。なるほど、草履が二足で三文は安価です。ところで、「早起きは三文の徳」とも言われます。早起きを推奨する言葉のはずですが、三文では魅力不足。「二束三文」で三文の安価を強調されては、なおさらです。草履を二足売っても、三文。早起きしても、三文。わずかな金額でも、収入を得るのは難しいもの。金銭は使うは易く、得るは難し。三文の教えで先人が伝えたかったのは、そういうことなのでしょう。
2017.02.19
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どうやら地域によって、よく飲まれる胃腸薬は違うらしい。ラジオで、奈良県でよく飲まれる胃腸薬は「陀羅尼助(だらにすけ)」と言っていました。たしかに、奈良県吉野付近では、陀羅尼助の看板を目にします。愛知県では、周囲の人は「百草丸」を飲んでいました。長野県の薬ですが、東海地方でも親しまれているようです。西日本育ちの私は「正露丸」。評判悪くもありますが、やはりなじみの薬です。皆さんの地域では、よく飲まれる胃腸薬は何でしょうか?【日記】 「コレクションのおすすめ - 正露丸のラッパ -」
2017.02.17
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かつて、稲荷寿司の中身は”おから”でした。今では鮨飯を油揚げで包む、稲荷寿司。かつては、おからを包んでいました。おからを包んだのは、稲荷寿司が天保の飢饉の対策として考案されたからです。稲荷寿司の名称は、もちろん由来は油揚げ。お稲荷様、つまり狐の好物が油揚げとされていたから。そのためか、かつては「狸寿司」というのもあったそうです。すぐに狸寿司は廃れたそうですが。その狸寿司とは、どんなものだったのでしょう?関東では、たぬきそばは、天かすが乗ったそば。しかし、天かすでは上手く寿司になりません。大阪では、たぬきそばは、油揚げが乗ったそば。油揚げでは、稲荷寿司と同じになります。みなさんなら、狸寿司とは、どんな寿司を想像しますか?
2017.02.13
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「魏志倭人伝」には、日本人の2種類の挨拶が登場します。ひとつは、おじぎ。貴人に会うと、ひざまずき、あたまを下げておじぎします。もうひとつは、柏手。貴人に対して、手を打って挨拶します。弱点の頭を下げるおじぎは、無抵抗を意味します。武器を持たないことを示す柏手には、その音で相手の魂を揺さぶって、活力を与える意味もあります。今では柏手は、神社でのみ行われます。荷物を持って歩く時は、柏手が打てないために廃れたと思われます。弥生時代から続く、おじぎと柏手。友好を示す挨拶の習慣は、これからも忘れないようにしていきたい。
2017.02.01
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節分には、恵方巻。今では恵方巻は、豆まきを上回る節分の行事だと言います。これほど恵方巻が浸透した理由は、コンビニの商品戦略の成果。コンビニが大々的に恵方巻を販売したから、これほど日本で風習化したらしい。恵方巻の浸透は、バレンタインのチョコにも似ています。新たな風習の陰には、メーカの販売キャンペーンがあります。ハロウィンも浸透してきましたが、この背景にもコンビニなどの販売キャンペーンの影響もあるでしょう。もっとも、大人たちのコスプレには、アニメブームの影響もありますが。日本の文化は、販売戦略で変わるらしい。新たな文化の創製は、悪いことではないでしょう。ただ、それによって豆まきの風習が消えてゆくことが、寂しくもあります。だから、恵方巻では鬼は追い払えないと、私はそっとつぶやくのです。【過去の日記】 「我輩は鬼である - 節分 -」
2017.01.30
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あけましておめでとう。皆さん、お正月には、そう言い交わしました。お正月のおめでとうの挨拶に、誰も疑問を感じる人はいません。本当にめでたいのかと、不思議に思うことはありません。お正月の”おめでとう”は、言霊信仰に根ざしたもの。おめでとうと言うことで、本当にめでたくなるよう、呪文を唱えているのです。これからめでたくなるよう、幸せになるように、おめでとうと言うのです。だから、旧年中に不幸があっても、おめでとうと言ってあげるべきに思えます。しかし、そうはいきません。言霊は相手の気持ちを思う言葉ですから、やはり不幸があった人にはおめでとうとは言えないのです。不幸を忘れ、前に向かえるようになったなら、そっと呪文を唱えてあげたい。これから、幸せになりますように、と。
2017.01.25
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古い日本の洋装の礼服は、燕尾服かモーニングでした。ところが、明治初年以降は、シビル・コートばかりが入ってきました。シビル・コートは、最も下級の宮廷使用人が着ていた服。礼装とはされない服でした。しかし、日本で流通しているのはシビル・コートばかり。日本人は、仕方なくシビル・コートを着るようになりました。このシビルがなまって、「背広」になりました。最近では、背広の呼び名も廃れてきました。多くの人は「スーツ」と呼びます。シビル・コートから背広、そしてスーツに。洋服というものは、デザインばかりではなく、呼び名にも流行があるようです。
2017.01.23
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祝いの席の魚は「尾頭つき」。必要のない尾や頭も料理に出すのは、「完全」を求めるから。完全とは、人生を全うすることを意味します。料理に出す時、魚の頭は左で、尾は右側。これは、文字を書く順序と同じです。漢字の「一」を書く時、筆は左から右へ。この順序で、頭が左で、尾は右へ。日本の順序は、基本は左から右。注連縄は地方で違いますが、これも基本は左から右。文字の書き順が、日本の順序を決めています。わかりやすい、この順序。もう、間違えることはありませんね。
2017.01.17
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鏡餅は「飾り餅」。飾り餅がなまって、鏡餅になりました。形が鏡に似ているからとも言われますが、名前の由来は飾り餅。そして、餅は「もちいひ」。つまり持ち歩く食料、もちいひ(餅飯)です。餅は携帯の食料ですから、飾り餅は特殊な餅でした。鏡開きでは、鏡餅を砕きます。砕いた餅を食べ、歯の健康を祈ります。これは「歯固め」とも呼ばれます。鏡開き、どんど焼きも終わりました。歳神様も、帰って行かれたようです。いよいよ、今年も本格的に動き始めます。鳥年は荒れる年とは言いますが、今年が良い年でありますように。誰もが笑顔でいられますように。
2017.01.15
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かつて日本には、居酒屋はありませんでした。お酒は本来、ハレの日に飲む神聖なもの。神事や冠婚葬祭でのみ飲まれました。変化があったのは、江戸時代。居酒屋は、江戸時代に登場しました。江戸時代、酒屋が酒の味見用に、少量の酒の立ち飲みを始めました。それがいつしか、つまみも用意され、居酒屋に変わりました。今日、居酒屋があるのは、江戸時代の先人のおかげです。酒は、神聖なもの。だから私は、酒を飲む。身を清めるため、酒を飲む。江戸時代の先人に、感謝しつつ、酒を飲む。
2017.01.10
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歳神様が嘆いています。依代(よりしろ)がないと、歳神様がぼやいています。お正月、歳神様は誰もの家に訪れます。人々に生命力と運気を与えるために訪れます。その時に、依代とするのが門松ですが、その門松がないと、歳神様が嘆いています。誰もいないと、歳神様がぼやいています。大晦日の年越しは、眠らないで歳神様を迎えるのが、歳神様への礼儀。しかし最近は、家族が誰も迎えないで、海外旅行で不在だと、歳神様が嘆いています。帰れないと、歳神様がぼやいています。1月7日、遅くとも15日には帰る歳神様。15日はドンド焼きの煙に乗って、歳神様は帰ります。ドンド焼きでは注連縄を焼きますが、その注連縄さえないと、歳神様が嘆いています。門松、眠らずの年越し、注連縄、ドンド焼き。いずれもなくては、歳神様が困るもの。お正月の、文化の意味を忘れないで。歳神様を困らせないで。
2017.01.03
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どうしてか、不思議でならない。かつて日本は、数え歳だった。生まれるとすぐに1歳、正月が来ればひとつ歳をとる。数え歳が数えるのは、”魂”の数。生まれた子には、当然だが魂がある。だから数え歳では生まれてすぐに1歳で、魂のない0歳の子はいない。正月が来ると年をとるのは、正月に魂を得るからだ。魂を取り入れるために、餅を食べる。餅は米の精霊、つまり魂が宿る神聖な食べ物だからだ。つまり、正月が来るたびに、私たちは餅を食べて魂を得る。年々、魂の力に満たされ、英気が養われるはずなのだ。それなのに、なぜだろう。歳を重ねるたびに、英気が失われてゆく気がする。魂が失われてゆく気がする。正月には餅もしっかりと、食べているにも関わらず。そういえば、正月はお年玉の時でもある。お年玉も本来、"年の魂"。つまり、お年玉は魂なのだ。あぁ、そういうことなのだ。正月は親族の子供らに会うたびに、お年玉を取られてしまう。大切な魂を、子供らに取られてしまう。いくら餅を食べても、魂が減ってゆく。そう、それが理由なのだ。正月に、子供らが笑みに満ち、大人たちの英気が失われてゆくのは。
2016.12.21
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頑寿とは、119歳。「頑」は「元」と「頁」に分かれます。「元」は「二」と「八」に分解。「頁」は「百」に「一」を加え、「八」と組み合わせ。全て足すと、2+8+100+1+8=119。だから、「頑寿」は119歳。頑寿を迎えた人は、ギネス認定では世界で2人。特にフランス人女性のジャンヌ・カルマンさんは、122歳と長生きしました。大還暦(120歳)を超えた、唯一の人物です。かつて、日本人男性の泉 重千代さんは、世界一の長寿120歳とされました。しかし残念ながら、今では認められていません。男性で、まだ頑寿を迎えた人はいません。男性のあなたは、ぜひ頑寿に、ギネス記録にチャレンジください。そして女性のあなたは、もちろん、目指せ人類未踏の130歳!
2016.11.24
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犬猫好きの私は、YouTubeでも犬猫動画を時々拝見します。YouTubeには「秋田犬とおばあちゃん」の動画もあります。更新本数も多い動画なので、ご存知の方も多いでしょう。大きくておとなしい秋田犬と、やさしいおばあちゃんのほのぼの動画。とても残念なことに、9月におばあちゃんが他界されていたことを知りました。今になって、管理人「秋田犬げんき」さんの動画を更新する想いがわかった気がします。単なる犬猫動画なら、秋田犬だけを動画撮影すればよかったのですから。みなさんがブログをそれぞれの想いで更新するように、動画の更新にも管理人さんのそれぞれの想いがあるのでしょう。これからは管理人さんの想いも考えながら、動画を拝見したいと思います。秋田犬が大好きだった「おばあちゃん」のご冥福をお祈りします。
2016.11.03
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先日の「リア充」の日記では失礼しました。皆さん「リア充」をご存知と勝手に思い込んでいました。「リア充」はネット語ではありますが、一般でもかなり使われていました。2011年、女子中高生ケータイ流行語大賞の金賞にも「リア充」は選ばれています。「リア充」は「リアル(現実世界)が充実している」という意味です。ネットなどの仮想空間に対して、現実世界を「リアル」と呼ぶわけです。「リア充爆発しろ!」は、「リア充」をねたんだ人達が使う自虐的な言葉。この場合は、「リア充」は往々にして「彼氏彼女がいる人」を指す場合が多くなります。「リア獣」は「リア充」の派生語。「リアルな獣」、つまり犬猫などの動物を指します。それにしても、まさか「リア充」の説明をすることになるとは・・・。ちょっと恥ずかしい。ネットは問題もありますが、楽しい世界も広がっています。ボーカロイドの歌など、良い曲もあります。ちなみにボーカロイドは、合成音声。「ボカロ」と略され、ボカロで歌う「初音ミク」などのキャッラクターも有名です。今日は私が好きなボカロ曲「ダブルラリアット」をご紹介します。「今の自分って、これでよいのかな」そう感じたら、お聴きください。こちらは沖縄方言版。イケメンボイスですが、何を言っているかわかりません。
2016.10.03
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「リア充爆発しろ」という言葉も、最近ではあまり聞かなくなった。おそらくは「爆発しろ」と叫んだ輩も、いつしか自らがリア充と成り果て、それにも関わらず、爆発義務を果てせていないからに違いない。そもそも少子化の時代だから、むしろリア充は歓迎すべきで、爆発してもらっては困るというものだ。産めよ、育てよ。リア充にはどんどん増殖してもらわなくてはならない。「海保、警察、自衛隊に、心からの敬意を表そうではありませんか」そう叫ぶのが国会では流行らしいが、国の将来を考えるなら、「リア充繁殖しろ!」、そう叫んでもらいたい。どちらの叫びがより赤面ものかは、国民の信を問いたいものだ。今や日本は、空前のペットブーム。猫や犬の「リア獣」にあふれている。やつら「リア獣」は日本国民の総数より数を増し、人に貢がせ、飽食を堪能し、「リア獣」でもあり「リア充」でもある。きみも、もう気づいただろう。爆発的に増えているのは「リア獣」なのだ。そう、リア獣ならすでに爆発していたのだ。
2016.10.01
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「くだらないもの」という言葉の語源は諸説あります。「下る」には「意味が通る」の意味があります。だから、「下らない」は「意味が通らない」、つまり「価値がないもの」の意味になります。これが「くだらないもの」の有力な語源です。関西、つまり「上方」に由来するとする説もあります。上方から他の地域に送る品物は「下るもの」。一方で、関東からの品物は「下らないもの」。かつて関東の品物は品質が悪く、「下らないもの」が「粗悪品」とされたという説があります。関東に品物が粗悪品で「くだらないもの」。これでは関東の方が怒りますね。今日もくだらない日記でした。 ※北野武さんが会長、所ジョージさんが社長の会社の製品だそうです。
2016.09.29
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卓球の技に、チキータがある。手首をひねって打つ、強力な横回転のバックフリック。大きく曲がることから、チキータ・バナナにちなんでチキータと呼ばれるらしい。テレビ放送を見ていて気になった。「あぁ、あのチキータ・バナナにちなんだ名前ですか。」「チキータ・バナナは知っていますが、それが由来ですか。」どの局でも、アナウンサーもゲストも、そうコメントする。私は卓球技のチキータは知っているが、チキータ・バナナという種類は知らない。チキータ・バナナを知らないというのは、世界的にも恥ずかしいことらしい。そこで、こっそり、チキータ・バナナをググってみる。卓球技になるほどだから、よほどグニャッと曲がったバナナなのだろう。しかし、検索結果を見て、驚いた。チキータ・バナナは、バナナの種類ではない。なんとチキータは、日本では(株)ユニフルーティー ジャパンが発売するバナナの商品名!さほど曲がってもない、きれいなバナナ。その特定メーカの商品名チキータを、NHKを初め、世界中の放送局が連呼していたのだ。実に不思議。これで、謎はさらに深まった。このバナナ会社は、卓球界の強力なスポンサーなのだろうか。それとも、この技の考案者のスポンサーなのだろうか。さらに疑いがわいてくる。卓球の金メダルのデザインは、実はバナナなのではないだろうか。それならば、金メダルは、金色より黄色が良く似合う。銀メダルは緑色、銅メダルは何色だろうか。メダルには、こっそりメーカ名も刻印されているかもしれない。今夜は、悪夢にうなされそうだ。夢に出るのは、きっと、バナナ模様の黄色いメダルを満面の笑顔でかじる、バナナ会社の社長の姿なのだろう。
2016.09.11
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本日、8月29日は、私の誕生日です。そして、日本初の銅銭「和同開珎」が発行された、めでたい日でもあります。海外に目を移すと、今日は「洗礼者ヨハネの斬首の日」で祭日です。処刑された日が祝日。これは祝って良い日なのでしょうか。殉教死の日だから、祝日。キリスト教徒としては、その様な意味なのでしょう。日本には「死」を祝う日はないかと思います。これも文化の違いでしょうか。とにかく、8月29日はめでたい日です。
2016.08.29
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アメリカン・コーヒーという呼び名は、アメリカにはありません。薄々気づかれていたと思いますが、これは日本での呼び名です。呼び名以外にも、アメリカン・コーヒーには誤解があります。例えば、その製法。アメリカン・コーヒーは、浅く焙煎したコーヒー豆で入れたコーヒです。決して、お湯で薄めた、水っぽいコーヒーではありません。そのため、アメリカ・コーヒーは、特定の豆が原料と限りません。どの豆からも、アメリカン・コーヒーは作られます。その由来には、諸説があります。ひとつは、ボストン茶会事件で、イギリスからの紅茶の輸入が激減。紅茶に似させたコーヒーとして、アメリカン・コーヒーを作ったというもの。もうひとつは、カーボーイが西部開拓時代に好んだコーヒーというもの。他にも、戦後のコーヒー豆の高騰時、豆の消費量が少ない浅煎り豆がアメリカで利用。それが日本で、アメリカン・コーヒーと呼ばれたという説もあります。いずれも、アメリカン・コーヒーは、アメリカから伝来したとしての説。本当に、アメリカ人がアメリカン・コーヒーを考案したかは、私は知りません。それでも「アメリカ人は水っぽいコーヒーをがぶ飲みしている」と思うあなた。ぜひ、アメリカに滞在して、真実をご確認ください。
2016.08.02
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うさぎの数え方は、一羽、二羽。これは、うさぎを鳥に見立てたため。それは、獣の肉を食べることが禁じられた頃に、跳ねるうさぎを”鳥”と称したための数え方。しかし、不思議な数え方もあります。蝶の数え方は、一頭、二頭。飛ぶ蝶を、まるで獣の様に数えます。海外で蝶を”head(頭)”で数えたためと言われます。さらに鳥なのに、孔雀の数え方は、一面、二面。鳥というより、扇の様に見立てたのでしょう。見掛けで判断された、孔雀の数え方。彼らは物の様に数えられることを、喜んでいるでしょうか。
2016.06.12
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墓参りには、ひとりで行ってはならない。その言い伝えを、私は最近まで知りませんでした。ひとりで行けば、亡者に魅入られてしまう。どうしてもひとりで行きたいなら、人の名を書いた紙を懐に入れておかねばなりません。無知ゆえに、墓参りばかりか、古い墓場巡りを何十回もひとりで行っていました。みなさんにも、何度も墓場の写真を紹介しました。それでも、冥府を彷徨うことなく、無事に帰宅しています。時々、何か写真に写っていましたが。おそらくは、私が亡者に魅入られたのではありません。きっと、亡者が私に魅入られたのでしょう。墓参り、行きはひとりで、帰りはふたり。それが、私の墓参り。ああ、そういえば、墓場巡りのその後は、しばらく、家がにぎやかな気がする。
2016.05.06
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三途の川の渡し賃、六道銭。六道は、天道、人間道、修羅道、 畜生道、餓鬼道、地獄道の六つ。だから六道銭は、六枚の一銭硬貨が要ることになる。17世紀、江戸幕府は貨幣の不足に悩みました。誰もが墓の中に、貴重な銅銭を六枚も持っていくのだから。これに目をつけた商人が、京都所司代の板倉伊賀守勝重に提案しました。「銅銭を六枚も墓に埋めるのはもったいない。 私が木や陶器で六道銭を作って売りますから、 その六銅銭を使うようにお触れを出してください。」板倉伊賀守は、言いました。「なるほど、わかった。 でも、木や陶器の銭を、閻魔大王が満足するかは分からない。 おまえが行って聞いてくる様に。」そう言って、板倉伊賀守は、その商人の首をはねたそうです。この話は、17世紀の後半の「板倉政要」という、裁判説話集に書かれています。「板倉政要」は、講談の「大岡政談」のモデルとなった書物。大岡越前の話の元には、こんな残酷な話もありました。その後、18世紀半ばには、幕府から六道銭禁止のお触れが出されました。それでも、六道銭を墓に埋める習慣が、なくなることはありませんでした。火葬になった今日、六道銭を持たず、あの世に向かう人が増えました。例えば京都の清水寺では、火葬でも大丈夫な、紙でできた六道銭が売られているのに。今頃は、六道銭を持たない人達で、三途の川岸は混雑しているに違いない。忘れぬうちに、六道銭を買っておくことにしよう。さあ、六道銭を持たない人達を尻目に、さっさと三途の川を渡ってしまおう。そして、一番風呂で、血の池に浸かるのだ。ゆっくりと、ゆっくりと、長く、長く。
2016.04.14
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イタリアでは、「17」は不幸の数字。イタリアで、13ではなく、17が嫌われます。イタリアのビルには17階はなく、アリタリア航空機には17列の座席はありません。17を嫌う、イタリアの文化。その理由は複雑です。17は、ローマ数字で”XVII”。XVIIには、「私は生きた」という意味があります。問題は、XVIIの並べ替え。17(XVII)を、6(VI)と11(XI)に分解します。そして”XVII”と並べます。このVIXIは、ラテン語で「私は死んだ」。17は、死を意味する、不幸の数字に変わります。めんどくさい。なぜ、これほど複雑に考えるのか。人の心理は奇妙なものです。4(死)と9(苦)を嫌う、日本文化。計算嫌いの私には、日本文化がちょうどいい。 ※楽天ブログでは、ローマ数字が「機種依存文字」になり入力できません。 そのためアルファベットでローマ数字を記述しました。
2016.04.10
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「奇祭」という本を読みました。日本各地の奇祭が紹介された本です。青森県の「キリスト祭り」、岐阜県の「こじき祭り」、静岡県の「神ころばしと七五膳」、・・・。日本には、変わった様々な祭りがあります。長野県は「道祖神祭り」、石川県は「あえのこと」、「あばれ祭り」、「いどり祭り」。鹿児島なら「くも合戦」に「ボゼ」。奈良県では「おんだ祭り」が紹介されていましたが、おんだ祭りには、私が知る限りでもかなりの種類があります。皆さんの地域には、どんな奇祭があるでしょうか。
2016.03.30
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最近、狛犬の盗難が相次いでいるそうです。被害に遭っているのは、岡山県の備前焼の狛犬。Youtubeにも盗難の被害が、幾つも紹介されています。備前焼といっても、狛犬は明治以降の新作。骨董的な価値はありません。しかも、屋外にある備前焼の狛犬は、大半が損傷しています。割れたり欠けたりした近代の備前焼に、金銭的な価値はありません。それでは、なぜ狛犬が盗まれるのでしょう。石製の狛犬より、軽いという理由はありますが。神社の狛犬を、信心もなく盗む。国内では金銭的価値がない狛犬を、闇雲に盗む。そのことから、一時期の仏像の盗難との類似性が指摘されています。つまり、狛犬の海外への転売です。金銭的な価値はなくても、地域の人々に愛された狛犬。それらの盗難は残念です。犯人が、早期に逮捕されますように。
2016.03.08
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昔から、厠(かわや)には神様が住むと言う。神様ではなく、妖怪が住むという人もいる。厠は日常とは違う、異界なのだ。もし、貴方が夜中に目を覚まし、何度も厠に行くというのなら、その習慣は、早々に改めるのがよい。夜中の厠は、神と妖怪のための場所なのだから。貴方が、それでも禁忌を恐れず、夜中に厠に行くと言うのなら、下記の物をお勧めしよう。詳細は、写真をクリックすれば分かるはず。全3部作。貴方は夜中の厠で、これを使う勇気があるだろうか。禁忌を犯す恐れを知り、それでも話が気になるなら、下記の物をお勧めしよう。これならば、呪われることもない。おそらく・・・、たぶん・・・。
2016.02.28
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2月22日は、何の日でしょう?そう問いかけると、「にゃんこの日」と答える人が多いでしょう。少なくともネットでは、2月22日は猫の日として定着しました。しかし、地域によっては答えが違います。2月22日は「聖徳太子の日」です。旧暦の2月22日、聖徳太子は亡くなりました。妃が亡くなった翌日のこと。そのため、この日は「太子講」の日と決められています。2月22日は旧暦ですから、別の月に太子講を行う地域もあります。1月が太子講の地域もありますが、22日頃というのは共通しています。聖徳太子の墓所は、大阪府の叡福寺にあります。磯長陵(しながりょう)という、直径55mの円墳です。母親、妃とともに眠っています。人語を解する愛犬「雪丸」を飼っていた、犬好きの聖徳太子。2月22日が猫の日になって、太子はどう思っていることでしょう。【聖徳太子御廟・磯長陵】
2016.02.17
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節分に豆をまく。鬼の目を豆で射るから、節分の豆は「魔目」という。小さくても、魔目なら威力があるだろう。これなら安心して、鬼を払える。鬼を祓うのに、威力不足を心配しなくて良い。ただ、魔目を食べても大丈夫だろうか。どうしよう。今度は節分の豆が食べれない。【過去の日記1】 「我輩は鬼である - 節分 -」【過去の日記2】 「鬼は内 - 節分2 -」【過去の日記3】 「恐れるのは 鬼よりも - ヒイラギ -」
2016.01.21
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お正月に使う特別の箸、柳箸。柳は木肌が白く、清浄で邪気を祓います。また折れにくいことからも、柳は縁起が良い木とされています。柳箸は、両端が細く削ってあります。一方で自分が食事をする時、他方で神様が食べるように。柳箸での食事は、神様との食事です。自分が食べれば、神様も食べる。どうりで正月は、よく食が進むと思いました。【過去の日記】 「助け合う - 箸 -」
2016.01.16
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しめなわ(注連縄)は「神の威力を”注”ぎ込む稲藁を”連”ねた”縄”」。注連縄は、大別すると2種類に。一本の稲藁に、藁の切り下げが垂れた「一文字」。そして、稲藁を輪にした「輪飾り」。一文字は、神の結界。家に邪気が入るのを防ぎます。輪飾りは、神の依代(よりしろ)。神様を招きます。一文字が結界で、輪飾りが依代なら、一文字と輪飾りの、両方の注連縄を飾っていたい。そしてできるなら、注連縄を一年中飾っていたい。いつまでも、邪を払い、神様に守って欲しいから。【過去の日記1】 「お招きしましょ - 注連縄 ー」【過去の日記2】 「神社でキョロキョロ - 注連縄(しめなわ) -」
2016.01.14
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パチンコ玉を、甘く見てはいけません。ビー玉と同じくらい曖昧に思う、パチンコ玉。しかし、遊技用と侮ると、意外に厳格に規定されているものです。一般社団法人遊技球製造協会では、パチンコ玉を厳格に品質規定しています。寸法は直径11mm、質量は5.4~5.7gを守らなくてはなりません。また色は、銀色または金色となっています。金色のパチンコ玉もあるようです。ありふれたものも、厳格に品質管理。製品を支える技術は、遊技用でも厳格なものです。・・・・・・・・・・「国家公安委員会規則」遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則(昭和六十年国家公安委員会規則第四号)別表第四 ぱちんこ遊技機に係る技術上の規格(第六条関係) 構造に関する規格 イ) 遊技球には、直径十一 mm の玉を用いること ロ) 遊技球には、五・四 g 以上五・七 g 以下の質量の玉を用いること。 材質に関する規格 遊技球の材質に関する規格は、次のとおりとする。 イ) 鋼製であること ロ) 均一の材質のものを用いること。
2015.12.18
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小銭がたまって、財布が重いと感じることがあります。この10円玉が重い。つい10円玉のせいにしてしまいますが、最も重い硬貨は10円玉ではありません。硬貨の重さを確認しましょう。・500円玉: 7 g・100円玉: 4.8 g・ 10円玉: 4.5 g・ 50円玉: 4 g・ 5円玉: 3.75 g・ 1円玉: 1 gやはり、高額硬貨ほど重い傾向。ただし、穴あきの、50円と5円は軽めです。重くない、10円玉をいじめないで。消費税が10%になれば、きっと10円玉が溜まるけど。
2015.12.14
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マンホールの蓋を専用工具でしか開かなくする提案があります。誰でも簡単に開けるマンホール。その下には、通路や電気,ガス,水道、それに重要設備が眠っています。都市の下に広がるマンホールに、誰かが潜んでいるとしたら。重要施設の下のマンホールに、誰かが爆弾を仕掛けたとしたら。マンホールは、危険なテロの道具にもなります。テロの危険は、思うより身近なものなのです。すでに簡単には開かないマンホールはあります。政府の施設や軍事施設では、その導入も進みつつあります。しかし、身近なマンホールは、簡単に開けることができるもの。歩く時はご注意を、マンホールの蓋を踏まないように。その蓋の下には、暗闇に似た悪意が潜んでいるかもしれないから。
2015.12.12
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オモ舵いっぱい!トリ舵いっぱい!船の操舵で聞かれる掛け声ですが、「トリ舵」を「取舵」と書く誤りを目にします。トリ舵は「進行方向に90°左に舵を切れ」の意味。つまり、方位の「酉」の方向に舵を切るのが「酉舵」です。同じく、オモ舵は「90°右へ」。つまり、「卯」の方向へ「面」せよの意味で「卯面舵」です。初めは「ウモ舵」だったのが、なまって「オモ舵」になりました。「主舵」と書くのは正しくありません。では、直進を意味する「ヨーソロー!」は何でしょう?「ヨーソロー」は「よろしう候」。つまり「そのままで良いよ」という意味です。鳥を追って左に舵を、うさぎを追って右に舵を。船旅は、動物たちとの、出会い探しの旅なのです。
2015.10.07
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日本全国の神社をすべて参拝する。そんな無茶な誓いはやめましょう。全国には、8~10万の神社があると言われます。とてもすべて参拝できるものではありません。神社の種類別に、その数を整理しましょう。1位: お稲荷様。 京都伏見稲荷大社など、4~5万社。2位: 八幡様。 大分宇佐神宮など、3~4万社。3位; お伊勢様。 三重伊勢神宮など、1万8千社。4位: 天神様。 京都北野天満宮など、1万401社。5位: お諏訪様。 長野諏訪大社など、1万社。6位: 厳島社系。 広島厳島神社,福岡宗像大社など、8,500社。7位: 祇園様。 京都八坂神社,埼玉氷川神社,愛知津島神社など、2,651社。8位: 住吉様。 大阪住吉大社など、2,100社。9位: 浅間様。 富士山本宮浅間大社など、1,300社。10位: 鹿島様。 茨城鹿島神宮,奈良春日大社など、918社。地域で偏りがありますので、順位の印象が違うかもしれません。私も鹿島様の春日神社は、もっと多く感じていました。全部は参拝できませんが、全国の1%ぐらいは参拝したいと思います。
2015.09.27
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てんてこまい。てんてこまい。9月は、てんてこまい。てんてこまいの由来は、神楽で太鼓の音にあわせて舞う様子から。てんてこ舞うから、てんてこまい。秋祭りだからか知らないが、9月はてんてこまい。9月のkopandaは、ともかくてんてこまい。てんてこまい。てんてこまい。ブログも、不定期に。てんてこまい。てんてこまい。9月は、ごめんなさい。てんてこまい。てんてこまい。てんてこまい。てんてこまい。
2015.09.04
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