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2008年06月10日
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みなさん、こんにちは。
さっそくですが、一点お詫びと訂正があります。
5月13日のブログ「脱ポリ、合界、ナノ粒子!」という記事の中でご紹介したナチュラピュリファイさんのパウダリーファンデーションに使用されている酸化チタンが、35nmのナノ微粒子であることが分かりました。
ブログを書く前にメーカーさんに電話で確認した時に、電話口に出られたスタッフの方は「ナノ粒子の使用はいっさいありません」という回答だったのですが、その後雑誌の連載に書くのに、念のためもう一度確認したところ、他の商品にはいっさい100nm以下の粒子は使っていないけれど、パウダリーの酸化チタンだけは35nmであることが分かりました。
昨日藤田社長ともお話したのですが、最近ナノ粒子(100nm以下の微粒子)に対する問い合わせも増え、安全性もはっきりしていないため、現在パウダリーファンデも100nm以上の粒子に切り替えようと試作品を作っている段階だそうで、遅くても今年の9月、10月あたりにはチェンジする予定だそうです。
しかし、そうすると現在のSPF15という数値を出すのは難しく、出そうとすると昔よくあったファンデのように白浮きする使用感の悪いものになるため、ファンデーションのSPF値を10以上にするのはむつかしいとのこと。
その場合は日焼け止めをしっかり塗ってもらう形になるようです。


要するに現在一般に流通しているSPF10以上のパウダリーファンデというのは、
ほとんど全部ナノ粒子だと考えて間違いないようです。



だいたいは50nm以下で、20nm以下というのも結構多いそうです。
もしナノ粒子ではなく、しかもSPF10以上だとしたら、それはかなり使用感の悪い白浮きしたファンデのはずだということです。

キャリーオーバー成分についても、すべて表示している姿勢といい、ナノ粒子への対応といい、ほんとにすばらしい方だなと思いました。
しかしながら、私の記事を見てパウダリーファンデを購入した方がございましたら、本当に申し訳なく思います。重ねてお詫び申し上げます。

あと、お知らせですが今発売している雑誌「Bagel(ベーグル)」の7月号に、「ブログアンチエイジングの鬼 きれいをつくるお取り寄せ」というタイトルでカラー2ページにわたって、食材とコスメを紹介しています。
まだブログに紹介していない、パックなど、どちらかというとプラスケア的なコスメが多いので、よかったら見て下さいね。




さて、今月の6日7日と第8回日本抗加齢医学会 総会
テーマ「アンチエイジングを科学する」に行ってまいりました。



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4月から正会員になり、初めての出席だったんですが、朝の9時から夕方5時半までびっしりと興味深いセミナーと発表が続きまして、ほんとに充実した2日間でした。
セミナーの演者の方々は、順天堂大学の加齢制御医学の白澤教授をはじめ、同志社大学のアンチエイジングリサーチセンターの米井先生やら、長寿遺伝子を研究なさっているワシントン大学の今井先生、活性酸素に詳しい慶応の伊藤先生、ミトコンドリアに詳しい大阪市立大学の井上先生や、ビタミンCが老化に関係することを初めて突き止めた東邦大学の石神先生など、その他形成外科の方や美容皮膚科の先生方、更年期問題、脳の専門家の方や、東京都老人総合研究所の方など本当に幅広い分野の専門家の先生の、すべて実験データつきの発表の数々!

その中でも一番ぶっとんでいたのは、西野流呼吸法で有名な西野塾の西野皓三さんの講演。
ワシントン大学で、西野流呼吸法で得た「気エネルギー」がミトコンドリアや肝癌細胞などにどのような影響を及ぼすかを、実験し肝癌が消えたり、ミトコンドリが活性化したという結果が出て、これがオックスフォード大学出版のECAM誌にも掲載されているそうなんですねー





ミトコンドリアは細胞に住む小器官です。ミトコンドリがいるから私達は生きていけます。
しかしミトコンドリアはエネルギーの代謝過程で活性酸素を出すので、過剰活性することは問題だとされてきました。
しかし最近では「高効率のミトコンドリア」という概念が出てきて、効率的にエネルギーを代謝し、ミトコンドリア内の抗酸化物質を活性化して活性酸素を消去出来るというスーパーミトコンドリを増やすということが注目されています。


同時刻に4つもセミナーがある時間帯もあったので、すべてを網羅する事は出来なかったんですが、私が受けた講演は、、、

6日
「呼吸とアンチエイジング」
「食品による脳のアンチエイジング効果の総合的評価法」
「活性酸素の意味論」
「抗加齢医学から加齢制御医学への潮流」
「西野流呼吸法の実際と科学実証」
「新たな代謝老化制御系としてのNADワールド」
「女性ホルモン療法とアンチエイジング」

7日
「美容医学でのアンチエイジング しわ、たるみはどこまで改善するか?」
「美しい肌のために 年を重ねていくために今すべきこと」
「メタボエイジング カロリー代謝と酸素ハンドリングのつまずき」
「特定検診の行方 抗加齢医学の役割」
「更年期から取り組む抗加齢医学」


発表を聞いて興味深かったこと、考えた事、日常生活に取り入れられそうな効果の高そうなことについて、次回から少しづつ書いていこうと思います。
コスメの紹介もまだ全部終わっていないし、他にも書きたい事がたくさんあるんですが、とにかく時間がなくてなかなか更新出来ないのが残念!


ブログをスタートして約2年半。
総アクセス数も400万HITとなりました。



スローな更新にもかかわらず、いつも応援クリックをして下さるみなさま、この長くて、くどいブログを読みに来て下さるみなさまには、本当に感謝しています。
これからもマイペースに続けていきますので、楽しみにしていて下さい!


追記 ナチュラピュリファイさんのパウダリーファンデですが、9月10月にノンナノ粒子にチェンジするかどうかは、まだ試行錯誤の段階で、確定ではないとのことです。
SPF値をなくしたとしてもパウダリーファンデでナノ粒子を使わないと、かなり白浮きするのだそうで、そうならないための商品開発は本当に大変だそうです。



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Last updated  2008年06月11日 13時00分46秒
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