July 4, 2025
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高校生の進路は

公立高校で頑張ってきた選手の皆さんの多くは、受験勉強などにシフトすることでしょう。
また、高校卓球の集大成として北海道卓球選手権大会兼全日本予選までは頑張る選手の皆さんもいると思います。

全国大会を目指していた。また、全国大会でベスト8以上などの大きな目標を持って頑張っていたいわゆる私学強豪卓球部の選手の皆さんは、偏差値の高い大学を受験するために引退する選手は例外として、北海道卓球選手権兼全日本予選が高校最後の公式戦となり、その後は寒い体育館で後輩のため練習相手をし、多球練習の球出しをし、時には球拾いなどもして2月の家庭学習に入るまで頑張ります。

卒業後、日学連で頑張る選手については、現役組と同じように練習することが原則となります。

さて、中学生の進路についてです。

中体連が終わり、3年生が高校で卓球を続けるとなれば進路を決めなくてはなりません

もっともこのところは、中体連前に進路が決まるケースも多くなりました。



地方から進学する際には選手はもちろんですが、保護者も多くのことを覚悟して送り出すことになります。

関連して「高校授業料無償化」ですが、公立高校については2025年4月から所得制限が撤廃されました。

私学についても2026年4月から同様となります。

これで「スポーツ特待生」の授業料免除が特典ではないことになりました。

今後は授業料が無料なのは当たり前のこととなりますので、勧誘の材料として話をすることもできないわけです。

では、全国強豪校の現状はどうなっているのでしょうか。

都道府県で全国出場常連、都道府県大会上位常連校では授業料免除は必須条件となっていると思います。

全国大会優勝、準優勝、上位常連の場合ももちろんそうですが、このような学校ではプラスして「寮費」「遠征費」「用具代」についても優遇される場合が多いと聞いております。

知人の息子さんは1ケ月4万円以下で「寮費、遠征費、用具代」がすべて含まれているそうです。

昔の東北の超強豪校(どこかわかりますよね笑)ではすべて免除だったと聞いております。保護者が応援に来る旅費まで出してくれることもあったそうです。(全員ではなかったそうですが)

しかし、現在は多くの都道府県内の強豪高校では授業料免除だけといったことが多いと聞いております。



北海道で地元ではない場合です。

寮費については6万円から8万円ぐらいが相場のようです。

・中身については6万円だが、昼食、休日の食事はついていないのでやはり8万円程度となるか。

・8万円だが昼食、休日の食事はついている。

・シャワーは別料金のところもあり



・部屋については、このところは1人部屋が多いようです。

お小遣いは、親元を離れての生活、食べ盛り、練習後の夜食なども考慮すると、寮費以外に2万円は必要ですか。

となりますと合計1ケ月10万円として、年間120万円

それ以外に遠征費と、このところ高額となっているラケット、ラバー代です。だからといって遠征などでは安全重視の交通機関を利用していただかないと心配ではあります。

120万×3年間=360万円に遠征費、用具代などを合算すると400万程度となりますか。

400万円!

普通の保護者ならかなり生活に負担がかかる金額といえます。

進路はなによりも子供の気持ちが優先されますが、そう簡単には決められない事情もあるわけです。


さて、来年度から制度が変わります。

今後「スポーツ特待生」としての恩恵はなんであるのか聞いてみたいものです。

「指導が受けられる」なんて言ったりしますかね?

もちろん何年間指導をしていて、その間の指導実績が最優先ですが、寮費の免除とかがあると保護者としては大きな判断材料となりますかね。





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Last updated  July 4, 2025 06:03:36 PM


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