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10年ぶりに高校Aの部を見に行きました。開演の1時間前に着いたのですが、開場を待つ人、当日券を求める人がすでに1000人以上列をなしていました。ぼくが会場に入れたのは開演の13分前、座席は9割以上埋まっていました。ぼくより30分後に着いた人は座席に座れなかったでしょう。ちょっと異常です。この異常さがいやで10年間敬遠していた。午後の部の行列を見るとさらに異常。ホールのぐるりを埋め尽くして国道の歩道まで列がはみ出ている。先頭で待っている人はおそらく2時間以上並んでいる事でしょう。そこまでしなきゃ見られないならもういいや、とぼくは思う。でも、また3年後の尼崎の午前の部には来るかもしれない。 淀川工業、洛南高校に次ぐ3番目の代表は、明石南高校。県大会を見た範囲では、グランプリを獲った滝川第二が確実に行くと思ったのですが、どうも納得のいかないところ。「ティルオイレンシュピーゲル」は大事なソロがいっぱいあるから、ひとつでもミスればこのハイレベルの戦いではすぐ没にされるから、うまくいかないところがあったのかもしれない。午後の部を見ていないからなんとも云えない。明石南の「シンデレラ」も県大会ではすごい演奏だったけど、ぼくは原曲を聴いた事がないのでどれくらいすごいかいまいち把握できていない。兵庫県代表は6校中5校が金賞、市立尼崎が銀賞、これは大いに納得のいくところ。 でも、さすが高校の部は、大学や一般の部と違って課題曲でも差がほとんど見えない。みんな県大会を勝ち抜いてきているのだから、課題曲も金賞なんですよ。関西の500校の中から選ばれてきたトップの24校なのだ。どれだけの差があるというのか。この中で金銀銅をつけるのは非常にハードな仕事です。午前の部では銀が4校、銅が3校だったのですが、はっきりそういうのが申し訳ないくらい充分金賞の演奏でした。金賞のチームが特別の金、スーパー金、とかプラチナだとか言う方が正しいし、みんな納得できると思う。あくまで便宜上の、無理矢理の金銀銅なのだという事が分かっただけでも、今回無理して来てよかったと思う。ぼくはこういう音楽の作り方などとても想像できないし、大学のころでもここまでの音楽を作った覚えも参加した覚えもないので、どうこう言うのは本当失礼な行為だと思う。尊敬と賞賛の気持ちを持ちながら、純粋に音楽を楽しむだけでいい、とちょっと謙虚にさせられた演奏会ではありました。まあこれだけのすごい演奏会だからこそ、あれだけの人が列をなすんでしょうね。
2005年08月25日
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関学を敗った神戸学院がもっといいかと思っていたのですが、全く接戦にはなりませんでした。近畿大、立命館大の代表は楽勝でした。誰が審査してもこの結果になったと断言できるくらいでした。神戸学院は、ホルンやトランペット、ピッコロなど音程が気になるところがいくつか見られたし、タッチが合っていないところもあって、とても完璧とは言えない出来でした。それに対し、代表2校は、ぼくの耳ではミスはみつけられませんでした。こうすればもっと良くなる、というような箇所も全く考えられません。立命館は全国でも金賞を獲れる可能性はかなり高いと思う。でも近畿大はそういう感じではなかった。金賞でもおかしくないし、銀賞でも不思議ではないという感じ。何がということではない、ただ何となくそんな感じがする。敢えていうなら、指揮者の振り方が引っかかったのかもしれない。猫背になったり前屈みになったりするのが見づらかった。指揮の基本からすれば、肩から指先までの手の部分以外は動かす必要はない。余分な部分を動かせば動かすほど見苦しくなる、奏者にとっても聴衆にとってもだ。これくらいのことを気にする審査員は少ないと思うけれど、レベルが高くてぎりぎりの審査になると意外にマイナス材料にならないとも限らない。杞憂に終わるのを願うばかり。 一般の部もとても分かりやすい審査結果。昨年代表になった創価学会関西と、兵庫県でグランプリを獲った宝塚市吹が代表。他の兵庫代表3団体が金賞、そしてそれ以外が銀と銅。聴いていて全くそのとおり、と拍手を送りたくなる結果です。銀賞のチームも相当レベルが高いのですが、課題曲を聴いていると不満な部分がいろいろ見えてくる。何十年も前から言われていることですが、自由曲より課題曲の出来が不味いバンドがほとんどだ、課題曲を自由曲並みに磨けているバンドが金賞を獲る。
2005年08月21日
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最後から2番目の滝川第二高校が演奏するまでは、今年も県立西宮高校が一番かと、思っていたのですが、「ティル」をあそこまで完璧にやられるとどうしようもないですよね。この曲は管弦楽法の大家、R・シュトラウスの傑作とされる、いわば大管弦楽だ。それを吹奏楽で完全に表現しきった(時間は半分くらいですが)と言ってもいいほどだ。とにかく各楽器の鳴りがいい、気持ちがいい。バランスや分離も完璧で本当に音楽として、芸術として心底楽しめる。 県西宮はいつものように、課題曲で群を抜いていた。さほど難しくない課題曲2や3ではほとんど差が見えないはずなのに、西宮の演奏は全然違っていた。まず最初のクラリネットのテーマで唖然としてしまう。訳の分からない感動におそわれる。クラに寄り添うフルートの音色がまた絶妙。二つの音色の溶け具合は快感以外の何ものでもない。リピートしてからのユーフォの対旋律のバランスがまた計算ずくだ。出すぎず、引っ込みすぎず、音色は可能な限り美しく。もちろんトリオの対旋律も同様。さらに「F」からのトロンボーンとユーフォの対旋律はさらに絶妙ではないか。この音量は何も考えず普通に吹いているとは到底思えない。一番いい音色、一番いい響き、一番いい音量が練り上げられてきたものに違いない。 そして、チューバの音程が美しい。こんなにチューバの音程がきれいに聞こえるバンドは滅多に出会えない。音程がきれいに聞こえるということは音色がさらにきれいであるということだ。このチューバは音色を磨く練習を積み上げているに違いない。そうだ、チューバでも人の心を動かせるのだ。すべてのパートのすべてのフレーズで感動を呼ぶことは可能なのだ。実際にそういうつもりであらゆる音を磨き上げてきただろうか、ホルンの裏打ちで人の心を動かす、動かせるまでに音を磨き上げる、そういう努力をしてきただろうか。そういう練習をしていないバンドが銀賞や銅賞をいただくことになる。 課題曲2を演奏した姫路高校がいい例だ。「C」のトランペットの『タカタッタッター』の音程が合っていない、音色が汚い、音のしまい方もバラバラ。ぼくはこの部分を聞いただけで銀賞以下決定だと確信した。彼らはこのフレーズで人の心を動かせるなどとははなから思っていない。思っていないから適当な練習しかしないのだ。すべてのパートのすべてのフレーズが、本当に人の心に届くような最高の音に磨き上げられなければ、ここ兵庫県では絶対に金賞は獲れない。金賞と銀賞の差はそういう意識の差から生まれる。みんな同じ高校生なのだから能力にいかほどの差があるものか。ぼくは姫路高校OBなので、敢えて苦言を呈した。西播だから金賞が取れないのではない。意識が低いから取れないのだ。
2005年08月11日
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ぼくは昨日の兵庫県大会、大学の部は聞けていないのですが、兵庫県吹奏楽連盟のホームページを見ると、代表は神戸学院大学と記されていました。まだ、10%くらいは信じられない気持ちです。 非常にショックなのですが、負けるにはそれだけの理由がある。神戸学院の指揮者は松井隆司先生なのです。現在は伊川谷北高の指揮者ですが、前任の兵庫高校では7回も全国大会出場(内金賞2回)を果たし、その前の明石北高でも1度出場(金賞)している名指導者なのです。 県大会でも学生指揮者は勝てないということが実証されたに過ぎない。もう70年代ではないんだということです。近大は90年代でも学生指揮者で勝ち続けたけど、それは異例中の異例で、特別な要素があったからに違いない。優秀な指導者の音楽性に勝ることは、凡庸な学生たちがいくら頑張っても無理なことになってしまった。とても悲しいし、とてもつまらない。
2005年08月09日
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