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「出ていって、悪いことが起こらないうちに」これが、念願のマイホームを手に入れて、はしゃいでいた母のつぶやきとは思えない?。このときから、翠の身辺で怪現象が始まる。なんのためにか、鏡を嵌め込み、塞いだ窓からは、いつも誰かがのぞいている。家の中には姿なき住人の気配。立ちこめる腐臭…。調査にのりだした渋谷サイキック・リサーチだが、そこで麻衣が姿見の向こうに見たコソリの正体とは。迫真の本格ホラー堂々登場。 ~上巻より~「出ていって、悪いことが起こらないうちに」念願のマイホームを手に入れたはずの母親がそうつぶやいたときから、翠の身辺で不可解なことが相次いだ?。窓という窓に鏡が嵌めこまれているのは何故?いつも家の中をのぞいているのは誰?立ちこめる腐臭は何?これらの謎が解かれ、怪現象も一件落着。しかし、その直後、忍び寄る影は翠めがけて鉈を振り下ろした。それは、息を潜めて、まさに、「このとき」を待っていたのだ。 ~下巻より~42・43冊目 勘違いで借りてきた、今度こそ正真正銘のゴーストハントシリーズの幕開け(でも多分続巻でないでしょう。残念)悪霊シリーズ最終巻で一時日本を離れたかの唯我独尊毒舌青年が帰ってまいりました。あとがきとWikiによると、なんでも昔は(今もそうかは?) 少女小説は主人公は普通の女の子で、その主人公の一人称で恋愛要素をいれなければならないといったきまりがあったそうです。「なんじゃそりゃ?!」 ですがそれを逆手にシリーズ構成をして書いたのが悪霊シリーズだそうです。前述のように私はアニメと漫画で悪霊シリーズ読んでいてさして違和感を感じずにきて 小説は最終話だけしか読んでないのですが霊が麻衣達を追いつめるシーンでどうもちぐはぐというか立ち位置がつかめなくなって恐怖感よりそっちに気をとられたのが気になりました。(でも十分恐い)今作では視点が三人称になっているので各登場人物の考えてることも描写され視点も変わるから恐さ倍増でした。(やっぱり原作小説よみたくなった)ゴーストシリーズですから霊、悪霊と思われる存在もあるんですが、何が恐いかと言うと”コソリ”はつまるところ人の情念 それも誰でも持ちうる不満や、行き違い、いらだちなどがきっかけとなるということが実に説得力をもって描写されます。ほんの短い描写なんですが日常生活から産まれる”人をころしてしまえ”といった憎しみが増大していくさまが土屋隆夫(推理小説家)ばりに現実的に恐ろしくそれにホラーをからめていかれるのでフィクションでもじんわりとひきづりこまれるような恐さがあります。物語は購入したばかりの家での不可思議な現象に悩まされたOLがとある公務員をしている友人を頼るところから始まります。相談にのるうちその友人のとある公務員の同僚広田がボデイガードをかってでて、どうせだから本格的に調べてもらおうと「SPR」の事務所に問題の家を調査依頼するところから物語が始まります。三人を迎えたのは麻衣かと思いきや、探偵顔負けの調査力をもつ大学生バイトの安原君あいかわらず そつのない対応で接客している時に 学校を終えた麻衣が登場! てきぱきと依頼内容を聞きだしていく姿にうわ~とっても成長しているとお母さんのごとく感慨深く、+SPRの調査費用の内訳(調査費は経費のみで謝礼は心霊研究関連への援助と言う名目の寄付で額は気持ちだけ)なんかのお披露目がありました。そこへ 傲岸不遜、眉目秀麗な若き所長ナルが諸々のことのため帰国していた英国より助手(でもメンバー最年長、美形)の林と一緒に帰ってきて調査開始問題の家におなじみのカメラやらサーモメータやら機材一式を運びこんでいきます。SPRの調査方法の第一段階は実務的な調査で家の立付けや傾斜等ないかといった測量的なものから始まり、科学的な検証で数値がでないとなると状況に応じてそれぞれの得意分野を持つ霊能者に協力をあおぐ姿勢をもっていますが、生来の頑固でオカルト嫌いに加え仕事上の関連もあって超常現象をまっこうから否定する広田の視点が入ることによって、一般的なイメージの心霊調査にまつわるうさんくささが語られる一方、それを受けてナルが不本意ながら(ここポイントです)科学的に調査する一方でこれまた科学で分析しきれない事象を真に心霊現象と言えるのか学問として研究していく過程を説明していくのが(広田の姿勢がヒステリック過ぎてめげますが)かなり読ませます。ナルならきっとあの大槻教授も黙らせるでしょう。まあナルの説明は論理的かつ冷徹過ぎて、通常の知性しかもたない一般人にはやりばのない屈辱感まで与えてしまうのですが そこは除霊に助っ人にきた気配りのきくぼーさんが情緒面での説明を加えます。 私のしょうもない説明ではなにを言いいたいのか描写できないのですが、ホラーミステリーというのかエンターテイメントとして十分魅力的なストーリーテリングが展開する中で実世界において例えば心霊写真や金縛りにあっているという人が側にいるとしたら ちゃかしたり、気のせいだとなだめたり、はてはお祓いをと 大騒ぎになるかもしれないのですがどうやったらその人にとっての異常現象を解決することができるのかということを真っ正面からとらえているなとしみじみ思います。
2007.09.27
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ゆっちです。昨日はお父しゃんとお母しゃんの休みが一緒だったのでお買い物をかねて車でドライブ 当然私もおとも~ (やっと涼しくなったので脱水犬になる心配無用)お父しゃんの目的は輸入食料品店で怪しい食べ物を購入 お母しゃんの目的は本屋と・・・・なにかよからぬこと考えている模様そんなんでドライブにGo 最初は後部座席に放り込まれたけどあっちこっち寄っている間に助手席のお母しゃんの膝の上 本当は一人(一匹でしょ)で助手席占拠が一番だけどまあしょうがないです。BGMはPerfect Action(せりふVer.)最後のお買い物がドンキホーテとトイザラス、なかなか帰ってこないな~とお昼寝しながら待っていると二人して ホクホクして帰ってきました。ホクホクの原因がこのツーショット 今まで大人の理性(あったのか?)でがまんしていたガシャポンに手をだした模様 ドンキの入り口でモモファンのお母しゃんが電王のアクションポーズ(7体がライダーフォームで一体だけイマジン姿)にチャレンジしてでてきたのが赤いカプセル 期待するかあしゃん がっでてきたのは青色ウラタロスのロッドフォーム、「じゃおいらが」とお父しゃんが再度チャレンジ またロッドフォ、、、場所かえて トイザラスの前で再チャレンジ またロッド、、絶望するお母しゃん(おおげさ), そんな時勝負魂に燃えるお父しゃん 再々再チャレンジ 同じ赤のカプセル むなしくカプセルをながめるかあしゃんでもちょっと期待 カプセル開けて目に入ったのは~ 赤でした。 それもソードフォームじゃなくて イマジンのモモ歓喜の声 だったそうです。人がお腹すかしてまっていたのに おやつも買ってくれずにこんな赤鬼に夢中になっていたとは「齧ってやる~」 (実際かじられたのはモモじゃなくて組み立て中に落っことしたロッドフォームのウラの手首) 「モモは 犬苦手だから いじめないでね」 (母の声)
2007.09.26
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新たな職場・御史台で働き始めた紅秀麗。新米の監察御史として、天才で天敵の美青年・陸清雅と張り合いながら頑張る秀麗に、大きな仕事が舞い込んだ!!それは、王・劉輝の妃候補として命を狙われている、藍家の十三姫の「身代わり」に、後宮に入ることで!?劉輝のお妃問題に、揺れる秀麗の乙女ゴコロ、そして妹を後宮に入れる事になった藍楸瑛の苦悩の行方は!?清雅とのライバル関係も過熱気味!目が離せない第11弾。 41冊目 4月にでた時に買ってたのですがアニメの方が影月編でハッピーエンドはわかっていても、(だからこそ?!)つらい物語にひたりたい(原作ほど辛くなかったですね。)とのんきに積読(つんどく)していたら9月に新刊でてしまいましたね。っで半分あわてて(なぜ?)読みだしました。 あらすじで、藍家から楸瑛の異母妹がお妃候補で後宮にあがり 秀麗もその姫の身代わり護衛として後宮に入るということで 劉輝がかわいそうすぎる~っていうのが積んどいた一因だと白状しましょう。物語は楸瑛の心の君がはっきりするところからはじまります。前の巻や番外編でほとんどばれてましたが、かなわぬ恋ですね。ちなみに心の君候補にあがっていた珠翠に固執する理由もあかされますが、感想 「藍楸瑛 あんがいお子ちゃま」手に入らないからこそ 欲しくて、 でも手に入らないから ずっと好きでいられるって (だったら女官達に手をだすな) うら若きティ~ンズのお嬢様達のハ~トには響くかもしれませんが○十路を過ぎた 昔の乙女には 吹き出しものでした。 娼妓すら骨抜きにする超色男のままであってくれた方がポイント高かった~でっ本編ですが、御史台所属となった秀麗 前巻で大猫かぶって秀麗を出し抜いた清雅相手に打々発止の日々 経験値+性格の悪さからくる利点で清雅の方がまだ上のようですが 正体が見えてしまってるので、舌鋒の迫力が前の巻より落ちているのがちょっと残念でした。 そのうち秀麗に手なずけられるでしょう。 秀麗の痛い所を的確にキチンと好意をもって指摘する蘇芳も今回はツッコミの出番が少なかったようです。ただの秀麗ファンにはなってほしくないキャラなのでがんばってほしいです。 積読の一因となったお妃候補十三姫ですが おもいっきりお転婆娘であっさりしたでも、思慮深い性格。複雑な藍家(どの家も一緒か)の姫としてけなげにけどめっさ逞しく生きている姿が好感度大 兄のふぬけ具合がクローズアップされる中 フォローする姿が可愛いです。次の巻では楸瑛にはお兄ちゃんらしいメンツが発揮できる場面を期待します。せっかく主上が迎えにいくんですから!このシリーズも外伝のぞいて11作目 レビュー読むと、どこいっても熱狂的ファンを得てしまう秀麗がうざいという意見もありますが、私はまだまだ大丈夫 語り口調は ちょっともったいつけすぎで、含みのある文体に時々イライラすることはあるのですが、このシリーズが凄いのは 読者の感想や反問、疑問、要求に 続巻で答えていってることだと思います。 こんなに民のこと考えて行動する秀麗って官吏として最上級ではと思えば もっと苦しい時に国を支えてきりまわしている人たちが一杯いて、 シリーズ最初は 逆ハーレム状態だけど それに背をむけてひたすら官吏になろうとする非恋愛姿勢の秀麗を応援していったのに(ここがこのシリーズ読む決めてでした) あんまりに無関心であろうとする姿に が浮かびだすと両親のエピソードが入り なるほどと 納得し でも お年頃だから 廻りがほっておかなくなると 紅家の姫としての(本人の意志は無視されての)立ち位置としての結婚話が できた方の叔父様(紅家三男)の口から語られたり、(人間ができていない叔父上も大好き)、 男は狼の一面もあるし、結構もてるんだから気をつけようねと思えば蘇芳がでてくるといった調子でやっぱり好きなシリーズです。 マ○みたいに路線変更しないでねっと 密かに望んでます。そう言えば藍家四男も似てない三兄弟の次男も声 森川さん どっちも早く戻ってきてくらは~い ”○ェ○○ Come Back~!” (このネタが分かる方いらっしゃいますか)話は次号を待て状態で、もう買ってあります(一応初回限定らしい由羅カイリ画のしおりゲット済)がライトノベルばっか続くと(馬鹿にしてる訳じゃありません) 文体が読みやす過ぎて 大人向け(なにそれ?)小説読むとき 巻末までいくのががまんしきれなくなるので少し離れなきゃなと おもってますが、 ゴーストハントの”悪霊の棲む家”上・下巻今週の金曜日に返却しなければなりません。 でも深夜に読むの恐いんですよね。どうしましょ
2007.09.23
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リンが消え、綾子が消え、そして、ナルも消えた。朽ち果てた校舎の中で、麻衣はひとりぼっち?。ちがう、麻衣の手を握る小さな手が、ひとつ、ふたつ…7つ。「渋谷サイキック・リサーチ」の8人がやって来た廃校は、そこだけ時間が止まり、5年前のまま。生徒も5年前のままで、自分たちの生命がなくなったことも知らず、仲間をふやし続けている。メンバーを取り戻すため、闘う麻衣は、ひとり?ナルは、いない。~上巻~ 「……やっと、見つけた……」 ナルは湖畔にたたずみ、呟く。日本じゅうを旅しながら、 ナルが探していたものは、何?なぜ、 わずか17歳にして“渋谷サイキック・リサーチ”の所長なの? 夢の中のナルは、いつも麻衣に優しく微笑むのに、現実のナルは 微笑わないのは、なぜ?唯我独尊(ゆいがどくそん)、謎だらけ のナルの秘密が1つずつ明かされ、残された言葉は「さよなら」? でも、そのまえに言わせて、「好きだった」。~下巻~39・40冊目 十二国記で一切を風靡した小野主上の人気作品です。ティーンズ向けですが去年の秋から今年の春にかけてアニメ化されて観ていて、ものの見事にはまりました。どれくらいはまったかというと毎月DVDを予約して買っているほどに。本放送みてたしレンタルして○ビ○ングすりゃ~いいことなのに珍しく欲しくってそろえている最中!ついでに”精霊の守り人”も買い出したので結構な出費 もう増やさないようにしなきゃさて本作品、シリーズものですが文庫で発刊された後、小野さん直々に同人誌を発表していたいなだ詩穂さんを指名しての漫画化作品があり 昨年はアニメ化にいたったものです。ちなみに漫画もアニメも”悪霊とよばないで”まででシリーズ最後の今作は小説以外ではまだ発表されていません。内容は “渋谷サイキック・リサーチ”という心霊現象を調査する研究所(にしては規模は小さいか)につどう愉快な仲間達いやさ、仕事の協力を依頼された 霊媒師やら巫女さん、坊さん、エクソシスト、探偵顔負けの調査能力をもつ大学生(初登場時は高校生)に、はては中国の陰陽道師の助手、そしてそんなごたまぜの霊能者達をたばねてえらそうに指示を与える眉目秀麗、頭脳明晰ただし性格に難ありの所長(たしか17才)が依頼される事件調査にあたる様を 何の能力ももたない普通の(シリーズが進む中で徐々に開花)アルバイト高校生の麻衣の目を通して語られます。最初、観た時は正直めんくらいました。心霊現象などは全然興味がないのでよくわかりませんが、仏教に神道に、キリスト教に霊媒 こんなごたまぜで事にあたるのか と興味津々、あきれ半分 出会った経緯も寄せ集められたといった状態で険悪モードですが 話がすすむうちに仲良くなって心霊現象にあたる時も絶妙な コンビネーションを発揮していくのも楽しいです。心霊現象の説明や日本のマスコミの反応など考えされたり、人の業の深さに戦慄したり、情愛に涙したりと面白いです。キャラも魅力的(私の一押しは、ぼーさん)アニメよりは漫画が心霊現象などの説明が詳しく 原作はもっと細かいのでしょうね。残念なのが漫画は購入できますが(作品名ゴーストハント)シリーズ原作8冊は絶版状態、アニメも結構好評でコミックは至る所で目にするようになったので密かに小説の方も再販(こんな時はなんというのでしょう語彙が足りないです)はないかとおもってたのですが、その兆候一切なしなんたってオークションで1万円下りません。一冊がです。(プルプル) 出版社に対してすんごいビジネスチャンスなのに~馬鹿~とと自分の財布がふくれるわけでもないのに再販がないのにキーキーしてました。 (原作者の小野さんの意向かもしれませんが)そんなことぼやいてたら友人が「図書館にないの?ネットで検索して予約すれば分館でも取り寄せしてもらえるよ」と啓示を きまぐれにしか図書館いかず目についた本しか 借りたことのない私が無知でした。悪霊シリーズは(アニメ化のせいか)ほとんど貸し出し中なので1作目から読むのは無理とアニメでも漫画でも未見のシリーズ最終話を借りる事にしました。よそうしていたように心霊現象などの説明は小説の方がゆったりして分かりやすいなと納得上・下巻ですが 調査にあたった心霊現象は上巻の終わりでクライマックスを迎え下巻の1/3位の所で解決をします。残りはなにかというとずっとシリーズ全体の謎解き、解説です。さすが小野主上! 実に大胆な構成です。所長のナルの素性やら事務所開設の経緯等 ちゃっかりウィキみてしまった私はナルの本名を知っていたのですが それ以上の秘密があってというか秘密でもなんでもないだろうと気にもしていなかったことが 大きな謎をかかえてたとかさすがだな~とうなることしかり。 麻衣の恋の行方にもほろりとさせられました。反面、ナルの性格の悪さにはお墨付きがつきました。地道に 今度こそ正真正銘の第一作から借りて読む事にします。
2007.09.23
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38冊目こんどは女子高生のおすすめでした。江國作品ははじめてで前半に「つめたいよるに」として9編、後半に「温かなお皿」として12編といった短編集それぞれは10頁前後の作品ですが 一作一作泣き 笑い 感動しました。センター試験でも出題された「デューク」は犬飼っているせいか」愛犬を失った日にであった男の子との不思議な出会いには涙腺がゆるみぱなし。主人公達は文字通り老若男女をとわずに様々でそれぞれの物語に一喜一憂して楽しめました。
2007.09.18
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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。 37冊目 伊坂幸太郎デビュー作ですね。読み終わった後、一人怪しく「ふっふっ これで別の伊坂作品読んだ時に”神様のレシピ”やら"コンビニ強盗”、”島” その他もろもろの言葉に一段とにんまりできるのね~」とほくそ笑みました。 人生をリセットしたいとコンビニ強盗をして捕まりパトカーから逃げだした主人公は江戸以来外界から遮断されてきたという見知らぬ島に連れてこられます。 外界から遮断されたというわりには 日本の田舎の町並みとそれほど変わらない様子ですが住民は妙な人たちばかり、そしてきわめつけは”しゃべるかかし”の「優午」、彼は未来を予知する事ができながら ある日なにものかに殺されてしまう。主人公の伊藤は生前(?)の優午との言葉をてがかりにその真相を追っていきますが ラッシュライフから伊坂作品を読み出した私には最初、このファンタジーもののようで淡々とすすむ話のペースが苦手な気がして「こっちを先に読んでいたら伊坂作品は)これっきりだったかも」と思いました。それでも交互に挿入される 伊藤の祖母との思い出や、島での出来事、島が外界と遮断される前の物語、伊藤の住んでいた町に残された人々の話などが布を織るがごとくからみあって結末という作品に織りあがっていく構成力には舌をまきます。オーデュポンが人名なのにも驚きました。じゃなんだとおもっていたの?と質問されると 「FFの召還獣じゃなかったっけ(違った)」と我ながらなんにも分かってなかったのですが 画家で鳥類学者 そしてあの”リョコウバト”のおはなしが延々でてきます。 リョコウバト とは鳥類史上最多の生息数でありながら乱獲にあって絶滅した鳥でこの話題には個人的ににんまり英語のリーダーで教材に載ってた程度の知識しかないんですがこんな題材までミステリー素材になるんだ~とため息ばらばらのできごとが綿密に練られ積み重なっていく過程がわかってくるともう読むのをやめられません。優午がなぜ死ななければならなかったか、そして島に欠けていたものが島にもたらされる瞬間 静かでありながらなんとも心地よいカタルシスを感じます。実際読み終わったのは8月で感想書くにも思い出すのに苦労しているのですが 物語すべてが運命とでもいいたくなるように組み立てられている一方で”神様のレシピ”という言葉が 運命の押しつけで行動をおこしているのではなく 人の生き方で結果がうまれているという なにかしら心にほんわりと暖かいエネルギーが湧いてくるような気がします。
2007.09.18
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気がついたのが遅かったのでもう新曲も始まっているようですが特別番組もやっている”みんなのうた”での話題作 おしりかじり虫 出会いは相方がみつけたこちらの映像頭の中をぐるぐるまわることうけあいの旋律+へんな虫もどきの映像正直 最初見た時は ふ~ん 程度で一回みればいいやとおもっていたのですが、、、ついうっかり特番(放映時間)をテレビでみてしまい、PCのちっちゃい画面でみるのとTV画面でみるのとでは全然インパクトが違ってつい感激というか頭の中にこの旋律を巣くわせてしまいました。再放送の時間をチェックして録画してしまったバカ一名以来 煮詰まったとき等流しています。 そして口ずさみながら愛犬のお尻をつつく一見 脱力系の音色かとおもいきや 産みの親御さんいわく電波を通した鍼治療(元気づけ)だそうです。まだ 聞いてない方は ご一見あれ
2007.09.07
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やっとこさ先週ダリ展に行ってきました。平日金曜日の午後だというのに人・人・人、、会期最後の週末はもっと混んだのでしょうね。奇妙、複雑怪奇、理解不能といったイメージのダリですが私自身のダリ作品との出会いは小学生の時で忘れもしない漫画です。学校で誰からか借りた少年誌!漫画の内容は全然覚えてませんがおそらく心象イメージとしてこれの模写がそっくり描かれていたんです。作品はこちら あまりの恐ろしさというか見てはいけないものをのぞいてしまったような一種のトラウマ(言い過ぎ)になるぐらいインパクトが強かったです。 後からみた「柔らかい時計」や 虎の口からいろんなのが飛び出してくる絵(画題不明)ビーナスの胸部やら腹部やらが引出しになっている作品等 摩訶不思議な様子がツボです。今回は画集でよく見る私の見知った作品は少なかったですが100以上のダリの作品が見れて大満足 欲を言えば”ダブル・イメージ”を満喫するべく作品を後ろに下がってみたり前に接近したりできれば最高でしたがさすがに無理でした。まあ鑑賞に来ている人全員の願いですね。奇天烈な作品ばかりのようですが作品の中の小さな部分というのが実に細密で写実的なのも魅力です。抽象絵画を描く作家って写実力が抜群でそれにあきたらず抜きん出ていくからこその抽象なんだなとしみじみ。ある作品で絵画の右下部に懐中時計がたくさんならんでいる部分があったのですが美しい貴婦人のエマイユがほどこされたものや、その部分切り取って額縁に入れて飾りたいと心底思いました。また秀逸なのがダリの色彩感覚 鮮やかというより落ち着いた淡い水色がかった背景の作品群にはうっとり。作品同様 奇行でも知られるダリですが 愛妻ガラにぞっこんだったことや 私自身が年くってきたせいか(哀しい)舞台芸術を組み立てている時の ポートレートの中にいるダリの姿は おちゃめさんに見えました。
2007.09.04
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小・中学生+プライベートで高校生に英語を教えているのですが夏休み明け、どこぞの休み中の宿題をやってないガキンチョよろしくやることありすぎてばたばたしていてとんとblogからご無沙汰していました。なにかというと宿題の添削。小学生の方はいいんですが中学生は量が多く そしてそれぞれの学年、同じ所でつまづいている~「ごめんね~ 私の説明がいけないのね~」と頭を抱えたり「あれだけ言っているのにまだ間違えている」と百面相どうコメントかけば理解できるやらと全然すすんでません。と仕事のぐちはおいといて8月末に大学生になった元教え子がお土産抱えて遊びに来てくれました。自他ともにオタクと自負する彼がいうところのメッカ巡礼 いやさ 念願の夏コミ(コミックマーケット)に行って来たそうです。会場に行く気はなくとも柱の影から様子位はみてみたいと密かにおもっていた私彼の話はまさしく「フラワーオブライブ」(よしながふみ作)のたしか2巻の番外でしたか、そこで描写されていたそのまんま 爆笑の嵐で拝聴しました。そして彼が買って来てくれたのがこれ会場限定なのでしょうか 一個だけ激辛がはいっているルーレット饅頭 相方とどきどきしながら食べる予定です。Thank YOU!
2007.09.04
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