レジャーサービス研究所(東京&上海)

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2010/05/19
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カテゴリ: インバウンド対策
上海万博へ。

開業前は
「入場者数7000万人なんて余裕。1億人は超えるのでは?」
などと威勢のいい話ばかりだったけど、
現実には相当苦戦を強いられている様子。

目標の50%レベルに低迷しているのが正直なところ。

しかし、場内をみれば「今くらいでちょうど良い」ことも事実。
会場の面積は馬鹿でかいが、
各国のパビリオンの集客能力がそれほど高くないので、


そういう意味でも 平日の夕方からの入場は正解 でした。

日本産業館は、、、立地が不人気アリアにも関わらず連日長い待ち行列、とのこと。

日本産業館2

しかし、キューエリア(待ち行列のエリア)の並ばせ方は、、、(汗)。
館内は最新のテクノロジーだけど、
こうした運営部分は、まだまだこれから。

●日本館

日本館

こちらも中身は素晴らしい(賛否両論あるが)として、
この並ばせ方は他の外国館と何ら変わらん。
外国のパビリオンの中で最も高額な予算で、
万博経験が豊富な日本


それに自慢のハイテクと
痒い所に出が届くと言われるほどのおもてなしのノウハウを
組み合わせて驚くようなものを見せて欲しかった

とは、中国人のお言葉。

ごもっともである。

この待ち行列を諸外国と違う
「その手があったか!」と唸るような創意工夫があれば、
それだけ日本をアピールできたはずだ。

(やりたいことと期待されているこのとギャップ)

日本の万博チームは、長年に渡って似たような人たちが担当している から、
良くも悪くも毎回、同じような成功と失敗がある。

デザインは良いのか?悪いのか?
結局は来場者が決めることだけど、
道案内のボランティアによると、
夜になると「日本館はどこですか?」という質問が多くなるとのこと

環境デザインなのかわからないけど、
これは、夜景としてほとんど目立たないため、
どこにあるのか?わからなくなってしまうので、もっと工夫して欲しかった
という鋭い現場のご意見。

万博はまだ始まったばかり。
今ある不具合は、日本お得意のお家芸「カイゼン」を重ねて
中国人客を驚かせて欲しい。

現実には、欧州エリアが大人気。

ドイツ館

夜になっても欧州エリアだけは大変な活気があります。
フランス館は、小さなお店で土産を買うにも
待ち時間があるほどの人気。

===

会場は馬鹿でかい上海万博も、
各国のパビリオンをみると、リーマンショック以降の世界経済の影響があってか、
「あらら、、、:汗」というパビリオンが多い。

ただし、これは万博やテーマパークに慣れた日本人的な主観で、
全部初めての中国人客たちの喜び方は見ていて気持ちが良い。

また、サービスの面でも、
ボランティアを中心としたスタッフたちの語学力はうらやましい。
これなら外国人も安心して楽しめるはずだ。

彼ら彼女たちのマナーや情熱は
愛知万博のボランティアに全く負けていない。
コミュニケーション能力が高い分、勝っているかもしれない。
大活躍である。

これは「日本のマナー良い。中国は悪い」と勝手に思っている人たちには
ショックかもしれない。
よい勉強になるはずだ。

さらに、
こういうものに喜ぶのか?
あるいは、これは興味を示さない、
こいうのが売れるのか!

という視点でみると、
中国人客を相手に商売する日本の人々にとっては、
最高の勉強の場所と言えます。

見せ方、展示方法、食事、お土産、、、全部が参考になることばかり。
(成功と失敗事例の宝庫)

日本は、 有名キャラクターや漫画やアニメのお陰で売りやすい けど、
諸外国はそういうのはない。
けれど、よく見ていくとその中でも商品に創意工夫して売っているから
有名キャラクターを持たない施設や観光地にとっては勉強になる でしょう。

広大な中国全土の人々が集まるイベント なんて
そうあるものではないから。

インバウンドの関係者は、必須ですね。






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Last updated  2010/05/20 02:48:23 PM
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