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2012年2月期のアークスの業績はユニバースの4か月分の経常利益がプラスされ12億円くらいアップして、株価がこのままの株価で推移するとザックリの負ののれん代が95億円くらい乗ってきます。ジーテクトの旧高尾金属工業のように資産の評価替えが無ければですが(苦笑) 2013年2月期は負ののれん代がなくなりますが、ユニバースの経常利益が1年分加算されます。合理化効果もあって業績は伸びて、一株利益も明らかに従来よりアップしてくるはずで、PERもPBRも低くなるので、現状の指数程度まで株価が上昇する投資妙味は充分あると感じますが、どうなんでしょうか^^;
2011.06.30
それほど上がるとは思えなかったのですが、少なくとも10月の優待と配当をもらえた上に、2月にはアークスの配当と優待をいただけるので数単位程度ですが買い増しました。 そのために買い増そうと思っていた銘柄は買えませんでした(苦笑) しかし昨日の『大底を確認できてから買うと一番効率が良いですが、大底近辺でもOKのような感じです。 』というエントリーの最後に書いた http://plaza.rakuten.co.jp/lucky7lucky/diary/201106290003/『大底を打てば減益予想でも上がってしまう例もあります。800円どころからポツポツ買い下がっていたバリュー株は6月9日に減益修正を発表しました。一株利益を69.89円から28.78円に大幅下方修正。9日終値764円。発表翌日の寄り付き直後に732円まで落ちましたがなんと終値は前日比プラスの771円。しかも場中の高値は794円までありました。まあそれからは780円前後で20日ばかり推移して今日は820円です。減益修正でもちゃんと上がっていってくれます。』という銘柄が今日も朝安のあと大きく買われて上がってしまいました。いま23円高の843円です。何があったんでしょうかね~。とても不思議な感じです(苦笑)
2011.06.30
ユニバースのIRさんに質問しました。この回答をブログにアップしても良いと了解をいただきました。当然に決まっていることなので何の問題も無い、とのことで、問い合わせが多いので、できるだけ早くホームページにも、このことをアップしてくださるようです。 今日売却してしまうのはとてももったいないと思います。アークスの株を持っているなら、一旦売却しユニバースの株に切り替えておけば配当と優待をいただけることになり、とてもお得だと思います^^;
2011.06.30
配当 2007年3月期 47.5円→55円→60円→85円→100円→2012年3月期 120円予定の低PER銘柄も底を打ってくれたような感じです^^; 一株利益が毎期伸びるので増配を続けてきました。2007年3月期からの一株利益を見てみると 2007年3月期221.8円→233.3円→228.4円→316.9円→378.3円→2012年3月期予想 378.5円 一株純資産は2666円でPBRは1倍程度でそれほど低くありませんが業績は堅調です。ストック型ビジネスも持っており業績が安定的に伸びており低PERなところが魅力です。業績は爆発的に伸びることはありませんが、それでもPER1倍程度の株価があっても良いと感じて、コツコツ拾っています。 現・預金+短期有価証券+投資有価証券+親会社への預け金=255.6億円あり総資産の36.0%が現金性資産です。 売掛債権170.1億円+在庫64.8億円+未収入金79.8億円=314.7億円もあり全ての負債(=流動負債+固定負債)322.5億円程度なので固定資産もあるため事業用資金は事業資産だけで繰り回せ、現金性資産の部分は余裕資金です。なかなかキャッシュリッチな企業です。 業績が前期比横ばい予想であるためか4月末や5月始めに2700円程度あった株価が下げており2530円から2725円くらいの値幅で変動しており、やっと直近の6月17日の安値2531円から昨日は2725円まで戻して来ました。もし2725円をクリヤーして上に行けばボックスを抜けだして更に上に行ってくれる可能性が出てきます^^;http://nikkei225jp.com/ny/ アメリカ市場がこのまま前日比プラスで終わってくれたので、この銘柄も2725円の天井を突破して、上伸してくれる可能性が高いので楽しみにしています。 アメリカ株の堅調に支えられて、日本株もそれなりに好調で、高配当の低PER銘柄にも、先週から買い増し始めた配当利回り4%越えの住友商事、三井物産、伊藤忠の総合商社の株も上に向かってくれるかもしれません。そうすると底離れの初動で買えたことになってきます^^;住友商事チャートhttp://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8053&ba=1&type=3month三井物産チャートhttp://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8031&ba=1&type=3month伊藤忠チャートhttp://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8001&ba=1&type=3month このところ堅調さが目立つ自動車部品銘柄や株価が底離れをしてくれたように感じられるリース各社の株価にも期待したいと思います^^;。 あとは復興寄与銘柄群が低迷を脱してくれるとありがたいと思います。政治家(=屋)がまともに働いてくれないのが不満で、税金を払いたくなくなってきています。
2011.06.29
大底を打って上がり始めたところで買うのが一番理想ですが、そんなことはめったに出来ません。 少し前にもエントリーを立てたばかりですが、富士機械製造はベストな状態で購入できました。http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=6134&ba=3&type=3month まさに1500円割りたところで、買えました。 USSも富士機械製造ほどではありませんが、良いところで買い増せました。 6月27日に5930円で優待1口分100株ゲットできました。その後の連騰で3営業日で230円高は、私にしては上出来です。http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=4732&ba=1&type=3month 前期比増益予想の専門商社は、4月末の700円どころから決算発表後も下げ続け600円を割り込んで配当利回り5%のところから買い始めました。だらだら600円程度の状態が約一ヶ月間続きましたが安値586円以下には下がらずに、3日ほど600円台を回復し、また600円以下に下がりましたが600円を割り込んだのは一日だけでその後一気に634円まで戻しました。 別の買い下がり銘柄は1550円どころで100株だけ買って、毎日下がるのでポツポツ買い下がり1500円を割り込んだので少し買い増したら一気に1453円までブチ下げられて凍りつき買い増せませんでしたが、その後は1560円にまで戻して、昨日は1526円まで下がりましたが、本日は1599円まで戻しました。 この銘柄も4月28日に2012年3月期の業績について発表し、前期に比べ増益の会社予想を発表しました。東日本大震災発生後に一度リバウンドした後、決算発表時近辺は1800円以上の株価でした。いかし前期比増益の業績予想にも支えにならず株価は大きく下落を続けました。6月24日の午前中には前日アメリカ市場で大きくダウなどが下がっても、それほど下げませんでした。昨日は後場少し下げたので1530円前後で少し買いまして先ほど書いたように本日は1599円です。どうも大底を打ってくれたような気配です^^; 大底を打てば減益予想でも上がってしまう例もあります。800円どころからポツポツ買い下がっていたバリュー株は6月9日に減益修正を発表しました。一株利益を69.89円から28.78円に大幅下方修正。9日終値764円。発表翌日の寄り付き直後に732円まで落ちましたがなんと終値は前日比プラスの771円。しかも場中の高値は794円までありました。まあそれからは780円前後で20日ばかり推移して今日は820円です。減益修正でもちゃんと上がっていってくれます。 じっくりと底打ちを確認して買い増すのがベストだと強く感じるこの頃です^^;
2011.06.29
みきまるさんのブログで知ったのですがユニバースがアークスとの株式交換で完全子会社となり上場廃止となるようです。 合併のための交換比率ユニバースの1株に対しアークスの1.205株で妥当だと思えます。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110629/6xx656/140120110629071994.pdf 配当は共に1株38円なので持ち続けると38円×1.205倍の配当がいただけて、配当利回りが高まります。 まだ明確に書いていないのでどうなるか分かりませんが、経営統合日は10月21日なので、ユニバースの2011年10月期が終わってからの統合になります。 昔、三井化学に株式交換で統合された東セロは、最後の優待を出してくれました。 アークスの決算は2月なので、まず10月にユニバースの配当38円と優待をいただけて、4ヵ月後の翌年2月にアークスの配当と優待をいただけるのが、ユニバースの株主にとっての一番ベストな状況だと思います。アークスは選択肢として100株でUCカード1500円分がもらえるし、アークスには負ののれん代が発生し、アークスの自己資本がますます増強されるので、私はこのままホールドしたいと思っています^^; アークスも低PBRで自己資本比率の高い良い企業だと思います。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110412/6t85a8/140120110411086016.pdf
2011.06.29
大底圏でうまく投資できた富士機械製造を少ししか買えなかった理由は、まず買った所が大底で、株価が下がるところで買い増して行く予定が、株価がまったく下がらないで理想の大底値の買いが出来たこと。しかしそれなら少し上がったところで買い増すことも出来たはず。 それができなかったのは機械メーカー、特に製造機械を作るメーカーは、自動車部品やメッキ薬や電子部品やインキなどのように使用されたら、再度利用されずに次々と新しく売れる製品を作っているメーカーのほうが好きだからです。これは単純に嗜好の問題だと思います。 しかし物を作る機械を作るメーカーは、かつての爆げ銘柄のオムツを作る機械を作っている瑞光にしても、最近の爆上げ銘柄のフェローテックにしても、消耗されてなくなってしまう製品ではなく、いくらでも使用できる機械なので、永遠に売り上げが続いていくわけではありません。これからその機械を使って作る製品が大きく増えると考えた投資資金が集まって、買いが買いを呼ぶ展開で爆上げしても、いったん資金が逃げ始めたら、業績が上がっても、株価は高値掴みの投資家のヤレヤレ売りが継続する間は株価の低迷が続きます。 その点、消耗品を作っているメーカーは一度使った製品は使い回しが聞かないので、機械装置よりは業績が予測しやすいし、物が売れれば売上も増えることが予想しやすいので、私はそのよう企業のほうが好きなわけです。 今日は昨日買い増した銘柄群もアメリカ市場の株価の堅調で高いものが多いです。このまま上昇してくれると嬉しいな~と思います^^;
2011.06.29
選べる食べ物優待ギフトがあるために1500円どころで投資して3000円を超えるまでホールドを続けられた銘柄を感謝して利喰して、その利益部分でローランドDGを優待単位2口分買い戻しました。 選べる食べ物優待ギフトの数を維持したかったからです(苦笑) 多分、高配当というだけでは少しは増配してくれていますが、株価が2倍になっても配当を2倍にしてくれる企業は無いので低配当になり、株価2倍になるまでは持ち続けることは出来なかったと確信しています(苦笑) PER的にもPBR的にも、自分で考えている基準的にはかなり割高になっていますが、株価がPER、PBRだけで決まるものではないことは、低PERかつ低PBRの日本リーテックやジーテクト、第一建設工業などの株価がなかなか上がってくれないことで、充分すぎるほど身に染みているので、持ち続けることが出来たわけですが、フェローテックなどが利喰に押されて大きく下がるところを見ていると、そろそろ感謝して利喰をしておくべきだと考えるようになり、実行しました。 過去においても選べる食べ物ギフト優待欲しさに2200円以上になるまでホールドでき利喰が出来た銘柄にメガチップスがあります。この銘柄も私にとっては高PERかつ高PBRの銘柄で選べる食べ物優待ギフトが無ければ2000円を超えるまでホールドすることは出来ませんでした。メガチップスは任天堂依存が強烈に高いですが、任天堂の株価が大きく下げても、ミツミ電機が大きく下げても、指標的にそれほど下げないのは優待の魅力かもしれないと、自分の趣向と偏見から、そのように邪推しています(苦笑) ローランドDGはPER的にはまだまだ高く、親会社のローランドから押し付けられた子会社の大赤字で特損を出したりしていますが、配当を維持してくれるのと、今後は業績が少しずつ上向いてくれると期待して買い戻すことに決めました。メガチップとどちらにしようか迷いましたが、配当優待利回りが高いローランドDGを選ぶことにして実行しました(苦笑)http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110203/6opxed/140120110126017525.pdf2012年3月期配当予想http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110609/6vtdow/140120110525035920.pdf2012年3月期業績予想http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110609/6vvjvc/140120110526037240.pdfバランス・シートを確認するため2011年3月期決算短信http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110510/6u6ukp/140120110428005097.pdf 現・預金を93.2億円+長期預金5.0億円持っていますが、すべての負債(=流動負債+固定負債)が63.4億円しかありません。 時価総額はそれなりに高いですが、投資有価証券は1.8億円しか持っておらず本業一筋の企業で、売掛金や在庫、有形固定資産などを考えれば、充分過ぎるほどの事業資産を持っており土地の含み益などを考えれば資産的には割安だと考えての投資です。いずれ利益が回復してくれば株価も過去の高いところまで回復してくれると期待したいと思います。配当優待総合利回りは5.63%で自己本比率も77.3%と充分高いです。予想PERは20.43倍とまだ高いですが、PBRは0.79倍と低いです。 アメリカの株価は二日連続して上昇してくれました。http://nikkei225jp.com/ny/ 一昨日に住友商事や三井物産、伊藤忠などの総合商社の株を買い増せれば良かったのですが、昨日買った買値も我慢して、かなり安いところで買えたので、一昨日高いところで買うのと同じくらいで買い増すことが出来ました。 リバウンド狙いの海外生産ほぼ100%の銘柄も少しだけ安く買い増すことが出来ました、一旦リバウンドして、また下げてきたので様子を見ながらより割安に買い増していきたいと思っています。 ローランドDGもそうですが自動車部品メーカーや総合商社など輸出関連といわれる海外で活躍できる銘柄を少しずつポートフォリオに増やし始めたところでアメリカ市場の株価が底を打ってくれて上昇傾向になってくれるなら、とてもラッキーだと思えます。 まだまだ問題山積みの日本経済と世界経済ですが、日本にはろくでもない政治屋ばかりしかいませんが、国民や民間の力で復興は進んでいきます。復興が進み始めれば加速度がついていきます。それを期待したいと思います。 しかし西日本では梅雨が早く終わりそうで暑さが厳しくなりそうです。電力不足が日本中に拡大し、被災地はこれから梅雨が本格化して、他の地域でも台風などの大雨による被害が拡大しそうな気配です。投資している銘柄の製品が活躍し、被害を最小限に防いでくれることを期待して、そのような銘柄は少し程度の値上がりでは売らないでホールドしつづけて行こうと思います。 内需銘柄はストック型ビジネスで高配当優待利回りの東急コミュニティーなどのような銘柄をコツコツ分散で増やしてきました。東急コミュニティーは東急沿線で東急グループなどが大型ショッピングモールを建設し続けており、マンションなども増えています。したがって不動産管理の仕事が確実に増えて、株価がそれほど上がらないので、ドンドン低PERになって、増配も続けているので利回りもドンドン上がっていきます^^; このような高配当や高配当優待銘柄を出来るだけ分散で増やすことでポートフォリオの総合利回りを高めてきました。そして4%の利回りがあり、海外でドンドン業績を伸ばして低PER化している総合商社をポートフォリオに積み増しすることをスタートしました。 いま買い増している総合商社以外の製造メーカーは海外生産にシフトを進めている企業が多いです。ジーテクトは買い増していませんが、高尾金属工業との統合で海外生産子会社が大きく増えて、本田の生産を支えることが出来るようになり、売上も経常利益も従来の2倍近くに膨らみ、時価総額も2倍以上になって出来高も増えてくれると期待したいと思います。 いま盛んに買い増している自動車関連の部門もあるメーカーも今後大きく伸びそうな自動車関連の製品を作っており、アップルのある部品もこの会社が100%のシェアを取っているといわれています^^; 従来から持っているシークスも海外生産がほとんどの企業です。シークスも配当権利落ちで下がれば買い増そうと思っていましたが前日比プラスで引けてしまい買い増しできませんでした。 そのような銘柄群の株価が上向いて、ポートフォリオの運用利回りが上がることを期待して、少しのんびりしたいのですが、市場は常に気になります(苦笑)
2011.06.29
西部電気工業は買ってから随分株価に下げられて高い優待をゲットしたことになります(苦笑) しかし財務内容が堅く、配当優待利回りが高く、低PBRで配当も9月と3月に貰えるので、いずれ株価は戻してくれると楽観しています^^;http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110511/6t85mj/140120110411086459.pdf 優待は1,000株以上 「阿蘇の名水」(2.0l×9本)ギフト券1枚で、この使用期限が4年間もあるのはとてもビックリで、ありがたかったです。 有事に備えて我が家でもミネラルウォーターをすでに購入済みで、その賞味期限がまだ先なので、現在のミネラルウォーターの賞味期限が来たときに利用できるので無駄が無くて済みます^^;http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=1937 同じ選べる食べ物ギフト3000円分でも伊藤忠食品の優待の中身は、グレードが高くてとても良かったです。残念だったのは買いましてから着いたテイ・エス テックの優待で選択数が減って、中身が悪くなった感じです。買い増しは早まったかもしれません(苦笑)
2011.06.28
伊藤忠も昔から株価を見ている銘柄ですが一度程度しか投資したことがありません。財閥系総合商社のほうが投資していて安心だと考えていたからです。 しかし伊藤忠も他の財閥系総合商社も国際商品市況に連動して株価が上げ下げする銘柄ですが、伊藤忠は資源分野の強化や中国事業の拡大で、東日本大震災までは右肩上がりの底値切り上げ型の株価の推移を見せていました。 配当性向を高めて、増配も行なっており現在発表の一株配当33円で考えると、配当利回りは4%を超えており、私の総合商社に対する投資の基準である配当利回り4%以上をクリアーしています。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110506/6tvyzy/140120110422097614.pdf 他の銘柄の株価を見ると、なぜだかさっぱり分かりませんがリース会社が買われて、株価が高いです。優待単位しか持っていないしランクアップ優待の権利もあって、売るつもりも無いですが、業績に比べてボコボコに売られていたので、うれしいことは嬉しいです。 昨日は安かったUSSも株価の回復基調は変化無く、今日はしっかりと上げてくれており、加藤産業もちゃんと買値をクリアーしてくれました。 海外市場の株価の上げ下げに、連動して動くだけの主体性の無い日本株式市場ですが、リスクをきちんととって業績を伸ばしている高配当の総合商社は少しずつポートフォリオのウエートを高めていきたいと思います。
2011.06.28
東京電力に売り飛ばされるという信憑性が高そうな噂話で売られていた関東天然瓦斯開発の株価が少しだけ戻していました。 自己株式と持分法適用会社で大昔から株の持合をしている合同資源産業と合わせると33.7%の関東天然瓦斯開発の株を持っています。 東京電力の持ち株数はたったの21.3%です。昨日の終値469円での東京電力の持ち株数の時価総額は、60億円弱です。 関東天然瓦斯開発の第1四半期(⇔3月31日)時点の現・預金だけで買いとってしまえる金額です。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110512/6uundf/140120110509015507.pdf ちなみに現・預金80.3億円+短期有価証券76.1億円+投資有価証券170.1億円だけで326.5億円も持っています。 全ての負債153.1億円(=流動負債86.7億円+固定負債66.4億円)は売掛債権62.1億円+在庫9.4億円+有形固定資産310.8億円+アルファの事業資産だけで、充分すぎるほどカバーできる金額ですが、売掛債権+在庫=71.5億円を超える部分81.6億円を上記の現・預金+短期有価証券+投資有価証券=326.5億円から差し引いても244.9億円も自由に使える資金が残ります。 東京電力の持分を全て買い取ることは簡単すぎますが、関東天然瓦斯開発と合同資源産業の持ている分以外の株数を全部の総額も189.7億円程度(←東京電力分も含めて発行株式総数の66.3%分)の買い取ることもことも充分可能です。 たかだか60億円程度の東京電力の持分の株で、ここまでブン投げられるのか、不思議でなりません(苦笑) 当たり前のことですが、関東天然瓦斯開発の販売は家庭向けは子会社経由ですがガス管で家庭に供給されていますからストック型のビジネスです。家庭に供給されるガスは自社で千葉のガス田から採取される天然ガスと子会社や同業他社がやはり千葉で採取している天然ガスを購入してまかなわれています。 大口の企業の自家発電用に供給されているガスについては東京電力が海外から仕入れるものを購入してパイプラインやガス管で供給しています。つまりユーザーは別の業者にパイプラインやガス管を新たに設置してもらって(⇔大きな資金を使って、新しい設備投資をしてもらって)別の業者から自家発電用のガスを買うという馬鹿馬鹿しいことは出来ません^^; つまり関東天然瓦斯開発に囲い込まれており関東天然瓦斯開発から天然ガスを買うしかない状況です。これは従来からも関東天然瓦斯開発の仕入れ値にコスト分の上乗せして購入してもらう契約になっているということなので、関東天然瓦斯開発が東京電力から天然ガスを買えなくなっても、商社などから買い取れば、まったく支障が無いビジネスです。 電力不足で個別企業の自家発電に期待されている状況ですから、東京電力とて関東天然瓦斯開発に回している輸入天然ガスを減らすといえる立場にはありません。将来的に東京電力傘下を離れ、天然ガスの仕入れも止めるとすればというときの仮定の話で、それでもまったく支障が無いということを述べただけです。 チリの大噴火などでヨードのチリの輸出に支障があるかどうかは分かりませんが、どちらにしてもヨードは放射能汚染下にある日本では必要不可欠なものですし、東京電力傘下を離れれば、大手を振って商売できます。もともと関東天然瓦斯開発は東京電力傘下の企業では無かったのですから、むしろ東京電力から離れたほうが良いのかもしれません。 外資の儲け主義のファンドに売ってもらって、大株主としてファンドが配当をゴッソリ出すように要求してもらっても既存株主にはメリットが大きいようにも思えます。 誰が考えても関東天然瓦斯開発は配当をケチりまくってお金を貯め込み過ぎており、配当を増やすことに支障はまったく無いと思います。社員の取り分と株主の取り分の公平性をはかっても、当然だと思うんですけれど、どうなんでしょうか。
2011.06.28
一時的に撤退していたために2年超の投資期間によるランクアップの権利を失ったと思い込んでいた興銀リースですが、優待はランクアップした分が届きました。買い戻してから業績に関係なく売りまくられているわけですが、このまま持ちっぱなしにすれば高配当優待利回りになるので、今後は持ちっぱなしにしようと思います。 本日は6月の月末決算日の企業の権利最終日でしたが、6月分の優待はゲンキーにつづき、岡部、昭栄、HIOKIの4銘柄をゲットしました。 今日は用事があって出かけていたので、せっかく安くなっている財閥系総合商社などに指値を入れて出かけましたが、欲張りすぎて安く出しすぎて、一単位もゲットできませんでした。 自動車部品銘柄は高安まちまちでしたが、少し上がると直ぐ利喰売りに押されるような展開ですが、自動車部品関連は生産が回復に向かえば業績が立ち直ることが目に見えているので、安心してホールドして行こうと思っています。 ただジーテクト以上に指標的に割安な自動車部品メーカーは見つけることが出来ないので、他の自動車部品銘柄は優待に魅力があるものだけに絞ろうと思っています。 まあ株は需給で流動性が大きくないと、一部の投資家の投げで下がってしまうので、付和雷同しないという覚悟が無いなら、流動性のある大型銘柄に投資するしかないように思います。 ジーテクトは市場で出回る株数は、まだ小さいので馬鹿馬鹿しい売りに下がることも多いですが、あまり配当を出さないので(苦笑)4~5年で一株純資産は5000円近くまで増えていく感じだと思います。まあそのときにも、このように低い株価のままでいるかどうかは、投資家しだいなので解りませんが、合併により海外工場も非常に充実し、ホンダの生産が拡大していくならば、間違いなく業績を上げていける企業だと思って、私はホールドを続けようと思っています。 しかし名証第1部ながら出来高がそれなりにある富士機械製造は、下がりそうで下がらずにジリジリ上がっていってしまいます。http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=6134&ba=3&type=3month 太陽光発電、風力発電、バイオマス発電など世界中の発電事業にすでに参画している財閥系総合商社は4%以上の利回りのときに、しっかり買いましてポートフォリオに組み入れていこうと思います。 震災復興銘柄も日本ヒューム、日鉄鉱業など、少し株価が底を打ったかと期待させてくれる銘柄も出てきました。出来高が少ないので乱高下する可能性もありますが、しっかりとホールドして行こうと思います。 似たような製品を作っている萩原工業と前田工繊は抜きつ抜かれつで上がっていって欲しいと期待しています^^;
2011.06.27
ジーテクトの有価証券報告書が開示されたました。 その中に高尾金属工業の3月31日の総資産、総負債、純資産の数字が開示されています。ほぼ決算説明会の資料で開示された数字と同じです。(平成23年3月期)売上高(連結)41,067,595千円 (注)(単独)18,781,966千円 (注) 当期純利益(連結) 4,091,464千円 (注)(単独) 1,510,539千円 (注) 総資産(連結)53,491,781千円 (注)(単独)31,652,839千円 (注) 総負債(連結)16,880,174千円 (注)(単独) 8,616,819千円 (注) 純資産(連結)36,611,606千円 (注)(単独)23,036,020千円 (注) その下に負ののれん代の基礎になった4月1日の資産、負債の数字がやはり開示され、当然ですが発表通りの数字です。それを比較すると以下の通りです。 3月1日4月1日総資産(連結)53,491,781千円 38,528,575千円総負債(連結)16,880,174千円8,781,516千円純資産(連結)36,611,606千円(差額)29,747,059千円 資産と負債が同じ程度減るならある程度理解できますが、資産の減少の方が大きくて、それが純資産(=差額)の違いになってきています。一日で資本部分(=純資産)がこんなに毀損(=減少)変動することは無いと思うので、資産の評価替えなどが行なわれた可能性がありそうですね。難しいものです。次の投資判断のときにはこのことを忘れないようにしたいと思います。
2011.06.27
節電も節約も付け焼刃では、一時的にはしのげても長丁場ではボロがでます。我が家の節電は5年間の川崎での暮らしでエアコンを買わないで暑いマンション暮らしを冷房無しで耐え切ったことでも解るように、筋金入りです。 自宅にはエアコンはありますが、年に一回試運転をして動くかどうか確認するとき以外は使いません。その時も奥さんがパンを焼くために発酵を調整するためにエアコンを使用する必要があるから使用するので無駄に使うわけではありません^^; 毎日の朝食は自家製のパンを食べていますが、夏場はパンを焼くのをお休みし、近くの美味しいといわれるベーカリーのパンで間に合わせますが、やはり自家製パンのほうがよほど美味しいです。 節約も結婚してから毎月の生活費を値上げしないで生きてきています。ただし優待投資をスタートして、足掛け4年になりますが、食費に使う現金は結婚当初と変わりませんが、優待でいただく食品はノーカウントなので、かなり贅沢になっています^^; お米券などで節約したお米代もクオカードで支払ったガソリン代や灯油代も家計費の助けになりますが、それで浮いた資金は築地から取り寄せているのりやお茶や長野から取り寄せる味噌や、いろいろな地方の農園から取り寄せる果物の代金に回すので、その分でも新婚当初より実質は格段に贅沢になっていると思います。でも若いころのように沢山食べられるわけでもなく、お金を残しすぎてももったいない(=お金を有効利用が出来なかったという意味)ので、その点は納得して使っています。 サラリーマンを卒業してから5年ほどたちましたが、資産運用で稼いだ資金から生活費をまかなっているので、リーマンショック後の大きな落ち込みをカバーするのが大変だったために減らしもしていませんが、あまり増やすことも出来ませんでした。リーマンショック後の株資産40%もの減という痛烈な目にあってからは、従来以上に資産運用では増やすことよりも減らさないほうが、より大切だと感じています。 毎年の生活費は前の年の賃貸収入とインカムゲイン収入(=優待分は除く。優待分は金券も含めて、もらった年に消費して生活費にはカウントしない贅沢というか余裕として活かしています)という予算内で生活するようにしています。 今年はいままで以上に高配当銘柄に重点を置いて株式投資を行なってきたので、去年の配当額をほぼ半年でクリアーできるほどまでになりました。 やっと昨日投資元本部分でも前年末比でプラスに返り咲きましたが、アメリカ市場での株価が連続して安くなる傾向が続いているので、どうなるかは解りません。しかし来年の生活費はすでに確保できているので、安心していられます。年間に2回配当をいただける企業もあるのでこれからも配当の金額は増加していきますが、増えた配当分を来年全部使うようなことをしていては節約生活は維持できません。 毎月の生活費の上限も、トータルの家計費の上限も決まっているために、その金額をオーバーした部分は当然に貯蓄に回って、年金が出始める60歳までの非常時の備えになります。 人間は贅沢をすると上げた生活レベルを下げることが難しくなります。我が家でも美味しい果物やのりや味噌やお茶などお取り寄せの贅沢品を利用するようになった分、口がおごってきてしまい、地元のスーパーなどで買ったものでは満足ができないような状況になってきています。 エアコンで涼しく快適な生活に慣れきってしまっていると今年の夏を乗り切るのはつらく難しいと思います。 私の仲人をしてくださった親戚のおじさんご夫婦は東京近郊に住んでいますが、おじさんは80歳をすぎてもエアコンはよほど暑いときしか使いません。去年は10日くらい真夏日に使っただけだといっていました。資産は私の数倍持っており、50台でサラリーマンを卒業し、資格を取るのが好きで60歳を超えてから資格を活用した個人事務所をスタートしました。60歳を過ぎてからドラムも習いだしました^^; おばさんは70歳をすぎても今でも築地に経理の仕事で週に1度くらいですが、働きに出かけます。お金のためではなく趣味のようなものです^^; 仕事が好きなのと、銀座が好きなのと、築地の卸の会社の会長が、コンピューターは信用しないで、おばさんの手書きした帳簿の数字しか絶対に信用しないからだそうです。その元の数字はコンピューターで出すので写すだけだと笑っていました^^; おじさんも80歳までは自宅で企業十数社をクライアントとして仕事をしていました。もうそろそろ事務所を閉めるようかとクライアントに話したら、皆「ご苦労さまでした」と言って引き止めてくれなかったと、少し不満そうでした^^; 好きなことを仕事にして収入を得ながら張りのある生活を送る。生涯現役というスタイルも、充実感があり、とても素晴らしいことだと思います^^;
2011.06.25
主力のジーテクトが下げ止まって、上がってきたので、少しやる気が回復して、昨日USSの優待2口目を一気に買い増しました。一昨日上がって、昨日下げたので、下げたところで買いました。もっと前に買えば、100円以上安く仕込めたはずですが、ポートフォリオの銘柄が低迷したままだったので買う気になれませんでした(苦笑) やはり下げ止まって上に向かいだしたときに買うのが良いのかもしれません。富士機械製造は完全にリバウンドに入ってしまい、買い増すのはあきらめました。 今日はアメリカ市場が連続して安かったので総合商社も安いと思い、更に金曜日なので大引けで下げて終わると皮算用しましたが、まったくの予想はずれに終わって買いませんでした(苦笑) 買いあがることはしないで当面は配当4%を越える時点でだけ買うことにしようと思っています。 代わりに加藤産業と優待欲しさにローランド・DGを買い戻しました。一旦掴んで少し上げたところで利喰したパイオラックスは買値に戻らず上に行ってしまいました(苦笑) 自動車部品メーカーはジーテクトの業績と比較すると、優待に魅力が無い限り、他の銘柄に投資する気になれません。テイ・エス テックは持ち株数ランクアップを狙ったので買い増すことが出来ました。時価総額が大きいので、機関投資家の投資の対象になるのでPERやPBRの単純比較では割高でも買われる事があるのは日信工業と同じです。しかし日信工業(=300株買わないと優待の権利を確保できないのでいまのところあきらめています)の優待は魅力的ですが、一番欲しい3月のストロベリーグラッセの代替として加藤産業の美味しいイチゴジャムで充分以上に我慢できるため、加藤産業のほうをゲットしておきました(苦笑)http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110513/6sdu7a/140120110328071974.pdf 加藤産業は低PERかつ低PBRのキャッシュ・リッチの食品卸です。食品の専門商社は日銭商売のスーパーなど小売業への販売が多いため売掛金回収のサイトが短く、食品メーカーに対する支払いサイトが長いので、現・預金がバランス・シートにたまっていきますが、メーカーなどのキャッシュ・リッチとは少し様相が違います。いわば仕入先のお金で商売をするうまみがあります^^; その点を割り引いてみても加藤産業の業績はすこぶる良好で、9月の優待権利獲得に向けて株価は上がって行くと期待しています^^;
2011.06.24
http://www.asahi.com/national/update/0624/OSK201106240001.html 日本原子力研究開発機構は24日早朝、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器に約10カ月間落下したままになっていた重量約3.3トンの装置の引き抜きを終えたようです。 これだけの事故を報道管制で押さえて置きながら、すぐ稼動したいとは噴飯物の態度です。絶対許すべきではないと思いますが、どうなんでしょうかね~(怒)
2011.06.24
http://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/posirase/1106/o110623.pdf いままでの作業経緯などへのリンクhttp://www.jaea.go.jp/04/turuga/jturuga/press/topic.html 何度も何度もトラブルで成功しなかった作業ですが、今回もトラブルで作業が遅れましたが、トライ中です。無事に完了して欲しいですね。 高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で燃料交換に使う装置が原子炉格納容器内に落下した事故で、日本原子力研究開発機構は23日夜、装置の引き上げ作業を始めました。上記のリンクから従来の発表が見られます。 作業開始前の準備段階で部品に不具合が見つかって、またまた開始が予定より約6時間遅れましたが、機構は24日までに引き上げ作業を終える予定と発表しています。 装置は水や空気と触れると激しく反応する冷却材のナトリウムに一部が漬かっている状態のため、ナトリウムが外気に触れないようアルゴンガスを注入した専用の大型収納容器を通して行う計画ですが、23日午後、収納容器下部にある筒からアルゴンガスが漏れていることが判明して、調べたところ、筒に取り付けたゴム製の部品が破損しているのが分かり、作業開始が遅れたとのことです。大事故につながりかねない作業装置で直前に破損が見つかるとは、「おいおい」という感じではありますが、早く終了したとの発表が欲しいです。 作業中には地震等おきないで、今度こそ無事に終了して欲しいです。
2011.06.24
良い銘柄だとは思っていても過去に投資を失敗したことがあり結局買えなかったフェローテックですが、大きく上げた後の大きな下落で、下げ止まったら参戦しようかと場を見ていました。 大引け寸前の20秒間くらいの間に、大きな成行きの買いが入ると、大きな成行きの売りが出てヒューン、ヒューンという感じで株価が上げては下がり、下げては上がり、また下げて、めまぐるしく動いて、結局最後の成行き買いで少し上がって前日比67円安で引けました。http://smartchart.nikkei.co.jp/smartchart.aspx?Scode=6890.9 ここ2ヶ月ばかりの上昇で買いあがった人は大きな被害で、私の震災復興銘柄買いと同じ目にあった方も多いと思います。ちょっと怖いですね(汗) 私の買い下がった銘柄は今日も上がってしまって全ての買い値段より上に行ってくれました。
2011.06.23
期待していたほど財閥系総合商社の株価が下がりませんが、それでも900円どころで買っていた内需のストック型ビジネスモデルの銘柄で、出来高があまりない銘柄が1000円を超えてきて配当利回りが4%以下になってしまいました。 そこで感謝して利喰を続けて4%台に戻した住友商事や三井物産を買い増しました。更に奥さんからおコメの現物優待銘柄は減らすこと、我が家ではレトルト食品はほとんど食べないようにしているので、非常食のストック用に使う以上にくるものや、賞味期限の短いレトルト食品は避けて欲しいとの指示を受けて、これらの銘柄を感謝して手放して、これらの資金では自動車部品銘柄のうち持ち株数によって優待をランクアップすることにして、実際には優待を改悪した実にずるいテイ・エス テックを買い増しました。 まだ2012年3月期の業績予想は発表していませんが、いわゆる自動車シートメーカーで、仕入先の部品メーカーの業績は発表されており、その企業は上期も黒字で、下期に他の部品メーカーと同じように大きく業績を回復する予想になっており、テイ・エス テックも同じパターンで八千代工業のように今期赤字化はしないと考えて、買い増しました。
2011.06.23
最近のポートフォリオの銘柄群の業種の傾向を大雑把に俯瞰すると、内需の不動産管理業や賃貸不動産業のようなストック型ビジネスモデルで高配当または高配当優待銘柄が多くなってきています。 その次に多いのは高配当や高配当優待の内需関連の専門商社や地方の食品スーパーなどの銘柄で低PBRを優先し、更に10倍程度のPERの銘柄を主体に投資しています。 輸出関連では自動車部品関連はポートフォリオトップのジーテクトを除いては優待のある優待単位だけ持つと高配当優待利回りになる銘柄に特化したような形になっています。 その他の輸出関連銘柄で比率が高いのは武田薬品とエーザイという5%弱の高配当銘柄です。 そのためにポートフォリオ全体の総合インカムゲイン利回りはかなり高くなってきて、資産残高だけで前年末比と比較すると、無念ながら前期比マイナスに落ち込んでしまいましたが、いままで獲得した配当を加えるとプラスを維持し、優待も加ええると国債の利回りよりは利回りが良いという状況までにはなりました。 去年の9月までの状況と同じでゴールドの値上がりとインカムゲインで金融資産の運用成績をなんとかプラスで維持しているような、情けない状況となっています。 ポートフォリオ低迷の一番の原因はジーテクトの株価の下落でしたが、これは何とか止まってくれるのではないかと期待しています。 もう一つのポートフォリオ低迷の大きな原因は東日本大震災の復興に寄与すると考えた日本リーテックまど電気工事業者や日本ヒュームなど復興資材を生産するメーカーなどへの投資を一気に増やして、買い進め、買い増した後に大きく株価を下げられて、打撃を受けたところにありました。この点は大いに反省すべきところだと痛感しています。 ただ、ありがたいことに高配当、高配当優待銘柄の中には、一旦低迷した株価もかなり回復してきて高かったインカムゲイン利回りが低くなってきたものも出てきたので、感謝して利喰して輸出関連銘柄としては4%程度の利回りを維持して、低PERになっている住友商事を手始めに住友商事の利回りが4%以下になったので、配当利回りがまだ4%を超えている三井物産も少し買い増しました。 その他に富士機械製造を1500円以下で買い下がろうとしたらあっという間に1500円に戻して、買い増しできず、更に1600円を超えたので、もう眺めるだけしか出来なくなりました。震災復興銘柄を買い上がり酷い目にあっている後遺症です(苦笑) もう一つの買い下がり予定銘柄は1550円以下で打診買いを始めたら直ぐ1500円を割り込んだので更に買いまして1480円まで買い増しましたが、そこから一瞬にドカーンと1430円まで下がげられた恐怖で固まって買い増しをストップしたら直ぐに1525円まで戻してきました。富士機械製造よりは株数を多く買えましたが、少し買いのスタートが早すぎて本当の急落時にビビッタた分、予定の株数にはまったく届きませんでした(苦笑) 教えていただいた輸出関連のリカバリーストック銘柄は200円程度で買っていましたが240円を超え20%以上になったので、とりあえず感謝して利喰して高配当の住友商事など財閥系総合商社を買うための資金にさせていただきました。 3月の優待銘柄の中でおコメの現物をいただいた銘柄がけっこ沢山でました。特にオーシャンシステムは優待3口分の15キロ分が昨日届きました。お米は生もので15キロなんて自宅では消費できず、夏で痛んでしまったらもったいないと奥さんから散々に文句を言われ、知り合いに食べていただくために5キロ分をおすそ分けする自分で消費する分だけの優待投資とするという目的からは外れてしまうので、おコメ現物優待銘柄については別の銘柄にシフトする必要も出てきました(汗) 自動車備品メーカーの株価も、まだアメリカ市場など海外市場に影響は受けるでしょうが、業績予想などが発表されて不安と不振からズルズル売られるような状況からは脱してきたと思えることから、輸出関連銘柄を少し増やしていこうと考えて、更に銘柄チェックッを続けていこうと思います。
2011.06.23
投資銘柄について意見交換をさせていただいて、教えていただいたバンテックに参戦しました。 ジーテクトを買い増そうと思って残しておいた資金を使いましたが、寄付きから1510円に大きな売りの板が出ていて上がりそうも無かったので、しばらく上がることは難しいだろうと方針を変えて、総合商社や教えていただいた銘柄を分散で買っていたら、なんといつの間にか大きな売り板が喰われてしまって、ジーテクトが大きく上がってしまいました(汗) まあ、あまり集中しすぎはまずいという天の声だと思うことにしました(苦笑) 意見好感させていただいた銘柄が、それぞれけっこう上がったので良かったな~と思います^^;
2011.06.22
6月一括配当銘柄で、配当が欲しいのと自己資本比率が92%を超えて、名物創業会長が素晴らしいので、他の高配当銘柄群よりは利回りが低いけれど1株だけ投資しているエーワン精密の配当権利確定日が近づいてきました。 今年は昔のように権利落ち数ヶ月前から上がって、権利落ち後にスト~ンと落ちるパターンは脱皮して、権利確定前にほとんど上がる事が無かったので、権利落ち後に大きく下がることが無いことを期待しつつ、しっかりとホールドしようと思っています。 業績は、間違いなく上向いていくと勝手に思い込んでいます^^;http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110511/6uwtwe/140120110510017278.pdf 現・預金30.0億円+短期有価証券5.0億円+投資有価証券13.2億円=48.2億円 流動負債+固定負債=全ての負債=5.6億円 総資産72.2億円のうち42.6億円が現金性資産で現金に投資しているような企業ですが、宣伝しなくても既存のお客さんから注文が入るので、製造業さえしっかりしていれば確実に業績は上向いていきます。自動車産業が増産をスタートすれば、かなり期待できると思いますが、配当が2%台なので1株だけ、製造業の景気指標的に持っているという感じです。 一時的に株価が下がっても、どうせまた上げてくるのでのんびりと持っているには良い銘柄だと思っています。 時価総額は37億円弱なので完全なネットネット銘柄です^^; 増配があると嬉しいな~と思います。社員に業績を全てオープンにして会社の業績がストレートに社員のお給料に反映するので、社員のやる気が満々の企業なのでその点でも安心して投資できる預貯金代わりの銘柄で、ろくでもない金融機関の低配当定期預金などより圧倒的に良い投資対象だとは思っています^^;
2011.06.22
第一建設工業の株価が下げ止まりませんが、もしかしたら大口のファンドなのが手放しているのか、または買い集めのために下がるのを待っているのか、個人投資家など小口の株主が株価が上がらないのにじれて売り続けているのか、良くわからない状況が続いています。 http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=1799&ba=9&type=6month 第一建設工業はワー投資顧問が投資をしており、タワー投資顧問が集めた株をフィデリティー系の投資ファンド FMR LLC(=エフエムアール エルエルシー)が引き取って大株主になったことが上記の大量報告書の過去の履歴を調べられるサイトを見ると分かります。 提出日提出者共同保有割合前回割合増減保有株数10/04/07FMR LLC単7.15%6.14%+1.01%1,562,00009/10/21FMR LLC単6.14%5.10%+1.04%1,342,40008/10/22FMR LLC単5.10%0.00%+5.10%1,114,00008/10/21タワー投資顧問単0.36%5.04%-4.68%78,00008/10/06タワー投資顧問単5.04%6.25%-1.21%1,101,00 第一建設工業の従来からの大株主として筆頭株主はJR東日本で出資比率7.23%でしたが第2位にビービーエイチ フォー フィデリティー ロープライス ストック ファンドが7.14%の出資比率で入っていました。 前にもエントリーを立てましたが『フィデリティー』の名前がついています。FMR LLCとの連携ということは無いのでしょうか。もし両社が緊密な関係にあると筆頭株主が変動してきます。第一建設工業の連続した自社株買いとの関係を想像すると、興味深いです。10年4月にFMR LLCが買い増しをしたころから自社株買いがスタートしています。2010年5月22日 第1回目20万株の発表 期間2010年7月20日まで。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20100511/698b26/140120100511001182.pdf第2回目 2010年8月24日発表 20万株 期間2010年10月29日までhttp://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20100824/6fjf6c/140120100824097428.pdf第3回目 2010年11月5日 20万株 期間2011年1月31日までhttp://www.daiichi-kensetsu.co.jp/contents/ir/release/data/20101105-1.pdf第4回目 2011年2月3日 20万株 期間2011年4月28日までhttp://www.daiichi-kensetsu.co.jp/contents/ir/release/data/20110203-1.pdf ここまでの累計の自己株式808,487株。第5回目 2011年5月10日 30万株 期間2011年7月22日までhttp://www.daiichi-kensetsu.co.jp/contents/ir/release/data/20110510-1.pdf キャッシュ・リッチな企業なので、今後もフィデリティーが居座るならば自社株買いは続くと思っています。 もし小口株主が株価が上がらないのにじれて投売りしているならば、第一建設工業にとっても、私のようにのんびり投資しようと思っている株主にとっても、有利で嬉しいことだと思います^^; 業績予想は増益予想です。更に東日本大震災の復興で表日本側のまだ復興工事予定が発表されていない在来線の工事が決まれば、支援のために従来のテリトリー以外の応援工事もありうると思います。http://www.daiichi-kensetsu.co.jp/contents/ir/release/data/20110510-3.pdf2011年3月末には有利子負債が長期借入金29.7億円あるだけで現・預金97.4億円+短期有価証券16.0億円+投資有価証券42.2億円=155.6億円持っているほかに、完成工事未収入金が155.5億円もあります。全ての負債は合計で136.4億円しかありません。この時点でネットネット株ですが賃貸不動産や販売用不動産のほかに保線用の特種車両で中古でも価格が高い車両運搬具が51.7億円もあります。 まだ新しい有価証券報告書が発表されていないので2010年3月期の有価証券報告書に開示されている賃貸不動産(=新潟と秋田が主力)の時価は66.6億円、簿価は54.7億円で含み益は11.8億円です。自己使用の土地建物も沢山持っています^^; 株価が660円まで下がってきたので時価総額は自己株式を含んで考えても144.3億円弱になりました。http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1799.q 自己株式を除くと138.39億円です。すでに自己資金でTOBが出来てしまいます(苦笑) 新潟を中心とした関東以北の裏日本側の保線事業というストック型ビジネスを持っており、北陸新幹線の新線工事も継続し、復興需要で公共工事系の一般工事の受注の増加も期待でき、JR東日本の津波に流された部分の在来線の工事がこれから数年続きます。 ダラダラ投売り株価の下落にメゲないでしっかりホールドすることが大事だと思います。フィデリティー系が撤退したら、現状でも株主の同業の東鉄工業との経営統合の可能性も高まってくると期待しています。フィデリティーが居座っていると東鉄工業としても企業統合はやりにくいと思います。みすみすフィデリティーに乗り込まれます(苦笑) やはりファイデリティーが居座る限り豊富な自己資金で自社株買いを継続し、それを東鉄工業などに第3者引き受けなどで買ってもらって、防衛を固めていくストーリーの可能性が一番高いように思えます。だから自社株買いは更に更に継続されていると思えます。 短期投資ではなく長期で我慢できる人だけが新規で買うべき企業なのだと思っています。持久戦覚悟で無いと、イライラして投げさせられますから(爆笑)
2011.06.21
旧高尾金属工業の3月31日の簡易バランスシートは2011年3月期会社説明資料の20ページに出ています。その数字と今回発表された4月1日の各資産との差額をチェックしてみます。http://contents.xj-storage.jp/contents/59700/T/PDF-GENERAL/20110513966410.pdf今回の負ののれん代の開示のIR 4月1日の旧高尾金属工業分の資産の数字が出ています。http://contents.xj-storage.jp/contents/59700/T/PDF-GENERAL/140120110620062060.pdfまず3月31日の数字→4月1日の数字→差額流動資産 182.92億円→72.10億円→差額マイナス110.82億円固定資産 347.51億円→313.18億円→差額マイナス64.33億円流動負債 132.65億円→85.06億円→差額マイナス50.59億円固定負債 36.15億円→5.74億円→差額マイナス30.41億円自己資本 331.36億円+少数株主持分30.27億円→4月1日の全資産と全負債の差額を自己資本と考える297.48億円→差額マイナス64.15億円 正直言ってなぜ1日でこれだけの差異が生じるのか分かりません(汗) 説明がとても不足しているように感じますね(苦笑) 前のエントリーは出かける間にの少しの間に書いたので自己資本がこれほど変化していることを見逃していて、おかしなコメントになってしまっています<O> ただ3月31日時点の菊池プレスと高尾金属の自己資本部分の単純合計金額577.74億円を合計の株式総数で割り算した一株純資産は3051.25円になります。 現在の株価で考えたPBRは0.49倍。予想PERは2.33倍。 どちらにしても割安で、来期に負ののれん代が無くなっても、本業部分だけの業績が倍程度に改善されるので低PERである点は変わらないと想定されて低PERかつ低PBRである点については変化なし。 自己資本部分の金額がドーンと増えて一株純資産は3670円程度にはなるので、さらに低PBRの度合いが深まり、利益の金額規模も2社分合計になるので当然ですが2倍以上に大きくなり、発行株式総数も増えて流動性が高まれば機関投資家の投資対象としても魅力が増してくると思うんですが銅なんでしょうかね~。
2011.06.21
負ののれん代 91億円http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110620/6xdo18/140120110620062060.pdf 旧高尾金属工業の3月31日の簡略バランスシートは開示されていましたが、正確な負ののれん代の基礎になるのは4月1日の旧高尾金属工業分の資産です。 一日でこれほど流動資産や流動負債、固定資産と固定負債の金額が変動するとは思っていませんでした。海外の色々な国に工場を展開しており、一日の為替の変動や日付変更による売掛金や買掛金の決済のズレなどで流動資産と流動負債の金額が大きく動くことは、ある程度考えていましたが固定資産と固定負債がこれほど動くとは思いませんでした。 ただし自己資本部分は為替の変動などでブレたのだけなので、その他の資産ほどはブレが少なく91億円の負ののれん代という前期の2社合計の純利益以上の負ののれん代が発生してよかったな~と思います。2012年3月期の上期業績は、当然大きく凹みますが、それでもプラスで、下期には大きく改善。この下期の業績数字を2倍して皮算用した2013年3月期の業績は合併前の2社合計の利益水準をオーバーすると思えるので、安心してホールドを続けられると安心しました^^;http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110620/6x2us5/140120110615057589.pdf
2011.06.21
隠れた自家発電銘柄として、自家発電機を設置するとき、必ず工事を請け負うであろう電気工事業者の株を買って、痛い目に遭っているわけですが、もう一つ従来から3年以上も持ち続けたり、ランクアップ優待新設に目柄眩んで買い戻し、痛い目に当ているリース業も自家発電関連銘柄であることに気がつきました。 自家発電機を取り扱うメーカーは、それなりにありますが、大手のリース業は発電機メーカーよりは業績がよく、高配当で大手のメガバンク系が多いので資金調達不安は、いまのところありません。 日本中に電力不足が伝播し、自家発電により電力会社の節電要請をカバーする企業が増えてきています。太陽光発電を設置するより、安定的な電気が得られます。 そして、多くの企業がリースを利用してくると想像しています。芙蓉総合リースなどのIRに聞いたのですが、阪神大震災の時には、震災による不良債権の発生は微々たるものだったと聞きました。 今期のリース業の業績予想も大きく減益になる予想をしているリース会社は多くなく、芙蓉総合リースのように前期に比べ増益予想の企業もあります。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110512/6u0bo5/140120110425000661.pdf 流石にリース会社各社の株価も下げ渋りだしているように感じます。ただ業績より日経平均に連動して動くことが多いので、買い増すつもりはいまのところありませんが、すでに投資しているものを売る必要も無いと思います^^; やはり東電ショックが大きくて原発のような大きすぎるリスクを負った事業を展開していると、想像できなかったダメージを受けて株価が10分の一以下になるようなことを体験した投資家が多いと思います。 いくらストック型ビジネスモデルの企業で、業績が安定していて、配当もそれなりに良いと思っても、集中投資をするのは危険極まりないということが、今回も身に染みて感じた投資家が多いと思います。 イギリスのBPもメキシコ湾での採掘事故で多額の損失を蒙りました。東電のように解体する瀬戸際までは追い込まれていませんが、いくら大企業でも集中投資は危険です。 ポンポン花火のようにテーマ性のある小型株の打ち上げ花火は続いて、そのような打ち上げ花火を事前に掴んでピークで利喰しないと儲からないような状況も続いていますが、太陽光発電銘柄で低PERかつ低PBR銘柄の東証第一部の企業でも、むしろ下げている銘柄もあるので、大口が買ってくる小型のテーマ株探しに動いて苦労して、カスを掴んでしまうよりも、少し長い目で見て着実に業績が上がっていると思われる資産リッチのバリュー株で、前期比増益予想なのに株価が下げ続け高配当になっている財閥系総合商社やメーカーなどの銘柄の調査もしっかり行なって、ポートフォリオに迎え入れていきたいと思います^^;
2011.06.20
6月の権利銘柄だということ程度は覚えていましたが、まったく売る気が無いので放置していたゲンキーですが20日が決算日の企業だったようです。 権利落ち後に株価が下がれば気がついたんでしょうが、無風状態^^; 株価が低い低位の優待株では、優待権利落ちなど気にしないで放置しっぱなしで業績すら見ないような企業が多くなってきました。理由は財務内容が良くて資産リッチなので、赤字にでもならない限り、業績なんて関係ないし売買手数料のほうがもったいないと達観できたからです。 ただ他に欲しい銘柄が出来て資金が足りないときは、手放すことも出てきます。そんな資金繰りのために手放したDCMホールディングス、三国コカ・コーラ、ヤマトインターナショナルなどを少し前に買い戻し、買い戻した株価より下げられていましたが、DCMホールディングスには日経に以下の記事が出ていました^^; http://www.nikkei.com/markets/company/index.aspx?scode=3050『ホームセンター大手のDCMホールディングスの2011年3~5月期は、連結経常利益が65億円程度と前年同期に比べ5割増えたようだ。東日本大震災をきっかけに防災や節電関連の商品の売り上げが好調だったほか、春先の天候がよかったことで園芸関連の商品も伸びた。 売上高は5%程度増えて1140億円前後になったとみられる。節電対策で扇風機やLED照明の販売が伸びたほか、天候がよかった西日本を中心に好採算の園芸用品が好調だった。被災地の店舗では復旧や復興の作業に必要な商品の需要もあった。 営業利益も約5割増の65億円程度だったようだ。震災を受けて3月に広告を控えたことで販管費がわずかながら減った。売上総利益率は約1ポイント改善し、31%程度になったようだ。 震災による店舗被害や資産除去債務関連の特別損失を約4億円計上するが、最終増益も確保したもよう。4月に発表した3~8月期の業績予想は減収と最終減益を見込んでいたが、上方修正する公算が大きい。』 それなりにいいときに買い戻しが出来たのかもしれません^^;
2011.06.18
自然の豊かさと食べ物の美味しさであこがれていた東北など、豊かさと幸せに満ちた平穏無事な暮らしが、天災と人災によって根こそぎ覆され奪われてしまうような一大事が起こるとは夢にも思っていませんでした。 愛する家族を全て失って天涯孤独になってしまった被災者も多くいらっしゃると思います。大きな悲しみというものは人を呪縛して、更に大きな痛みとなって人を苦しめます。 何かに怒りをぶつけていないと、この悲しみという痛みに耐え切れなくなりますし、このような時はどのような他人の言葉も悲しみと痛みの呪縛を和らげる手段にはなりません。 こんなときほど言葉の無力さを感じることはありません。しかし被災していない自分たちまで怒りにわれを忘れて、やるべきことを止めてしまっては復興を支えることはできません。 日々の暮らしや投資の中で、自分ができることを行なって充実して生きることによって日本の震災復興支援と自分の人生をよりよくしていきたいと思います。 被災した人々の生きていることの苦痛が少しでも和らぎ、生きることに喜びの光が戻ってくることをお祈りしています。
2011.06.18
自動車部品関連ながら少し毛色が違うので2012年3月期も業績増益の予想を出して、株価が堅調に上がって来たイリソ電子工業の株価がなぜか急落しています。 やっと緩やかながらも右肩上がりで株価が上がって来たと安心して買い増すとドカ~ンと利喰か何かの売りが出て大きく下げられると戦闘意欲が萎えてしまいます(汗) 買い下がり方針で買い下がるほうが、覚悟を決めての買いなので精神的には楽ですが、それでも下げ止まる事もなく毎日下げていくのも、やはり怖いですね(苦笑) しかしイリソ電子工業は何が起こったのだろうか。ちょっと気になるところです(汗)http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110513/6v3fgc/140120110513025148.pdf
2011.06.17
これから世界経済がおかしくなる可能性が高まっているので、内需関連のストック型ビジネスモデルを持っている高配当および高配当優待銘柄、そして内需関連の非ストック型ビジネスの企業で高配当および高配当優待銘柄への投資額を増やしてきました。 しかし、ストック型ビジネスモデルの企業は業績がすこぶる安定していて安心感はありますが、急激に大きく利益を伸ばすことはありません。したがって急速に大きく株価が上昇して資産が急速に大きくなることも少ないと考えています。 現状では輸出関連の銘柄で一番多く持ている業種は自動車部品関連メーカーです。これからサプライ・チェーンが回復してきて業績は上向くと思っていますが、まだまだ予断を許さない状況が続きます。 日本の株式市場で現在一番ホットなのが太陽光発電などの銘柄だと思いますが、太陽光発電銘柄はすでに高くなってしまったものも多く、オーナンバのように大和証券投信委託が去年の12月に6.37%まで買い増していた株数を4月以降コツコツと利喰をかけて売って来ている銘柄も出ています。まだ5%以上の株数なので、現在株価があがらないのは、ここの利喰が理由かもしれませんが、5%も売り切られると買い手がへたり込んでしまう可能性も高いです。http://g2s.biz/tool/fiverule/5816.html 太陽光発電関連でも、まったく上がっていない銘柄も多々あり、要するに現在急騰してきた銘柄群は業績が良いこともありますが巨額な資金を持っている投資ファンドなどが買ってきているから上がっているという面も、忘れては危険だと思います。 そこで、持ち株数を強烈に減らしてはいますが、一部はまだ持っており、すでに6年近くポートフォリオで温存している財閥系総合商社3社のうち、特定分野の事業に偏らず、バランスの良い事業展開をしており、株価が一番安く、PERとPBRの投資指標的にも一番割安で、更に4%を超える配当利回りになっている住友商事を買い下がってみようとスタートしています。 これから株価が下がると配当利回りが更に高まっていくこと。 海外で唯一住友金属鉱山と一緒に金鉱山を所有していること。 バランスが良いので、当然に海外で自然エネルギープロジェクトを実行しており、更にシェールガスや天然ガス、その他資源の権益を確保していること。http://www.sumitomocorp.co.jp/business/unit/infrastructure/index.htmlhttp://www.sumitomocorp.co.jp/business/unit/resource_chemical/index.html 株価と業績はまったく連動しない総合商社の株ですが、すでに株価がピークだった2007年からは6年近くたち、そろそろ需給関係から考えた株価の低迷期も脱して上がって行くことも考えられることもあります。 一株利益と株価の動きを並べてみると以下のような感じです。3月決算なので各年ごとの株価の高安とは3ヶ月ほどずれますが株価は先行指標ということで参考にはなると思います。2006年3月期 一株利益130.2円 2005年の株価 高値1568円(12月) 安値804円(5月)2007年3月期 一株利益169.9円 2006年の株価 高値1799円(4月) 安値1280円(6月)2008年3月期 一株利益192.5円 2007年の株価 高値2445円(7月) 安値1490円(11月)2009年3月期 一株利益172.1円 2008年の株価 高値1658円(5月) 安値556円(10月)2010年3月期 一株利益124.2円 2009年の株価 1108円(6月) 安値738円(3月)2011年3月期 一株利益162.2円 2010年の株価 1207円(12月) 安値874円(7月)2012年3月期 一株利益予想175.99円 2011年の株価1月高値1240円 安値1162円2月高値1297円 安値1180円3月高値1249円 安値925円4月高値1210円 安値1084円5月高値1092円 安値1026円http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=8053&ba=1&type=10year 業績は大底をうち順調に回復中。株価はリーマンショックや東日本大震災ショックでレンジを切り上げつつありますが、まだまだ大安売りの水準だと感じます。 これから日本が生きていくためには従来以上に海外資源を確保しないとならないという観点から考えて4%の配当利回りの住友商事を買い下がるのは、自分の年金資金を運用する手段としては、良い選択ではないかと考えて、実行をスタートしました^^;
2011.06.17
三国コカ・コーラボトリングもDCMホールディングスもヤマト・インターナショナルも財務内容の良い高配当優待利回り株です。 一番財務内容が良く資産リッチだと思えるのは三国コカ・コーラです。 親会社の三井物産の関連会社であるファイナンス会社に100億円の預け金を行なっており、現・預金、短期有価証券、投資有価証券もゴッソリ持っており、賃貸不動産の簿価は61億円程度で含み益も9.5億円程度あります。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110502/6u0biy/140120110425000474.pdf 自社で使用している不動産にも含み益があり、自己資本比率も80%を超えており、コカコーラというブランドを握り込んでいて、埼玉県のほか、一番立地のよい東京都の商権を持っているコカ・コーライーストジャパンの25%の株を持ち、この会社に設備と土地を賃貸しています。いわば、一番美味しい東京都の大商圏の25%を押さえていることになります^^; 業績にまたく不安はありません。株価は上がりませんが、配当優待総合利回りが7%近ければ、定期預金代わりの分散投資先としてよい銘柄だと思います。株価も大底圏に来ています。http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=2572&ba=1&type=10year DCMホールディングスは日本で一番のホームセンターで、暑い夏を乗り切るためや防災グッズは売れるのではないかと考えたのと、一番配当優待利回りが良さそうなので買い戻しました。優待の金額は開示していませんが、他の優待の3000円の選べる優待ギフトと同等の食品から選べます。選べるのは4つで少ないですが、それでも配当優待総合利回りは9%近くある思います。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110412/6si736/140120110330075298.pdf 優待欲しさです。低PBRである点が気に入っています。 ヤマト・インターナショナルも配当と今期の業績予想を出してきて、7%を超える配当優待総合利回りになっているのでインカムゲイン狙いです。財務内容にも不安はありませんし、配当利回りだけで4.5%を超えていれば定期預金代わりとしては充分投資の対象になると思い買い戻しました。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110427/6u0bpb/140120110425000703.pdfhttp://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110407/6skcxu/140120110331076194.pdf 本当はストック型ビジネスモデルの企業のほうが望ましいのですが、やはり分散が必要なので定期預金代わりとしては、このような財務内容の良いブランド力などのある高配当優待利回り銘柄も最低優待単位だけは買っておく形で分散先を増やしています。
2011.06.16
アメリカ市場で株価が大きく下がってしまったので、前期比減益予想を発表したFCCの株価がどれほど大きく売られるかと、恐る恐る観察していましたが、それほど下がらなかったこと。また他の自動車部品銘柄には前日比上昇する銘柄もあったので、そろそろ自動車部品メーカーを買い戻しても大丈夫そうだという安心感が少し出ました(苦笑)http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110615/6wnpqv/140120110608051223.pdf ただ直ぐ買い始めるかというと、下げ止まったことを確認できないうちにフライングで買い始めると、よほどゆっくり買い下がらないと、精神的につらくなるので慎重に買い下がりたいと思います。 株式投資で一番楽しいのは投資した銘柄の株価が買って直ぐにスイスイ上がり始めることですが、そんなことはめったに無いので、投資環境が悪い時期は別の楽しみである、配当や優待を心の支えに株式投資を続けていくのが、それなりに良い方法だと思います。 思惑はずれで酷い目にあっている震災復興銘柄群ですが、企業が悪いわけではなく、株価は全ての投資家の責任で動いてしまうので、企業をせめてもしょうがなく、そんな銘柄を掴んでしまった自分をせめても、これまたしょうがないと思います。 日本の政治屋の酷さも、自分が投票しなかった政党が政権をとって、とんでもない国民不在の政争を繰り返していますが、これもまた全体責任でしょうがないことだと感じています。 政治家については次の選挙で投票を行なうことで、まあ、少しだけ政治に一石を投げつけるしかありませんが、株式投資では、ビジネスモデルを考えて、ストック型ビジネスモデルで高配当、または高配当優待銘柄を分散で仕込んで、優待をいただいたり配当をいただいたときに、それで喜ぶということで楽しみを見出すことにしています。 ダイドーリミテッドでいただいた布のバッグに扶桑化学工業でいただいたお風呂セットを入れて、車に積んで置き、日帰りでドライブしたときに立ち寄り温泉で楽しむことにしました^^;http://www.daidoh-limited.com/ir/yutai.html 減配したのに株価は堅調で、優待の強みを感じています。完全撤退した極洋も株価は堅調に撤退した株価に近づいてきました。 いま売り込まれているポートフォリオの銘柄群も財務内容や業績が、それほど悪いわけではないのに売り込まれても、業績さえ強烈に悪化しなければ、ある程度の期間がたてば株価は戻ると思います。 いま3600円程度で推移している上村工業も1500円以下に投売りされたこともありますし、株価がなかなか堅調なオーナンバも200円以下で買わせていただいたこともありました。安永も自社株買いをやっても何をしても400円から上に株価が上がらなかった次代もありました。 まだ安いころに投資して倍以上の株価に上がっているJSPなどもリカバリーストックとして、業績は非常に良くなって来ています。 安値にブン投げられたとき1200円で掴んで、怖さから逃げたマキタなどは、その後上げ続け3600円台で安定推移です(苦笑) 逆にミツミのように1800円から2000円以上で完全撤退して株価だけをウォッチしていますが、1000円以下の株価に落ちてきてしまいました。財務内容が良くても赤字になって業績がちっとも上がらないと株価は下がってしまいます。 森精機もなかなか株価が回復しません。やはり業績が大事なのだと思います。業績がよく低PERのうえに低PBRの銘柄は、いずれ買い戻されることもあると覚悟を決めて握りこんでいこうと思います。 特に東電が売るだろうという怖さから、需給だけで売られているような関東天然瓦斯開発のような銘柄は、じっくりホールドしたままで行こうと思います。もっと下がれば買い増すことも考えたいと思います。天然ガスやヨードの権益や、千葉の家庭にガスを供給するという子会社のストック型ビジネスも安定てきで、チリの大噴火などでチリのヨード供給が影響を受けるかどうかは分かりませんが、放射能汚染が収まらない日本で被爆を防ぐためにもヨード材は必要なので、売られるにしても、ここから下にはなかなか行かないと思っています。まあ優待や配当を楽しみにのんびり行こうと思います。 買い戻してから低迷が続くDCMホールディングスやヤマトインターナショナルや三国コカ・コーラなども、優待の権利確定月になれば、けっこう株価が戻してくれると優待を楽しみに、じっくり待とうと思います^^;
2011.06.16
富士機械製造の時価総額は自己株式除きで、今日の終値1499円で計算すると733億円程度です。 現・預金469.3億円+短期有価証券40.0億円+投資有価証券116.9億円+売掛債権199.8億円+在庫324.9億円+土地簿価34.8億円-全部の負債317.6億円=867.8億円 近隣公示価格を時価とすると100億円弱の土地の含み益がありそうな企業です。 富士機械製造が電子部品自動装着機(=チップマウンター)で世界のトップ3に入る産業機械メーカーです。主力製品の電子部品組立機(チップマウンター)は1978年頃から開発・製造を開始し、今日では世界から高い評価を受けており40ヶ国以上で使用されています。 過去においてロータリーマウンター全盛期の頃には世界シェア40%を達成していましたが、モジュラーマウンターが主流になると一時的にシェアを落としました。しかし、その後高精度・高速実装技術、精密加工技術を武器として巻き返し、特に高速機でのシェアを伸ばしているようです。 富士機械製造の電子部品組立機(=チップマウンター)は画像処理による部品認識及び装着位置補正システムを業界に先駆けて実用化しており、高い技術力がユーザーから評価されています。 今後もIT関連商品や家電製品の更なるコンパクト化、高性能化が進んでいくと予想されます。そしてそのような製品に装着される電子回路基盤(プリント基板)にICやチップなどを装着するためのより高性能で高速な電子部品組立機(=チップマウンター)の需要はますます伸びていくと考えました。 富士機械製造の研究開発の動向を2010年3月期の有価証券報告書から確認してみました。 富士機械製造は、世界の先進の顧客が求める最先端の自動化装置、システムの研究開発を中心に行っています。2010年3月期の総額は5,262百万円でした。 (1)電子部品組立機事業 携帯電話・ノート型パソコン及び薄型テレビ等のモデルチェンジに迅速に対応可能なモジュール型高速多機能装着機の更なる高精度化や生産性の向上に向けた開発を行っています。この部門の研究開発費の金額は4,058百万円でした。(2)工作機械事業 大型ワーク加工の研削工程削減を可能にする、高精度サブミクロン立型旋盤の開発を進めています。この部門の研究開発費の金額は528百万円でした。 既存の株主の投げ売りによる需給の悪化と、投資環境の悪さから、財務内容の良い高技術企業の株価が低迷しているわけですが、現金性資産だけで626.2億円もあり、売掛金や在庫等を加えた流動資産も軽く時価総額を超えており、この時点から買い下がれば、ある程度の期間我慢すれば報われるような気がしています^^; 最近発表された韓国企業と業務提携と新商品も期待できそうな感じがします。http://www.fuji.co.jp/data/NEWS/110523/press_release110523.pdf
2011.06.15
ホンダは昨日14日に、2012年3月期の四輪車の世界生産台数を前期比6%減の335万台とする計画を発表しました。 部品不足で震災後の生産正常化がトヨタ自動車などと比べて遅れたことが響くということですが、下期は前年同期比2割増の200万台を生産する計画で、増産に備えて通期の設備投資を4300億円と4割増やすとのことです。 4月に北米で発売した主力車種「シビック」の新モデルはけっこう人気があったようですが、お客さんには発売直後から納期が遅れると説明せざるを得なかったとのことで、取り逃がしたお客さんもあると感じます。主要要因は半導体大手のルネサスエレクトロニクスの那珂工場(茨城県ひたちなか市)が被災して、発注したばかりの新型マイコンが調達できなくなったためです。 業界を挙げた支援でルネサスなど部品メーカーの復旧が早まり、ホンダの国内工場は6月下旬、海外工場は8~9月にほぼ通常稼働に戻る見通しとなりました。それでも、北米向けシビックの生産が正常化するのは11月ごろです。 しかし、ホンダでは「震災影響は一過性で世界需要は旺盛だ」(池史彦専務執行役員)とみています。 今期に計画する世界生産台数のうち約200万台を下期(11年10月から12年3月)に生産する計画ですから、自動車部品メーカーの稼働率も上がり、増産体制を準備できている下請けメーカーの業績は、当然のごとくアップすると思います。 そうなるとろくでもない政治屋のために遅れに遅れている日本の震災復興よりも自動車部品関連メーカーの業績が回復に向かうほうが早いかもしれません。 ということではありますが、ホンダ系の自動車部品メーカーは、ポートフォリオ主力のジーテクトの他、優待銘柄については持ち続けていたので、トヨタ系への買戻しを行なおうと思いましたが、自動車部品メーカーではなくトヨタに生産機械を納入しており、株価が現状でも下がり続けている富士機械製造を打診で買い戻しをスタートしました。1200円どころで買い増して1600円を超えたところで利喰を行い、2200円まで上昇した株価を恨めしく眺めていましたが、1500円以下に下がってきたので買戻しをスタートします^^;http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=6134&ba=3&type=year 富士機械製造はトヨタなど自動車メーカーには、主に金属部品を切削加工するNC旋盤を製造して販売しています。この部分がダメージを受け今期の業績予想は前期比減益予想です。しかし富士機械製造は電子部品自動装着機が主力事業で、この部門では世界のトップ3に入る産業機械メーカーです。 電子部品組立機事業は、エレクトロニクス市場における携帯電話・ノート型パソコン・薄型テレビ等の大手EMS(=電子機器受託生産企業)を主要顧客としています。携帯電話・ノート型パソコン・薄型テレビ等のような製品には電子回路基盤(=プリント基板)が搭載されています。富士機械製造はその電子回路基盤(=プリント基板)にICやチップなどを装着し、回路を基盤として完成させる装置である電子部品組立機(=チップマウンター)を製造しています。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110512/6t85bz/140120110411086079.pdf 一株利益は2011年3月期264.19円から2012年3月期予想235.26円ですが、一株純資産は2121.78円あり、低PERかつ低PBR銘柄です。名証第1部ですが出来高はけっこう大きいです。 株価はコロコロと転げ落ち1500円を割り込みましたが、ここからは買い下がっても報われると考えました。 去年株価が1200円どころまでブチ下げられたのは、モルガン・スタンレーMUFG証券が投げたのが主要因です。7月に4.03%も保有株数を減らし、7月21日時点ではモルガン・スタンレーMUFG証券はまだ富士機械製造の総発行株数の2.9%である1,417,703株を所有していました。この投げが終わればと出来高を計算して、勇気を出して買い下がりました。 今回は既存投資家の投げが出ているようですが、いずれ業績が上向くことが分かれば、株価は回復していくと考えて、せっかくなので買い下がってみることに決めました。
2011.06.15
かつて、私の師匠の経営コンサルタントが国鉄のコンサルを行なっていたときに、「いままでは駅の外が一等地。これからは駅の中が一等地」というキャッチ・フレーズで東京駅の駅中店舗化事業に着手して、東京駅の駅中は常に工事工事の連続で、しばらくぶりに出かけると、まったく変化しています。 アミューズメント化して東京ディズニーランドのライバルとなっているようにも感じるほどです。 この師匠が当時やりたくて出来なかったことがいくつかあります。上野駅を高層ビル化してホテルを作るとか、山手線にドームを被せて屋根を緑化してしまうとか、面白いと思える夢の話を随分話してもらいました。 各家庭に太陽光発電装置を備えることも大事ですが、広大な土地を持っており、その土地の空の上には何も無く、サンサンと太陽が降り注ぐ線路を持っており、資金調達力も持っているJRが電力会社化するととても有利だと感じます。すでに電車を走らせるために電線網は整備されており、後は山手線などにドームを被せて太陽光発電装置を設置するだけで、数十年前から線路にドームを被せて緑化することが可能だったならば、この工事も充分可能だと感じます。 もともと鉄道会社は走っている電車の車輪を利用して電気を作って節電をしています。ドームを被せられない長距離線路には屋根に太陽光発電装置を設置して電車を走らせれば良いと思います。 ということで、JR東日本系列の低PERかつ低PERで、JR東日本の新幹線の全ての保線工事をやっており、賃貸不動産の含み益も第一建設工業より大きい鉄道専門の総合建設会社にも資金を預けはじめています。電車の屋根で発電するとこの会社への寄与は少なくなるのですが、どちらにしても日本の電力事情が改善するなら我慢します^^; すでにJR東日本の駅舎の太陽光発電工事の実績はあるので、全ての被災駅舎の震災復興事業で太陽光発電工事を受注できれば仕事は増えます。JRの電力会社化が実現すれば、当然各駅舎で太陽光発電装置が設置されるでしょから日本リーテックや第一建設工業の仕事も増加すると思います^^; 第一建設工業よりはPBRは随分高いのですが、公共工事の入札に参加する建設業者の経営状況を国土交通省が定めた基準により表す経営事項評価Y評点でも全国1位だそうで、超優良ゼネコンです。 また中国などへも技術支援で実績を作っているので、IRさんに将来への海外展開の布石であるか質問したところ、単独では危険なので責任を負わない技術協力の形で協力しているが、JR東日本などが海外に進出すれば、JR東日本だけでは線路を敷いたり保線工事ができないので、将来を見据えて海外展開も視野には入れて準備を行っているというニアンスのお話を聞けました。 高額の大型保線機械台数は日本一です。それなのに毎期毎期新規でこの特殊車両を買い増しています。減価償却費を積み上げて節税にも寄与しますが、将来的には海外で線路工事をするときの布石ということのようです。その過分な特種車両は、今回の東日本大震災のJR東日本の鉄道網の復興に大いに寄与して、本来なら他の鉄道専門ゼネコンがカバーしている線路の復旧も、この企業が手伝いました。第一建設工業はこの会社に人員を派遣してお手伝いを行ないました。 第一建設工業の株主でもあり、出来ることならば第一建設工業とこの会社が企業統合をしてくれるとうれしいな~と思います^^;
2011.06.15
964,000株も増資したので、業績が良くても、一株当たりの利益は減ってしまうと考えていたサンエツ金属ですが、すさまじい業績の上方修正を出してきました。というより今期予想は未発表だったので、2012年3月期の業績発表を新規で行なったということですが、それにしても絶好調だった前期と比べても、すごい増益になります^^;http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110526/6vtdol/140120110525035909.pdf業績の予想は ↓http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110613/6wnovt/140120110608050105.pdf これで配当利回りが良ければ株価倍増も可能だと思うんですけどね(苦笑) 経常利益は前期34.22億円が2012年3月期は38.20億円。 発行株式総数が7,903,000株+964,000株と12.2%も増えたのに一株利益は290.95円から334.55円に増えて、超低PERかつ低PBR株となっています。
2011.06.14
最近の持ち株やウォッチ銘柄の株価の動きを見ていると、パチンコ関連やリース関連、専門商社などの業種は低PERで低PBRで増益でも、なかなか株価が上がらない銘柄が多いように感じています。 それに反して製造業については、業績が良くなると、率直に株価に反映されることが多い業種もあります。 しかし最近は、増益傾向で泉州電業やドウシシャなどのように株価が業績に素直に反応しだしている専門商社がでてきて専門商社については、少し市場が見直してきたのかなという印象も受けています。 業績に関係なく売られているのがパチンコ関連だと思います。遊技機メーカーで大手の強いところは別として中堅以下は赤字化するところも多く、赤字化企業の株価が下がるのは、まあ仕方が無いと思いますがゲームカード・ジョイコHDやマースエンジニアリングのようにストック型ビジネスの部分も持っており、きちんと黒字で5%を超える高配当または高配当優待利回りでも株価が下がってしまいます(苦笑) パチンコについてはここ15年以上やったことがありませんが、株と同じように射幸性があるので、止められないという点では同じだと思っています。日本で最大のレジャー産業ですから、雇用人口も多い点からすれば無くなることは無いという考えで、少し買い増そうかとも考えるようになってきました。 パチンコが世の中の役に立ていないという批判はあると思いますが、電子機器メーカーなどはパチンコ業界に依存している部分がけっこうあります。電子部品の専門商社にもパチンコ産業の動向で業績が大きくブレる企業もあります。ナナオやエクセルなどがその代表例です(苦笑) 娯楽はやはり必要で、安・近・短の娯楽としてはマージャンよりはかなりましな様な気がします。マージャンは4人いないと出来ないので、3人が続けるというと、残りの一人は止められず、ずるずる徹マンなどという泥沼に引きずり込まれるレジャーですから(苦笑) あとリース関連企業は業績に関係なく株価が変動する難しい業種であることを痛感しています。投資期間によってランクアップする優待銘柄が多いので3年以上投資し続けている銘柄もありますが、株価の変動を無視しないと精神的に良くない業種だと思っています。しかし芙蓉総合リースなどランクアップ優待に改善したとたんに掴んで酷い目にあっているわけですが、3年などは直ぐたつので、業績と高配当優待利回りと優待ランクアップを頼りに持ち続けようと思います^^; 最近は専門商社ばかりではなくリスクを取って事業を行っている総合商社の株価も業績に反応しなくなり低PERかつ低PBRかつ高配当の状態に落ち込んでいます。総合商社とのお付き合いも5年近くになりました(苦笑)良いときもあり、悪いときもあり、悪いときのほうが長いような感じもしますが(苦笑)、じっくりとお付き合いをしていこうと思って、少し買い増しをスタートしました。買い増した途端に下げられましたが(爆笑) ただ、先ほど少し触れたように業績に率直に反応する銘柄も少しずつ増えてきたように感じるこの頃です。政治屋の怠慢と驕りと国民無視の政争で、震災の復興が遅れに遅れているように感じて、苛立ちを感じることも多いですが、そのような政治屋を選んでしまった選挙民の責任があるので、次の選挙には絶対にこの政党には投票しないと心に決めて、遅くても必ずやって来る復興を信じて、復興銘柄群とは付き合っていきたいと思います。
2011.06.13
現状はストック型ビジネスモデルの内需銘柄で、高配当または高配当優待銘柄を増やすようにしています。 今日はトヨタが10日に発表した今期の業績予想で落胆売りが出て、株価を下げているということですが、私は逆に、トヨタの生産がこれだけの勢いで戻してくるなら自動車関連の部品メーカーなどを、アメリカの市場が下げてツレ安したときに買い戻し初めても良いと感じました。 まだしばらくは様子見を続けることになりそうですがオーナンバのように海外生産100%のある銘柄に興味を持ちました。 かつてはダメダメの業績で何度かチャレンジして、痛い目にあってしまったので業績が良くなってきたときに参戦できずに涙を呑みました。 2009年2月の491円から、リカバリーストックとしての本領を発揮して2009年の11月には2920円まで急上昇しました。 2010年は高値が2920円、安値が1706円でした。 2011年は1月の高値が2669円でしたが、3月の東日本大震災で2000円台から一気に1400円を割り込んで、5月には1800円台に一時的に戻しましたが、その後反落し現在は1600円を割り込んだ状態です。 前期比よりは増益予想で一株利益は200円以上です。低PERですが一株純資産は1400円台で、PBRはそれほど安くありません。しかし自動車用の部品が下期以降に伸びてくれば、当然に業績は上ブレも十分期待できると感じてウォッチ銘柄に^^; まだまだ有望な投資したい銘柄が見つかると期待して、四季報のチェックを続けようと思います。
2011.06.13
T&K TOKAや第一建設工業でおなじみのフィディリティ系のFMR LLCの大量保有報告書をチェックしたら、このところ株価が順調に上げてきたリロ・ホールディングスを更に買い集めているようでした。私のウォッチリストに入っているマルゼン、ハイディ日高、アイエーも買い増していますね。気がつきませんでした(汗)じっくり持ってくれるなら嬉しいですが、売り出すと早いところが怖いです。http://g2s.biz/tool/fiverule/search/%EF%BC%A6%EF%BC%AD%EF%BC%B2%E3%80%80%EF%BC%AC%EF%BC%AC%EF%BC%A3
2011.06.13
レトルト食品が多いので、去年の優待も非常食として役に立つものが多かったです。しかし棒ラーメン(⇔大好きで今年も期待していましたが、入っていませんでした)のように、そのまま食べることが出来ずにお湯を沸かしたり野菜や肉を入れたりして準備をしなければならないものが減って、そのまま暖めれば食べられるようなものが増えたような印象を受けました。 お湯を入れるだけで飲めるスープやインスタント味噌汁は調理が必要ではないのでありがたいです。あと暖めるだけで飲めるポタージュスープも数種類入っていました^^; 賞味期限についても、ほんの少しは短いものも入っていましたが、1年以上日持ちするものもあり、お題に書いたように非常食としてストックしておくのに便利な食品が増えており、大成ラミックの優待担当者の心遣いが嬉しかったです。
2011.06.12
もう大成ラミックの優待が届いて、その内容の写真でアップしてくださる投資仲間のみなさんがいらっしゃいます^^;http://taka1105.blog.so-net.ne.jp/upload/detail/m_DSCN0064-557b3.jpg.html アメリカ市場がまた大きく下げて、国内のろくでもない政治屋さんと原発という難題と海外にもいろいろな不安材料を抱えて苦しみそうな日本の株式市場ですが、しばらくは優待の到着を待ちながら、株価を見ないようにして耐え忍んでいこうと思います。
2011.06.11
一度、メルマガで取り上げた翌日からストップ高を交えて暴騰したことのある日本精化が、そのときの高値925円から半値近く(=47%安)に落ちてきているので、買い戻そうと思っていますが、なかなか買い戻せない状態です。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110428/6u2h72/140120110426001134.pdf 出来高が小さいのが難点で、一方的に売られることもありますが、放射能の内部被爆や瓦礫に含まれたアスベストや悪臭から身を守るためにマスクなどが大量に使われているはずで、業績は安定的に上向いていくと思っています。不動産業も副業としてやっており低PBRの点も魅力です。しかし買値の一番上で買い指値を入れておいても、ぎりぎりのところでさらわれてしまいます(苦笑) でも飛びつき買いをして買えた所で、突き落とされることが多いので、我慢して安く買おうと思います。他にも買いたい株が沢山ありますから(苦笑)
2011.06.10
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110607/6wlj7i/140120110607049438.pdf 少しは前日比より下がったけれど、終値は前日比と同じところで留まった。しかし油断すると、更に下がってくる可能性もある。買い増しを実行するかどうか、悩ましいところですね。あせった買い増しは自重すべきかもしれないし、アメリカ市場が久しぶりに高かったので、もしかすると反発していってしまうかもしれませんが、少し待つことに(苦笑) 静岡県は9日、静岡市葵区の藁科(わらしな)地区の工場で作られた製茶「本山(ほんやま)茶」から、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 静岡県がサンプル調査した主要19産地の製茶は全て暫定規制値以下だったのですが、業者の自主検査で検出されたようです。 静岡県の製茶の検査で、暫定規制値を超える結果が判明したのは初めてですが、やはり飲んでしまったテクノ菱和の優待分の新茶はしょうがないですが、スクロールからいただいた新茶はまだ飲んでいません。 今年はこれからマックスバリュ東海の静岡茶1万円分(=優待2口分)と伊藤園の優待3口分などがやってきます。それよりも我が家は日本茶が好きで日本茶の消費が多いので、その点でもこのニュースは悩ましいです。 今回セシウムの値が高かったのは、通信販売業者が取扱商品を自主検査して分かったようで、同なじ地区などの2カ所で製造された製茶で、暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超えたことが判明し、静岡県に報告したようです。静岡県が改めて検査したところ、やはり1キロあたり679ベクレルの放射性セシウムが見つかりました。 静岡県は同なじ地区内にある約100カ所の工場で、製茶の放射能検査を週明けにも実施するとのことです。 静岡県はこの日主要19産地のうち、未発表だった11産地の製茶の放射能検査結果を発表しました。放射性セシウム値は1キロあたり128~413ベクレルだったようです。 静岡県は、飲用茶にすれば放射性物質は約85分の1に薄まり、679ベクレルは健康に問題がない数値だとしています。 この大丈夫かどうかの判断は消費者が自分で判断するので、検査が行なわれ、その結果が発表されることが大事だと思います。伊藤園は静岡のお茶をつかており、検査はきちんとしてくれるのでしょうが、業績的にはマイナス面の影響があるかもしれません。ただし伊藤園も優先株を優待3口分持っているだけで、高配当優待利回りなので、いまのところホールドの予定です。 奥さんは、自宅用には京都以西のお茶などを買うつもりでいるようです。お抹茶は京都の一保堂のものを使っているのでいままで通りですが、煎茶の購入先は変更する気持ちになっているようです。
2011.06.10
ブリヂストンチャートhttp://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=5108&ba=1&type=2year決算短信http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110513/6u6uw2/140120110428005506.pdfパナソニックチャート http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=6752&ba=1&type=2year決算短信http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110428/6u0bkt/140120110425000541.pdf パナソニックは業績予想は出していないものの、かつての松下銀行といわれた面影は無いですね。 両銘柄とも1年以上前に投資して、損をしないで撤退できたもののブリヂストンは売値のはるか上に、パナソニックは売値のかなり下の株価で低迷しています。PBRよりもPERに影響されているような感じです。LEDとかリチウムイオン電池といえばパナソニックだと思うんですが、投資家が寄ってこないことには株価は上がるはずもありません。
2011.06.09
業績安定、低配当の日本電設工業のIRに中央リニア新幹線などについて質問してみました^^;http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110428/6ttta4/140120110421096892.pdf 昔、実験線で工事を受注したことはあるけれど、現在のところは入札予定は無い。 JR東日本の仕事のほか、鉄道関連の仕事が、現状はたっぷりあって、北陸新幹線も北海道新幹線に加えて、いずれ表日本側の在来線の工事が発生してくることが確実視されているので、採算性などを重視して着実に業績を維持していけると考えているようです。 だから中期の経営計画もこれから作るという余裕ぶり(苦笑) JR東日本はまだ常磐線など大きく被災した表日本側の今年度の工事予定を発表していないので、もしその部分の受注が増えると業績はアップすることになるようです。 日本リーテックのほうが配当利回りが高く、業績も良いので日本電設工業への参戦はいまのところパス(苦笑)
2011.06.09
一度優待を廃止した実績があって、業績が再度悪化してきたので、ビビッて撤退したマイスターエンジニアリングの株価がスコーンと上がった後に堅調に推移しています。 どうしたのかな~などと指を咥えて見ています(苦笑) 更に9月の優待権利落ち(⇔1年間保有しないと優待をもらえないので今年の9月まで持って始めて優待がいただけるようになります。年間で一株60円分^^;)前に購入し、ずうっとホールドする予定のアリアケジャパンも業績がそれほど良くなったわけでもなく、PBRもPERも高いままなのにやけに株価が堅調です^^; 去年の権利落ち後には強烈に株価が下がったのに、その後は切り替えして買値のはるか上まで株価が上がって来ています。でも優待欲しさに絶対売るつもりはありません。3月にはすでに株価が上がっていたので買いませなかったのが残念です(苦笑)http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=2815&ba=1&type=year まあ株価は業績よりも投資している投資家の質で決まってくる好例だと思いますが、株主は入れ替わるし、どんな投資家がその株を買っているか分からないので、その点は考えないで投資するしかありません。それにしてもインカムゲイン利回りの高い銘柄のほうが業績よりも株価には大きな影響を与えているということを、投資環境悪化時には痛感させられることが増えますね。そこでシコシコと高配当銘柄や高配当優待銘柄を増やしつつ、安定株主が多くて、浮動株がとても少ないのにろくでもない少数株主のブン投げで、コロコロ株価が下がっていく資産価値が高い、近い将来大きく業績に寄与する製品群を開発している銘柄を少しずつ、焦らずに買い増すこともしています^^;
2011.06.09
アメリカの株式市場などで株価が下がると、日本の株式市場でも株価が下がってしまうことが多いです。外国人投資家のリスクを取る力が減ってしまうからといわれています。 しかし個人投資家しか参加していないような出来高の小さな日本の内需企業の株も一緒に下がってしまうので、このような株に投資している日本の個人投資家も付和雷同して株を売っていることが原因だと思います。 だからどんな質の投資家が、自分の投資対象にしている銘柄の株を買っているのかが株価を大きく左右しますが、どんな投資家がその銘柄を買っているのかはどこにも情報が無いので、この点は無視して投資対象を決めざるを得ない状況です(苦笑) ただしタワー投資顧問とかフィディリティ投信とか大きな資金力を持って集中投資をしてくるような投資家が買っていると株価が大きく上がっていくことが良くありますが、そんな投資家が買っていることが分かった時点から後は、そのような大口投資家は提灯を集めて売り抜ける算段をしていることが多いので、新規参戦は危険きわまりないと感じます。http://www.nikkei.com/markets/company/chart/chart.aspx?scode=4080&ba=9&type=2year 田中化学研究所などはその代表のような感じです。高PERかつ高PBRなのにあっという間に3000円を越えていって、その後は下がり続けています(苦笑) うまく相乗りして、大口と一緒に売り抜けられるノウハウが無いと儲け損なって、損をさせられてしまいます。 いまのようにアメリカ市場や中国市場などが低迷していると、日本の株も下がりやすいですが、このときにツレ安して下がってしまう日本株の中で、ポートフォリオに加えておくなら内需のストック型ビジネスを行っている企業で配当や配当優待利回りが高い企業が安全だと思っています。 ストック型ビジネスモデルの企業で代表的なのは賃貸不動産業だと思います。空き室リスクはありますが、それでも安定的な家賃が入ってきます。 大盤振る舞い優待と高配当の常和ホールディングスは家族に1単位は持っていても良い銘柄だと思います。 配当年間60円。配当利回りだけで4.897%です。 優待は大盤振る舞いで100株で二つの優待を得られます。金券優待+ホテルやゴルフ場の割引券5枚の両方 (1)UCギフトカード(3,000円相当) (2)自社運営ホテルユニゾチェーン各ホテル(正規客室料金の50%割引)および,八千代ゴルフクラブ(平日3,000円割引)の共通優待券5枚http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=3258 金券優待部分だけで7.346%の利回りです^^; 同じくみずほ系列のヒューリックも配当は年間10円なので配当利回りは1.45%程度ですが、100株で選べる食べ物優待ギフト3000円が貰えるので配当優待利回りは5.8%に回ります。400種類くらいから選べるのでとても楽しいです^^; 旧安田財閥系の昭栄も100株でお米券年間5枚(=6月と12月に2枚ずつと、株主総会の議決にはがきなど参加(=投票)すると1枚で合計5枚)もらえるので優待だけで年間2200円になります。 配当は年間10円で配当利回りは1.338%ですが、配当優待利回りは4.41%です。ただし3年以上投資を続けている私のような長期株主は優待がランクアップして100株で年間7枚のお米券がもらえます。すると5.461%の配当優待利回りになります。お米券は1枚440円で、おコメ以外の買い物に使えるスーパーもありますから、現金と同じとような感覚で考えています^^;http://www.nikkei.com/markets/company/yutai/yutai.aspx?scode=3003 でもストック型ビジネスをやっているのは賃貸不動産業ばかりではありません。また人を対象にした建物を賃貸するのではなく、データセンターのように情報を置いておく場所貸しビジネス+情報管理サービスもストック型ビジネスでパナソニック電工インフォメーションズのような企業もストック型ビジネスの企業です。だから業績はすこぶる安定しています。 配当は65円で配当利回りは3.3%程度で、優待はありません^^; あと空き室リスク的なリスクが賃貸不動産業より低い不動産管理業もストック型ビジネスの典型だと思います。 例えば東急コミュニティーなどが代表です。東急線の沿線上にはマンションがいまでもドンドン建設されて、私が3年前まで住んでいた沿線にはたまプラーザ駅や二子玉川駅に接続するような大きなショッピングモールが連続して建設されて管理建物が着実に増えているので業績も右肩上がりです。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110510/6u4osz/140120110427004307.pdf 一株予想利益はついに年間317.36円まで成長してきました。 配当は年間80円の予定で、配当も2年から3年ごとに増配になります^^;。配当利回りだけで3.334%です。 優待は100株で3000円の全国百貨店共通商品券(⇔株数によって増えます)なので配当優待利回りは4.58%になります。 最近気がついたストック型ビジネスは鉄道関連の専門の総合建設会社である第一建設工業などです。同じくJR東日本系の鉄建建設などが業績がすこぶる悪く高PER銘柄なのに、なぜ同じJR東日本系の建設会社の第一建設工業の業績が良いのか調べていくうちに、第一建設工業などが線路の保線事業というストック型ビジネスを持っていることが要因だと分かりました^^; 鉄建建設はこの保線事業を持っていません。だから一般のゼネコンとの競合が激しくて低収益になってしまいます。 軌道(=レール)工事には大きく分けて、保線作業と敷設工事の2種類があります。保線作業とは、鉄道の安全、正確さ、快適な乗り心地を確保するために、メンテナンスを施す重要な業務です。この工事がストック型ビジネスとなります。その線路を利用する限り保線作業が発生します。この作業のほとんどは最終列車から始発列車までの間、深夜に実施されます。 鉄道の線路は長期間多くの列車が走行すると、レール表面に疲労している部分が発生します。疲労している部分を放置すると、通常よりレールの寿命が短くなってしまうので、一定の周期で取り除くことが重要となります。第一建設工業のような鉄道専門ゼネコンは保線のために1台10億円もするものもある専用の大型保線機械(=特種車両)を所有して線路の敷設工事などを行っていますが、線路の疲労した部分を削って除去できるレール削正車も保有しており、JR各社の担当地区のレール削正を実施してレール寿命の延伸を図っています。 最近は中央リニア新幹線の話題が大きいですが、リニア新幹線は軌道が違います。だから競争入札になっているようです^^;http://www.jrtt.go.jp/03Tender/System/kouji/mitumori/200/200_10_05_4220034_01.html 名工建設がJR東海系の保線業務を行なっている総合建設会社ですが落札はしていますが他の建設業者も入札する競争入札になっています。しかしこれからインドなど新興国で狙うのは従来型の鉄の線路を軌道とする実績のある従来型の新幹線です^^; 日本国内をくまなくカバーしているJR各社の新幹線も在来線も、これから新しいルートで復興を目指す常磐線などの在来線も、みな鉄のレールを軌道とする線路で、第一建設工業など専門の高額な専用車両が無いと敷設工事も保線作業もコストが上がってしまいます^^; 名工建設は台湾の新幹線工事でも活躍しています^^;http://www.meikokensetsu.co.jp/work/rail.html『近年の海外技術協力の事例では「台湾高速鉄道」があります。名工建設は、全長345kmのうち、台中から台南にかかる104kmの軌道敷設工事において現地建設業者の技術指導を担当。他社に先駆けて完成に至った技術力と高いマネジメント能力が認められました。また、インドネシアでは国鉄南線の複線化工事が名工建設の技術指導のもとで進められています。名工建設の技術者は、森林環境問題に配慮した合成枕木の採用を提案するなど、新しい技術を根づかせようと努めています。』台湾ばかりではありません^^;『鉄道工事は、一般の土木工事と比べ、施工管理や工法について特殊な知識・技術が求められます。世界一安全に運行されている日本の鉄道システム、軌道構造は各国から注目を集めており、多くの国でそれらを取り入れた鉄道の運用をめざしている中で、名工建設は培ったノウハウを世界各国に伝える役割も担っています。 1982年、アルゼンチン国鉄ロカ線近代化工事への技術協力を皮切りに、各国への技術者(スーパーバイザー)派遣を続けています。対象工事は、電化、複線化、駅改良など、多岐にわたり、また、業務内容も、測量、工事計画、線路切換計画、施工管理、施工技術の指導など、鉄道工事全般にわたる幅広いものとなっています。名工建設の基本方針である「安全」を前提としたマネジメントは各方面で高い評価を受け、海外軌道工事では欠かせない存在となっています。』 もちろん海外の鉄道敷き設工事に協力しているのは名工建設だけではありません^^; 第一建設工業にもチャンスは当然あると思っています。ただ現状はこれから本格化する東日本大震災の復興工事や北陸新幹線の新設工事などで手一杯のような気がします^^; 中央リニア新幹線がらみでは低PERかつ低PBRなのに株価が下がってしまう日本リーテックにもチャンスがあると思っています。日本リーテックはストック型ビジネスは持っていませんが鉄道系の電線工事業者なので中央リニア関連の建設が競争入札になるならば参戦のチャンスは充分あると思います^^; 軌道関連でも競争入札が行なわれているならば、電線関連でもかなりの確率で競争入札が期待できると感じます。たで日本リーテックも東日本大震災の復興工事がスタートしたら手一杯になると思っています(苦笑)http://www.jrtt.go.jp/03Tender/System/kouji/mitumori/200/200_10_05_4220034_01.html
2011.06.09
新しい四季報が発売される直前のオール投資は買って、じっくりと読むようにしています。 高配当銘柄や業績の上ブレ企業に目星をつけるためですが、オール投資の88ページの怪情報のところにパチンコ遊技機の大物のSANKYO(6417)関連でパチンコ業界関係者の話として『5月の大型連休前後から消費者の「安・近・短」志向も手伝い、目に見えて回復傾向にある』そうだ、というようなことが書いてありました。 パチンコメーカーに部品を供給している、ある専門商社のIRに聞いてみても、パチンコ向けについてはかなり保守的に業績予想をしているけれど、それほどには悪くないという印象を受けています。 パチンコも株式投資も射幸性があって中毒になる可能性が高いのは同じなので、自分が株式投資をやめられないように、パチンコファンもきっとパチンコを止められないのでしょう(苦笑) ポートフォリオの準主力のゲームカードジョイコHDの株価も配当利回り5%越えをしているのに、あいも変らず低迷しています(苦笑) 配当が来年の3月に一括で支払われることになったので買い増す予定は無いのですが、たぶん業績は来年の3月には上向いていくと思って、持ち株を売るつもりはありません。 http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110513/6v3eog/140120110513024144.pdf ゲームカードジョイコHDに限ったことではなくプリペイドカードを発行している企業は震災によってプリペイドカードが紛失してしまい、前払いのお金がおもわぬ利益になってしまう可能性もあります。今回は被災地域が大きかったので、そんな利益があるのではないかと想像しています。 またゲームカードジョイコはパチンコ遊技機ではなく決済機能と言うストック型ビジネスモデルの企業なので、遊技機を作っている企業と収益構造が違うことと、企業統合により予想通り負ののれん代が18億発生し、今期の業績低迷をカバーしてくれるのと、合併によりシェアが40%から50%にアップして、来期以降もパチンコが廃れない限り安定的に収入を得る仕組みを持っていることから、それほど悲観することは無いと考えてホールドしています。 昨日は萩原工業の通期の業績が据え置かれたので株価がガク~ンと落ちましたが、買い増しのチャンスと捉えています。どう考えても3月11日から1ヶ月程度は商売にならはなったはずですし、その後に急速に受注が増えて4月までの6ヶ月間では当初予想を大きく上回り、これから梅雨の季節や台風の季節で震災地区以外でもビニールシートや土のうの需要は大きく増えると予想できます。更に震災地区での工事が始まればビニールシートの需要が増加することはあれ減ることは無いでしょう。そして利益率の良いコンクリート補強材などの売り上げが上がるのは震災復興工事が始まってから以降のことです。 将来的にはリチウム電池関連の部門も業績が伸びそうですし短期的なトレーダーの動きに惑わされずに、企業のビジネスを良く考えてホールドおよび買い増しを考えたいと思います^^; ワキタがどうも調子が悪い感じですが、配当が出る2月に向けてはまた上がっていくと心配していません(苦笑)。 高配当でも出来高が少ない中央自動車工業はついに配当利回り5%まで株価が下落してきました。電響社も配当利回り5%まで落ちるのは時間の問題だと感じますが、これらの銘柄を買い増すとしたら、配当権利が発生する9月の権利落ちの1ヶ月くらい前まで待っているほうが無難なような気がします。買い増すならもっと出来高の大きな配当利回り5%越えの企業にするほうが良いと考えて買い下がっています(苦笑)
2011.06.08
こんなことを、3月11日から1ヶ月たつころから、少しずつ考えるようになりました。 最初のころは石原知事の「天罰」論に強い反発を感じていましたが、これから世界中に原発が蔓延しだすという「まさにその時」に、世界で原発を作る技術を持っているといわれているほんの僅かな企業が存在する日本に置いて原発事故が発生したのは「天罰」ではなく「神の意思」ではなかったのかと感じるようになりました。 安全神話に彩られた日本の原発も、蓋を開けて見れば底の浅い、ヘナヘナの大きな地震が起これば、その直後にメルトダウンを起こしてしまうような壊れやすい物でした。 数十年間も安全運転技術を積み重ねた上での、日本に置ける原発事故でさえ、これほどの被害が起こります。 これが新興国で発生したなら、どれほど甚大な被害をもたらしたか。そして確かに放射能汚染は日本中に広がりつつありますが、それでも放射能は偏西風などによって人のすんでいない太平洋のほうに流れていきます。もちろん海の生物や生態系に甚大な影響があることは確実ですが、裏日本の福井県で原発事故が発生したり、韓国や中国で原発事故が発生したときよりは人間社会、そして日本国全体に及ぼす放射能汚染の被害は少なかったのではないかと、素人考えでは思っています。 この事故によりドイツなどが原発廃止を決めたことなどで、少しは原発が世界中に蔓延していく速度を押しとどめられたようにも思えます。それが「神の意思」ではなかったかと感じるようになった理由です。 日本には地熱発電や風力発電、太陽光発電などといった自然エネルギーから電気を取り出す技術も蓄積されています。愚直に地道に努力して改善や改良を積み重ねていく凡庸な能力も充分あります。今回の震災前まではこのような能力を失いかけているようにも感じていましたが、震災が起こってからの日本人の復興への動きを見ていると政治屋のろくでもない動きを別にすれば、まだまだ日本人は捨てたものではないと思える状況でした。 確かに日本人には驕りがありました。「ジャパン・アズ・ナンバーワン」とおだてられいい気になった面もあり、また日本で浪費されている食料(=賞味期限切れで処分される膨大な食料)や電力(=夜になっても煌々と照らされる電気や不要な場所や派手な電光掲示板を瞬かせるために浪費されている電力)もまだまだ多いです。 世界に先駆けた不動産バブルの崩壊も、世界規模でやってきたサブプライム問題から引き起こされた金融危機も日本の奢った浪費を食い止めるにはいたりませんでした。 しかし電力危機から、間違いなく日本人の意識は変わり節電を身に着けることになるでしょう。そして食料もかなり逼迫してきて賞味期限切れで無駄にする食料も減ってくれるのではないかと期待しています。無駄をなくせば、不足気味ではありますが、充分に食料は間に合うのではないかと期待しています。自分の家で、庭やプランターなどを使って、野菜などを作る家庭が増えるかもしれないと期待しています。 まだまだ日本人が悪く変りすぎる前に、このような無駄を捨てさせるための「神の意思」が発現されたことを真摯に受け止めて、今後に生かしていければ、日本の未来は東日本震災前より、明るくなったのではないかと感じるようになってきました。
2011.06.08
http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr2/tdnetg3/20110510/6trmzr/140120110420095431.pdf 高級品が売れないだろうと一時的に撤退したドウシシャの業績予想を受けて、買い戻すチャンスを失ってしまいました(苦笑) 巴工業はどうなるのでしょうか。巴工業も商社部門はありますが本業は機械メーカーですから受注によって業績は動いてしまいます。ストック型ビジネスモデルの企業とは違います。そして巴工業の業績予想は的確で、ここ数年間はあまりぶれない着実な業績予想を出してきます。http://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr1/tdnetg3/20110606/6vxq7z/140120110527038783.pdf 今年は優待一口分しかゲットできませんでしたが、お安く買い戻すチャンスがでてくるかもしれません。じっくりと待って高値掴みは避けたいと思います。
2011.06.07
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