oh my gosh!

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2010.03.09
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カテゴリ: 過去の記録
今日はコクヨのB6ノートを買って、思いつくままに、書きたいことを書いてみた。

活字より、自由に図形や文字の微妙な大きさ、位置、デフォルメを操れるから、やっぱり手書きも捨てがたい。



何事も考え過ぎて悩んでしまう私に、デザイナーではない立場の上司から頂いたアドバイス。

「数でなく、質で勝負して戦える人だと思う」

同じデザイナーの上司や先輩からのアドバイスより、正直、デザイナーでない立場の人のこの一言が一番私に響いた。

ノートを買ったのは、今更ながら、改めてやってみようと思ったことを実行するためなのだ。



それは
「意義あるストックにするための考察」と名付けてみた。

ちょっと堅いが。



それを少しでも解消できれば、自信に繋がるような気がして、私なりに考えたのが、次のような理屈の仮説。

「頭の中の抽出しの数が少なくても、一つ一つの抽出しの質が高ければ、今より上のレベルのデザイナーと勝負できるはずだ」



最近、社員の大半が携帯電話をiPhoneに替えている。
使用パソコンがMacだから、何かと同期できて便利なのだろう。
デザイナーは皆、アイデアのヒントになるイメージ写真もたくさん持っている。
また、この画像データを常にiPhoneに入れていれば、お客さんとの打合せ時ですぐに携帯をいじれば、イメージを探して見せることができるため、話が早く進むのだ。

けれど、誰もが簡単に大量にストックできるようになった今、他のデザイナーと同じ方法でデザインストックをしてても、勝てないし、魅力がない。

特に先輩たちの多くは経験値も高いし、デザインストックの量も多い。
ストックをヒントに新たなストックをすぐに検索できたりなど、ストックがストックに繋がるくらいの勢いだ。

でも、今、たまたま自分の周りで、別のオリジナルなストック方法を行っている人がいない。
知らないだけでいるかもしれないけど!



写真を集めたり、インテリアや建築のストックをするのは、やはりまだまだ続けよう。
ただ、ストックする時の方法を
「イメージ写真だけでなく自分の言葉で咀嚼した分析コメントを添えてセットでストック」
する方法に変更してみようと思いついたのだ。

分析コメントとは、何故ストックしたいと思ったか、どこが好きだと思ったところか、何を消化して自分のデザインとして還元したいか、などの咀嚼文章。



この作業は慣れていれば、抽出しからアイデアを取出し提案するまで時間を要しない。

しかし、私は訓練数が少ないためか、抽出しからアイデアを取出すところまで皆と同じスピードでできても、形にして提案するまでかなり時間を要してしまい、その間に先輩デザイナーがデザインして結局タイムリミットで先輩デザイナーの密度あるアイデアが採用されるというパターンに終わるプロジェクトが、多いのだ。

徹夜しても勝てない。

やっぱりこれは、何よりも一番悔しい瞬間だ。

これを少しでも減らせたら、いいなと思ったのだ。

そのために、日頃のデザインストックは、いざチャンスという時の時間短縮や密度をカバーできるような方法でやっておこうと思いついた。

これが有効かはまだ疑問だ。

ただ、今まで、写真と文章は別々にストックしてあってバラバラだし、あらためて好きな空間を何故好きかなんて分析はしたことはないので、やってみる価値はあると思う。

一つストックするのに時間はかかるが、それが例えば2~3個でもできれば、今の私にはかなり成長できるチャンスに繋がると信じたい。

まずはやってみよう。

がんばらずに、気長に。。。





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Last updated  2010.03.10 02:35:49
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masashi25 @ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
mugi373 @ Re:アメリカの歴史(02/25) 仕事がんばってくださいね。
hide8351 @ Re:展示空間も見よう(10/31) 空間構成プロデューサーとかが考えてマネ…
hide8351 @ Re:インフラの絵本(10/27) 人間も一緒で、外に見えている部分がしっ…
律名 @ だめです >hide8351さん 要は、コールドジョイン…

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