メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Jul 27, 2005
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 グルジア共和国の国立博物館に「ドマニシ原人」という180万年前の原人(ホモ・エレクトゥス)の頭骨が保管されている。

 人類が生まれたとされるアフリカからずっと北の地、ヨーロッパとアジアの境目にあるグルジア。ドマニシという村の中世の城壁の近くで4体の人骨が発見された。

 4人が一度にその場所に居たと言うことは、集団での生活が行われていたことは違い無い。驚くべきことは、そのうちの1体の分の頭骨には歯が全く見当たらないということだ。

 見当たらないだけでは無く、考古学者の推察では彼、「オールドマン」はおそらく40歳前後である。歯がすべて抜け落ちた後に骨が再生していることが見受けられる。このことから、「オールドマン」は歯のない状態で数年は生き続けていたことになる。

 180万年も物を噛むことが出来ない彼が生き続けられたのはなぜか?
 考えられるのは、軟らかい食物を自分で見つけることができたか?。しかし何年もに渡って偶然にもその食物が手に入るとは考えがたい。
 でなければ他の誰かが咀嚼したものを与えるなどして面倒をみつづけたのであろうという事である。

 人類以外の動物は種の保存を目的として、自分の子に乳を与え、餌を分け与える。しかし、このドマニシ原人は体力の衰えた「オールドマン」の世話を誰か他の人間が見続けていたであろうということだ。

 考古学者は「これこそ人間らしい行動の最初の兆候が見られる」という。



 「オールドマン」が歯のない口で無言に語るのは「ホスピタリティ・サーヴィス」は180万年前に生まれていたという事である。

 180万年の時代を経て、「サーヴィス」はいったいどこまで進化したのであろうか。












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Last updated  Jul 28, 2005 04:56:47 PM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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