メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Oct 27, 2005
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レストランに訪れるお客様は実に多種多様に富んでいます。
 誕生日を祝いにくる人、食事を楽しむためだけを目的とする方、品のいいご夫婦。会社の社長、医者、フリータ-、クラブのママ、、、

IT関連の企業の経営者がネット上で充分過ぎるほどの情報を集められる立場にありながら、なお知りたいことがある時どうするか?

人に会いに行く。

ということだそうです。

本日付けの読売新聞の紙上で、以下のような記事が掲載されていました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ネット族は勉強不足」敵対的な買収でSBI・北尾氏

 SBIホールディングスの北尾吉孝CEO(最高経営責任者)は26日、2005年9月中間決算を発表した記者会見で、敵対的な買収について、一般論とした上で「企業風土や文化が違えば、難しい」と述べ、否定的な見解を示した。


(読売新聞)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 敵対的な買収うんぬんに関しては私も門外漢なので触れないでおきますが、ここで北尾氏が言う「勉強」とは何を指しているのでしょう?
 会社の資産価値という点から見れば、暗に指摘された方々は、もうすでに十分に勉強した上で成功を収めているように見えます。また、数々の有用な人脈も持たれているのでは無いでしょうか。

 あくまでも私の想像に過ぎませんが、ネット上の取引であれ、最終的に商品を購入するのは「人」つまり顧客です。
 それが例えばテレビ局であったとしたら、番組、その中に流れるCMという間接的な手法を用いた延長上に、視聴者という名の顧客がそこに存在しているのです。

 お客様の顔を見なさい。

ということでは無かったかと考えます。

お客様の喜ぶ顔が見えなければ、不十分なのです。

 サービス業、接客業はその名の通り、直接的に顧客に接する機会に恵まれています。

 レストランで働くとは、大げさに言えば、そういう意味での「勉強」ができる場所でもあります。


20人や30人程度のお客様でいっぱいになるような料理店でさえ、顔を近づけて小さな穴から覗いてみれば実に様々な事が見えてくるのです。







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Last updated  Oct 28, 2005 02:06:53 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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