メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Nov 11, 2005
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 着葉位置とは枝の先端から数えた葉の名称です。枝の先、つまり新芽の方が風味が軟らかく上品と言われていますので、着葉の位置の順がそのまま「茶葉のグレード」と呼ばれる事もあります。

 先端の新芽の葉が「フラワリーオレンジペコー(FOP)」
 2番目の葉が「オレンジペコー(OP)」
 以下、3番目「ペコー(P)」
 4番目「ペコー・スーチョン(PS)」
 5番目「スーチョン(S)」

と呼びます。以上は葉がお茶の木についている時の呼び名とされています。先端から順に葉は大きくなって行きます。  
 紅茶の製品となる時には、摘み取った茶葉を目の細かいふるいを順にかけて選別していますので、少々づつ他のグレードの茶葉が混ざることになります。
 それぞれのグレードの葉を抽出時間を速めるために荒く砕いた物が「ブロークン」と呼ばれる形状になります。それぞれのグレード名と合わせて表示されます。例えば「ブロークン・オレンジ・ペコー(BOP)」という感じです。


さて、お茶はそもそも中国が原産です。英語の「tea;ティー」も仏語の「the;テ」も「茶;チャ」が訛ったものです。
実はお茶の葉の位置の名称「ペコー」も「スーチョン」も中国語に由来しています。

 スーチョンは漢字で書くと「小種」。ペコーとは中国語の白毫パイカウが英語訛りになったものです。パイカウとは白い産毛のこと。葉の裏に生える細かな白い毛の事を指して、先端の葉をパイカウと呼んでいたようです。オレンジとは果物のオレンジのような味がするから、、、と。いう事ではなくて、先に近い葉は紅茶として湯をさしてもその色合いが「紅色」でなく、「オレンジ色」を呈する所に由来しているとか。

紅茶と言えば思い出すのが、柏○芳恵の歌っていた「ハロー・グッ○イ」確か、小中学生のころにずいぶん流行しましたっけ。





♪紅茶のおいしい~、、、オデン屋









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Last updated  Nov 12, 2005 02:37:30 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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