メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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Jan 20, 2006
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 今日はお休みなのですが、一日モヤモヤしております。様々な悩みごとも抱えておりまして、、、

 ブログも一気カキしてしまいました。昨日、一昨日の分まで遡って作成されています。
あ~あ、明日でもよかったのにィ、、、

まぁ、気が済まない性格なのでしょうね。

 という訳で、ワインの話なのですが、さてこの「ワイン」そのものの成分はというとほとんどが「水」です。
 アルコール、いわゆるエチルアルコールは表示されているように9%~13%、その他の成分、例えば酸だとか糖だとか諸々のものが10%~20%くらい、残りの65%から80%は「水」ということになります。

 1000円のテーブルワインでも30万円のロマネ・コンティでも7~8割は水なのです。

と、いうことは「重いワイン」の定義とはこの「水」以外の成分にありそうです。

 この「重いワイン」というもののひとつには、成分のパーセンテージが多いこと、つまり水が70%~65%くらいということです。


 さて、とにかく「重いワイン」をご所望されるお客様が時折いらっしゃいます。
 また、結構な渋味が無いと物足りなく感じられるお客様もいらっしゃいます。

 その方々は1997年前後に始まったワインブームからワインを飲み始めた方々に多いように見られます。

 そもそも、人間の舌に限らず、外部から受ける刺激というものに対して、嗜好は成長とともに単純なものから複雑なものへと変化してきます。

 人間が生まれて始めて口にするものは、母乳、あるいはミルクなどでしょう。幼少期にはオレンジジュースなどの単調な甘味を好み、やがて刺激的な炭酸系のコーラやジンジャーエールを好むようになり、大人になるとブラックのコーヒーなどの甘味成分が無いものなども好んで口にするようになります。

 ワインでも本来は同じような嗜好の変化を辿っていました。10年あまり前にはワインを飲みなれていない方におすすめするワインとしてはフルーティなドイツワインが専らでした。アルコール度数も少なくジュースの様な感があったからです。
 さて、白ワインに物足りなくなると、次はロゼワインをおすすめします。それからご来店の回数が増えるたびに次は辛口の白ワイン、次は軽い赤ワインと段階を経てワインの好みの幅は変化していました。

(明日へ続く、、、)







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Last updated  Jan 20, 2006 07:44:13 PM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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