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ガンダムUC6巻。次巻は11月に発売されるらしい。待ちだ。間一髪でジンネマンに助けられ、地球に降下したバナージ。ラプラス・プログラムが示したのは地球連邦の首都・ダカール。この巻でのメインはバナージとジンネマンとの掛け合い。彼との関わり合いの中で、主人公バナージは成長してゆく。この巻で登場するマハディは非常に薄っぺらい。登場時間が短いことに起因しているのかもしれないが、ステレオタイプのイメージにいるイスラムのおじさんと独善的な父親というマイナスのイメージの積み重ね。なんだか薄っぺらい悪役だなと感じた。またこの巻ではあっけなく死んでゆく民間の人間描写が目立つ。まあ、戦争になればこうやって死ぬ人間が無数に存在するんだろうな。ラプラスの箱が抱えている秘密とは何か?マリーダさんはやはり死亡してしまうのか?フル・フロンタルはシャアなのか?もしシャアだとしたら、アムロはどこへ?オードリー(ミネバ)は救出されるのか?先が気になる。重力の井戸の底で
2010/10/28
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東野圭吾『容疑者Xの献身』を読了。日本文学の授業を教職取得のため履修していて、雑談の中で勧めていた。とりあえず、皆が呼んでいる通り、「ダンディ先生」としておこう。書籍コーナーをふらついていた時、目に止まり買って読んでみる。「途中までは普通の流れなのだけれども、え~、そっち!!という意外な流れが存在する。」とダンディ先生はおっしゃっていた。物語中盤までは、順当な流れだった。大体の流れは予想のつくものだった。表題の通り、「献身」だった。これのどこに意外性があるんだろう?と訝った。しかし物語終盤、本当に予想もしていなかった展開が現れた。「え~!!マジかよ!やられた!」思わず声を発するぐらい、予想外の展開だった。まさにそうくるとは思わなかった。この展開はいままでにないもので、完全に虚を突かれた形となった。展開には完全にやられた。でも結末は、個人的にあまり好きではない。誰も救われていない。まあ、殺人事件で誰かが救われてしまうのは、あってはならないことかもしれないが。しかし結末はなんだか虚しい。展開が絶妙だっただけに最後はなんらかの別の結末を用意してほしかった。展開の意外性と言う面では非常におすすめ。容疑者Xの献身
2010/10/21
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『パラオ攻略戦』『ラプラスの亡霊』読了。 ユニコーンガンダム3、4。 連邦、財団、ネオジオンが三つ巴になり、世界を覆す可能性を秘めているという『ラプラスの箱』をめぐって、駆け引きを繰り返す。主人公バナージは箱の鍵を持つRX-0:通称≪ユニコーン≫を託され、運命の奔流を泳ぎあがく。 マリーダさんに魅了された。 こんな深い影を背負ったヒロインがでるとは意外だった。いや、ヒロインはオードリー(ミネバ)で彼女は違うのかな。でも、彼女は救われてほしい。 いままでフォウ、プル、プルツー、ステラと強化人間の女性パイロットは必ず死亡しているから、デットエンドは嫌だなぁ。 福井晴敏氏の作品は今まで読んだことがなかったが、宇宙世紀の世界観を崩さず、さらに子供の頃以来のファンが大人になっていることに配慮をいれた、台詞などが随所に見られる。 他人の作った世界観を受け継ぎ、ファンの多い作品の続編を書く。並のことでないが、非常にハマっている。おもしろい。パラオ攻略戦ラプラスの亡霊
2010/10/19
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誉田哲也著『武士道シックスティーン』を一気読み。気になってはいたのだが、単行本はやはり高くて手が出せず、文庫版になるまで待った。よせばいいのに…。体調も優れず、むしろ本格的に悪い。鼻だらだらだし、匂いもなく、熱っぽい。今日の午後には今期の論文の経過報告が控えている。しかし一気読みしてしまった。ということは作家に力があるということだ。私が剣道経験者で高校の時の思い出に浸っていたということを差し引いても。内容は修羅?のような姿勢でとがった剣道をしている磯山香織と柔らかさをもった剣道をする甲本(西荻)早苗が主人公の青春小説。あとは省略。展開も読みやすいし、映画も公開されていたらしいので。でも小説で読んで良かったと思う。浮かんできたのは、母校の剣道場であり、昔の剣道部の仲間たちであり、がむしゃらにやっていたあの頃の感情を思い出した。そう、あの時もがむしゃらだった。そしてやはりそれを支えていたのは彼女達と同じ感情。剣道が好きだった、という心。私は磯山や西荻のように全国区に出るような選手ではなく、弱小剣道部だったけれども、必死だった。あのころもやはり自分はセンスがなくて、あるのは勢いだけ。小学生のころは兄貴に追いつきたい一心でやっていたし、中学のころ出来なかったせいか、高校ではまったく勝てない状態が一年ぐらい続いた。この二人のように技も力もないので、とにかく乱戦に持ち込む。そんな泥臭い剣道だった。でも、二年の新人戦、四月の大会で勝てた時は本当にうれしかった。今思えばかなり勝ち負けにこだわっていたように思う。でも楽しんでいる面もあった。大学で続けたかったが、またあのギャップを埋めるのには…、と要するにしり込みしてしまった。あのときと同じだ。好きなのにも関わらず、この先続く苦難にしり込みしている。そうじゃないだろう。どうしても研究がやりたい、だから大学に戻ってきたんだろう。学部生から教職の授業のディスカッションで気持ち悪がられても、嫌がられても、それはどうでもいいことなんだ。体が風邪を引いているということも、どうでもいい。自分は研究が好きで戻り、この道を選んだんだ。それを忘れちゃいけない。無論、どんな世界においても勝敗はつきまとう。そこは忘れてはいけない。けれども、自分の原点である純粋に知らないことを知ろうとする知的好奇心。学究心というべきか。それを忘れちゃいけない。高学歴ワーキングプアになったとしても、その気持ちは捨てちゃいけない。また自分を支えてくれている人がいることも、忘れちゃいけない。その人達に報いるためにも、自暴自棄になってはいけない。負けないことだ。見失わず、目の前のことに最善を尽くそう。 【中古】文庫 武士道シックスティーン
2010/10/14
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