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ゆいかが保育所のころ時々登場した「ヨーコちゃん」、覚えていますか? これ、ヨーコちゃんに買ってもらった とか、 今日はヨーコちゃんのおばあちゃんがカレー作ってくれた とか、 ヨーコちゃんとお風呂に入った、とか・・・。 お風呂?! と聞いたときには、アホちゃうか!と思ったものです。 先日、実家の片づけをしていたとき、アルバムに貼ってあったパパの結婚写真を見つけたゆいかが、「パパ! ヨーコちゃんと結婚してどうするん!」と言ったときには、『ケッコン』の意味も『写真』の意味もわかってないなあと少しあわてて、少しほっともしたものです。 後日、このときのことを息子に言うと、ヨーコちゃんは元嫁にそっくりだといったのです。 いろいろあって、先々週ゆいかとママを会わせました。ママとは教えず、パパの友達ということで。 で、ゆいかはママのことを「○○ちゃん」と呼んでいます。 パパと○○ちゃんとお出かけして、帰ってきてから、「きょうは○○ちゃんの家に行ったけど、○○ちゃんの家ってヨーコちゃんの家よ! △△ちゃんもいたよ」と教えてくれました。△△ちゃんはママの妹なのです。△△ちゃんはヨーコちゃんの友達だとパパから聞いていました。「ヨーコちゃんと△△ちゃんは友達だから、遊びに来てたんじゃないの?」と私は答えました。 いっとき考えてから、ゆいかが言いました。「ん~ん、ヨーコちゃんは○○ちゃんのことよ!」 ちがう、ちがう! とそのときは言い聞かせました。 先週の駅伝にもママは応援に来てくれました。日曜日にはママと遊園地へ行きました。 昨日の参観日にもママは来てくれました。 最初にママと会った日、お風呂でゆいかが言いました。「ばあちゃん。ゆいか、ばあちゃんのこと好きじゃけど、若いお母さんがほしいわぁ・・・」 こんなことを言ったのは初めてのことでした。 遊園地から帰ってきたゆいかに、「○○ちゃんのことをママって呼べば?」と言うと、「それは出来ないわぁ」と真剣な顔で言います。今まで何度となく、ゆいかはばあちゃんのおなかから生まれたんよねえと念を押していました。そのたびに私はあいまいに笑ってごまかしてきました。 きっと、ゆいかの頭の中では、自分と、いつもそばにいるばあちゃんと、ハッキリしないママの存在が渦巻いているのだろうと思いました。 昨日の参観日の後はママもうちで一緒に晩御飯を食べました。 夕飯の支度を一緒にしているときにママが言いました。「ヨーコちゃんのことを知っていますか?」 知ってるよ、と答えました。「ヨーコちゃんとあなたはそっくりなんだってね」と言うと、「ヨーコちゃんて、私のことです」 目が点、と言うのはこういうことを言うのだと思いました。言われて初めてなにもかもつじつまが合って来ました。 ゆいかが初めてヨーコちゃんに会った時、何も言わないのにゆいかが「ヨーコちゃん」と呼んだのだそうです。それ以来、「ヨーコちゃん」だったのです。 わたしたちはパパにもまんまと騙されていたのでした。 晩御飯の後、いつもは嫌うお風呂も、ママが、「一緒に入ろうか!」と言うと、ゆいかはさっさと入って行きました。 お風呂でゆいかが言ったことを、ママが教えてくれました。「今日はママがふたりいる! 」 ゆいかが私たちの前で「ママ」と呼ぶ日も近いと思います。ママと会ってからのゆいかの嬉しそうな顔ったらありません。今はまだ、「○○ちゃん」が自分を産んでくれた人だとは理解していません。 もうすぐ・・・きっともうすぐわかると思います。 私の子育てももうすぐ卒業かな? 応援ポチお願いします!
2009.02.24
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3日かかって できた! 私が物心ついたころ家にいたのは、ひいおばあさん、おじいさん、おばあさんでした。背の高いひいおじいさんの記憶がかすかにあるので、小学校へ上がる前までひいおじいさんがいたと思います。 うちの家系はおんなが頑丈で長生きの筋のようです。おばあさんは畑へ行き、体の弱いおじいさんがご飯を作ってくれていました。 ひいおばあさんのハナさんは、意地悪ばあさんのイメージそのままの着物の襟に手ぬぐいつけた格好で襟足のまげに櫛を挿していましたねえ。 なかなかしゃんとしたおばあさんで、NHKののど自慢の予選に出たこともあったようです。鐘ひとつで舌を出して照れている写真が仏壇の引き出しにしまってありました。 近所で火事があり、野次馬根性で見物に行って、巡査さんに怒られ、尻をまくって帰ってきた話は有名でした。 ハナさんは手芸が得意でした。手製の鈎針で袖なし(今風に言えばベストかな?)を編んだり、かんざしを作ったり。中でも得意だったのが手まり作りでした。 着物をほどいた糸を、色別に紙に巻いて取っておき、それで柄を入れていました。 綿を丸め、それに糸を巻きつけてまりの原型を作って、いとも簡単に手まりを仕上げていくのです。 私の手芸好きはハナさんの影響だと思います。ハナさんが96歳で死んだのは私が中学3年生のときでした。鉤針編みは教えてもらいましたが、手まりは作っているのをただ眺めるだけでした。 ハナさんを思い出すたびに手まりを習いたいなあと思っていました。習いに行く時間がなければ独学で・・・と手まり作りのキットを買ったのが昨年の11月です。手をつけないまま、2個目のキットが届きました。 やっと説明書に目を通す気になったのが水曜日。 説明書の意味が理解できない。 北極、南極、赤道があり、縦に6分割し・・・。 ハナさんの作る手まりに北極なんてあったかなあ? ハナさんもこんなに待ち針打ってたかなあ? 簡単そうに作ってたよなあ。 なんて説明書と首っ引きで糸を巻いていって、どうにか出来上がりましたが、北極と南極の空きがちぐはぐになりました。これは、初めての作品ということでこのままにしときます。 さて次は2個目に挑戦です。説明書が理解でき、作り方が自分のものになるまで頑張ってみるつもりです。 応援ポチお願いします!
2009.02.06
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おばあちゃんたちの会話から。『なぁ~んもええことがない~!』と叫んでいるおばあちゃんがいました。 前の席に座っているおばあちゃんが、『なんもええことがないと言ってるけど、なんもせんでもご飯が食べられて、3時になったらおやついただいて・・・。私はこれが幸せと思うとるよ。私の今の幸せはこれよ。 ええことがない、ない言うだけじゃ、幸せは来ないよ。 幸せは歩いてこない、こういう歌があるでしょう? だから歩いて幸せを探しに行くんよ』 なんとタイムリ~! ♪しあわせは あるいてこない だから あるいていくんだね 一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩下がる~♪ 手拍子打って歌ってあげました。 ♪なんでもないようなことが 幸せだったと思う♪ こんな歌もありましたね。 幸せは自分の心が決めること。 ちょっとしたいいお話でした。 今日は節分。豆まき。2月生まれのおばあちゃんのお誕生日会も一緒にします。ゆうべ、スポンジ焼いて、みごとに失敗して、今朝早くからまた焼きました。 皮がフライパンにくっついてはがれたけど、これはお愛嬌と言うことで、許してたもれ♪ では行ってまいります! いちごケーキが出来ました。おばあちゃんたち、とても喜んでくれました。 よかった~♪ 応援ポチお願いします!
2009.02.03
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『水前寺清子一座特別公演』をゆいかと2人で見に行ってきました。 特別フアンというわけではないのですが、チケットプレゼントの懸賞に手当たりしだい応募してると当たるんですね。 ほんとは同じおばちゃん同士で行くと楽しかったんですが、休みが合わなくて、そもそもゆいかが私一人で行かせるわけもなく・・・。 前日からリュックにあれこれ荷物をつめるゆいか。 待ち時間が長いから退屈せんように・・・と釘を刺していましたが、(本入れとこ!)(DSも入れとこ!)(なわとびも・・・)(目覚まし時計も・・・)なんで? これは却下。 一番役に立ったのはなわとびでした。 ここから三原までは車で1時間ちょっとかかります。9時過ぎに家を出て10時過ぎに到着。すでに長い行列でした。ありがたいことに屋内での行列だったので、寒い思いはせずに済みました。 チケットと交換は12時から。それまでの長いこと! 私は毛糸を持っていってたので靴下を編みながら待ちました。ゆいかは外に出てなわとびしたり滑り台に行ったり・・・時々前後に並んでいるおばあちゃんから飴チャンもらって2時間過ごしました。 周りの人の話を聞いていると、なんと! 朝4時半から並んでいるおばあちゃんもいました。 私たちの席は1階の一番後ろでした。『見えないねえ』と言う私に、ゆいかがリュックからさっと取り出す双眼鏡。100均のものなのであんまり大きくは見えないけど、近視の私にはとてもありがたいものでした。 1階席2階席とも満席で、立ち見の方も大勢いました。 私の席の横の通路にもたくさんの方が座り込みました。席があるだけありがたい。 第一部のお芝居の時にはさほど喜ばなかったゆいかですが、二部の歌が始まると、イケメンが踊ったり津軽三味線を演奏したりしたので喜んでいました。 イケメンの時には双眼鏡で見、イケメンが引っ込むと双眼鏡をリュックにしまい、また出てくると双眼鏡を出し、引っ込むと双眼鏡をしまい・・・忙しいゆいかさんでした。 さすがイケメン好き! 水前寺さんの歌は前もって歌って教えていたので、興味深そうに聞いていました。拍手も手拍子も程よいタイミングで、2時から始まって終わったのがちょうど5時、3時間飽きもせず見ていました。 行きは次男に連れて行ってもらい、帰りはおっちゃんに迎えに来てもらい、ぼっちゃんが腕を骨折したと言うのでそのまま娘のところへ行きました。 かわいそうに、かわいそうに・・・を連発する私に、次男が言いました。『わし、10回くらい骨折したよなあ』『???』 1回しか覚えてないや。3歳くらいのときにシーソーから落ちて骨折。聞けば後の9回はケンカして折ったらしい。そんな骨折なら痛くも痒くもない。 ぼっちゃんはコタツから落ちて折ったらしい。子供のときと違って、孫の場合は非常にかわいそう。なんで私まで痛くなるのでしょう。 ぼっちゃんは意外と元気で、よく遊んでいました。それよりショックだったのは、私の顔を見たとたん泣きそうな顔でママの後ろに逃げたこと。ぼっちゃんのほうを見る私の顔を思い切りよそへ向けました。 家に着いたのは10時を過ぎていました。 ゆいかさんお疲れで、帰りの車の中からずっとおやすみ。 こんどはDAIGOのコンサートに行きたいのだそうです。 ウィッシュ!? 応援ポチお願いします!
2009.02.02
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