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一日半の乗馬体験もこれでおしまい。今日は再びウランバートルへ戻ります。朝食後、荷物整理も終えて、ゲルの外の景色を眺める。何もない平原と遠くの山。 今日は風もなくて、辺りは静寂に包まれている。この景色ともお別れかぁ…そう思うと、どこからか、一昨日、移動中のカーラジオで流れていたエリック・クラプトンのチェンジ・ザ・ワールドが聞こえて、感情とシンクロしたのか、涙が出てきた。寂しいのか悲しいのか、よく分からない。あの風景に、何かぐっとこみ上げるものがあったんだろうなぁ。そしてそれをさらに促すように、泣けるギターの音楽…。旅先で感極まって泣いたのは、これが初めて。 遊牧民ガイドさんともお別れして、私とR、ガイドのムギさんはまた車でウランバートルへ。実に都会だ!人も物もいっぱい!!今日はお土産探しをしなくては。まず、ザハという市場へ。 野菜や肉や乾物や、いろんな小売の店がびっしり!こういうとこ来るとワクワクするよね!!モンゴルは岩塩が有名なんで、お土産用に小袋入りのやつをいくつか買いました。ほとんどの友達にはこれで済ませよう。他に喜ばれそうなものもなさそうだし…。 その後、国立デパートへ。デパートなので値段も高い。服とか家電とかいろいろ。私達は地下のスーパーをウロウロして、お菓子やモンゴルウォッカを買いました。 ランチタイムということで、運転手さんと別れ、女子三人で目当てのレストランに行ったのですが、なんと、日曜はお休み!仕方なく、待ち合わせした時間に運転手さんが帰ってくるまで、その辺をフラフラ。映画館の中にゲーセンがあって、そこで三人でプリクラを撮りました。プリクラなんて何年振りだろう…。 帰ってきた運転手さんに連れられて、改めて行ったランチ先はモンゴル版定食屋みたいな感じの店。お客も店員さんも若い人が多かった。結構なボリュームでお腹いっぱい…。 ↑左のがボーズというモンゴル風小龍包。うまいよ! 最後にボグドハーン宮殿博物館へ。第8代活仏であったボグドハーンの冬の宮殿だったそうです。写真撮影は有料なのですが、知らずに一枚撮っちゃった! 宮殿内には彼が収集した動物の剥製や、ヒョウ柄のゲル(←悪趣味)など、スゴイ物が展示してありました。 モンゴル最後の夜、Rが買って来たチンギスハーンビールを一杯もらい、乾杯しました。ちなみに私が買ったお土産はコチラ↓(すべて帰国後、家で撮影しました) ↑モンゴルウォッカ。瓶がかわいい! ↑チベットの神様を織ってタペストリーにしちゃいました!キュート!! ↑フェルトでできたミニサイズのゲル。ちゃーんと中には家具もあります!!
2006年06月24日
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ゲル内唯一の暖房器具である薪ストーブなんですが、これまた厄介なもんでして…。ストーブというか、要は鉄の箱の中で薪を燃やしてるだけなので、薪の燃え方が激しいと、火あぶりにされているかのように熱く、薪が燃え尽きて火が消えてしまうと、途端に外気と同じ温度になり凍える…という、天国と地獄…いや熱地獄と寒地獄(どっちも地獄)になるわけです。 というわけで、今日も寝起きは寒い…。しかも、今日はやけに風が強くマジで寒い!昨日の乗馬で、下半身はすでにガタガタ。今日のスケジュールは、一日中乗馬なんだけど…始める前からツライ。 昨日とは違う馬くんで出発!あまりにも風が強く寒い!!ので、遊牧民ガイドさんが、軍手を貸してくれました。Rと片手ずつ、手綱を握る左手にはめました。あー軍手は必需品ですねー。 ↑ヤクの群れを見たり… ↑放牧されている馬を見たり… 昨日よりは身体も慣れたのか、心配していたほど辛くはなかった。エライ寒かったけど。夕方には、遊牧民ガイドさんのゲルにお邪魔したりして、実に楽しい乗馬体験でした。馬、いいね!!馬乗るなら、モンゴルがいいね!! ↑日が沈んでいきます…が、只今21時です。 夕食後、ガイドのムギさんにモンゴルの遊びを教えてもらいました。それがコレ↓ シャガイというコレ、見ての通り骨です!ホネ!羊のくるぶしの骨だそうで、その向きによって(写真左から)羊、山羊、馬、ラクダとして遊ぶそうです。 この骨が全部で30個くらいあるんですが、その一部をまとめてバラッと投げ、同じ家畜の向き(羊と羊、ラクダとラクダ)でおはじきのようにしてぶっつけて遊んだり、骨をコマ代わりにズラッと並べて、馬を自分の持ち駒にして、すごろくのようにして遊んだり。遊び方は日本にもあるようなものですが、それに骨を用いるところが、いかにもモンゴルらしいなー!と思いました。
2006年06月17日
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快適なベッドで快適な睡眠。目覚めもスッキリ…かと思いきや、そうでもなかった。寝付きも寝起きも悪いのデス、私。 ムギさんがお迎えに来てくれて、また車に乗って移動。今日はウランバートル近郊のツアリストキャンプへ。ムギさんの旅行会社が運営しているらしい。車で30分も行くと、もう何もない平原。舗装された道路を外れて道なき道を行くと、キャンプに到着。ゲルがいっぱい!! 前のツアリストキャンプとは違い、お客も結構いる。ゲルもやや広い。設備も良い。お湯が出ます!!さっそく洗濯だっ!手洗い手絞り。 食堂で昼食。隣のテーブルには日本人の団体さんが10名ほど。盗み聞きするつもりはないけど、何の気なしに会話が聞こえてしまう。ここに来てもう2日くらい経ってるようで、毎日乗馬しているらしい。 そう、我々も乗馬するために来たのです!このツアリストキャンプでは、乗馬体験ツアーをやってるのです。 馬…私は過去に2回ほど乗ったことがあります。一度目は北京近郊の十渡というところで。二度目はやはり中国の雲南省で。…結構ツライんですよね。乗馬。パカパカ走ると背中が揺れるもんで、お尻から太もも裏側にかけてが痛いんです。でも、もう二度も乗ったし、コツはだいたい分かってるから、ま、心配することもなかろう…。 午後からさっそく馬乗り。鞍を持って馬のいるところまで行くと、遊牧民の方が乗る馬を連れてきて鞍をくくりつけてくれました。ほー。ちょっと小さ目です。 さっそく乗ります。よいっしょっと!!小さいとは言え、乗るのは大変。鐙(あぶみ)に片足を入れ、鞍をつかんで乗っかるんだけど、意外と高いんだよね。両足をちゃんと鐙にかけ、手綱を持って…。 私とR、ムギさんと遊牧民さん、一人一頭ずつ。「チュ!」(=「行け」の意味)と言って、手綱を引くんだけど、動きやしない!馬の方も分かってるんだよね。「あー、コイツ初心者だなー」って。遊牧民さんが後に回って、初めて歩き出す。「ちぇっ!しょーがねーなー」みたいな。 ポコポコ歩く分にはまだいいんだけど、ムギさんが「じゃあ、ちょっと走ってみましょうか」と言って、皆で走り出すと…お尻が、太ももが、すねが、痛いーーー!!馬の背中がバシバシ私のお尻に当たって、内臓がミックスされる感じです。しかも膀胱を刺激し、さっき行ったばかりなのに尿意が…。うぅ…ツライ。 途中休みを挟んだりしながら、たった2時間程度の乗馬でしたが、終わってゲルに戻ると身体ボロボロ…。下半身と手綱を持ってた左手がしびれている…。あー明日もあるんだよなぁー乗馬。大丈夫かしら…心配。
2006年06月10日
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夜、すごい風と雹(ヒョウ)!基本的にモンゴルは風が強いようですが、周りに遮るものがなぁーんもないこのゲルでは、飛ばされるんじゃないか…と心配でたまりません。 ↑ゲルの天窓部分は明り取り用にビニールで覆われているのですが、そのビニールが強風でビロビロなびいちゃってうるさく、しかも隙間から雹が入ってきて冷たく、さらに薪ストーブは燃えるように熱く、何だか寝たんだか寝ないんだか、よく分からないまま4日目の朝を迎えたのでした…。 ブルドのキャンプとは今日でおさらば!車でまたウランバートルへ戻ります。あーーー!!二日振りに風呂に入れるっ!!もう髪の毛が、山羊の毛のようにボサボサ状態になっております。かいー!! ↑参考映像:山羊の毛。 ウランバートルまではまた車で5、6時間。途中、トール川のほとりでお弁当タイムとなりました。 ↑モンゴル料理の一つ、ホーショル。皮厚めのニラなし餃子を、木の葉状にして軽く揚げたもの。なかなかオイシイ! そばに遊牧民のゲルがあって、そこの番犬が我々の周りをウロウロ。食べ物が欲しくてたまらない様子。ヨダレまでたらしちゃって…。運転手さんがホーショルの端っこをあげたら、飛びついて食べてました。 それをトール川の向こう岸から見ていた別の番犬が、またまた欲しそ~にしてます。お「おいでー!」と言ったら、ホントに川を泳いでこっちまで来ちゃった!! ↑奥の岸から泳いできたワンコ。全身ビショビショです。ご苦労様…。 午後、ウランバートルに到着。やはり都会だ!ビルも車も人も多い!!街の中心にあるスフバートル広場へ。 スフバートルさんはモンゴル革命の父だそうで、モンゴル紙幣(トゥグリク)にもお顔が載っています(ただし100Tg以下の小額紙幣。多額紙幣はやっぱりチンギス・ハーン!) 今年はモンゴル帝国建国800周年とかで、現在、広場の横にはチンギス・ハーン記念館が建設中です。 夕食後はモンゴル伝統芸能コンサートの鑑賞。笛や太鼓の演奏と、チベット仏教の仮面舞踏(初めて見た!)あとはホーミーという喉の奥の方を震わせて、超低音で「ア゛ー」とか「ウ゛ー」とか言う歌唱法を聞きました。すごいですよ。ホーミー!できそうでできない!(女性は元々喉の構成上、できないらしい)不思議な歌(音?)です。 でもって、ホーミー歌いのお兄さんが、また私好みの二枚目!!一緒に写真撮らせてもらいました(あまりの満面の笑みで、恥ずかしくて見せられません) 夜、初日に泊まった日系ホテルへ再び宿泊。ここには日本風の大浴場があり、さっそく二日分の垢を落としてきました!!あーさっぱり☆風もうるさくないし、ストーブも熱くないし、今日はぐっすり眠れそうだ…。
2006年06月03日
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