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2月4日 ミュージアム杯が終わってから 2,3日 ムシキングに 対して 気持ちが入らなくなってしまった。 それは 航平じゃなく、航のちちと 私が である。 次の目標を決めるのに しばらく時間がかかった。 気持ちを どう切り替えるか・・。 今、どちらに向かうか・・。 航のちちは 「この辺は 飽きちゃったろ 航平。 たまに 違うところへ 行ってみるか?」 と切り出した。 「パパ 道場 行ってみたら? 練習にもなるし、気分転換にも なるんじゃない?」 と 私が言うと 航は 「行ってみたい!」 と張りのある声で 返事した。 「じゃ、あそこまで行ったついでに その辺 泊まって、 次の日 近くの会場の大会 出るか?」 「行っといでよ! ママは次の土日 役員の集まりが連日あるから 行けないけど、 パパと 遊びに行っといで」 とりあえず 路頭に迷わずに済んだ。 これで当分 道場に行くことになるだろう。 そこでの 交流も楽しみだ。 日曜の夜、一泊して 帰ってきた二人。 成績は いいものではなかったが、 航は とても楽しかった、と 私に話してくれた。 ひさ~しぶりに 家を空けた 航のちちと航は 「ママは 寂しくなかったの?」 と何度も 交互に聞いてくる。 「全然 平気だよ」 「のんびりできたよ」 と返答していたが、 そのうち あんまり聞いてくるので 「二人が 帰ってくると なんだか 騒がしいよ~」 と 苦笑い してしまった。
February 28, 2007
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ブログは 以前から 少し興味があった。 でも、パソコンは 触るに触れない。 昨年から 私はパソコン教室に通い始めた。 パソコン教室では 初めに自分の目標を記入する。 私は 「そんな~ 目標なんて~」 と思いながら、 とっさに 「ブログを作る」 と書いてしまった。 だから、教室のインストラクターの皆さんは 私の 目標を知っている。 今年になってから、インストラクターの皆さんが 時々 「ブログの方は どうですか~?」 と声を掛けてくれる。 私は 「それが なかなか~」 とごまかしていた。 先日、私は そのパソコン教室で 小さな かわいい花束をいただいた。 「えっ! これ いいんですか? 誕生日だから!?」 「はい! おめでとうございます」 私は 本当に 本当に うれしかった。 そこにカードが添えてあった。 お祝いのメッセージと共に 「ブログの方は 楽しめてますか?」 と したためられてあった。 私は かわいいお花達から背中を押してもらい その 3日後 ブログを始めた。
February 28, 2007
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試合後 あるバトラーのお父さんとお話しする機会があった。 とても有名な バトラーなので 私など 近寄りがたいのだが、 その場に 航のちちがいたこともあって、 今、すごく 気になっていることを 伺ってみた。 「T君は DSやったりするんですか?」 「やりますよー」 (へ~! やるんだ!) 「でも、試合に負けちゃったりすると 一週間やらせなかったりしますよ」 「ほ~」 航のちちは (やっぱり そのくらいは やりますよね) と言う 声を上げていた。 「この間なんか 頭にきて 壊しちゃいましたから」 私は 表には 出さなかったが 心の中で (ういぃぃぃぃー) とのけぞってしまった。 (で で、どうしちゃったんだろ。 また買ったのかな?) (ちょっと、聞きたいけど、聞けなーい) 私は ぶったまげてしまった。 でも 航平にこういう形があるということを 早く言いたかった。 「航平 T君ちは 試合に負けるとゲーム禁止になっちゃうんだってよ」 航のちちは 間、髪を容れずに 「うちも そのくらいしなくちゃ ダメだろ!」 と言った。 でも、「ゲーム禁止」という言葉は 日常的に言われているため 航は 「またですか~」 ぐらいに あしらっている。 「この間は 頭にきて お父さん ゲーム 壊しちゃったんだって!」 「えぇぇぇぇー!!」 これには 航平も ぶったまげた。 「えっ それでDS また買ったの!?」 (・・って そっちかよ! いや でも 私も同じことを考えていた) 「そういう問題じゃないんだよ!」 と 一応 親らしく決めてみた。 次の日から 航平は 進んで練習するようになった。 と 言いたいところだが、 航平のことだ 「喉もと過ぎれば 熱さ忘れる」で あんなに 悔しい思いをしたのに やっぱり DSに夢中なのであった。
February 26, 2007
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「ミーちゃん こっちに来なかった?」 「あっ いやっ こっちには 来てないと思うけど・・」 「なんか いなくなっちゃった みたいで・・」 「はっ! そうなの! どこ行っちゃたんだろ」 店内を 少し捜すと ミーちゃんはおもちゃの前で お行儀よく座って 遊んでいた。 ちょうど 向こう側から ママさんもやって来た。 良かった 良かった。 これを機に そろそろ会場に 戻ろうか。 会場へ戻ると、航のボードに ひとつも丸がなかった。 (やっぱり こういうことになるんだよ) 昨日の夜 私は 航のちちにこう言った。 「明日は 航平 ボロボロだよ きっと 」 何しろ 勇者の後半から 他のことに気を取られている気がする。 航のちちの 「まぁ 仕方ない」 と言う あいまいな表現に加え ‘DS’という 大変 魅力的なものに 取り付かれ 気合が入っていないのだ。 予選が終わって 航のちちが言った。 「航平は ダメだねー。 一勝も出来なかったよ。 ちょっと 悔しがっていたよなぁ」 「当然だよ。 ママは いい気味だと思ったよ」 「へっ?」 航のちちは ハトが鉄砲玉喰らったような顔で 私を見た。 「あの場所で 一勝も出来ないことが どんなに恥ずかしいか、 思い知ったほうがいいよ」 「ママは 厳しいねぇ~」 「航は おバカだから 〈それじゃ 恥ずかしい思いするよ〉なんて 予言したって ダメなんだよ。 〈恥ずかしい思いしろ!〉って 恥ずかしい思いさせなきゃ」 私は 航平の 試合に対する姿勢がいやだった。 あんな 中途半端な 情けない航平を見ることが 腹立たしかった。 (つづく)
February 24, 2007
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1月28日 また、ここへ来ることが出来た。 ムシキングミュージアム。 でも、正直 もう少し 準備万端で臨みたかった。 枠が決まり、予選が始まった。 私は航のちちと 試合が始まると なかなか出られない場所に 座ってしまった。 航のちちは いつもここに座っていろ と言うのだ。 初めてまわってきた 航の試合の敗北を観てから 航のちちは 一服に立ち上がった。 ついでに 航平に水分補給のため 飲み物を渡した。 航平は ペットボトルと顔を ガッと上に向けジュースを飲むと (ペットボトルを 取りに来てくれ) という風に ペットボトルを軽く持ち上げながら 私に 目で訴えて来た。 (えーっ! 何でパパ すぐ行っちゃんだろ あれ! だって 私だって ここから出るの大変だよ。 もう パパが今 出たばっかりなのに、 また 私が出たら、みんなに迷惑だよね~。 かといって、航が後ろにいるうちに 受け取らないと・・・) 私は観戦している方達の前を こそ泥のように 中腰になり 頭を下げながら 脱した。 無事 航平からペットボトルを受け取る。 でも また 元の場所に戻るのは 気が引けた。 私は 元いた場所に戻るのは 諦めて そのまま 座れる場所を探しに 建物の中をウロウロしていた。 「おっ!あった あった。 ここは試合をしているフロアじゃないし 誰も来ないだろう。 ちょっと 休んでよ」 いすに 腰を下ろした。 (あ~ ここに来るだけで、疲れちゃったよ。なんか眠いし。 おなかも空いた。 そういえば、バック 置いてきちゃったから、お金がないよ。 なんにも 買えない。 あっ おにぎり持って来た! あっ バックか) (航平の試合どうしたかな? 携帯で パパに聞いてみよう。 あっ 携帯も バックだ) (でも、 戻るものね~。 おなか空いたな~) どれくらい 時間が経ったか 分からない。 私は 頭を垂れて、ウトウトしていた。 しばらくすると 「みーちゃん みーちゃあーん」 と子供さんを捜している 女性の声が聞こえてきた。 そういえば バスターズに同じ名前の 小さな女の子がいる。 (同じ お名前だ~ それにママさんの声も 良く似てる~) 顔を上げると バスターズのママさんだった。 (こっ この場面ってさぁ~) 私の姿が ママさんに どんな風に映ったのか 心配になった。 (つづく)
February 19, 2007
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1月27日 (2) 航平は 勇者4 でシルバーを取ることが出来なかった。 毎年 恒例タイトルを 今まで落としたことがなかったが、 初めて、冠を 取ることが出来なかった。 タッグのロムが 替わってから、航のちちは 「試合の意味が 良く分からない」だの 「これじゃ 勝てるものも 勝てない」などと ぼやいてばかり・・・ あのロムが お気に召さないらしい。 航平が負けて帰ってきても 「手は悪くないんだよね~」 「あの展開じゃ仕方ない」 と言う 言葉に 航平は 次第に 「負けても良しとする」 と解釈してしまったように思う。 だから、負けても 悔しさが生まれない。 途中 「明日も 行ってみるか?」 「どうする?諦めないで 挑戦してみるか?」 「パパは ここで諦めるのは 良くないと思うぞ。 やるだけやってみよ!」 と 航平に言っていた 航のちちは きっと 自分自身に言っていたのだろう。 私は 航平にいろんな言葉を投げかけ 闘志を掻き立たせようとしたけれど 結局 最後まで 航のちちの言葉に 甘んじていたような気がする。 明日のミュージアム杯では、勝ち抜きになる。 また 試合の仕方、考え方を 切り替えなくてはならない。 それには 時間が あまりにもなっかった・・・
February 17, 2007
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1月27日 今日で我が家の 勇者4 が 終わった。 午前中は埼玉の会場へ行ったのだが、抽選漏れ。 そこから 次の会場へ向かう。 しかし、シルバーを取る事はできなかった。 航のちちは 月曜日に <ミュージアム杯 第2代 クワガタ王> の電話がつながってから、 もう 心はミュージアムに切り替っていたのだが、 だからといって まだ 勇者4 を投げ出した訳ではない。 航平にも 「今回は 取れないかもしれない。 でも、挑戦だけはしていこう」 と 声を掛けていた。 そして 最後の日を 迎えたのだ。 最後の会場を背に 駐車場に向かう。 航のちちは 「ダメだったかぁ」 という言葉を吐き出し、タバコをくわえた。 航平と私は 車に乗り込む。 一服し終わると 航のちちも車に入った。 そして 「まっ いいよ。 明日に気持ちを切り替えよ」 と言い 同時に 自分の席の後ろに座っている 航平に体をねじりながら 後ろを向いて 右手を航平の前に出した。 「よく 逃げ出さないで がんばった。 よく パパについて来て 勇者 最後までがんばった。 ありがとな・・・」 と言った。 航は 軽く 「うん」 と言い 航のちちの手に 自分の手をすべりこませ 握手した。
February 15, 2007
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1月20日 私は駅の階段を ものすごい勢いで駆け上がっていた。 こんな 一段抜かしで 風を切るなんて 何年ぶりだ。 航平は電車を一緒に降りてから どこへ行ったか分からない。 航平のためなのに、今は航平にかまっていられない。 下車した大勢のお客さんの中で、必死に私の背中を追いかけていることだろう。 大○駅から 次の駅にある 勇者の会場まで6分で行かなくてはならない。 54分に電車が駅を出て、11時までに名前を書かなくてはならない。 電車の扉が開くと同時に飛び出し、階段をクリアしたところで 急に足が重くなり、思うように動いてくれない。(でも、時間が・・・時間が・・・) 周りの人に 自分の異変が分からないように 平気な振りをして改札を出、 建物に向かう。 その時 私の心臓が悲鳴を上げた。(年だよ!年だよ!もう限界だ!) 私の足は止まってしまった。 そこへ航平が後ろから現れた。 「ママァ~」 航平は私の姿を見て、もう走らなくても間に合うのかと 安心したように 「ボクは持久走だと思って、走ってきたよ!」 と言ってきた。 (これは持久走じゃない!) 「バカ! 航平はもっと走れ! ママは走れなくなっちゃったんだよ。 航平は 場所が分かるでしょ。 ひとりで行って、名前 書いてきな!」 そう言われても、ヨロヨロしている私の側から 前へ進む気配がない。 (もう、この のんきなおバカは 私が走らないと 走らないのか! 間に合わないんだようー!!) 心の中で 叫んだ。 半分 怒りながら、半分 呆れながら 私は走り出した。 いや、気持ちは 走っていたが 本当は倒れそうだった。 (笑われる。 ここで倒れたら 笑われるぞ。 ここで倒れたら、人が集まって・・・ ムシキングのエントリーのために 走って倒れたなんて・・・ ダメだ。 普通にしなくっちゃ。 フラフラしちゃダメだ。 倒れちゃダメだ!) 向こうに 会場が見えてきた。 人が はみ出しているのが分かる。 現場に着くと、お店の人を探した。 「えー 間もなくお時間になります」 マイクの声が聞こえた。 (どこ? どこに行けばいいんだ!) 周りの人が見えてなかった。 すると 「はい。 大丈夫ですよ」 と 忍者の格好したお兄さんが サッと 名前を書くボードをくれた。 私の横にはA.S君のお母さんがいて 「あぁ~] と声を掛けてくれたのだが きっと 私の目は 空中を見ていて A.S君のお母さんと視線が合っていなかっただろう。 呼吸は乱れに乱れ、ペンを持つ手はフニャフニャ 足はカクカク それでも、とりあえず 名前は書いた。 私は 「航平 後は抽選で名前が呼ばれるか ちゃんと聞いておくんだよ」 と 言い残し、もうひとつ 私を縛り付けていたものから 解き放たれるため お手洗いへ向かった。 携帯で 航のちちにも 間に合ったことを伝え 会場に戻ると 航平は 太鼓の達人のバチを持って 遊んでいる。 周りには ゼッケンをつけている 子供さんがいる。 「航平 ちゃんと聞いてたの? ダメだったの?」 「うん」 「本当? あんた 遊んでて 聞き逃したんじゃないの?」 「ううん。 ダメだった」 (あんな 思いをしたのに! なんでこの子は こんなに簡単に軽く答えるのだ! なんで あんたは 太鼓のバチを持ってるの。 あんたはもー ) (こんな時のために 体力作りしなくちゃだめかな~?) 抽選漏れしたことを 航のちちに携帯で伝えながら 一瞬 本気で そう考えた。
February 10, 2007
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