ユビキタスモバイルの夢

June 12, 2010
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富士通と東芝が携帯電話事業の統合で最終調整している。実現すると国内市場で第2位、海外も含めた総出荷は年700万台強とみられる。1日にはNEC、カシオ計算機、日立製作所の携帯会社が発足した。相次ぐ再編の背景には事業環境の変化がある。世界の大手と戦えなければ攻め込まれかねないが、巻き返しの余地もわずかながら見えてきた。各社は世界と戦う目安「出荷1000万台」を目指す。

 1日に発足したNECカシオモバイルコミュニケーションズの山崎耕司社長は「2012年度に出荷1200万台を目指す」と宣言した。現在の総出荷年720万台から6割増やす計画を疑問視する声もある。

 「端末開発のコスト競争力の重要性は増すばかりだ」(野村総合研究所の小林慎和上級コンサルタント)。山崎社長の宣言は、世界に挑戦するには最低でも年1000万台規模が必要という危機感の表れでもある。

 年間出荷約11億台の世界市場はフィンランドのノキア(約4億5千万台)、韓国のサムスン電子(同2億台)、LG電子(同1億台)の3社が約7割を占める。世界の約3%にすぎない日本市場には約10社がひしめく。1000万台超えは首位のシャープだけだ。

 日本勢の再編が遅れていたのは、右肩上がりの国内市場でNTTドコモなどの通信会社丸抱えの端末開発が機能してきたためだ。端末を通信会社が全量を買い取り、開発を支援する仕組みの下、高機能端末を送り出してきた。携帯端末各社は「ワンセグ」や「おサイフケータイ」といった日本独自の機能付加に注力。世界から孤立した「ガラパゴス」と言われた。






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最終更新日  June 12, 2010 06:43:08 AM
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