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2010.02.28

チリ津波とスパコン

(4)

テーマ：今日のこと★☆(110122)

カテゴリ：　藻緯羅の放談

　チリ大地震による大津波が、

こういった予測にも、スパコン、
すなわち、
スーパーコンピュータが役立つ。
そう、
あの「仕分け」でバッサリと切られ、
無駄なモノとされた スパコン である。

海底・海岸地形の計測が進めば進むほど、
スパコンの性能の高さが、命運を決める。

計算速度が遅かったり、
扱えるデーター量が少なければ、
予測結果が打ち出された時には、
既に、大津波が引いていた．．．
そんなことに、なるかもしれない。

従って、
スーパーコンピュータの性能アップは、
国民の安全にとっても最重要事項である。

もちろん、

今や、さまざまな物質の設計をスパコンで行っている。
スパコンの速度が遅ければ、またその台数が少なければ、
それはそのまま、設計で遅れをとることを確実にする。
結果、他国に巨額の特許料を払うことになるであろう。
否、

優位にあるとされる太陽電池も、その地位を失いかねない。
設計上、変換効率１００％の物質を日本は開発済みである。
しかし、今のところ、実験室でも作ることができない。
今後は、
実験室で作れるようなものを、設計しなければならない。
さらには、工業生産できるものを設計しなければならない。
全て、研究者とスパコンの力にかかっている。
どちらが欠けても、成果は得られない。
精神論で勝とうとするのは、太平洋戦争時代への逆行である。

ところで、
東京湾沿岸地区では、マラソンランナーが疾走中である。
津波到達予想時刻には、海岸付近に到達する。安全か？
東京湾は、三陸沿岸と異なり、
入り口が狭く、中が広々としている。
それで、津波の高さが低められるとされている。
それでも、「津波警報」は出ているので、ご用心あれ。

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