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2025.12.03

全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)には、”医師登録制度”がある

テーマ：医療・健康ニュース(4175)

カテゴリ：健康・医療・介護

２１世紀に入ってからは、聞いた記憶はないが、
それ以前は、新幹線に乗っていた時に、
「お客さまの中にお医者さまはいませんか？」
といったアナウンスを聞いたような．．．

New England Journal of Medicine(NEJM)誌の論文(2013)によれば、
民間航空機では、
　フライト６０４回に１回、医療トラブルが発生していたというが、
２０２５年の報告では、
　医療イベントは、フライト２１２回に１回で発生しているという。
高齢化の影響か？？？
　鉄道でも、首都圏では毎日のように、
　「お客様救護」で、ダイヤが乱れている。

現在、
　全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)では医師登録制度があるという。
　医師だけなのだろうか？　看護師や准看護師は？
医療イベントが起きても、乗客となった医師が登録していれば、
　「お客さまの中にお医者さまはいませんか？」というアナウンスは、
　流れないことになる。

最近は、医師が関与する割合は減っているとも。
　医師が関与するような状況は、かなり厳しい事態で、
　ダイバート率が約８倍になるとか．．．
こういった対処が功を奏して、機内の医療イベントの死亡率は０.４%

おりしも、
　11月12日、雲南省麗江市から江蘇省南京市へ向かう途中の機内で、
　男性が病気を発症し、機内放送で緊急に医療関係者を探す呼びかけ。
　搭乗していた整形外科病院の看護師が、放送を聞いて患者のもとへ、
　　看護師は、「典型的な冠動脈疾患の症状」と判断し、
　　乗務員と協力して、機内の救急箱の血圧計や酸素ボンベなどを使い、
　　患者に基礎的な救命処置を施し、急性心筋梗塞を防ぐ処置をし、
　　ほぼ１時間後に、空港に待機していた救急車に引き継いだ。
　　現在は、危篤状態から回復しているとのことです。

参考にした記事↓
medical.nikkeibp．．．yakushiji/202511．．．
afpbb.com/articles/-/361．．．

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