moji_moji_moji考え中

moji_moji_moji考え中

PR

プロフィール

moji_moji_moji

moji_moji_moji

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

カテゴリ

バックナンバー

2025年11月
2008年06月22日
XML
カテゴリ: サッカー


オランダVSロシアをTVで見ました。

私はこの試合を
結構楽しみにしていました。

理由は、国内リーグの若い選手中心のロシアを
率いたヒディングさんが、
タレント選手揃いで前評判の高い母国オランダと
どう戦うのかを見たかったからです。

ロシアはオランダに

しかし、それでも力の劣るチームは
強いチームとどう戦えばいいのか
ヒディングさんの采配から
何かヒントがつかめるかもしれない、
という思いもありました。

延長戦までもつれ込んだ
オランダVSロシアの試合結果は、
1-3でロシアが勝ちましたね。

Congratulations!
Russia moved me a lot.

試合は両チームの10番のプレーが


オランダの10番 スネイデル選手
とにかくシュートを
打っていた(打たされていた?)
印象があります。

アルシャフィン 選手は、
解説の金田さんも話していましたが
ドリブル、パス、シュートの
テクニックだけでなく運動量もあって
この試合のプレーは素晴らしかったと思います。

2点目の左サイドからの絶妙なクロス、
スローインから素早く3点目を決めたのは、
このアルシャフィン選手です。

プロフィールを調べてみて驚いたんですが、
アルシャフィン選手は1981年生まれで
身長173センチ、体重70キロ
だそうです。
日本代表で言えば、 山瀬功治選手
ほぼ同じなんですね。

体格を比較した限りでは、
選手の育成方法次第で日本にも
いつかこんなすごい選手が
現れるかもしれません。

この試合のオランダの選手には
選手間の連携プレーがあまり見られず、
個々の選手の能力に頼った
単発的な攻撃が多かったような気がします。

それに対してロシアの選手は
運動量を生かした連動性のある攻撃に
アルシャフィン選手のような
技術のある選手がアクセントをつけて、
攻撃していたように見えました。

ロシアは大会で平均年齢が
最も若いチーム
らしいですが、
先制した後にオランダに追いつかれても、
選手達は動揺することなく
冷静にプレーしていました。

グループリーグ第3戦で
主力を休ませて休養十分のはずの
オランダの選手は延長戦に入って
足が止まってしまいました。

しかし、ロシアの選手は
中2日にもかかわらず
運動量を生かした連動性のある
攻撃を延長戦でも続けました。
そしてついにチャンスを
ものにしてベスト4進出!

ヒディングさんの手腕は
素晴らしいかったです。

ヒディングさんはロシアが
勝つためにやるべきことをやり、
ロシアの選手たちは
それに見事にこたえました。

オシムさんが
日本の選手にもっと技術を磨いて
走ることをすすめている
のは
多分、こういうロシアのような戦い方を
するためなんでしょう。
改めてそう思いました。

ロシアの次の相手は
スペインに決まりました。
(試合は26日、木曜日の深夜)

ロシアはグループリーグでの借りを
返せるのでしょうか?

「そんなの無理」
「スペインが好きだからそれは困る」
と言う方もおられるかもしれませんが、
私はロシアに勝ってもらいたいです。

トーナメント表 を見ていて
おもしろいことに気が付きました。

今回ベスト4に入ったチーム
(ドイツ、トルコ、ロシア、スペイン)のうち
スペイン以外の3チームは
各グループリーグを2位で
通過したチームなんですよね。

EUROではグループリーグの順位が
1位であっても2位であっても
チームの実力差はそれほどないことを
よく表していると思いました。

それから忘れてはいけないのが、
前回のEURO2004の優勝は
ギリシャだったということです。

EUROはチームの前評判や、
選手の名前だけで
勝てる大会ではないようです。

私は今回のロシアを
進化を遂げた未来の日本代表を
見るような気持ちで
応援してみようと思います。



オシムさんの言葉に
私はうなりっぱなしでした。
オシムさんの本「日本人よ!」


「サッカーとは人生である」
というのがオシムさんの持論です。

サッカー選手は一生かけて
経験することを短期間で
すべて経験することになる
からだそうです。

この本の中でオシムさんは
これまでのサッカー人生を
振り返りながら、
ご自身のサッカー観(人生観)を
わかりやすく説明しています。

当時は、まだ現役の監督さんでしたから
抽象的な話ばかりかと思いましたが、
そんなことはありませんでした。

たとえば、

・オシムさんは、チームを作るときに
 選手のどんなところを見ているのか?

・チームを機能させるには
 監督としてどうしたらいいのか?

・これまでの日本滞在でつかんだ
 日本人の特徴を生かしたサッカーとは
 どんなサッカーなのか?

などが書いてありました。

ひとつだけ具体例を書きます。

オシムさんが日本の選手に
「走れ走れ」というのは、
日本人には重さが欠けている
からなんですね。

接触プレーでは日本人は不利。
その不利を補うために、
賢く走る必要があると述べています。

攻撃では相手のマークを外し
フリーの状況を作るため、
そして守備では空いてる
スペースを埋めて、相手の
チャンスの芽をつむためです。

どんなに優れたチームが相手でも
自分たちより先に
相手のスタミナが切れたら、
勝てる可能性が出てくるはずです。

走りこんでスタミナをつける
という意味もあるのかもしれません。

他人をマネすることばかりせず、
自分たちを客観視して
他人よりも優れているものを
見つける。
そしてそれを伸ばすことが
活路を見出す方法ではないですか?

オシムさんはそう
提言しているんですね。

これはサッカーの本ですが、
実生活に応用できる言葉も
この他にたくさん見つけました。
私にとってはありがたい本です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年06月24日 15時48分18秒
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

お気に入りブログ

📣楽天ブログトップ… 楽天ブログスタッフさん

石田卓馬オフィシャ… 石田卓馬さん
鳰(にお)の巣 ~ 楽… 長田 におさん
†Black Blog … ☆ΨψモーψΨ☆さん
金魚の涙 FULLMETAL金魚さん

コメント新着

あさa@ Re:英単語名人10000に奮闘中(04/27) ventilation = 風通し これまだ、40段くら…
ドラえもん@ どこでもドア おもしろすぎ---------
moji_moji_moji @ Re:「楽天ソーシャルニュース」をご存知ですか?(11/23) 楽天ブログスタッフさん コメントありが…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: