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やっとアジアAAA大会の試合を見に行くことができました。横浜スタジアムで行われた準決勝、台湾と韓国の対戦。結果、台湾は韓国にタイブレークで敗れました。惜しかったなぁ。終盤は台湾のほうが押していたのに。詳しい経過などはこちらに載ってます。→[網頁]Chinese Taipei vs Korea (Aug 31, 2011)(BFJ)写真はいっぱい撮ったんだけど、あんまり長々と書いてる時間もないので、とりあえずサヨナラの場面を。韓国はタイブレーク10回裏、投手前への送りバントが悪送球になって無死満塁。1番に戻って朴[王民]宇選手はピッチャーゴロ、おあつらえ向きのホームゲッツーかと思いきや、バックホームが低い上にやや一塁方向に逸れまして、捕手の彭子揚選手が捕れず。バックネット方向にボールが転がる間に2者生還してサヨナラ。別に打った朴[王民]宇選手はそれほど偉くないんじゃないかとも思えますが、ベンチから飛び出して来た選手からペットボトルの水をかけられて一塁ベース付近で祝福(イジメではありません)。本人はピッチャーゴロを打って夢中で一塁に走っただろうから何が起こったのかわかってなかったんじゃないですかね~。うなだれる曾仁和投手。122球の力投も実らず。5回までに5安打を浴び、毎回のように走者を背負って苦しい投球に見えましたが、6回以降9回までパーフェクト。疲れた様子もなく、9回に145km/h、10回には146km/hを投げ込み、かえって球速が増していました。しかし10回、自らのエラー2つでサヨナラ負けとは。最後は併殺を焦ったか。責任感じちゃうだろうなぁ。試合前は曾仁和投手のことは全く知らなかったですが、まだ16歳の新2年生なんだって。それでこの大事な試合の先発を任されるってことは注目株なんですかね~。なお、入場料は1000円でした。選手名簿は500円。場内にグッズ売り場が設けられていまして、大会記念タオルなどを販売しておりました。台風接近のため、最終日の試合予定が大幅に変更になりまして、台湾の最終戦となる3位決定戦は横浜スタジアムで9時からです。あー暑かった。●おまけおみやげをもらう王宜民監督。試合前の整列のとき、韓国の監督コーチ陣は手提げ袋を持って現れ、何かと思ったら台湾チームへのおみやげのようです。袋は免税店のものですね。中身は何ですかね~。台湾側からは特におみやげはなかったように見えました。台湾側のスタンドでは国旗を配っているかたがいまして、台湾からやって来たとおぼしき20人ほどの応援団のかたが国旗を振って応援。何気ない光景にも見えますが、これ、相手が中国だと問題になったりするんですよね。今回はokだったようです。
2011年08月31日
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ちょっと遅いですが、アジアシリーズの試合順が発表されております。[記事]亞洲職棒大賽賽程出爐 中華職棒首戰日本(CPBL官網)(big5)11/25(金) 洲際球場 昼/豪州vs韓国 夜/台湾vs日本11/26(土) 洲際球場 昼/日本vs韓国 夜/台湾vs豪州11/27(日) 桃園球場 昼/日本vs豪州 夜/韓国vs台湾11/28(月) 予備日11/29(火) 洲際球場 夜/予選2位vs予選1位開催地は変わっても、韓国と台湾の対戦が予選リーグ最後なのは変わらず。この対戦がある意味、いちばん盛り上がりそうだもんね~。また今回もこの対戦で勝ったほうが決勝進出になるんだろうか。確か以前の報道だと、2つの球場を同時に使って全試合をナイターで実施する、って言われていたように記憶しています。でも発表された日程では洲際球場の試合日と桃園球場の試合日は完全に分かれていて、昼間の試合もあることになってます。平日の昼間の試合もあるので集客的には不利かも知れませんが、これなら全試合を見ようと思えば見られる。たっぷり楽しみたいファンのかたにとってはいい日程でしょうね。で、今回の日程発表の件で面白かったのはこれ。→[記事]日媒報導 亞洲職棒大賽中華首戰日本(NOWNews)(big5)(8/22)記事タイトルにも、本文中にもしつこく書いてあるように、どうも日本のほうが先に発表したらしい。こういうのはだいたい台湾側のほうがフライイングしてバラすのに、今回は逆だったみたい。これは日本球界もアジアシリーズに関して積極的になって来ているあらわれ、とはあまり思えないけども、そうだといいなぁ。アジアAAAももうすぐですね。日曜日に見に行きたかったのにダメになってしまい、決勝トーナメントしか行けなくなっちゃった。
2011年08月26日
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我が家が北海道に行っている間に、台湾では林岳平投手が記録を打ち立てたそうです。8月16日の台中球場での試合で、台湾プロ野球史上最速球速記録を叩き出したんだって。[記事]中華職棒/林岳平飆156公里速球、平紀録 獅牛3比3言和(NOWNews)(8/16)(big5)大餅こと林岳平は延長11回に登板、張建銘選手に投じた4球目のボールとなった投球が、台中球場のスコアボードに"156"と表示された。中華職棒聯盟記録担当はこれを正式記録と認めた。味全龍・哈里士、兄弟象・勞勃に並び、台湾人投手としては最速記録である。林岳平は2回無失点だった。以前、統一の潘威倫が2006年に台南球場で155km/hの速球を投じたが、聯盟記録担当は突然出現した1球として正式記録とはしなかった。しかし今回、林岳平が投じた剛速球は記録担当も156km/hと認め、正式記録となった。哈里士投手の記録は1995年、勞勃投手(東尾西武時代に抑えで1年だけいたロバート投手のこと)は1996年のことだから、実に15年ぶりのタイ記録。ただし。[記事]中職/「火球餅」飆156公里 本土最快(聯合新聞網)(big5)(8/17)こちらの記事によりますと、球場表示だと156km/hと出たこの1球、テレビ中継のスピードガンでは148km/hでしかなく、テレビ画面にもそう表示されたらしい。え~、156km/hと148km/hじゃ全然違うじゃないか。というか、テレビ局の中継のときに出る球速って、球場表示とば別なんだ。知りませんでした。球場表示のものが正式な記録とされるらしい。そんなに違ってて、記録として意味あるの? って思ってしまうけど、どうも日本でも、最速記録である由規投手の161km/hもテレビ中継の画面では152km/h、同じくクルーン投手の161km/hもテレビ中継だと159km/hだったとか(適当に検索しました)。そういうものなんですねぇ。しかし同じボールを投げているのにスピードガンによってこうも違うと、リーグの正式記録として残したり、1km/hの差で史上最速だの何だのと話題にするのが馬鹿馬鹿しいような気も。
2011年08月24日
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北海道旅行の最終日は旭山動物園。開園直後に行ったのに、正門にある直営の駐車場は満杯。やっぱり人気あるんだな~。それほど便利なところじゃないのに。おそるべし。ちょうどオランウータンが綱渡りするところが見られました。ちびすけ君たちも満足したみたい。良かった。簡単そうにやってるように見えますが、このオランウータンは体重100kg以上あり、握力は400kg以上もあるんだって! すんごいな。で、最後に旭川で入った回転寿司屋さん。おおっ、マンゴーかき氷があるじゃないか!しかも「台北発祥」って書いてある。なぜかちょっとうれしい気分。日本でも今どきマンゴーかき氷もそれほど珍しくもないのかも知れませんが、私はしばらく食べていなかったので、むさぼるように注文。それほど果肉はたくさん載ってなかったけど、お寿司屋さんだし、お値段的に考えてもこんなもんですかね。ごちそうさまでした。しかし北海道のお寿司屋さんでマンゴーかき氷を食べることになるとは。私が今まで東京や大阪で良く食べに行っていたマンゴーかき氷の専門店はここ数年の間にみんな閉店してしまい、しばらく食べてなくて飢えていたところでした。日本ではやっぱりかき氷ってものは夏しか売れなくて、専門店ではやって行けないんですかねぇ。こうやってサイドメニューみたいな形で提供されるのが良いのかも。ということで、以上で北海道旅行はおしまい。ほとんど野球の話題はできませんでしたが、おつき合いありがとうございました。
2011年08月22日
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稚内から旭川に向かって車を走らせると、途中で「最北の○○」みたいなものをたくさん見かけます。宗谷岬の近くの「最北のガソリンスタンド」や「最北の郵便局」から始まって、ドラマの撮影で使われた「最北の無人駅」、それに「最北の高速道路料金所」とか。とすると、目的地の旭川市はさしずめ「最北の社会人野球チームがある都市」。現在は旭川市にあるチームもクラブチーム1つだけになってしまいましたが、私が社会人野球に興味を持った頃は、まだ日本製紙旭川がありました。日本製紙の野球部は、今でこそ日本製紙石巻が去年の都市対抗出場と今年のスポニチ大会での快進撃で全国区になりつつありますが、当時は成績的には旭川のほうが石巻よりも都市対抗に近い立場だったような印象。(当時はまだ北海道は2枠、調べてみると日本製紙旭川が最後となった2000年は旭川は二次リーグ進出したのに対し、石巻は宮城県一次予選で落選)ということで、その日本製紙の旭川工場。東旭川駅の近くで、所在地は北海道旭川市パルプ町505-1。「パルプ町」って地名になってるんですね~。google mapで見ると、このカーナビ画面地図の△1のあたりに野球場があります。硬式野球部の練習グラウンドだったのかは知りませんが、だとすれば活動を終了してから10年以上経過してもまだグラウンドは健在ということに。グラウンドの中の様子まではわかりませんでしたが、国道沿いに西からアクセスすると、JRの線路を跨ぐ高架から球場の照明塔は見えました。(ネットが邪魔だけど、「日本製紙旭川」が見える)日本製紙石巻の野球部は5月の活動再開以降、日本全国にある日本製紙の拠点を巡って練習したそうですが、その全国安脚のスタートがこの旭川の工場だとか。このグラウンドで練習したんですかね~。現在は一般にも開放されて「日本製紙旭川球場」として、軟式野球の大会などで使用されているそうです。
2011年08月21日
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稚内と旭川の中間くらいのところにある美深町には、「トロッコ王国美深」という施設があります。美幸線という廃止になったローカル線の線路を利用して、ホンモノの線路の上を、エンジンがついたトロッコ車両を自分で運転して走ることができるというもの。こんな体験ができる場所は滅多にないに違いない、ってことでさっそく乗車。こんなトロッコです。運転といっても線路の上なのでハンドルはなく、アクセルとブレーキだけ。とはいえ、スピードの調節はブレーキの効かせ方に慣れるまでは結構難しい。トロッコの最大速度は約30km/hらしいですが、屋根も何もなくてむき出しだからかなりの迫力。ちょっとスピードを出すと音と振動がすごくて、隣の家族とほとんど話もできないほど。トロッコよりもはるかに高速で走る新幹線がほとんど揺れなかったり、(車内にいる分には)音もたいしたことなかったりするのはすごい技術なんだろうな~。電車に乗ったときに「ガタンゴトン」と音がするのは線路の継ぎ目を通るから、というのも実によ~くわかります。途中、川を渡るポイントが3箇所ほどあるのですが、橋に欄干も何もないので足元を見るとすぐ下が川です。結構怖い。終点までは片道5km。単線なので終点で全部のトロッコが到着するのを待って折り返し。スタッフのかたが車で先回りして終点のポイントを切り替えるという方式なのにはちょっと笑ってしまった。そういうシステムなのね。そんなこんなでトロッコの旅は往復で40分くらい、たっぷり楽しめます。(乗車中にもしものことが起こったときの緊急時連絡先が書いてあるんですが、携帯は完全に圏外でした)運営スタッフが定年後のおじいちゃんたちによるボランティアみたいな感じで、若干やる気に欠けるように思えたのがちょっと気になるけど(お客さん待ってるのにお茶飲んでるんだもん)、それはそれとして。面白かったです。●スバルテストコーストロッコのコースの周りに広がるのは実に牧歌的な風景。そんな道中にちょっと場違いにも思える、アルファベットばっかりのこんな看板が。こんな何もないような山の中に(←失礼)に急に何だろうと思ったら、これは富士重工のテストコースなんだって。北海道には自動車メーカーなどが寒冷地での性能を検査するためのテストコースが25箇所くらいあるらしいですが(隣の士別市にはトヨタやヤマハ発動機の施設があるそうです)、その中でもこの美深町の富士重工業のものは「日本最北の自動車テストコース」なんだって。へ~。スバルの自動車はこうして北海道で鍛えられて世に出て行ってるのですねぇ。
2011年08月20日
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稚内の市内をドライブしていると目立つのが、風力発電の巨大な風車です。宗谷岬の近くの宗谷丘陵にもたくさんの風車。稚内市街から見える稚内公園の丘の上にも。三方を海に囲まれた稚内は風の強い街で風力発電には条件が良く、市内に70以上の風車があるらしい。→[網頁]稚内市における風力発電施設の現状(稚内市)稚内市から少し南、日本海が美しいオロロンラインを南下したところにある幌延町には「オトンルイ風力発電所」がありまして。道沿いに風力発電の風車がずらっと並んだ光景は壮観。この風車、支柱の高さは74メートル、羽根の長さは25メートルもあるそうです。風車の羽根の付け根のところを拡大してみた。はしごがついてる! これ、人が登って検査とかするんだろうか。まさかね。(って、検索してみるとどうも本当に人間が使うためのはしごだそうで、実際に検査時に風車に頭を挟まれての死亡事故も起きているとか…)稚内には風力発電だけでなく、太陽光発電も。稚内空港のすぐそばにある「稚内メガソーラー発電所」。中央横長に、灰色っぽく映っているのが大きな太陽光パネル。(その向こうは「大沼球場」という野球場のようです。一昨年、日本ハムと巨人の二軍がここでイースタンリーグの公式戦を行なったらしい)展望台からの写真だと、太陽光パネル群のほんの一部しか見えませんが、上空から見るとこんな感じ↓らしい。[網頁]稚内メガソーラー、全パネル設置完了!(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)すごい広さだな~。野球場の何倍もの大きさがあることが良くわかる。検索してみると、太陽光パネル28500枚、出力は最大で5メガワットだそうです。逆にこれだけの広さの土地をギッシリと太陽光パネルで埋め尽くさないと、それだけの出力が得られないんだろうな~。ホテルでもらえた北海道新聞では、泊原発の営業運転移行の話題が連日一面記事になってました。難しい問題ですが、今後、こういうエネルギー施策の議論が活発になって行くのでしょう。(今日も野球の話題ほとんどゼロだな)
2011年08月19日
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今回の旅行で稚内に来たのは「さいはてだから」っていう単純な理由もありますが、「樺太が近いから」っていうのもあります。(影が邪魔ですが、稚内の宗谷岬とサハリンのクリリオン岬とは43kmしか離れていないそうです)我が家のおじいちゃんは樺太の生まれです。社会人野球にちょっと関係ある固有名詞を出すと、おじいちゃんのお父さんが王子製紙でお仕事をしていて、王子製紙の工場があった大泊という港街に住んでいたそうです。(その王子製紙の工場は戦後もソ連に接収されて使われ続けたとか(今でも稼働中?))(王子製紙に野球部があったか知りませんが、樺太のチームも都市対抗予選には参加していて、「北海道樺太予選」と呼ばれていたそうです)当時の稚内は大泊との間に連絡船が運行されるなど、地理的にも交通的にも樺太に最も近い街。今も稚内港の国際線フェリーターミナルからは大泊(コルサコフ)港までフェリーが出てます。稚内市内の高台にある公園からは、晴れていれば樺太の島影が見えるそうです。私たちも行ってみたところ、実際に島の輪郭がはっきり見えました! 結構感動。(「大沼」とか「島影」とか書いてあってニヤニヤしてしまいましたが)日本では8月15日が終戦の日とされていますが、66年前の樺太では8月15日以降もソ連軍からの攻撃が続いていたそうです。「皆さん、これが最後です。さようなら、さようなら」の真岡郵便電信局事件は8月20日。大泊港からの民間人引き揚げ船が撃沈された三船殉難事件は8月22日。おじいちゃんも街が占領される数日前に大泊港からの引き揚げ船で北海道に逃げて来たそうですから、もしも乗る船が違っていたら私も存在していなかったかも。(稚内公園にある「九人の乙女の像」は真岡での事件を慰霊するもの)樺太も今では普通に行けるそうで(「地球の歩き方」も出てます)、おじいちゃんが生きているうちに一度ふるさとに連れて行ってあげよう、みたいな話題が家族で出たことがありました。しかし、当の本人が「寒いからいいよ」とか「もう何も残ってないから行きたくない」とか言うのでお流れ。当時は子供だったからあまり覚えてないのか、引き揚げのときの様子なども聞いてもほとんど教えてくれません。稚内公園にある「氷雪の門」。「女性が手のひらを見せ天を仰ぐ姿は、樺太も家族も全て失った悲しみを表している」とのこと。おじいちゃん一家も父親を失い、引き揚げるときは土地も家財道具も全て捨てざるを得なかったそうで、もう当時のことは思い出したくもないのかも知れません。こういう「歴史の生き証人」には、私たちみたいな「戦争を知らない世代」にいろいろ語って欲しいとも思うのですけども、そう簡単なことではないみたいです。(引き揚げて来てからの貧乏生活のほうは私が子供の頃に良く聞かされましたけどね)そんなわけで、一度は来てみたかった稚内。お天気が良くてよかった。野球の話はほとんどなかったな~。
2011年08月18日
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稚内市内観光、本日の行き先は「松坂大輔スタジアム」。松坂投手の記念館です。何で松坂投手の記念館が稚内に? って思いますが、松坂投手のお父さん一族が稚内の出身なんだそうです。入場料は大人200円。さっそく入場。たぶんここのウリは、「剛速球LIVE!!!」というコーナー。バッターボックスや球審の位置から、松坂投手の投げる150km/h超のスピードを体感できる、要するに硬球ピッチングマシーンのボールを間近で見られるというもの。これ、思った以上に迫力ありました。本当に一瞬でボールが打席まで来ちゃう。後ろのマットに当たって跳ね返るときの音もすごい。こりゃ当たったら折れるし、死球を当てられたら打者が怒って当然だわ。しかし、良くあんなの捕手は捕れるし、打者は打てますねぇ。(内部は撮影禁止なので、パンフレットより)残りはほぼ展示スペースです。高校3年以降のことはだいたい知っているつもり…だったけど、第1回のWBCのときはまだメジャーじゃなくて西武だったとか、もう結構忘れてるな~。記憶の整理の良い機会になりました。展示コーナーには松坂投手がこれまでの野球人生でもらったメダルやら盾やらがずらっと並べて飾ってありまして、これ、単純にその数の多さに圧倒されました。プロ野球選手でも「今まで優勝にはほとんど縁がない」っていうかたもいる中、松坂投手は少年野球からメジャーまで、ほとんどのカテゴリで優勝したり個人賞をもらったりしてる。そのときの記念品を集めるとこれだけの量になるんですねぇ。これだけのコレクションがあれば、記念館として展示する価値があるというのもわかります。実際、松坂投手本人が、「これだけの記念品を家に置いておくのはもったいない」と提案してこの施設が作られたんだって。へ~。展示コーナーで個人的に最も目を引いたのは、中学時代の1995年にブラジルの世界選手権に出たときのユニフォーム。出場選手一人一人のサインが入っていて寄せ書き状態になっているのですが、Hondaの小板佑樹選手の名前が。一緒にブラジル行ってたんだ。ちょっと検索すると、小板選手って中学生の頃から超有名な選手だったそうで。知らなかったな~(寄せ書きの内容にはちょっと品がないけどね)。他にも東京ガスにいた松本祥平投手、JR東日本→中日の小山良男選手、横浜高校のチームメイトである小池正晃選手、常盤良太選手らも一緒にブラジル行ってたんだな~。勉強になりました。松坂大輔スタジアムは稚内駅と南稚内駅の中間あたり、「稚内副港市場」という複合施設の中にあります。こじんまりした記念館で、20~30分もあれば全部見られます。事前にリサーチしたところ、「この内容で入場料を200円も取るのはいかがなものか」みたいな評価も見ましたが、そんなに野球に詳しくない家族でも面白かったって言ってたし、結構楽しめましたよ。[網頁]MATSUZAKA DAISUKE-Studium 松坂大輔スタジアム(松坂大輔記念館)(公式サイト)
2011年08月17日
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網走から稚内に移動して来ました。稚内の街を歩いていると、あちこちにロシア語が。商店街のお店、店先に書かれている店名はロシア語も併記。ロシア語って普段ほとんど目にしないから目立ちます。道路案内標識もロシア語。NがHに、WがBになるんだ。岬や駅を表すロシア語は何て読むのかもサッパリわからない。難しいな~。稚内には年間で万単位のロシア人のかたが訪れるそうで、ロシア語表記もその方たち向けなんだって。市内を紹介する観光パンフレットもロシア語版が置いてありました。ロシアにとても近い街であることを実感。日本最北端の駅、稚内駅は現在改装工事中。想像していたより小さい、こじんまりした駅でした。「最北端の線路」。九州からつながっているJRの線路も、ここでぶちっと終わり。さいはて。周辺をぶらぶらしていると、1両しかない普通列車がゴトゴトとやって来ました。稚内駅は宗谷「本線」の駅だけど、1日に7本しか列車が来ないんだって。うち3本が特急。駅の構内には、先日の特急列車の炎上事故をお詫びするポスターが貼ってありました。JR北海道、都市対抗は残念でしたが秋の大会には出場するとのこと。来年は思いっきり野球ができますよう。
2011年08月16日
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網走2日目。昨日の日記で書いた網走スポーツ・トレーニングフィールドの近くのアイスクリーム屋さんでジェラートを食べていると。(有名店らしく、お客さんがひっきりなしに入って来てました)目の前の交差点に「東京農業大学」の案内標識が。網走なのに東京?大学野球で良く名前を見る「東農大生産学部」って網走にあるんですねぇ。正式には「東京農業大学生物産業学部」というそうです。今春、北海道学生野球連盟のリーグ戦を優勝して大学選手権にもやって来たらしい。三菱自動車岡崎からヤクルトに行った福川将和選手ら、プロにも結構たくさん選手を輩出。神奈川社会人関係だと石塚信寿選手や斉藤圭太投手がOBとのこと。キャンパスは近いみたいなので、ちょっと車を走らせてみました。ん~、網走の市街地には近いみたいだけど、完全に山の中だな~。研究や練習には専念できそう。で、到着。レンガっぽい感じの校舎が綺麗です。きっと冬になるとこれが雪景色になるんだろうな~。野球グラウンドは入り口からすぐ右手で、野球部っぽいアンダーシャツを着た学生さんが荷物を運んでいました。お盆だけど練習があったのかな。前日の日記で書いた、網走スポーツ・トレーニングフィールドの中にある野球場は「呼人球場」という名前で、リーグ戦で使うこともあるみたいですね。今年は東農大生産学部と北海道東海大(かずさの久保貴広投手がOB)の試合が行われたらしい。大学キャンパスから近いので東農大の選手にとっては庭みたいなものか。しかし、札幌以外の北海道の大学チームはぜんぶ北海道学生野球連盟として一括りらしいですが、函館の大学と網走の大学が同じリーグってすごいなぁ。普通にリーグ戦の試合するだけでも移動距離が半端ないですねぇ。たまにはホーム(網走)での試合がないと大変だ。
2011年08月15日
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本日から我が家は家族旅行で久しぶりに北海道です。最初の目的地は網走市。網走というと「流氷の街」「監獄の街」みたいなイメージですが、どうも「ラグビーの街」でもあるらしく。夏になるとトップリーグのチームが大挙して合宿にやって来るのだそうです。で、その合宿地となるのがこの「網走スポーツ・トレーニングフィールド」。ラグビーや野球のグラウンドのある立派な施設です。この案内図には載ってないけど、外観が東京ドームに似た感じの屋根のある、大きなドーム施設(室内練習場)までありました。すごい!トップリーグをはじめ、こんなにいろんなチームが合宿にやって来るんだって。(雨が降っちゃって水滴がついて見えにくくてごめんなさい)グラウンドがたくさんあるのでいっぺんに複数のチームが合宿できるんだ。社会人野球と重なってる会社もいっぱいありますね~。で、これが練習グラウンドとして使われていた多目的芝生広場のひとつ。広~いグラウンド。芝生が気持ち良さそう。練習中。ユニフォームを見ると"SEAGALES"と書いてありました。どうも東海大学のラグビー部らしい。音楽を流しながら軽やかに練習をしていました。ここには子供向けの施設もありまして、小さい子たちがたくさんいて賑わってました。「幼児公園」の広場には大きなすべり台があります。この日はミニ動物園が来ていて、モルモットやウサギ、ヒヨコを抱っこ。それから「おもしろ自転車コース」では、変わり種の自転車に乗れます。前後2人乗りとか、イモムシみたいに何台もつなげて乗れるものとか、前輪と後輪の大きさが全然違うものとか、子供用から大人用までいろいろありましたよ。250円で1時間乗り放題。専用コースで何周もぐるぐる回っちゃいました。大人も楽しい。自転車がずらっと並んだ向こうに見えるのは敷地内の野球場。2週間ほど前まではNTT東日本の野球部がここで合宿してたらしいです。
2011年08月14日
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10日は海外組の台湾人選手にとってはとてもいい一日になったようです。まず、王建民投手がナショナルズに移籍してから初勝利、自身2年ぶりの勝ち星となる復活勝利を挙げて、これでメジャー通算56勝目。日本では、援護に恵まれずになかなか勝てなかったチェン(陳偉殷)投手が9回途中まで無失点投球で今季4勝目、通算32勝目。そして中継ぎで逆転勝ちを呼び込んだミンチェ(許銘傑)投手に5勝目がつき、通算48勝目。1日で台湾人投手が2勝するだなんて、いつ以来だろう?で、これで許投手はこれまで並んでいたグライシンガー投手を抜き、現役外国人投手単独最多勝になったはず(←あってますよね)。先日、許投手が4勝目を挙げてグライシンガー投手に通算勝利数トップで並んだときもtwitterでもちょこっと話題になってたみたいですが、結構多かったのは「意外」っていう反応。ん~、皆さん、どのへんを意外だと思っているんだろう? 思いつく範囲で挙げてみた。1. ものすごく活躍していた印象のあるグライシンガー投手と、それほどでもない(と他球団ファンのかたからは思われているであろう)許投手が(ほぼ)同じ勝利数であること。2. 許投手は来日して12年も在籍しているのに、まだ48勝だけかよっていうこと。3. 現役外国人最多勝でも通算48勝しか挙げてないこと。私としては、3.ですかね~。50勝なんてちょっといい投手ならすぐ達成しちゃいそうにも思えるのですが、外国人にとっては結構大変なことなんだな~。うろ覚えですが、確か、グライシンガー投手の前は近鉄などにいたジェレミー・パウエル(JP)投手が現役外国人最多勝で、最終的に日本での勝ち星は69。これでも歴代外国人投手勝利数ランキングでは第7位とかに入るんだって(1位はもちろん郭泰源さん)。ちゃんと調べてないけど、許投手の48勝も、もう歴代10位くらいには入ってるのかも。翌11日の試合では、初登板となった阪神・蕭一傑投手は残念でした。でも5回1失点なら上出来、初勝利も近いか。同じく初めての一軍出場が近そうなソフトバンク・李杜軒選手はまだ出番なし。大量リードだから出るかと思ったけどな~。
2011年08月11日
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今日は須田喜照監督率いる山梨学院大付の甲子園初戦。結果は1-8で滋賀代表の八幡商に敗れて、須田さんにとって2度目の出場となった今年も初戦突破はなりませんでした。試合の時間は外出していたので、録画で拝見。2回までは0-0でしたが、3回表にバント処理のミス2つなど守りで拙いプレーがいくつも出てしまいまして、そこから満塁弾を浴びるなどして一気に6失点。序盤から大量リードを許し、ちょこちょこ画面に映る須田さんもず~っと浮かない表情。(私は勝っている場面での須田監督を見たことがないので、普段からあんな感じなのかも知れませんが…)須田さんは前日のインタビューに答えて(この記事とかこの記事とか)、「投手を中心に、守りをしっかり固めたい」「序盤の3回が鍵だろう。3、4点の接戦に持ち込みたい」「序盤の3回は投手中心に守りたい。接戦に持ち込まないと勝ち目はない」と言っていたのですが、まさにそれができませんでした。とはいえ、3回表の6失点以外は2失点のみ。打線も二桁安打放ちましたし、一死満塁の場面が二度あったのにライナー併殺など不運もありました。点差ほどには実力差があるようには感じず。なので3回表は余計にもったいなかったですねぇ。まぁエース左腕の広瀬直紀投手も、予選で4試合連続弾を放ったという4番の小林義弘選手もまだ2年生。また来年、期待したいです。[記事]師への恩返しは来年に 山梨学院大付・広瀬直紀投手(2年)(産経)広瀬投手は須田さんに憧れて今の高校に入って来たんだって。しかも「入学後は監督の現役時代のビデオを見て研究を重ねた」んだそうで。何て素晴らしい子なんだろう!広瀬投手は見た感じ、タイミングの取り方はあんまり須田さんに似てないなって思ったけど、リリースのときの姿勢は少し似てるかな。記事の結び、「甲子園での初勝利を監督にささげることはできなかった。恩返しは来年の夏、また同じマウンドで果たすつもりだ」。ぜひ、実現を。
2011年08月07日
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7月31日の大宮、第二試合は勝ち残りの富士重工と、かずさマジックの対戦。かずさは試合前のノックを行ないましたが、第一試合を終えたばかりの富士重工はベンチ脇のスペースで簡単にノックを行なったのみで試合開始。◇2011/7/31 都市対抗関東代表決定戦 リーグ戦第2試合 県営大宮球場富士重工業110 001 000=3(10安打、1失策)001 000 000=1(9安打、0失策)かずさマジック[富]内田(2+2/3回1失点)、富永(2+1/3回)、井上(3+1/3回)、平井(2/3回)-唐谷[か]山川(9回3失点)-山縣試合の経過は富士重工業公式に詳しく載っているのでまたお任せするとして。以下、試合中の写真がほとんどないのは、第一試合が大熱戦でデジカメの電池がもう残り少なかったため(試合中はズームが効かない予備のカメラで主に撮りました)。残量はかずさの選手が代表を決めて喜ぶ姿を撮るためにとっておいたんだけど…。で、試合。かずさ先発・山川投手は立ち上がりからピンチが続き、1回2回と続けて失点。これは何回まで持つかと思いましたがその後は粘り強く投げ続けまして、結局9回を完投。失った点は3点だけ。(6回のピンチも梅田選手のところへゴロを打たせて華麗な併殺で切り抜けました)負けはしましたが1人で投げ抜いて、残りの投手を全て第三試合に投入できる体勢を作ったんだから立派に役割は果たしました。一方の打線は3回にキャプテン伊藤選手が右中間を破って一塁から米田選手を還しましたが、それ以外は再三走者を得点圏まで進めるもののあと一本が出ない。8回には二死二塁の場面で代打で鬼崎選手が登場もレフトライナー、残念。打席に鬼崎選手、ネクストに同期の和田選手、客席にマジッキーかぁ。もうこの2選手+1匹が揃う場面もなかなかないんだろうなぁ。で、富士重工は継投でかずさの反撃をかわしまして、締めくくりに「中3時間」で平井投手が登板。打てないよ。えげつないなぁ。かずさは最終回に三塁まで走者を進めたものの、最後は梅田選手が三振に倒れてゲームセット。で、当然こうなる、と。元神奈川・船引選手(上)もうれしそうだ。県営大宮球場はスコアボード下方のビジョンで映像を流せるようになっているようで、試合中もやスタンド応援風景などが映されていました。この試合で富士重工が代表を決めたからか、試合後はこういう映像に。富士重工の選手の方々は胴上げもそこそこに、スタンドから投げ込まれたテープを自分たちで片付けて引き上げて行きました。次の試合がありますのでね。こういうのは若手がやるのかと思ったら、ベテランの阿部投手もちゃんと片付けに参加してたな~。ということで関東代表決定戦での北関東不敗は今年も守られ、富士重工がまず勝ち抜け。この時点で「3すくみ」はなくなり、第三試合は勝ったほうが代表、負けたほうが敗退。●おまけさっきのスコアボード映像、かずさ版はこんなんです(これは第一試合の試合中)。これとは別に、イヒヒ顔したマジッキーのバージョンもありました。(2011/8/7修正:文中、日付が間違っている箇所がありましたので修正しました)
2011年08月05日
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日立と三菱重工業の件、通勤の電車の中で周りの人が持っている日経新聞一面で巨大な見出しになっているのが目に入り、朝からやきもきしましたが、結局どうなるんですかね~。一応、両社からは「そのような事実はない」というようなプレスリリースが出ているようですが、結果的に事前リークのとおりになるのは良くある話。とはいえ、今回は今のところは何とも言えない感じなのかな。言うまでもなく社会人野球界にも大きく影響しそうなこの一件、成り行きがとても気になるところです。クラブ選手権本大会の組合せが、JABA公式サイトに掲載されております。→[網頁]第36回全日本クラブ選手権組合せ決定(JABA)(PDF形式)16代表のうち、東海と、雨で順延続きの西近畿ではまだ代表が決まってません。なのに組合せが先に発表。こういうこともあるんですねぇ。神奈川から出場の横浜金港クラブは一回戦で水沢駒形野球倶楽部と対戦。この2チーム、去年も一回戦で当たってました。これまた、こういうこともあるんですねぇ。で、組合せ自体は発表の数日前には決まっていたようで、北関東予選の様子を報じた8月2日の毎日新聞の栃木版には、組合せの一部が載っていました。→[記事]全日本クラブ野球選手権:北関東大会 県勢敗れる 19年ぶり、本大会逃す /栃木(毎日新聞)(8/2)この記事にはこう書いてあります。本大会は9月9日から4日間、西武ドーム(埼玉県所沢市)と大田スタジアム(東京都大田区)で開催され、既に出場を決めている茨城ゴールデンゴールズ(茨城)は同日、東北地区代表のオール江刺と、高崎は10日に九州地区の新日鉄大分ベースボールクラブと対戦する。つまり、09日 茨城ゴールデンゴールズ 対 オール江刺10日 オール高崎野球倶楽部 対 新日鐵大分ベースボールクラブという組合せだと。ところが、発表されたトーナメント表を見ると、09日 オール高崎野球倶楽部 対 オール江刺10日 茨城ゴールデンゴールズ 対 新日鐵大分ベースボールクラブと、北関東の2チームが入れ替わり、対戦相手が変わってる。大会の組合せがJABA公式での掲載前に毎日新聞(の地方版)に出ていたけど間違っていたのは、知っている範囲だけでも2ヵ月前の南関東予選のときにもありまして。→[記事]第82回都市対抗野球:県予選 第3代表に所沢グ 2年連続、南関東大会へ /埼玉(毎日新聞)(6/5)この記事で、「(一回戦では)第1代表のホンダは大富士ベースボールクルー(山梨)と(中略)対戦する」と書いてあるのに、実際に組合せが発表されてみるとHondaの一回戦の相手は南アルプス硬式野球倶楽部でした。どちらも結果的には誤報、どうしてこういうことが起こるんだろう?日立と三菱重工みたく未確定なものを確定かのように書いたのか、単に間違えただけなのか、それ以外の理由なのか。ちょっと興味あるところです。
2011年08月04日
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朝からお出かけした7月31日の関東代表決定戦。せっかくですので1試合ずつ順番に書いて行きます。チケットは例によって東京予選の使いまわし。JABA会員は800円ナリ。大会プログラムは100円でした。第一試合は富士重工業と東京ガスの対戦。(試合を決めた谷選手の横断幕。遠くからだと「谷川」に見えちゃった(上部の文字))◇2011/7/31 都市対抗関東代表決定戦 リーグ戦第1試合 県営大宮球場東京ガス100 010 100 001=4(10安打、1失策)100 020 000 002=5(13安打、1失策)富士重工業[東]山崎(4+2/3回3失点)、大島(1/3回)、岩佐(5回)、石川(1+1/3回2失点[0自責])-松田[富]畠山(6+0/3回3失点)、平井(5+2/3回1失点[0自責])-唐谷 (本塁打)小川試合の経過は富士重工業の速報blogに詳しく書かれているので(←いつもの人任せさ)、簡単に。1回に1点ずつ取り合ったあと、5回に藤井選手のタイムリーで東京ガスが1点勝ち越せば、(ちょっと控えめガッツポーズ)その裏、すぐさま富士重工は二死満塁から岩元選手のライト前タイムリーで2者生還、逆転。(金山選手が逆転のホームイン。それほど際どいクロスプレーではなかったように見えました)7回の東京ガス、坂井選手の二塁打+送球エラーで無死三塁と絶好のチャンス、代わった平井投手から一死後に遠藤選手が同点打。(ルーキー2人のバットで同点にしました)その後は延長戦に入ってもお互いチャンスらしいチャンスなく、点の入る気配なし。第二試合の開始予定時間11時半を過ぎても膠着状態のまま。大会プログラム(100円)には延長戦のことは何にも書いてないし、このまま無制限でずっと続くのかと思いきや、アナウンスがあって12回からタイブレークに入りました。12回からとは半端な、って思ったけど、都市対抗本大会のタイブレークは今年から延長12回から始めることになったんでした。それに合わせたということか。で、双方とも4番からの攻撃を選択したタイブレーク12回。表の東京ガスの攻撃、先頭の佐々木選手の打席は富士重工の公式速報だと「ショートゴロの間に3塁走者生還」ってさらっと書いてあるけど、これ、ショート正面へ飛んだおあつらえ向きの併殺コースをショート富村選手が前に弾いてしまい、何とか一塁だけ間一髪でアウトにしたもの。富村選手はこの日3安打の活躍だったのに、もしも負けていたら、もしも代表を逃していたら眠れなかったんじゃないかな~。このあと、続く松田選手の当たりもセンター前に落ちそうなライナーでしたが金山選手がスライディングキャッチして1点で食い止めました。そしてその裏。一昨年の都市対抗、去年のアジア大会と、タイブレークにはあんまりいい思い出ないような気がする林選手、ライトへ貫禄の犠牲フライ。これで同点。続く岩元選手は敬遠気味に歩かされまして、途中出場の谷選手。前の打席では代打で出て三振でしたがそのまま打ちます。(手書きの上に毛筆?? 他の応援曲の歌詞は普通の字体で印刷だったのにこれだけ手書き)「神風」に乗って、打球はライナーでレフト前へ。ずっと右手を上げながら一塁ベースを回っていきました。で、こうなる、と。輪の真ん中でヘルメットを取られちゃってる(?)のが谷選手かないきなりタイブレークになった第一試合。タイブレークに入った時点で富士重工がちょっと有利かな、と。だって、富士重工のマウンドは、もうこんな修羅場は何度もくぐっている平井投手。一方、東京ガスはルーキーの石川投手。新人さんにこんな状況は酷ではないか、と。でもあとで調べたら、石川投手は社会人公式戦デビュー2戦目にして早々とタイブレークの場面で投げてるんだって(3月のスポニチ大会)。入部直後からそういった起用をされてたんですねぇ(そのときも負けちゃってますが)。で、東京ガスでは先発した山崎投手:新人。7回に二塁打&同点タイムリーを打った坂井選手&遠藤選手:新人。最後に投げた石川投手:新人。と、6人いる新人さんのうち4人が出場して、それぞれ活躍。プロ入りで2投手抜けた分、いい新人さんがいっぱい入ったんだな~、などと感心してたら、この数時間後に別の新人投手に痛い目に遭わされるとは。富士重工業の応援席。選手名入り横断幕やのぼりがたくさん。第一試合で勝ったため片付ける手間が省け、第二試合もそのまま三塁側。一塁側にはかずさマジックの応援団が入ってこのあと第二試合です。(東京ガスの応援席には横断幕やのぼりは特にありませんでした)
2011年08月02日
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都市対抗野球は関東代表決定戦と同日に北海道で室蘭シャークスが10年ぶりの出場を決め、これで32チーム中20チームが決定。次は4日からの九州予選。もう阪和地区では補強選手が発表されてるんですねぇ。本大会まで間が空くからもっと後かと思ってました。毎日新聞もちゃんと隅々まで読まないと見落とすわ。関東はいつ頃の発表になるんだろう?●東北復興交流試合東芝の8月スケジュールが掲載されております。→[網頁]スケジュール8月(東芝公式)以前の毎日新聞の記事で、夏に東北遠征に行く、って書かれていたとおり、お盆の前後に「東北復興支援交流試合」なる大会(なのか?)に参加。宮城県・岩手県で試合や野球教室をするようです。交流試合をする同じ日(8月16日)に北海道で野球教室もやることになってます。チームを2つに分けて参加でしょうか。で、東芝が参加する「東北復興支援交流試合」というのは、こちらのページに載っている、「東北復興野球交流試合・教室」とは全く別のもの、なのか?→[網頁]東北復興野球交流試合・教室(スポーツサポート機構「野球共育塾」)こちらの大会は8月3~6日で、関東の社会人ではJX-ENEOS、JR東日本、セガサミーが参加。ENEOSは公式サイトのスケジュールには何にも書いてないけど、会社からはニュースリリースが出てました。→[記事]「東北復興野球交流試合・教室」へのJX-ENEOS野球部の参加について(JXニュースリリース)新聞記事にもなってますね。大会を行なうことになった経緯も書かれてます。高校の部もあるんだって。強豪校の名前がずらっと並んでいるから社会人よりも注目されそう。→[記事]仙台で復興交流試合!社会人、大学、高校が結集(サンスポ)(7/30)どちらの復興試合も、実りある大会になりますよう。●巨人主催の社会人大会は?ところで。お盆の時期に巨人が関東の社会人チームを招いて、全8チームでジャイアンツ球場を使って大会をやるって話がありました。記事を検索しても消えちゃったのか見つかりませんが、確か日程も決まっていたはず。でも巨人の公式サイトで「第二二軍」の予定表を見ても、それっぽいことは何にも書いてないですねぇ。流れちゃったのかしらん。
2011年08月01日
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