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最初はよくわからないし、読みにくいと思って数年放置。しかし、これは最初の数ページだけ、ということに気付いて、最近一気読みしました。これは「コンビニ人間」を読んだときの読後感と似ている。発達障がいや心身症の一歩手前で、推しと一体化するからこそ生きていける、そんな脆さとある意味での若い力強さも感じました。劣等感や愛着障がいがあるからこそ、見つけた光が「推し」なのですね。単に追いかけるというより、「推し」の拍手の一つでありたい、声援の一つでありたいという部分に、見返りを求めるのでなく純粋に「推し」ているのだなと感じました。読みやすい表現はわざと心がけられたようで、すごい作家さんだと思いました。「アルジャーノンに花束を」を思い出しました。私は還暦も過ぎていますが、劣等感が強く、愛着障がいも発達障がいも多分持っています。違うのは「推し」を持つエネルギーすら、若い頃からなかったことだけ。主人公はこの先、希望を持って生きていけるようになることを望みます。結論は出ていませんが。
以上、感想文でした。
実際の私はボーっと生きており、「推し」どころではありません。そういう意味では若いときと変わりませんが、ボケ方が加速しています。
どうしたらいいのかわかりません。
今日もジムはキャンセルしました。
動けないのです。
最近始めた川柳も暗いのばっかり。文字を並べているだけで、ひねりなんか入れられません。
「足がつり 叫ぶ私に寄り添う猫」
「悲しみは 布団で解消 極楽へ」
極めつけファザコン川柳
「お父さん 今夜の夢に出てきてね」
いやー、落ち込む日々ですが、小説はいろいろ擬似体験させてくれるからありがたいです。
作者は娘よりも年下。
「老いては若きに従え」だからこれでいいのだ!
そうそう、そろそろ大丈夫かなと思い、寒いからブーツを履きました。そしたらまた、かかとが痛い。もう、一生、スニーカーしか履けないのかな。