九州出身者がつくる九州情報館。

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2024年12月02日
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カテゴリ: 九州の話題
紫式部を主人公として描いた今年の NHK大河ドラマ『光る君へ』
残すところあと数回となりました。

昨日放送された内容では何と紫式部が 太宰府 へ行った話が描かれましたが、
そのような史実は確認されていない そうです。
ただ、紫式部の周囲の人々には太宰府と縁があるようです。
紫式部の夫であった 藤原宣孝 は紫式部と結婚する前に、
筑前守や大宰少弐
また紫式部の娘である 藤原賢子(大弐三位) の夫である高階成章も大宰大弐を務め、
単身赴任していた夫のもとを賢子が訪ねたという記録もあります。
他にも藤原道長の甥である伊周は不祥事を起こして太宰府に左遷されていました。

(太宰府政庁跡、2019年5月撮影。)

そして紫式部が執筆した 『源氏物語』 には、
主人公である 光源氏 が京を離れて須磨へ移り住んだ時に、
政争に敗れて太宰府へ左遷された 菅原道真 の漢詩を口ずさむ場面があり、

実際に太宰府にある 観世音寺 という寺も源氏物語の中に出てきます。

実際に太宰府を訪れてはいなくても、紫式部と太宰府には少なからず縁があるようですね。
そして実際に大河ドラマを見たり源氏物語を読んで、
太宰府に興味を持ったり観光に訪れる人が増えるといいなと思います。





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最終更新日  2024年12月02日 22時37分27秒


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