「苦しい」を「にがい」と思い 飲み干すコーヒーかな

と行きたいです。

苦くないコーヒーは不味いですし。

再見! (2012.04.22 09:32:52)

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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2012.04.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
私は色々なことをあれこれ書いていますが、それらは全て「自由になるため」だということに最近気づきました。

気質を学ぶのも、からだのことを学ぶのもみな自由になるためだし、子育てや教育のことを考えるのは子どもたちが自由に生きることが出来るように、ということです。

人の苦しみの原因は「他者からの束縛」と「自分自身による束縛」の二種類があります。他者からの束縛は逃げることが可能です。また、苦しくても、自分で自分を責める必要はなく、怒りという形でその苦しみを行動のエネルギーに転換することも可能です。

でも、「自分自身による束縛」だけはどうしようもありません。

逃げることが出来ません。また、束縛しているのも自分なので、束縛している自分を責めてしまうと余計に苦しくなります。

この苦しみからは逃れることが出来ません。消すことも出来ません。

麻薬やお酒やお金や様々なものへの依存を通して、一時の安楽を得ることは可能ですが、それらには常に一時的な効果しかありません。

人は死ぬまで「自分」からは逃れることが出来ないからです。

「だから受け入れなさい。生きるとはそういうことなのですから。」と説いたのがお釈迦さまです。



この二大聖人のいずれも「苦しみを取り除く方法」を提示したわけではありません。「苦しみの受け入れ方」を提示しただけです。

つまり、お釈迦さまやキリストでさえ、苦しみを取り除くことは出来なかったのです。それだけ「生きる」ということにおいて苦しみは本質的な要素だということです。

でも、「生きる」ということにおいて人間が得たのは「苦しみ」だけではありません。「喜び」もまた、「生きる」ということにおいて本質的な要素なのです。

苦しみがあるから喜びがあり、喜びがあるから苦しみがあるのです。この二つが組み合わさって「生きる」という事象が成り立っているのです。

空腹という苦しみがあるから、食べることの喜びもあるのです。子育ての苦しみがあるから、子育ての喜びもあるのです。

でも、そのどちらの面を強く意識しているのかということは人それぞれです。

「人生は嬉しいことがいっぱいだ」という人もいれば、「人生は苦しいことでいっぱいだ」という人もいます。でも、登山のように、時として「大きな苦しみ」は「大きな喜び」の種であることがよくあります。

だから修行者は、大きな喜びを得るために、わざわざ大きな苦しみを引き受けるのです。マザー・テレサも同じです。

お釈迦さまやキリストさまでさえ「苦しみを取り除く方法」を知らなかったのですから、当然のことながら私も知りません。

でも、「人生は苦しいことだけじゃないんだよ」ということを伝えることは出来ます。

苦しみがやってくる時には苦しみを否定せず素直に苦しみ、喜びがやってくる時には苦しみを想い出さず素直に喜ぶ。



雨が降ったら雨を楽しみ
雪が降ったら雪を楽しみ
子どもが生まれたら子育てを楽しみ
病気になったら病気を楽しみ
老いたら老いを楽しむ



多分、そういう生き方が「自由な生き方」ということなのではないでしょうか。





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Last updated  2012.04.21 08:33:19
コメント(10) | コメントを書く


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Re:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)  
ばばぐーり さん
師匠!
ありがとうございます!
 マザーテレサと誕生日が同じだから、マザーを忘れたことはありません。
大丈夫!
あともうちょっとだ自分!
頂上までのあとちょっと! (2012.04.21 21:46:05)

喜びも悲しみも、楽しむという生き方  
天然堂6223  さん
>雨が降ったら雨を楽しみ
雪が降ったら雪を楽しみ
子どもが生まれたら子育てを楽しみ
病気になったら病気を楽しみ
老いたら老いを楽しむ…

いいですね。心が自由になるということは。

(2012.04.21 22:39:16)

Re:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)(04/21)  
忠武飛龍  さん

Re[1]:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)(04/21)  
森の声  さん
ばばぐーりさん
>師匠!

>大丈夫!
>あともうちょっとだ自分!
>頂上までのあとちょっと!
-----
その頂上が「スタート」かも・・。 (2012.04.22 15:38:45)

Re:喜びも悲しみも、楽しむという生き方(04/21)  
森の声  さん
天然堂6223さん
>>雨が降ったら雨を楽しみ
> 雪が降ったら雪を楽しみ
> 子どもが生まれたら子育てを楽しみ
> 病気になったら病気を楽しみ
> 老いたら老いを楽しむ…

>いいですね。心が自由になるということは。
-----
これは私の理想でもあります。 (2012.04.22 15:39:22)

Re[1]:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)(04/21)  
森の声  さん
忠武飛龍さん
>「苦しい」を「にがい」と思い 飲み干すコーヒーかな

>と行きたいです。

>苦くないコーヒーは不味いですし。

この前、ある子どもが「危ないから楽しい」と言っていました。

山登りも自動車で頂上まで行くような山登りでは楽過ぎて楽しくありませんよね。
(2012.04.22 15:42:08)

Re:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)  
松山 さん
今日は、詩ができたので御披露目します。
『難の数だけ愛は有る』
愛しても、愛しても   
愛し足りないくらい愛しても   
愛し尽くせないくらい   
愛しても愛は   
やさしく、愛は   
素敵で、愛は   
素晴らしい~。 (2012.04.22 19:57:28)

Re[1]:「自由に生きるとは」(人生は喜びと苦しみで出来ている)(04/21)  
森の声  さん
松山さん
>今日は、詩ができたので御披露目します。
>『難の数だけ愛は有る』
>愛しても、愛しても   
>愛し足りないくらい愛しても   
>愛し尽くせないくらい   
>愛しても愛は   
>やさしく、愛は   
>素敵で、愛は   
>素晴らしい~。
-----
その「愛」をどのように伝えましょうかね。 (2012.04.23 09:12:41)

自己改革と奉仕  
鶴田純昭 さん
皆さんこんにちは~
初めまして~ どこにでもいる普通の男性です(おっちゃん)
初めての投稿です。

現在の経済・政治・社会の中、身をゆだねていると、すべての世界において、行き詰まりの様相、閉そく感は隠しへません

政治の理念がコロコロ変わる、何の哲学もない一貫性の無さ
世界全体に覆った切羽詰まった断崖絶壁の経済の危機
若者の理由なき殺人・昨今の電話詐欺・いじめによる自殺
などなど、社会も荒れに荒れ続けているのが現状では~

こうした問題を解決・改善・改革する知恵はないものかと~
日夜、私も胸が痛い思いで一杯です、 悲しいです。

こうした問題のカギはやっぱり人間自身にあります
つまり、社会を動かしているのも、作ったのも所詮人間です
人間の教育が、人間学がいかに大切であること痛感します

そのカギを握るのが仏法の因果理法にあるのです(不滅の哲学
別に私は新興宗教のように加入は絶対いたしません。本来
宗教は強制的に入会させるものではないのです
どこまでも本人の自由でいいのです~(永遠に)
長くなりますので次回に、自分の考えを平易に述べて見たいと思います
とにかくみなさん、今日もいい日でありますように願っています。 今日はこの辺で~ !(^^)! (2012.07.13 14:16:58)

掲示願います  
管理人様 さん
今日は~
管理人様、いつも管理のお仕事ご苦労様です~
7月13日に掲示した2回目の雑談の掲示の方もよろしくお願いします
暑い中お体大切のして下さいませ。
どうぞよろしくお願いします。 (2012.07.15 11:27:40)

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