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「楽しさ」を意識し… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2022.04.21
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カテゴリ: カテゴリ未分類
現代人は情報に振り回されたり、束縛されてしまっています。その結果、自分の感覚や思考を大切にしなくなってしまっています。

「自分がどう感じたか」とか「自分がどう考えたか」よりも、「ネットやテレビではどう言っているのか」「周囲の人はどう感じて、どう考えているのか」ということを基準にして感じたり、考えたり、行動する癖が付いてしまっているのです。

でも、ネットやテレビの情報の是非を判断する基準は存在していません。「陰謀論だ」と言っている方が陰謀で、「陰謀論だ」と言われていることの方が真実のことだってあり得るのです。

何を基準にするかで、「真実」は簡単にひっくり返ってしまうからです。戦争中、国やマスコミが言っていた大本営発表は、戦争が終わってみたら真実ではなかったことが分かりましたよね。
同じようなことはしょっちゅうあります。実際、政権が変わる度に真実も変わります。

「国が言っているから、マスコミが言っているから、ネットに書いてあるから」ということは必ずしもそれが真実であるかどうかを保障しないのです。

また、自分が基準としている「周囲の人」もまた「周囲の人」を基準にしているのですから、そういう人ばかりが集まった集団は非常に危険です。

だからといって様々な情報や周囲の人の意見を無視していたらただの「独りよがり」になってしまいます。

「じゃあ、どうしたらいいのか」ということですが、このような時には「色々な視点」を持つことが大切なんです。「色々な視点」を持つことで、情報や人の目や意見に振り回されにくくなるからです。



子どもの目には大人がやっていることがどう見えるのか。

10年前、100年前、1000年前の人には、今私たちがやっていることはどう見えるのか。

人間だけでなく、他の生き物や草や木の視点で「人間がやっていること」を見てみることも必要です。その視点が欠けていたから、地球がこんな状態になってしまったのですから。

もちろん、実際に、子どもたちや、草や、木や、100年前の人がどう思うかどうかは不明ですが、でも、そのようなイメージワークをすることで、自分の感覚や考えが固定化されてしまうことを避けることが出来るのです。

「だってしょうがないじゃない」で、自分の感覚や思考を停止させてしまうことは、そのまま「自分」を捨てることになってしまうのです。


その「自由」の中にこそ「自分」が存在しているのです。


戦争のことを考える時には味方の兵隊さんの視点だけでなく、敵の兵隊さんの視点に立って見ることも必要です。

敵の兵隊さんにも親や、家族がいるのです。ちょっと前までは平和な生活をしていたのです。
殺し合いがしたくて戦場に来たのではないのです。

そのことを忘れてしまったら戦場から命が消えて、ゲームと同じ「殺した数を競い合うだけの殺し合い」になってしまいます。

ちなみに、太平洋戦争中、私のような考え方をした人はみんな特高(特別高等警察)に捕まりました。
自分の息子が出征する時、「死なないで帰ってきてね」と言うことすら非難された時代があったのです。

またそういう悲しい時代が来ないためにも、ちゃんと自分の感覚で感じ、自分の頭で考えることを大切にして下さい。

子どもが手をつないで遊んでいるだけで非難されてしまうような社会は、コロナ以前の感覚で見たら全く異常なんです。でもみんな、昔の感覚を忘れてしまっています。それどころか、こぞって異常な状態に適応しようとしています。

今のあなたの状態を5年前のあなた、子どもの時のあなたが見たらどう思うでしょうね。





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Last updated  2022.04.21 07:01:08
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