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森の声

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2025.08.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
からだはものすごくデリケートです。ちょっとした環境の変化、状況の変化、姿勢の変化などにも敏感に反応してその状態を変えています。好きな人の側にいるときと、嫌いな人の側にいるときとでも「からだの状態」は異なります。食事の前と後とでも、朝・昼・晩でも、春・夏・秋・冬でも「からだの状態」は異なっています。

子育てなどで、日常的にイライラしているお母さんはいっぱいいます。そして、イライラしないように、怒らないように頑張っているお母さんもいっぱいいます。でも、そのほとんどが無駄な努力で終わっています。なぜなら、人は自分の意思で自分の感情や心の状態を変えることが出来ないからです。

実は「感情の状態」は「からだの状態」の表れに過ぎないのです。「からだ」から切り離されたところに「心」とか「感情」があるわけではないのです。ですから、「心」とか「感情」の状態を変えたいのなら、「からだの状態」を変えるしかないのです。

アルコールや麻薬などは「心」とか「感情」の状態に大きな影響を与えますが、それはアルコールや麻薬が「からだの状態」を大きく変えてしまうからなのです。向精神薬などの薬も同じです。薬は「心」や「感情」に働きかけているのではなく「からだ」に働きかけているのです。「心」や「感情」の状態が変わるのは「からだ」が変わった結果に過ぎません。

だから「心の救い」を求める宗教などでも「からだを変える修行」をするのです。「教え」だけ聞いても救われないのです。「教え」を聞いて感動して心が変わるようなこともありますが、そのような場合は「からだ」も変わっています。「意識の変化」が「からだの変化」を引き起こすこともあるからです。ただしその場合は「頭での理解」ではなく「感動」が必要になります。「感動」は「頭」にではなく「からだ」に働きかけるからです。

イライラしたり、悩みから抜け出せないような場合は、自分を否定したり、心を変えようと無駄な努力をすることをやめて、自分のからだの状態をよく観察して、からだとの対話を通してからだの状態をちょっと変えてみて下さい。

目線の位置や距離、また姿勢をちょっと変えるだけで気分が変わります。腕を思いっきり広げたままの状態でからだを大きく動かしてみるだけで心の状態は変わります。

「朝起きる時間を変えてみる」、「食べ物を変えてみる」というのも有効です。

「言葉の使い方」を変えてみても、心の状態は変わります。言葉が「心の状態」(からだの状態)に与える影響は結構大きくて、日本語を話しているときと英語を話しているときとでは「心の状態」(からだの状態)が違うのです。



テレビのCMでもやっていますが、「ごめんね」を「ありがとう」に言い換えるだけで心の状態は変わります。「ごめんね」や「ありがとう」を繰り返し言いながら、自分のからだの状態の変化に意識を向けてみて下さい。「ごめんね」を言っている時には胸やからだが閉じて、「ありがとう」を言っているときには胸やからだが開いていませんか。

ちなみに「が・ぎ・ぐ・げ・ご」「ば・び・ぶ・べ・ぼ」などの濁音は、からだを固めます。「が・ぎ・ぐ・げ・ご」と言った後「さ・し・す・せ・そ」と言ってみて下さい。からだの状態が変化していることに気づきますか。





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Last updated  2025.08.03 06:05:32
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