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森の声

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2025.08.13
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日本の社会は縦割り構造になっています。学校の勉強も国語、理科、社会などと教科ごとに分かれ、縦割りになっています。医学も科学も縦割りになっています。そのため、人々の思考も「縦割り思考」になってしまっています。

でも、困ったことに私たちが生きている現実の世界は「縦割り」には出来ていないのです。ですから縦割り思考、縦割り学習では「部分の理解」は出来ても「全体の理解」が出来ないのです。「部分と全体の関係」も分かりません。

また、現実の世界は、常に全体がお互いに影響し合いながら動き、変化しています。目の動きが指の動きに影響していたり、アメリカの出来事が日本に影響していたり、靴の状態が頭の働きに影響していたり、太陽の出来事が地球に影響していたり、アマゾンの蝶の羽ばたきが世界の気候に影響していたりします。

学校で学ぶ国語、歴史、理科、社会、算数もお互いに密接につながり合っています。「言葉の違い」は「感覚の違い」や「思考の違い」にも影響しているのです。

だから縦割り思考、縦割り学習では「私たちが生きている現実の世界」の事が分からないのです。

ではなぜ、学校では縦割りで教科を教え、会社や役所などの社会システムが「縦割り」になっているのかというと、それは多分、その方が教えやすいし、効率的だし、情報を伝達しやすいからなのでしょう。

また、そのような社会的分野を主導しているのが「男性」だということも関係しているのかも知れません。「男性と女性の思考の違い」を比べてみると、女性よりも男性の方がより「縦割り思考」が強い傾向があるのです。それは言い換えると「頭が固い」ということでもあります。

女性の方が男性よりも頭が柔らかいです。色々なことをつなげて考えようとします。だから男性には女性が言っていることが理解しにくく、女性には男性が言っていることが理解しにくいのです。

でもだから女性の方が子育てには向いているのです。男性は社会的活動が向いています。



また「一般的な傾向として」ということですが、男性の方が「大きなこと」を考えるのが得意です。宇宙とか、永遠とか、真理とか言うようなものです。女性の方が身近で自分に関係のある「小さな事」を大切にする傾向を感じます。

「だから男性の方がすごいんだ」と考えるのは縦割り思考の罠にかかった人の考え方です。なぜなら、「大きなもの」を構成しているのは「小さなもの」だからです。「小さなもの」がいっぱい集まって「大きなもの」になっているのです。だから「小さなものの」の大切さが分からない人は「大きなもの」の意味が分からないのです。

ただしこれは個人差もあるので、「一般的な傾向として」というだけの話です。「だから女性は子育てに専念しろ」という話ではありません。個別に見たら「縦割り志向」が強い女性もいれば、「縦割り思考」が苦手な男性もいます。私は「縦割り思考」が苦手です。

私は政治家の半数は女性にすべきだと思っています。総理大臣などは女性の方がいいかも知れません。そうでないと、人間の社会が男性論理の空理空論に振り回されて、どんどん歪んでいってしまうような気がするからです。また、その方が世界が平和になるような気がします。

でもそれが可能になるためには、国会や会社に保育所を併設することが義務化される必要がありますけどね。女性が男性化することで社会に出るのではなく、社会の方を女性的な視点で女性の感覚を大切にするように作り替える必要があるのです。それが出来ないと世の中は「暴力が支配する世界」になってしまうような気がします。

これらは私の妄想ですが、1万年平和な時代が続いたと言われる縄文時代の社会は、女性の価値観、女性の考え方が大切にされた社会だったのではないかと思っています。





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Last updated  2025.08.13 16:47:58
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