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今日はタバスキ。ラマダン(断食)明けのお祭りから3ヶ月後に行われるお祭りです。中東だったか北アフリカだったか、6日間も休日になる国もあるらしく、私のイメージする所では日本のお正月にあたるくらい大きいお祭りのようです。事前に、ダカール生活のあちこちで、タバスキが近づいてくるサインを感じることができました。(以下時系列)「私達のお祭りが近づいています。お金が必要です。プリーズ。」と言ってボーナスを要求する従業員。突如道端に現れる期間限定ヒツジ市場。(犠牲祭で、生贄にされるのはオスのヒツジなのです。)剥き出しのナイフを売るバナバナ(行商人)。(生贄の喉笛を切り裂くため。)そして昨日の夜にはいつも渋滞している道も車の数が激減。家族と祭日を過ごすため、帰省した人が多かったようです。等々、タバスキ気分が高まる中、ついに今日を迎えました。招待してくれた知り合いの家で、日本人の同僚二人とともにタバスキに参加させてもらいました。まずは10時くらいからモスク、または村の広場で皆で祈りをささげ、宗教的指導者がヒツジを殺して、それから各人家に戻ってヒツジを殺すのだそうですが、私達はお祈りの部分はパス。おうちでヒツジを殺す所から見せてもらいました。「息子に嫁がやってきた」とたちの悪い冗談なんだか壮大なる勘違いなんだかしている一家のお母さんは、私にブブと呼ばれるセネガル式の服を貸してくれました。それを洋服の上から着て、ヒツジの付け合せにするジャガイモをむいていると、「始めるよ」と声がかかりました。(以下、お食事中の方、潔癖症の方はご注意下さい。)まず、中庭に繋がれているヒツジを家の敷地の外に連れ出して水で洗います。庭に戻ると、ヒツジを横にし、4つ足を縄で一つに縛ります。一人が足とお腹にのしかかるようにしてヒツジを押さえる中、もう一人がヒツジののどをかき切ります。ヒツジは鳴き声もたてず、何度か体を震わせて、絶命しました。更にこの後別のヒツジが連れてこられたのですが、既に1頭見せていただければ十分だと思ったので、付け合せの下準備に戻りました。同僚達がポテトチップスにするためにジャガイモを薄切りにする中、私はたまねぎのみじん切りに挑戦。これをセネガル人はまな板を使わずに行うのです。みじん切り、というよりはあらみじんという感じですが、みごとな手さばきにびっくり。見よう見真似で、何とかマスターしました。たまねぎを左手に持ち、上から見たら放射状になるように切れ目を入れ、その後水平に切っていくのです・・・・・イメージしていただけるでしょうか。大量のジャガイモとたまねぎと格闘していると、気分は給食のおばさんです。たまねぎは、にんにくと胡椒と一緒に小さな臼でついてつぶし、お酢とからしとジャンボ(ブイヨン。セネガル料理に欠かせない)を混ぜて準備完了。これは後で加熱してソースになりました。ちなみに、他の家庭では違うのかもしれませんが、今日お邪魔したお宅ではいろんな物を溜めた水の中で洗っていました。ジャガイモは、泥のついたまま皮をむき、水を張ったボールの中へ。このまま切って揚げていました。たまねぎも皮をむいた後、溜めた水の中をくぐらせていたようです。ちなみにこれらの作業はすべて屋外。さらに、お肉に関しても、なかなか目にすることのできない過程を見せてもらいました。付け合せの下準備が終わったので、バーベキュー状態にある肉をひっくり返していたのですが、その横ではヒツジの解体が続いています。さっきまで生きていたものですから、腸の中身もそのまま。ぶつ切りにした骨とお肉の中に、ヒツジ特有のコロンとしたフンがついているのを発見。見なかったことにして黙々と肉を返し続けます。骨付きお肉は、適当な大きさに切られた後、塩水の入ったボールでゆすがれます。ちなみに、ヒツジ3頭分のお肉はこの一杯のボールの水で洗われましたが、水を替えないのでそのうち水は赤くなってきます。これこそ「血で血を洗う」状態。さらに、さっき皮をはがれたばかりのお肉には、ヒツジの白い毛が何本もついています。口に入ったら気持ち悪いだろうなぁ、と思い、取り除きますが、全部は無理。割り切って肉を引き上げました。お肉が3頭分焼きあがり、つけあわせができる頃には、3~4時間は経過していたでしょうか。お腹は空いているはずなのですが、どうも食欲がわきません。さっきまでヒツジを解体していた男衆(4人)、付け合せを準備していた女衆(私たちを合わせて7人)、子ども達と、皆地面にひいたござに座って、お肉の大皿を囲みます。肉を骨から切り離すナイフは一本ありますが、あとは手で。一口お肉をかみ締めるや、「じゃりっ」ときた食感は砂でしょうか。ダカールについて最初の頃は、どのレストランに行ってもこの「じゃりっ」が気になっていたものですが、最近はすっかり慣れてきていたのに、今日はレベルが違うようです。とは言え、ここで食べないわけにはいきません。腎臓、肝臓、普通のお肉、とちょっとずつ味見してみました。一番食べやすかったのは肝臓かな。先ほど私たちが下準備に参加したたまねぎソースも、じゃりっとはしますが味は良かったようです。ところが、その程度ではセネガル人は満足してくれません。「タバスキの食事をしっかり食べれば、その年一年ずっとしっかり食べられるんだ。もっと食べろ!」ということで、次から次にナイフや指で肉をちぎっては私たちの前に手でほおってくれます。もう無理だと何度も何度も繰り返して、勘弁してもらいました。家の女主人がお食事の後にお祈りをすませるのを待って、お別れのご挨拶。「セネガルの家族だと思っていつでも来ていいんだよ」と言ってもらいましたが・・・ヨメに来るつもりは無いこと、分かってくれてるかな?タバスキを見せてもらうだけのつもりだったのにヨメにされてはたまったものではありません。つーか、それじゃ生贄にされたヒツジみたいなもの?なんのための生贄かわかりませんが。家に帰って昼寝から覚めると、何だか胸がむかむか。ただ今夜中ですが、いまだに少し気持ち悪いです。今まで「市場で洗面器ご飯」も何度も食べたことがあったし、何かにあたったというよりは、気分的なものだと思います。と言う顛末を友人に話した所、「なぜあなたがわざわざセネガル人と関わろうとするのか分からない」と言われました。この人は在ダカール3年目の某外国の外交官です。セネガルにいる外国人は「セネガル人は信用しない」と言ってはばからない人が多く、そう言う人からは良く忠告を受けています。彼らの気持ちは分かるし、面倒くさいことも非常に多いですが、リスクを承知の上で私はやはり仕事では接することの無い社会階層のセネガル人の生活も知りたいと思うのです。たとえ今日お腹を壊したとしても、得難い経験ができたと思います。
2005/01/21
久しぶりの実家。買い物もまだせず、のんびりしています。だけど、さっむーい!!雪も降りました。びっくり。セネガルとの気温差は20度くらいでしょうか。実家の冬がこんなに寒いこと、忘れていました。確かに日本の冬は2年ぶり。パリより寒いみたい。明日からは、せっかくの日本なのでまたお買い物に精を出します。あったかくなるといいなぁ~。今日100円ショップに下見に行ったのですが、はしからはしまでかいたくなっちゃいました。
2005/01/02
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