2004年01月11日
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半年前に産み落とされた卵。

想像するだけでおなかをこわしそうだ。
でも、関西周辺で食用として何万個と販売し、異変を届け出た人はたった二十数人なんでしょ?
賞味期限を2~3週間過ぎた卵でも瀕死状態になるのかと思っていただけに、被害者には申し訳ないと思いつつ、怒りの前に驚きである。

モスクワに来て驚いたことの一つが、まさに「卵の賞味期限」である。
日本だと即日出荷もあるぐらいだから、大抵は前日か前々日生産の新鮮な卵が買えて当たり前だった。
それが、モスクワだと1~2週間前の卵が平然と店頭にあったりするのだ。

もともと生と半熟の卵が大嫌いな私。

料理で卵を使ったときも、速攻で水洗い(お湯はNG。卵の匂いが立ち上るから)しないと気持ち悪くなるほど。
苦手な分、1パック98円で売られるような卵の生臭さや黄身の質感の薄さまで気になって、何年も同じ銘柄の卵を使っていた。

しかし、全く食べないわけにもいかない。
比較的新しい日付の卵を見つけた時に恐る恐る購入。
思いのほか、黄身も白身もしっかりした卵。ホッ。
それでも、間違って「黄身の白い卵」(4月某日の日記参照)を買ってしまった日にゃ、いくら新鮮でも全部捨てたくなった。

しかし、他の日本人から「卵の見分け方」「保存法」「質のいい卵メーカー」等々を教えてもらううち、たとえ1週間前のものでもビビらず購入できるようになる。
要は、店頭での保存方法がけっこう重要だということ。
常温棚に置いてあるのは、圧倒的に劣化が早い。
逆に、客のほうも品質管理のいいお店を熟知している。
そういうお店は商品の回転が速く、結果的に新鮮な卵が並ぶ。


「卵かけご飯」食べたさに、果敢にも一見新鮮な卵でチャレンジした友達が「失敗」している。
夫やコドモにも、きつく注意勧告済み。
外食でも「すき焼き」はご法度だ。

モスクワに戻った翌日、さっそく生鮮食料品の買出しに行った時のこと。
卵はお弁当のおかずの必須アイテム。

12月18日。それって、20日前じゃん。
翌日他の店で28日生産(それでも1週間以上前)の卵を購入。
今朝もお弁当用に卵焼き作ったけど異常なし(笑)

それにしても、
卵って意外と賞味期限が長いのかもしれないというか、食べた人の強健な胃腸を称えるべきというか。
恐るべし半年前の卵、である。





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最終更新日  2004年01月12日 15時19分19秒
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