2004年02月13日
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久々に雲ひとつない晴天。太陽も出ている。うれぴい。

なぜなら、こういう日こそ外気が冷たく温度が低いから。
案の定、氷点下12度。これだよ。
世界の天気予報で見た「ホノルル 最高気温29度&最低気温22度」が恨めしい。

午後から近くの食器屋にちょろっと買い物へ行く。
テロ以来初めて乗るマルシェルートタクシー(相乗りタクシー)。
定員も少ないので、挙動不審な人が乗るかどうか、チェックしやすい。
距離に関係なく、料金は定額制。

バスやトランバイ(路面電車)には平然とキセルするロシア人が本当に多いのだ。
ところが、メトロやトロリーバスを乗り控えてマルシェを利用する人が多いのだろうか、
利用者そのものはもちろん、今までには少なかった「近距離で乗り降りする人」が多かった。

私と同時に、4~5歳の男の子を連れたお母さんが乗車した。
小さい子は座席に座らない(大人の膝の上など)場合は無料らしく、
お母さんは一人分の料金を支払っている。
しかし、子どもの目の前に、ぽっかりと席がひとつ空いていた。

「ママ、座りたい~」子どもが言う。
「ダメ。立ってなさい」とお母さんがたしなめると、
「Почему…(パチェムゥー、和訳:どうして~)」
子どもは映画のチェブラーシカのような舌足らずな声ですねている。

「パチェムゥー、ヤー、ニハチュー(立っていたくないよぉ)」とまさにチェブラーシカ状態。
近くにいたおばあちゃんが、すかさず「座らせちゃいなさいよ」と声をかける。
ロシア人のお年寄りは、本当に子どもたちを可愛がってくれる。
もちろん他人の子をね。性別も人種も関係ない。ありがたいことだ。

× × ×


「ご飯のときに聞くから」と言うものの待ちきれず、
キッチンで、夕食を作る私の後ろでウロウロしながらウンチク三昧。
小学生は、こういうところが本当にカワイイ。
途中帰宅した夫も「へぇー、ってことはさ…」と話を突っ込んでくるものだから、
キッチンはにわか「もの知り一夜漬け・ロシア編」的雰囲気に。
途中から、日本史選択だった私は、話についていけなくなる(涙)

× × ×

夕食も済み、お決まりの「おしん」を見る。
昨春からJSTVで再放送、いまだに続いている。
しかし、なぜ橋田脚本はいつも嫁姑がもめてるのか。
たった15分の番組なのに、見終わると暗い気持ちになる。
夕飯の洗い物を夫に頼み、私は乾燥防止に子ども部屋に洗濯物を干す。
さっきまでトロトロとパジャマに着替えていたコドモは、すでにベッドで爆睡。
洗い物を終え、寝室に戻った夫も、同じく爆睡。
一般的には「慣れない海外生活で不眠を訴える人が多い」と言われているが、我が家は全く逆。
モスクワに来て以来、「不眠」で困ったことが全くといっていいほどないのだ。
ベッドに入った途端に深い眠りに落ちる。
本当にあっという間。催眠術並み。
「ベッドで読書」など、ほぼ不可能だ。
しかも、よほどのことがない限り、朝目覚ましが鳴るまで眠りが浅くなることもない。
あまりの気持ちよさに、私たち一家は、毎朝泣く泣く布団から抜け出している。
「この寝心地のよさは、日照時間だけの問題じゃない。
気圧とか緯度とかも関係あるんじゃないの」
夫は本気で言っているが、実のところはどうなのか。
誰か教えてくださーい。






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最終更新日  2004年02月14日 07時00分45秒
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