2004年03月22日
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3月に入ってからの怒涛のような日々に、ようやく一段落つきそうです。

花壇の球根から次々芽が出てたり、すっかり春。
気持ち的にも、春。

というわけで、今日はバレエを観に行ったさ。
お子ちゃま・学生向けにマチネの本数が増える春休み期間。
「死んでもボリショイ!」でなければ、いいバレエを破格値で観る機会がぐっと増えます。

クレムリン大宮殿ホールでの「ロミオとジュリエット」。
「アホートヌィ・リャト」という数年前に無差別テロで爆破されたショッピングモールを通り、

大統領選挙翌朝の不審火で燃え朽ちた建物を横目に見ながら会場に向かった。
(アブナい場所ハシゴしてどうする、という感じですね)

ここのホールはとにかくキャパが大きい。
何千人単位で入っていると思う。
そのホールが今日はほぼ満席。
グループ交際みたいな10代の子も多くて、不思議な雰囲気だった。

「ロメジュリ」はバレエ以上に音楽が好き。
ただでさえ難度が高いプロコフィエフの曲はオケピの楽団にとっては難曲のひとつだと思うけど、
私にとってはまさに「一粒で二度おいしい」演目。
不協和音、変則拍……、フツーのクラシック音楽に耳が慣れた人には「んんん?」だろうが、
それにハマると危なげな感じがいい。美しいのだ。


しなやかで柔らかいのに、細い体の線。
芸術品のようだった。

ホールに行ってのコドモの楽しみといえば、幕間のビュッフェ。
ここは一番上(多分5階!)にあるのだが、その広さは尋常ではない。
「ここは幕張メッセ?」と思いたくなるほど、たくさんの椅子とテーブル、売店が設置されている。

けっこうコワい光景です。

コドモのお目当ては「ジュリアン」と呼ばれる、マカロニのないミニグラタンのようなメニュー。
店や値段によって、具が鶏肉だったり、カニだったりする。
私は、シャンパン(昼間から酒飲むなよ!)と、
薄く切ったフランスパンに数枚のサラミを乗せたロシア風サンドイッチ。
(カタカナで書くと「ブッテルブロッド ス カルバッソイ」になるのかな)

でも、オーチャードホールとかのビュッフェでシャンパンとサンドイッチ(箱入りのみ)を注文したら、
夏目漱石さんが確実に二人は吹っ飛びそうですね。
ちなみに、ここだと400円ちょいです。
シャンパンは比較的高いアルコールだけど、1杯3~400円のゼイタクならカワイイものじゃないかと。

今日のチケット代が一人400円。
シャンパン+ブロッドと合わせても7~800円いきません。

帰りに、ボリショイのチケットを購入。
今までは街中のチケットボックスで扱っているもので気に入ったのがあれば購入、という感じだったのだが、
今回は初めて劇場の窓口で買った。
演目、値段、席番確認などなど、正規窓口が欲しい席を買える確率が高い。
ロシア語が話せるようになってヨカッターと思う私だった。
購入したのは月末の「くるみ割り人形」。
「くるみ…」は年を取っても、何回観ても飽きない。
岩田さんの「中国の踊り」、楽しみだなー。





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最終更新日  2004年03月23日 16時08分36秒
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