2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
全27件 (27件中 1-27件目)
1
2006年 日本 hiro 平山あや ソニン サエコ 田中圭 陣内孝則 ストーリーは、ミウとよしかはストリートで一緒に踊っていたジュリがスカウトされたのをきっかけに、ともえと愛子を加えた4人でジュリのバックダンサーとして抜擢される。ジュリは瞬く間にトップ・アイドルへと成長するが、人気絶頂の中、電撃的に引退を発表する。そして、バックダンサーの4人だけが残されてしまう。メインを失った彼女たちに事務所も興味をなくし、新米マネージャーの茶野が担当を任される。とりあえず活動を再開した彼女たちだったが、目的を見出せないまま、いつしか4人の気持ちはバラバラになっていく…。 普通に楽しめる出来ではあったけど、どちらかというと中高生が楽しめるような映画かな。メインのダンスシーン以外にも、親子の絆や友情、そして恋愛などこの手の映画の定番通りの展開です。悩みを抱えながらもダンスに取り組んでいく姿勢は認めるけど、ダンスに対する情熱が映画からは伝わってこなかったです。4人の女の子のダンスにかける情熱が少し曖昧で、ダンスに関して素人のあつぼうには、なぜダンスを続けたいのかイマイチ不透明でした。バックダンサーってメインボーカルを陰で支えるような存在で、それほど注目されないですよね。まぁ~ダンスに興味がある人は別として、世間の人はボーカルを観てしまうのは仕方がないです。そんな厳しい世界で生き残りをかけて踊ってる彼女達って凄く応援したくなります。メインボーカルを失った彼女達って飼い殺し状態になってしまうけど、これって現実の世界でも多々ある話でしょうね。非情な現実やけど、それぐらい生き残っていくのは難しいって事なんでしょう。平山あやってこの映画に出演するまでダンスを踊った事がなかったらしいです。もの凄い練習をしてこの映画の撮影に挑んだ甲斐あって、少しテンポが遅れる時もあったけど、努力の成果はでてましたね。ソニンは無難にこなしてたし、hiroはさすがにダンスが巧いけど、サエコが一番酷かったかな。もうセリフは棒読みやし、どうも声が苦手です。あまり映画には向いてない人なのかも。陣内さんも笑わせてくれたけど、一番面白かったのは北村有起哉!これから注目したいです。評価(2.7)
2007年09月30日
コメント(10)
今日は朝から凄く忙しい一日でした。まずは朝から娘を耳鼻科に連れて行きました。今日は土曜日やのにすいてて20分ぐらいで家に帰ってこれました。次に金魚の水槽の掃除をしました。水槽の金魚3匹をバケツに移しかえてから水槽の下にある石を洗いました。水槽もゴシゴシと洗いながらバケツを見たら金魚が1匹しかいてません。「んっ?」って思ってバケツの周りを観ると、なんと金魚が横たわってました。幸い命には別状がなかったけど、2匹の金魚が逃亡を計ったものと思われます(笑)。もう少し気付くのが遅かったら死んでたでしょうね。子供達も毎日金魚を観て楽しんでるから、その顔が悲しい顔に変わるところでした。危ない・危ない。昼ごはんを食べてから家族で図書館に行きました。嫁さんは出産関係の本を見てたし、子供達は絵本のコーナーにいたので、あつぼうはゆっくりと海外ミステリーのコーナーで物色してました。みんなが本をかりたので帰る時には11冊の本を持ってましたよ。家から図書館まで徒歩3分ぐらいなんで苦にはならなかったですけどね。その後は、近所の男の子が遊びに来て強制的にビンゴゲームに参加させられました。ちょっと休憩したかったあつぼうには、このビンゴゲームが辛かったです。子供達は面白いって感じるので何回もビンゴゲームをするんですよ。まだ数字を読めない息子の代わりにあつぼうがカードをチェックするので、ほんと大変でしたよ。ちなみにビンゴの景品はその男の子の母親が紙で作った手作りメダルでした。さんざん遊んでその子は意気揚々と帰って行きました。もう夕方なんで子供達を風呂に入れました。夕食はさっき遊びにきてた男の子の家族と焼肉の食べ放題に行ってきました。ワンカルビの食べ放題なんで幼稚園児は無料です。だから大人4人の食べ放題料金と男2人の飲み放題料金で14000円でした。食べ放題って事で、いつもどおり元を取れてるかチェックをしましたよ。肉はあつぼうの大好物でもあるのでメチャクチャ食べました。さて今日の食べた物の合計金額ですが、24960円でした。10960円ぶんを余分に食べたのでかなりお得でしょう。今日一緒にいった友達も、バイキングでこうやって計算して食べたら面白いなって言ってました。帰ってきてから子供の歯磨きと着替えをして、寝かせました。ほんで今さっきは嫁さんと話をしながらコーヒーを飲んでました。そして今ブログを更新してます。更新後は録画してあるK-1を観る予定です。たぶん途中で睡魔に負けて夢の中でしょうね(笑)。忙しくて大変な一日やったけど、子供達が楽しめたから良かったです。でも疲れたな~。
2007年09月29日
コメント(10)
2006年 アメリカ エド・スペリーアス ジェレミー・アイアンズ シエンナ・ギロリー ロバート・カーライル ジョン・マルコビッチ ストーリーは、遥か彼方の帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、帝国は邪悪なガルバトリックス王に支配されていた。辺境の村で叔父と暮らしていた少年エラゴンは、ある日森の中で青く光る石を見つける。しかしそれは、ドラゴンの卵で、やがてメスのドラゴン、サフィラが誕生する。エラゴンは、村の語り部ブロムからドラゴンとドラゴンライダーと呼ばれる種族がこの国を平和に統治してきた歴史を教わる。そんな矢先、暴君ガルバトリックスが新たなドラゴンの誕生を阻止しようと送り込んだ怪物によってエラゴンの叔父が殺されてしまう。エラゴンは、サフィラを守るため、そして叔父の仇を討つため、サフィラ、ブロムと共に旅に出るのだった…。 クリストファー・パオリーニの世界的ベストセラーを空前のスケールで映画化したファンタジー・アドベンチャー超大作。この【エラゴン】を書き始めた時が15歳っていうからビックリです。この映画の原作は、あつぼうが去年の10月に入院してる時に読んだですよ。というのもこの本の分厚さは半端やないし、重すぎて持ち運びに向かないので入院中に読む事にしました。原作は結構面白かったので、映画の方にも期待してました。でもその期待は見事に裏切られたって感じましたよ。全体的にコンパクトにまとめられてて、大切なところまで省かれてます。登場人物の背景が薄っぺらいし、エラゴンの成長過程に深みがないです。原作では手に汗握ってたけど、この映画は手に汗握る前に眠気と闘う必要がありました。原作を知らない人が観ると、子供向けファンタジーとして楽しめるやろうけど、原作を読んだ人には物足りなさを感じる映画です。原作ではエラゴンを助ける事になるマータグの秘密と葛藤を凄く巧く描いてるのですが、この映画では淡々としててマータグの正体を知ったときの衝撃が全然なかったです。3部作の序章なんですが、これ以降映画化される気がしないですよ。興行的にも大失敗やったし、たぶん続編を制作する事はないのかな。原作ファンとして何が嫌やったかと言うとキャスティング。過酷な審査を突破しエラゴンを演じたエド・スペリーアスにはオーラが全然ないし、荷が重過ぎました。ダーザを演じたロバート・カーライルも年齢的にも違うような気がするし、どうやってキャストを選んだのか疑問です。CGで作られたドラゴンの迫力は凄いですよ。口から火を吹き敵を倒していく姿は爽快でした。エラゴンとダーザがドラゴンの上に乗り闘うシーンはこの映画の一番の見せ場かな。なんか全てにおいて中途半端やったのが残念です。続編では王の竜との関係など面白い要素がいっぱいやのに・・・・。という事でオススメは出来ない映画でした。評価(2.4)
2007年09月28日
コメント(8)
2005年 アメリカ ヴィゴ・モーテンセン マリア・ベロ エド・ハリス ウィリアム・ハート ストーリーは、インディアナ州の田舎町で小さなダイナーを経営するトム・ストールは、弁護士の妻と2人の子どもとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある夜、彼の店が拳銃を持った2人組の強盗に襲われる。しかしトムは驚くべき身のこなしで2人を一瞬にして倒してしまう。店の客や従業員の危機を救ったトムは一夜にしてヒーローとなる。それから数日後、片目をえぐられた曰くありげな男がダイナーに現われ、トムに親しげに話しかける。人違いだと否定するトムだったが、トムの過去を知るというその男は、以来執拗に家族につきまとい始める。 ある事件をきっかけに夫の過去を巡る黒い疑惑が浮上、平穏だった一家が暴力と罪の渦に呑み込まれていくさまを描いた衝撃のサスペンス・ドラマ。監督がデヴィッド・クローネンバーグって事でかなり気合を入れて観たのですが、意外とあっさりしていてビックリです。なんかクローネンバーグらしさが発揮できてなかったかな。ストーリーがそれほど新鮮さがないのでクローネンバーグ独特の世界観が描かれてたらもっと楽しめたのに。それでも銃撃戦やセックスシーンなどは、今までどおり生々しかったです。危機を救ってヒーローになったためにマフィアに執拗につきまとわれる恐怖を描いてるけど、エド・ハリス演じるマフィアがそこにいてるだけでも恐怖感ってつのりますよ。自分だけではなくて愛する家族を守らなければいけないので生きた心地はしないです。トムが強盗相手やマフィア相手にみせる身のこなしってセガールのような強さがありましたよ。痛さがダイレクトに伝わってくるような攻撃なんで、ここらへんがタイトルにもあるバイオレンスなんですよね。人間が持つ二面性が凄くリアルに描かれていて、観ているものに日常的な出来事のように錯覚させてしまう演出の巧さはありました。防衛本能が働いただけなのか、それともトムの過去に何かがあったのかは観てのお楽しみです。ヴィゴ・モーテンセンって巧い役者ですよね。どうしてもロード・オブ・ザ・リングの印象が強いけど、表情の変化が素晴らしいです。家庭を愛する優しい父親の顔と犯罪者には非情になれる時の顔が全然違うんですよ。特に後者の顔は恐いですよ~。この人の演技力だけで最後までもったかなって思えるぐらい印象に残りました。マリア・ベロも頑張ってましたよ。なんせ夫婦のセックスのマンネリを避けるためにコスプレでプレイをするぐらいですから(笑)。それにしてもチアガール姿はかなり無理がありました。エド・ハリスは悪役を演じると凄みがあって恐いですよね。こういう映画ってネタバレになったらダメなんで感想を書きにくいですよ。何を書いてもネタバレになってしまう映画は辛いです。だから今日はこれまでにしておきますね。評価(3.1)
2007年09月27日
コメント(10)
2003年 日本 もたいまさこ 米田良 大川翔太 村松諒 宮尾真之介 ストーリーは、そこはどこにでもありそうな小さな田舎町。誰もが顔見知りで、夕方には町内放送が響きわたるのどかなところ。当然ここでも小さな共同体ならではのならわしがいくつも存在した。その一つが少年たちの髪型。彼らの髪型は町に一軒しかない床屋“バーバー吉野”のおばちゃんによって、前髪をきれいに切り揃えたヘンテコなおかっぱ頭に統一されていたのだ。それを特別疑問に感じることのなかった少年たち。ところが、東京からやって来た転校生が髪を茶色に染め、見るからにおしゃれな髪型をしていたのを見た瞬間、彼らは何かに気づいてしまうのだった…。 【かもめ食堂】の荻上直子監督作品です。【かもめ食堂】がメチャクチャ良かったので、この監督の他の作品を観たくなって、長編デビュー作のこの映画を選びました。山あいの小さな田舎町の男の子達の髪型が吉野刈りで揃えられてるアイディアは面白かったです。これだけインパクトのある髪型なんですが、意外と内容が普通なのが残念でした。伝統を守るためと言ってるけど、結局のところ変化を嫌う田舎町の大人達の身勝手さって感じがしました。都会からの転校生がオシャレな髪型をしてると、異端児を観るような目で彼をみるけど、それって一種のイジメですよね。吉野刈りが普通と思ってた男の子達は、この時やっと吉野刈りがカッコ悪いって思い出すんです。それからの少年達の葛藤を描いてるけど、もう一つぐらい盛り上がりがあっても良かったです。なんか最後は無難に終わらせようとしたのか、あまりにも普通すぎてガッカリでした。色々書いたけど悪い映画ではないんですよ。デビュー作でこれだけの映画を撮れるのは凄いし、ハサミを持って追いかけてくる、もたいまさこもホラー映画のようで面白かったです。町内放送で「早めに摘もう、非行の芽」って言うシーンは最高です。このシーンって【亀は意外と速く泳ぐ】の「南国ムードで疲れたあなたをお出迎え。グランドキャバレーファイヤーダンスは冬でも熱気ムンムン。明日午後9時からはサービスタイムでハッスルタイム」と同じぐらいインパクトがあって頭から離れませんでした。【バーバー吉野】って床屋は、あつぼう達が小さい時に散髪をしてた床屋の雰囲気に似てました。昔はこういう庶民的な床屋もあったけど、最近では美容院がいっぱい出来て少なくなりましたよね。値段も安かったし、お菓子もくれたし今思うと床屋って良かったなぁ~。映画の中で秘密基地が出てくるのですが、子供の頃って自分達だけの基地を作って遊んだものです。色々なものを持ち込んで自分達だけのスペースを持ってるのが嬉しかった。色々と懐かしい事を思い出させてくれる映画でした。でも吉野刈りだけは絶対にしたくないです。評価(2.9)
2007年09月26日
コメント(16)
2005年 アメリカ ロバート・ダウニー・Jr バル・キルマー ミシェル・モナハン ストーリーは、ニューヨークのしがない泥棒ハリー・ロックハート。ある時、警察に追われていて思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオーディション会場。俳優に間違われたハリーはオーディションをパスし、探偵役のスクリーンテストのためにロサンジェルスへ。彼はそこで役作りのため、通称“ゲイ”と呼ばれている本物の私立探偵ペリーに弟子入りすることに。一方でハリーは、女優を夢みてハリウッドへやって来た幼なじみハーモニーと再会する。やがてハリーとペリーは奇怪な事件に遭遇。さらに、ハーモニーの妹も謎の自殺を遂げ、事態は混沌の度を深めていく…。 【リーサル・ウェポン】【ラスト・ボーイスカウト】などを手掛けた人気脚本家シェーン・ブラックが自ら初の監督も務めたクライム・アクション・コメディ。今やB級キャストって言われても仕方がないロバート・ダウニー・Jrとバル・キルマーが出演してるからか、この映画の雰囲気って80年代のハードボイルドって感じがしました。80年代って言葉に弱いあつぼうには、当然楽しめた映画やったのですが全ての人が楽しめる映画ではないです。それほど重くもなく軽快なテンポで進んでいくので重厚なハードボイルドを観たい人には不向きです。笑えるシーンと痛いシーンが絶妙なバランスで混じってるのが良かったです。2人のコンビネーションはいいのですが、肝心の事件の展開のつめが甘かったかな。ちょっと捻りすぎて結局は元に戻ってしまったって感じがしてしまったのが残念です。まぁ~推理の物足りない部分は主役2人のコミカルなセリフでカバーが出来てます。だからこの映画って凄く微妙なバランスで成り立ってるなって思った。映画のタイトルのキスキスって部分は、映画の中でなるほどって思ってしまいますよ。女と男のキス、そして男と男のキス、色々なキスがあるものです。バンバンって部分は拳銃の音ですよね。そう思って観るとなかなか巧いタイトルをつけたものですよね。ロバート・ダウニー・Jrは、あつぼうがみんなにオススメしてる映画【愛が微笑む時】の主演男優やったけど、それ以降いろいろな不祥事でほんとに落ち目になってました。でも最近は復活の兆しがみえますよね。これはファンとしては嬉しいところです。ハリウッドにはアルコールやドラッグはつきものって思うけど、限度を超えるとキャリアも傷つけてしまいますよね。今のブリトニーやパリスやリンジーなどは見るに耐えないですからね。それとバル・キルマー。もうアイスマンの面影もないけど、意外とコミカルな演技も出来るのを証明しました。この主演のコンビってなかなか面白いので、違う映画でも共演してほしいなって思いました。この映画と同じタイトルでポール・ベタニーとクリス・ペン主演の映画あるけど、こちらもかなりオススメです。評価(3.6)
2007年09月25日
コメント(16)
今お腹の中にいてる子の性別が、たぶん女の子かなって先生に言われました。嫁さんと2人して、3人目は男の子の気がするって言ってたから、おもっきりハズレでした。って言ってもまだ決定して訳ではないから、次の検診ぐらいでもっとハッキリした事が分かるかな。娘が妹がほしいって言ってたのでその願いが通じたのかな?もし女の子やったら真ん中に挟まれる息子が女の子の影響力を受けすぎなかったらいいけど。どっちにしても赤ちゃんが元気に生まれて来てくれたら、それでいいんですけどね。あと4ヶ月ぐらいでご対面やけど、なんかドキドキしますね。今回も立会い出産にするので、生まれてきた我が子をすぐに抱っこ出来るのが楽しみです。赤ちゃんが生まれたら自分の時間は確実に減るやろうけど、なんとか頑張ってブログは更新したいなって思ってます。新しい家族の登場が待ち遠しいあつぼうでした。
2007年09月25日
コメント(18)
2006年 日本 中谷美紀 豊川悦司 西島秀俊 安達祐実 大杉漣 ストーリーは、将来を嘱望されている女性作家・春名礼子。恋愛小説の執筆に取り掛かった彼女だったが、スランプに陥り体調も崩してしまう。心配した担当編集者・木島の勧めで、東京郊外の緑に囲まれた洋館に引っ越してきた彼女は、ある日、向かいの建物に何かを運び込む男の姿を目撃する。男は吉岡誠という大学教授で、その建物は大学の研修所だった。やがて礼子は、そこにミイラ化した1000年前の女性が極秘に保管されていることを知る。そして、吉岡からそのミイラを2,3日預かってほしいと頼まれるのだったが…。 さぁ~久しぶりにホラー映画でも観よかって気合を入れて観たけど、おもっきり肩透かしをくらいました。ミイラが出てくるって知ってたけど全然恐くないし、ホラーというよりも恋愛ものみたいな展開になったのがダメでした。なによりも内容が難解すぎて理解出来なかったです。内容は理解出来ないけど、必要以上に色々な音がデカイのでビックリします。別にそんなに大袈裟な音を出さなくてもいいのにって思って逆に冷めてしまいましたよ。もし難解なホラーで最後にドンデン返しを持ってくる映画にしたかったとしても、無理がありすぎました。監督が意図的に恋愛ホラーを描きたかったのかも知れないけど、メチャクチャ退屈でした。リモコンの早送りを何度となく押しそうになりました。序盤に主人公の礼子が口から泥を吐いて苦しむシーンがあるのですが、結局最後までこのシーンに繋がるシーンも説明もなかったかな。伏線を引いていてほったらかしってパターンです。口から泥を吐くってかなりインパクトのあるシーンやから責任を持って最後まで説明してほしかったです。黒沢清監督って有名やけど、どうも好きになれるような映画がないです。無理に難解にしてるような感じがするのですが、失敗してるように思えます。だいたいこのキャストも失敗ですよ。よくもこれだけ大根役者を揃えたなっていうのが正直な感想。前から言ってるけどトヨエツの演技と声が嫌いなんですよ。たいして演技力もないのに、なんでこれだけ騒がれるのか分からないです。中谷美紀や西島秀俊の演技も学芸会レベルで観ていて嫌になってきました。あまりにも演技が下手やからホラー映画やのに笑ってしまいましたよ(笑)。正直時間の無駄って感じてしまいました。ケーブルで観たからいいけど、DVDをレンタルしてたらお金を返せって言いたくなる映画でした。最後にせっかくのミイラが全然いかされてないからミイラも可哀そうでした。ミイラと言っても人形みたいな置物やったけどね(笑)。最近面白い映画をよく観てたので、この映画はショックでした。評価(1.0)
2007年09月23日
コメント(12)
ストーリーは、ハンナのお店“クッキー・ジャー”は、開店以来初めてのピンチに見舞われていた。客足がばったり途絶え、店はがらがら…原因はお向かいにできた新しいベイカリーのせいだ。しかもその店のオーナーは、ハンナの恋敵、ショーナ・リー姉妹だからよけいに腹立たしい。共同経営者リサの結婚も間近なのに、これじゃ店をたたまなくちゃならなくなるかも。ショーナ・リーたちはいったい何を企んでいるの?頭の痛いハンナだったが、リサの結婚式当日、もっともっと困った羽目になり―。マイクとノーマン、ふたりからのすてきな誘いにも、何かが起こる予感はするけれど・・・。お菓子探偵ハンナシリーズ第7弾。かなり久しぶりに小説の日記を書くけど、実を言うと小説を読むのもストップしてたんですよ。原因はニンテンドーDS!通勤で小説を読んでたのですが、DSにハマってしまって通勤でDSをしてました。当然小説を読む時間はなくなってしまったわけです・・・・。でもやっとDSの魔力から逃れる事が出来たので、復活第一弾は一番好きなコージーミステリーのハンナシリーズを選びました。もう7巻目になると自分がレイクエデンに移住してるって思えるぐらい登場人物が身近な存在に思えます。毎度毎度、死体を見つけてしまうハンナやけどそれは今作でも変わらないところです。今回も刑事部長でもあるボーイフレンド?マイクには内緒で捜査をするのですが、妹のアンドリアと母のドロレス、そしてハンナのボーイフレンド?の歯科医ノーマンとの連携がみものです。このシリーズの特徴としては謎解きと平行して進む、ハンナの恋の行方が注目です。果たして魅力的でハンサムなマイクを選ぶのか、面白くて優しいノーマンを選ぶのか読者には凄く気になるところです。今まで進展がありそうでなかった3人の関係やけど、今作では急展開します。遂に8作目ではどちらかを選ぶのかなって思わせるような終わり方が、早く次の作品を読みたいって気持ちにさせます。さらにお馴染みになったハンナのお菓子のレシピが紹介されてます。本作では14種類のケーキやクッキーが紹介されてるので、お菓子を作るのが好きな人は挑戦してほしいものです。事件ばかり起こるけど、レイクエデンみたいな田舎暮らしもいいなって思ってしまうぐらい温かい雰囲気に包まれてます。都会にはない人とのつながりも凄く羨ましいです。これから秋の夜長には読書って考えてる人がいたら、是非ともこのシリーズを読んで欲しい物です。評価(5.0)
2007年09月22日
コメント(8)
2006年 アメリカ レオナルド・ディカプリオ ジェニファー・コネリー ジャイモン・フンスー ストーリーは、激しい内戦が続く90年代のアフリカ、シエラレオネ。愛する家族とつましくも満ち足りた生活を送る漁師ソロモン。しかしある日、反政府軍RUFが襲撃、ソロモンは家族と引き離され、ダイヤモンド採掘場で強制労働を強いられる。そんな中、彼は大粒のピンク・ダイヤを発見、その直後に起きた政府軍による来襲の混乱に紛れてダイヤを秘密の場所に隠すのだった。一方、ダイヤの密輸に手を染める元傭兵ダニーはある時、密輸に失敗し投獄される羽目に。すると、その刑務所にはソロモンも収容されていた。そして、彼が巨大ピンク・ダイヤを見つけ隠していることを耳にしたダニーは釈放後、ソロモンも出所させ、家族捜しに協力する代わりにダイヤの隠し場所を明かすよう迫る。また、アメリカ人女性ジャーナリスト、マディーに対しても、彼女が追っている武装組織の資金源“ブラッド・ダイヤモンド”の実態に関する情報をエサに、自分たちへの協力を取り付ける。こうして3人は、それぞれの思惑を胸に、ピンク・ダイヤを目指す危険な道へと進んで行くのだが…。 この映画を観た後には、結婚式にダイヤモンドの指輪をって思えなくなりますよ。我々先進国の人達ってお金さえ払えばダイヤモンドが手に入る状況にあるけど、その裏側ではどれだけの血が流れてるのか知らなかったです。先進国の人達がダイヤモンドを買わなければ、アフリカでダイヤモンドの利権を争うような紛争は起きないのかも。結局このダイヤの利権を巡る紛争で、全くダイヤに興味のないアフリカの人達が虐殺され、難民となり家族と引き離されてしまってるんです。自分達の利益のためなら人の命なんて何とも思ってないのが怖いです。【ホテル・ルワンダ】の時にも感じたけど、アフリカの人達の命ってあまりにも軽く扱われすぎです。ルワンダでは100万人、そしてこのダイヤの利権争いではいったい何人の人が虐殺されたんでしょう。映画の中でアフリカの土が赤いのは血が染みこんでるからって言うシーンがあるけど、ほんとにそれぐらいの人が虐殺されたんでしょうね。反政府軍RUFが誘拐してきた子供達を兵士として教育するけど、これって本当にあった話らしいです。無垢な子供達が殺人マシーンへと変化していく過程が怖かったですよ。なんの躊躇もなく引き金をひいて罪もない村人を殺すんですよ。その時の表情がまた無表情なんで感情まで殺されてるって事ですね。この映画はディカプリオの演技が素晴らしかったですよ。【タイタニック】以降のスランプは脱した感があります。【ディパーテッド】の演技も凄かったけど、この映画のディカプリオは必見ですよ。その彼を凌ぐような演技をしてたのがジャイモン・フンスー!この人の家族を思うような気持ちが爆発する演技を見てるだけで涙が出そうになりました。そうそうジェニファー・コネリーも良かったかな。途中でディカプリオとの距離が近づいてベッドシーンになるかなって思ったけど、そこはスルーしたので監督に拍手をおくりたいです。前から言ってるけど、こういう映画にベッドシーンはいらないです。アフリカ大陸にはまだまだ資源が眠ってるので、それらがお金になるって分かるとまた紛争が起こったりするんでしょうね。その紛争を煽ったりしてるのが先進国であり、自分達の贅沢のためにアフリカがどうなってるのか考えてもないんでしょうね。あつぼうもこの映画を観るまではダイヤを巡る紛争をしらなかったですよ。この映画を観終わってからテレビなどで宝石を自慢してる芸能人が凄くバカにみえてきました。評価(4.3)
2007年09月21日
コメント(16)
2006年 アメリカ アダム・サンドラー ケイト・ベッキンセール クリストファー・ウォーケン ストーリーは、建築士のマイケル・ニューマンは、美しい妻ドナと2人のかわいい子どもたちのためにと懸命に働く日々。いつしかそれは、仕事優先で大切な家族を顧みない生活となっていった。そんな時間に追われてばかりのマイケルは、煩わしいリモコン操作に嫌気がさし、どんな電化製品も一台で操れる“万能リモコン”を求めて街に出る。そして、怪しげな従業員モーティから、人生さえも早送りや巻き戻しできる不思議なリモコンを手に入れる。妻との口論を早送りしたり、犬の吠え声を小さくしたりと、人生を思い通りに操作し始めるマイケルだったが…。 アダム・サンドラーの映画を観るたびにこのセリフを書いてるような気がするけど、あつぼうはアダム・サンドラー信者です。ハリウッドで一番好きな俳優はって聞かれたら間違いなくアダム・サンドラー。でもなぜか日本では人気が出ないアダム・サンドラー(笑)。彼の出演作にはメチャクチャ面白い映画がたくさんあるので時間がある時は観て下さいね。自分の人生をコントロール出来るリモコンって夢のような装置ですよね。実際にこんなリモコンがあったら間違いなく主人公と同じように安易な気持ちで早送りや一時停止を押してしまうんでしょうね。嫌な事があれば早送り出来るし、説教されたらミュート機能を使えるし本当に便利です。このリモコンの機能についてるメイキングには笑ってしまいましたよ。何をメイキングか観てのお楽しみです。人間って何かに依存しすぎるのはダメですよね。主人公もリモコンに依存してしまって自分の大切なものを見失ってしまいます。早送りしてる人生を、無気力な自分の分身が身代わりで生活するので、家庭内もとんでもない事になります。気付いた時には既に遅しってパターンです。この映画ってリモコンをメチャクチャに使って暴れるドタバタコメディかなって思ってたら凄く考えさせれられる部分もあって終盤はウルウルしてしまいました。最近のアダム・サンドラーの映画って笑いだけではなく最後には感動出来る映画が多いですね。会社に勤めてたら家族よりも仕事を優先しないとダメな人もいてると思うけど、こういう映画を観ると心が痛くなってしまうかも。仕事を優先し出世する事によって失うものの大きさを知った時には遅いんですね。これって全ての家族に当てはまる話ではないけど。観終わった時ってこんなリモコンはいらんって思いましたよ。ケイト・ベッキンセールがメチャクチャ綺麗なんですよ。どうしても【アンダーワールド】のヴァンパイアのイメージが強いけど、人間を演じても(笑)美しかったです。最後にどうしても言いたかった事が!この映画の邦題って最低です。劇場公開される映画のタイトルとは思えないです。相変わらずセンスのない人が邦題をつけてると思うと悲しくなります。評価(3.9)
2007年09月20日
コメント(18)
2006年 中国/日本/香港/韓国 アンディ・ラウ アン・ソンギ ワン・チーウェン ファン・ビンビン ストーリーは、紀元前370年頃の戦国時代、攻撃をせずに守り抜く“非攻”を信念とする集団“墨家”がいた。その頃、大国・趙が送り込んだ猛将・巷淹中率いる10万の大軍を前に、全住民わずか4千人の梁城は落城寸前の危機に瀕していた。梁王は墨家に援軍を求めるが、やって来たのは粗末な身なりの革離ただ1人。革離は王に1ヵ月持ちこたえれば趙軍は撤退するはずと説明、兵に関する全権を与えられると、さっそく城を守る準備に取りかかる。やがて始まった趙軍の猛攻に対し、墨家の秘策で凌ぎ続ける革離は、次第に梁城の兵士や民衆の心を掴んでいくが…。 戦乱の中国を舞台に、“墨守”という故事で知られる戦闘集団“墨家”の天才戦術家・革離(かくり)の活躍を描いた森秀樹の同名コミックを、中国・日本・香港・韓国の合作で映画化した歴史アクション超大作。あつぼうはコミック版を読んでなかったので変な先入観を持たずに観れて良かったと思います。でもねもう少し墨家について掘り下げて描いてくれてると親切やったのに。この映画を観るまでは墨家という存在すら知らなかったあつぼうには墨家の説明がほしかったところです。攻撃は最大の防御って言葉があるけど、この映画では守る事によって敵を撃退させるって非攻という戦略がメインです。城の周りを10万の兵士に囲まれたら誰もが投了って事を考えますよね。そんな中、墨家の革離は戦術を駆使して10万の兵から城を守ろうとします。普通に考えたら非現実的やけど、歴史に名の残る墨家ならこれに近い事をしたんでしょうね。どれだけ強力な兵士や策士がいても、上に立つ人間がバカなら宝の持ち腐れです。一国の主が私利私欲にかられて周りが見えなくなるなんて最低ですよね。これって今の汚職まみれの政治家とダブってしまって、どんな時も自分の事しか考えない人が上に立つと先がないって事かなって思いながら観てました。10万の兵士を集めるのは無理やからCGに頼ってるところもあるけど、必要以上にCGを使ってないところは良かったです。大量の矢が空から襲ってくるシーンは迫力満点でしたね。ヘッドホンで聞いてたので弓と矢の音が凄くリアルでした。不自然なワイヤーアクションもないし、ここらへんがハリウッドとは違うところですよね。革離を演じたアンディ・ラウの演技は素晴らしかったです。言葉ではなく表情で全てを語ってる演技はを出来る人って少ないですよね。脇を固める役者も良かったし、個人的にはファン・ビンビンの美しさにみとれてしまいました。ちょっとでも墨家について勉強してから観た方が確実に楽しめる映画です。アジアの才能が集結した映画なんで、この映画を機にアジア映画界の交流がもっと深まればいいですね。評価(3.3)
2007年09月18日
コメント(16)
昨日の結婚記念日に行ったお店であつぼう夫婦が食べた料理を紹介します。温玉シーザーサラダ 620円フカヒレスープ×2 1300円冷製グリーンポタージュ 480円チキンの特性マヨネーズ和え 650円海老とキノコのバターソテー 720円マグロのレアステーキ 700円アサリのフォー 柚子風味 700円鮑のオイスターソース煮込み 1000円牛サイコロステーキ 800円和風海鮮おこげ 850円杏仁のココナッツソース×3 1140円本日のアイスクリーム×2 560円マンゴーレアチーズ 400円ワッフルのフレンチグラタン 500円2人6000円で食べ放題やったので、確実に元はとりました。それぞれの料理も美味しかったので大満足です。夜景も綺麗やったし、いい結婚記念日になりました。食べ放題の店に行ったらこうやって元がとれてるか計算してみるのも面白いです。
2007年09月17日
コメント(20)
9月16日はあつぼう夫婦の結婚記念日です。2001年9月16日に結婚したので今回が6回目の結婚記念日です。あの同時多発テロの5日後に結婚したので、忘れる事がない結婚記念日です。早いものでもう結婚して6年。子供にも恵まれて楽しく過ごしてきました。毎年結婚記念日には映画を観ようって思ってるけど、今年は映画は中止にしました。理由は今観たい映画がないから無理に観ないでもええかなって思いました。そのぶん美味しいものを食べに行こうって事になったので、夕方から夫婦で食事に行きます。子供達は嫁さんの両親が見ててくれるので久しぶりに2人での食事です。16階からの展望が素晴らしい店なんで予約して窓側の席をキープしました。付き合ってる時は、よくこういう店に行ったけど、結婚してからはほとんど行けなくなりました。子供が出来てからはさらに行かなくなったのでほんと久しぶりです。テーブルオーダーバイキングらしいので、昼ごはんを早く食べて今日は夕食に備えてます。いつもバイキングは気合が入るけど、元をとった事がないです(笑)。子供達にはケーキを買ってきてって言われてるので、帰り道で何か美味しそうなケーキを見つけなければいけないです。さて今から子供達を風呂にいれて出発の準備をします。ではまた~。
2007年09月16日
コメント(24)
2006年 日本 山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ 吹石一恵 尾上寛之 吹越満 風間杜夫 ストーリーは、川崎のリサイクル工場で働く青年、武島直貴。積極的に話しかけてくる食堂の配膳係・由美子とも打ち解けることなく、人目を避けて生きる彼にはある秘密があった。兄・剛志は、弟を大学に行かせるため学費欲しさに盗みに入った邸宅で、誤って人を殺してしまったのだ。無期懲役で服役している剛志からは毎月手紙が届いていた。しかし、それが元でリサイクル工場でも兄のことが明るみとなると、直貴は工場を後にする。やがて、大好きなお笑いでプロになる夢を抱き、徐々に頭角を現していく直貴だったが…。 この映画を観ていろんな事を考えさせられました。正直、加害者の家族の苦しみなんて考えた事もなかったし、加害者の両親ともなると責任があるって思ってました。よく事件が起こると加害者の人権がって叫んでる弁護士がいてるけど、それ以上に被害者とその家族、そして加害者の家族の人権について考えるべきです。殺人を犯した兄弟がいてるってだけで、世間では様々な差別をうけ、どこに行っても兄の存在が付きまとってくるんですよね。まじめな道を進もうと思っても世間では殺人者の兄弟という部分が注目されてしまいます。婚約者にも兄の存在が知られて、婚約者の父親に別れるように言われるけど、娘を持つ親としてこの父親の行動を100%批判できなかったです。もし自分がこの父親の立場ならどうするやろうって考えたけど、素直の祝福出来るのか分からないです。自分の近くにこの映画の主人公のような青年がいたら普通に対応できるのか自信がないです。こういう差別はしてはいけないって思ってても、子供達の親という部分で兄が出所してきたらって心配してしまいます。どんな事情であれ人を殺したって事実は変わらないですからね。なんの罪もない青年が兄の犯した重罪の背負って生きていかなければいけない・・・。ほんと罪を犯した人は、自分の家族の苦しさまで理解して懺悔するべきですね。山田孝之って見てるだけでこっちの気持ちが暗くなるような顔をしています。この人って他の映画でも同じような暗い演技をしてる事が多いけど、この暗さは半端ではないですね(笑)。そして彼が漫才師としてブレイクしていく時に使われてるネタやけど、全く面白くないです。こういうところがリアリティに欠けてるのが残念です。原作ではミュージシャンを目指してるらしいけど、面白くない漫才をするぐらいならミュージシャンの方が良かったのかも。まぁ~漫才師って設定やから、あのラストやったけどそれでもなぁ~。彼とは反対に玉山鉄二の演技は素晴らしかったです。ラストシーンは思わず涙が出ました。それと沢尻エリカは可愛いけど、関西弁のイントネーションがおかしいです。なんか東京の人が無理矢理関西弁を喋ってる時のイントネーションでした。評価(3.4)
2007年09月14日
コメント(18)
今日は娘の通う幼稚園に移動動物園が来ました。去年はヘビを首に巻いてる娘の写真を見てビックリしたんですよ。3歳やった娘にはヘビが怖い動物って感覚がなかったんでしょうね。友達と凄く楽しそうにヘビを巻いてるので知らぬが仏って思ってたんです。今年もやってくる動物の中にヘビがいてました。ヤギやポニーもいてるし、ゾウガメやヒヨコまでいてるバラエティにとんだラインナップです。あつぼうは仕事やったので、家に帰ってきてから娘に移動動物園はどうやった?って聞いたらヘビは触っただけやで~って無邪気な返事が・・・。でもなゾウガメの背中に乗って遊んでんって言ってました。パパでもした事がないのにちょっと羨ましかったです(笑)。一緒に風呂に入りながらこの話をしてたのですが、次から次へと動物の事を喋るのでちょっとのぼせました。よっぽど楽しかったのか、また今度動物園に連れて行くって約束をさせられました。そうそう今日は娘の幼稚園が弁当を持っていく日やったので、あつぼうの弁当も自然と豪華になってました(笑)。毎日幼稚園が弁当やったらいいのにって思うぐらい日頃とは違った弁当でした。さぁ~次の行事は秋の運動会。今年もあつぼうはリレーに参加します。去年は一人抜きやったけど、今年はもっと抜いたろって意気込んでます。娘の前でカッコいいパパを見せる時が来たって今からワクワクしてます。って転倒しなかったらいいんですけどね(笑)。
2007年09月13日
コメント(12)
2006年 アメリカ ミラ・ジョヴォヴィッチ ウィリアム・フィクトナー キャメロン・ブライト ストーリーは、21世紀末、新種のウィルスが蔓延、感染した人間は超人的な知能と運動能力を身につけるが、“ファージ”と呼ばれた彼らは感染後わずか12年で命を落とす運命にあった。ファージの能力を恐れた人間たちは、彼らの根絶を企て、政府によるファージ掃討作戦が開始される。追い詰められたファージは地下組織を結成、人間政府との激しい抗争を繰り広げる。やがて政府はファージ絶滅の切り札となる最終兵器の開発に成功する。ファージ側はその情報をつかむと、最終兵器強奪のため、最強の殺し屋ヴァイオレットを送り込む。かつて、感染した夫と子どもを政府に殺され復讐に燃えるヴァイオレットは、兵器の入ったケースを難なく奪い去る。しかしその直後、彼女は最終兵器がわずか9歳の少年であることを知るのだった。 あの【リベリオン】のカート・ウィマー監督とミラ・ジョヴォヴィッチ共演やから期待してみたけど、なんで【リベリオン】の後にこんな映画を撮ったのか凄く疑問に思いました。【リベリオン】の出来が想像以上に良かったけど、この映画は想像以上に出来が悪かったです。たぶん脚本にも問題があると思うけど、主人公の行動に共感出来ない部分もあるし世界観が把握しずらいです。政府と地下組織のどちらが悪役かイマイチはっきりしないのも問題ですね。子供がキーになるって展開はもう使い古されたパターンやけど、そこにオリジナルのスパイスを加えればいいのに、そのまま使ってしまっては、ただの二番煎じです。原作のアメコミを読んだ事がないので、詳しい事は分からないのですが原作もこれだけ難しく描かれてるんかな・・・・。アメコミ原作の映画ってCGが使われすぎるのは仕方がないけど、意味のないスローモーションを入れたりするのは観ている人が疲れるだけです。これってあのシャーリーズ・セロンの【イーオン・フラックス】と同じです。この映画の主人公ヴァイオレットは無敵すぎますよ。スティーブン・セガールも真っ青の無敵ぶりで観ていてもドキドキしないです。あまりにも無敵すぎると緊張感がなくなってしまいますよね。やっぱり傷つきながらも子供を守るって展開が好きです。唯一評価出来るのは武器がカッコ良かった事かな。腕の中から拳銃や刀が出てくるのは観ていて面白かったです。ミラ・ジョヴォヴィッチも同じようなジャンルの映画ばかり出演してますよね。この後は【バイオハザード】の3作目が公開待機してるし、もう少し色んなジャンルの映画に出て幅を広げないと知らないうちに消えていくかも。もうミラのアクションはお腹一杯って感じです。評価(1.9)
2007年09月12日
コメント(10)
2006年 アメリカ デンゼル・ワシントン ポーラ・パットン バル・キルマー ジム・カヴィーゼル ストーリーは、500人以上もの犠牲者を出した凄惨なフェリー爆破事件が発生する。捜査を開始したATF捜査官ダグ・カーリンは、その的確な捜査能力を買われ、FBIの特別捜査班への協力を要請される。彼は政府が極秘に開発した“タイム・ウィンドウ”と呼ばれる映像装置を見せられる。それは、過去の特定のエリアを自由に見ることが出来る驚くべき監視システムだった。ただし、この装置には現在から“4日と6時間前”の映像をリアルタイムで再生することしかできなかった。事件に関係ある場所を確実にスキャンするためにダグの判断力が求められたのだ。そして、事件直後に遺体が発見された女性クレアが鍵を握っていると確信したダグは、この装置で彼女の自宅を映し出し、4日と6時間前の生きていた彼女を目にするのだが…。制作にブラッカイマーの名前がある時点でド派手な映画であるのは想像出来たのですが、この映画の展開は想像出来なかったです。デジャヴというタイトルを鵜呑みにしてると全く違う方向にいってしまいます。タイム・ウィンドウと呼ばれる装置が登場するのですが、4日と6時間前を監視出来るとんでもない装置なんですよ。監視出来るエリアは特定されるけど、この装置さえあれば被害者の行動を追うことも出来るし、誰が犯人か特定する事も出来ます。犯人が監視エリアから出てしまうと追跡不可能なんで、ヘルメットに移動式の装置をつけて追跡するのは面白かった。片目には4日前の場面が写っていて、反対の目には現実の場面が写ってるんですよ。運転するのは不可能ってぐらいの環境やけど、映画やから巧みに運転してました(笑)。本当にこんな装置があれば難事件を解決するのには便利やけど、反対に被害者のプライベートを覗く事になってしまうのは難点かな。これから先の展開が凄いけどかなりネタバレになってしまうので、観てない人はこの下の緑の部分は飛ばして下さいね。最初は被害者を監視してるだけやったけど、被害者が殺されると分かってるのに黙って観てるだけでは我慢出来なかったんでしょうね。だからと言っていきなりタイムマシーンのような機会が登場して過去に行ってしまうからビックリしました。なんか【ザ・フライ】に使われてたような装置でしたね。こういうタイムパラドックスを用いた映画って絶対に矛盾が生じますよね。色々な矛盾点があるけど、その全てを勢いで乗り切ってしまうのがブラッカイマーの映画です。とにかくツッコミどころ満載やけど、この映画どうやった?って聞かれたら面白かったって答えると思います。今までにない展開が評価出来ますよね。最近オリジナリティのない映画が多いので、そういう意味でこの映画は評価出来ます。この映画にバル・キルマーが出演してたけど、かなり老けてちょっと太ってましたね。どんな形であろうとも自分の好きな俳優が出演してるのは嬉しいものです。評価(3.7)少し映画とは話が変わるけど、ムコ多糖症って病気があるのをご存知ですか?あつぼうは全く知らなかったのですが、りらっくままハッシー!^o^さんの日記で知りました。子供を持つ親としては他人事とは思えなかったので、一人でも多く人にこの病気の事を知ってもらえらって思います。くわしくは【ムコ多糖症】へどうぞ。
2007年09月11日
コメント(18)
2005年 イギリス/アメリカ ジョエル・エドガードン キウェテル・イジョフォー リンダ・バセット ストーリーは、田舎町ノーサンプトンの伝統ある靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス。優柔不断な彼は、婚約者のロンドン転勤を機に、田舎を飛び出して羽を伸ばそうと考えていた。ところが、ロンドンに到着早々、父親の訃報が届く。4代目社長としてあまりにも突然に工場を引き継ぐこととなったチャーリーだったが、工場の実情は倒産寸前と判明、嫌々ながらも従業員の首切りを開始することに。どうにか工場を救おうと悪戦苦闘するチャーリーは、ひょんなことから知り合ったドラッグクイーンのローラの悩みをヒントに、男性向けセクシーブーツの開発に活路を見出すのだった…。 この映画ってノーサンプトンに実在する靴工場での実話が基になっているというからビックリです。普通の発想では男性向けのセクシーブーツなど思いつかないですよね。ドラッグクイーンならではの悩みである、男性のサイズにあったヒールがない苦労話をヒントに開発を思いつくけど、老舗の靴工場の社運をその靴に委ねるのやから勇気がいりますよね。イギリスというお国柄もあるけど、ドラッグクイーン市場は活気があるんでしょうね。日本では間違いなくヒット商品にはならないけど、イギリスってドラッグクイーン先進国なんかな。そんなイギリスでもドラッグクイーンに対する差別はあって、田舎町に行けば行くほど偏見を持ってる人が多いですね。まぁ~この映画のローラは190センチぐらい身長があってゴツイので威圧感はあるけど、心は女性なんです。でも世の中には見た目で判断する人が多いので、ローラの事を化け物扱いする人もいてます。そんな人とも努力を重ねてローラは自分を理解してもらおうとします。差別してた人達が自分の過ちに気付いてローラに協力する姿って良かったですよ。靴工場を舞台にしてるだけあって職人達の技は観る価値ありですよ。靴ってこういう過程で出来るんやって勉強になりました。紳士靴からドラッグクイーンのセクシーブーツへの路線変更で職人達も大変やったでしょうね。実話って事やから、みんなそれに対応して新しい靴を生みだしたんですね。まさに職人です。ローラのショーって凄く楽しそうでした。これだけ楽しいドラッグクイーンのショーなら一度は観てみたいものです。歌も迫力があっていいけど、やっぱり靴に目がいってしまいます。ラストのショーは圧巻なんで必見ですよ。評価(3.7)
2007年09月10日
コメント(16)
今日は家族でぶどう狩りに行ってきました。冬にイチゴ狩りをして以来の味覚狩りなんで子供達も大喜びです。家から車で15分ぐらい走ったところに、【柏原市観光ぶどうセンター】というところがあります。 ここでお金を払ったら、おっちゃんが車でぶどう狩りが出来る所まで案内してくれます。大人900円、4歳以上の子供が500円、うちの娘は4歳やけど小柄なんで3歳という事で1800円での食べ放題になりました。到着したのが朝の10時やったのでまだ2組しか来てなくて、美味しそうなぶどうが選びたい放題でした。6房ぐらい食べたら元を取れるかなって思ってたのですが、最初に2房食べた頃には6房は無理って悟りました。種ありと種なしに分かれてるので種なしばかり食べてたのですが、水分が多いのか結構お腹一杯になってきました。子供達は最初こそ必死に食べてたけど、途中からはペースダウンして遊びだしました。これは大人で頑張らねばって思ったけど、4房が限界でした。食べ終わった時には、当分ぶどうはいらんって思いましたよ。一応お土産ようにぶどうを詰めて帰ってきたけど、ここって時間無制限やから夕方の4時まで食べ放題なんですよ。これならお弁当でも持っていって昼をはさんで第2ラウンドを頑張っても良かったかな。まぁ~1800円でこれだけ楽しめたらお得って感じで良かったです。次は栗拾いでも行きたいなって思うけど、栗って虫がいてるらしいですね。でも味覚狩りって子供達も楽しめるので本当にいいものですね。これから涼しくなってくるのでバーベキューなども再開出来るのが嬉しいです。
2007年09月09日
コメント(16)
2006年 日本 岡田准一 手嶌葵 菅原文太 田中裕子 香川照之 ストーリーは、多島海世界“アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の住む東海域に現われ共食いを始めた。それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。世界の均衡が崩れつつあるのだった。偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つ少年、エンラッドの王子アレンと出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、ホート・タウンの街はずれにある幼なじみテナーの家に身を寄せる。そこには親に捨てられた少女テルーも住んでいた。彼女は、自暴自棄になっているアレンを激しく嫌悪する…。 最初に言っておくけど、あつぼうはこの原作を読んだ事がないのですが、原作を読んだ事のある友達は原作を侮辱する映画って言ってました。結構映画には甘い評価をつける友達がそこまで言うんやから出来の悪い映画やろうなって思ってました。そしてついにあつぼうもこの映画を観る時が来ました。観終わった感想としては、原作を読んでないからかも知れないけどストーリーに全くついていけなかったです。これってジプリやから期待してた部分もあったけど、あつぼうには難しすぎました。って友達に言ったら「俺の言ったとおりやったやろ」って嬉しそうな顔をしてました。この映画の何が嫌かって声優陣です。主人公の声にジャニーズを持ってきたりして話題を集めてるのも嫌やけど、この岡田准一は役のせいかボソボソ喋りすぎです。聞こえないから音量を大きくしたら急に大音量の音が入ってきたりしてリモコンが離せなかったですよ。やっぱり邦画にも字幕が必要やなって思った瞬間でした。それと手嶌葵・・・彼女が歌う挿入歌は話題になったけど、だからってヒロインに抜擢はないでしょう。もう学芸会を観てるような棒読みでなんか違和感がありすぎました。だいたい主役がアレンやのにゲドが主役のようなこのタイトル・・・・。紛らわしのでアレン戦記でもいいと思いますよ。後々ゲドが活躍したりするんやろうけど、この映画ではそこまで描ききれてないので【ゲド戦記】ってタイトルはどうかなって思う。原作者のル・グイン女史もこの映画にはかなり不満があるみたいですね。http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponseこのページに詳しく書かれてるので興味のある方は是非読んでくださいね。なかなか辛辣ですよ。評価(1.8)
2007年09月08日
コメント(16)
2004年 イギリス/イタリア/南アフリカ ドン・チードル ソフィー・オコネド ニック・ノルティ ホアキン・フェニックス ジャン・レノ ストーリーは、1994年、ルワンダの首都キガリ。多数派のフツ族と少数派のツチ族の内戦はようやく和平交渉がまとまるかに見えたが、街では依然としてフツ族派ラジオ局が煽動的なプロパガンダを繰り返し不穏な空気に包まれていた。ベルギー系の高級ホテル“ミル・コリン”で働く有能な支配人ポール。ある晩帰宅した彼は、暗闇に妻子や近所の人たちが身を潜めていのるを目にする。フツ族大統領が何者かに殺され、これを契機にフツ族の人々がツチ族の市民を襲撃し始めたのだ。ポール自身はフツ族だったが、妻がツチ族だったことから一行はフツ族の襲撃を逃れミル・コリンに緊急避難する。外国資本のミル・コリンはフツ族の民兵たちもうかつには手を出せなかった。そのため、命からがら逃げ延びてきた人々が続々と集まってくるのだが…。 正直、この映画を観るまではルワンダでこれほどの大虐殺がおこなわれた事を詳しく知らなかったです。94年当時もニュースなどで観てたと思うけど、遠い外国の話って思ってた自分が凄く恥ずかしいです。たった100日の間に80万人から100万人の罪のない人達が虐殺されたって衝撃的でした。ツチ族の子孫を残させないために幼い子供達まで虐殺されたんですよ。この映画を観ていて国連やアメリカが有効的な介入をしなかったのに怒りを感じました。いくら同じ時にソマリアの内戦があったからとはいえ、これだけの虐殺がおこなわれる前に介入してほしかったものです。いったい国連って何やろうって思うぐらい無力なんですよね。内戦には介入しないんかな。アメリカは介入しなくてもいい問題に介入して、本当に介入しないといけない問題には介入しない自分勝手な国です。ドン・チードル演じるポールは、自分の妻がツチ族やから家族を守るためにホテルで助けを待ち続けます。外資系のホテルとはいえ民兵の怒りは、ホテルに突入するぐらいまでに達してしまってます。そんな中、ポールが妻に「民兵に見つかったら子供と一緒に屋上から飛び降りてほしい」って言います。虐殺されるぐらいなら飛び降りて死んだ方がいいって事やけど、この言葉の重さには涙が出ました。家族を守りたいけど、守れなくなるかも知れない恐怖が伝わってきました。コネや賄賂を使ってまでツチ族の人達を守ろうとするポールの姿勢には感動しましたよ。この諦めない姿勢がホテルに逃げてきた人達の希望やったんでしょうね。絶望の中で、生き抜いていく人達って本当に強いです。日本人のあつぼうなら間違いなく自殺してるような環境です。それぐらい緊迫感が最初から最後まで漂ってました。間違いなく今年観た映画の中で1番です。って言うかここ数年の中でも1番かも。この映画を日本で公開させた『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会に本当にありがとうって言いたいです。今度DVDで【ルワンダの涙】って映画がリリースされるけど、これも観たいです。どうやらホテルではなくて学校が舞台らしいです。今から楽しみです。評価(満点)
2007年09月07日
コメント(13)
今日はちょっと娘の幼稚園の担任について書いてみます。以前の日記でも書いたけど、新任の先生やから余裕がないので色々と心配してたんですよ。同じクラスの友達の親からの評価も悪いけど、あつぼうは余裕がないだけって思ってました。でもねクラスを受け持ってもう5ヶ月目になろうとしてるのに、まだドタバタしてる感じで適応力がないんかなって思ってきた。なんで今日の日記をこの先生の事にしたかって言うと、娘が幼稚園から帰ってきた時に、幼稚園でのプール写真を持って帰ってきたんです。娘の表情は凄く楽しそうで良い写真なんですけど、何か違和感が・・・。横から観てた嫁さんが、うちの娘の水着が前後ろ反対なのに気付きました。女の子やのに乳首が見えていて誰が見ても前後ろ反対ってのに気付くはずです。前後ろ反対に着たうちの娘も注意力が必要やけど、まだ4歳やからこういう間違いってあるはずです。親の目の届かない幼稚園でそれを注意してくれるのが担任の先生でしょう。結局プールに入ってる間、先生はそれに気付かなかったって事です。こんな先生に娘を預けてるって思うと心配になります。これから運動会や音楽会があるけど、この先生で大丈夫なんかな・・・。今日をもってこの先生は、あつぼうの中で最悪の先生になりました。最後まで愚痴につきあってくれてありがとうです。
2007年09月05日
コメント(14)
2004年 イギリス/ドイツ フランカ・ポテンテ ポール・ラットレイ ケリー・スコット ストーリーは、イギリス、ロンドン。ファッション業界で働くケイトは、彼女に気があるらしいガイを避けるためパーティー会場を抜け出して地下鉄のチャリング・クロス駅へとやって来た。そして深夜0時34分の最終電車を待つ間ベンチに腰掛け、ついうたた寝をしてしまうケイト。やがて気が付いた時には、終電はすでに出た後だった。さらに、彼女は駅から出ようとするも人影はなく、出口は外からシャッターが下ろされていた。するとその時、もう来ないはずの電車が到着する。ケイトは疑問を抱きながら、その電車に乗り込むのだが…。 この映画ってメープルおばさんが日記にしてたのを読んでから気になってました。あんまり評価は良くなかったけどイギリスのホラーやからハリウッドとは違う雰囲気を楽しみたいって思ってました。【ディセント】のようにイギリス映画は設定などが面白いですからね。【ディセント】では洞窟やったけど、この映画はイギリスの地下鉄が舞台です。イギリスの地下鉄って迷路のように入り組んでいるから何か得体の知れないものが存在していてもおかしくないですよね。終電が出てしまうと駅のシャッターが降りて閉鎖的空間になるんですよ。これで主人公のケイトが閉じ込められた状態になります。でもね面白いのはここまでかな。メープルおばさんの日記にも書いてあったけど、とにかく主人公が自分勝手で横柄なんで応援したいって気持ちになれないです。だいたいケイトが寝てしまって終電に乗れなかったから、この恐怖が始まるけどケイトの身勝手な言動で何人犠牲になる事やら・・・。まぁ~他人を犠牲にしてまで自分は生き残ろうって雰囲気が出まくってる主人公です。さらに中盤に登場する殺人鬼はグロすぎます。最近ではグロイ&痛い映画が多いけど、この映画も間違いなくその系統です。殺人鬼の犠牲になっていく人達の殺され方の描写と音がちょっときついです。怖いと言うよりも痛いスプラッター映画でした。それとなしに殺人鬼の過去らしきものが分かるけど、だから何って感じで説明も中途半端です。相変わらず配給会社は邦題のセンスがないですよね。この邦題って終電の時間を意識してつけたのか分からないけど、まったく映画と関係ない数字です。これなら原題の【CREEP】の方が【クリープショー】などを想像出来て良かったと思う。これからどんな映画でも邦題をつけた人の名前をクレジットに入れてほしいものです。日本語字幕 戸田奈津子って下に邦題 ○○って入れてほしいですね。そしたらこれだけ無責任は邦題をつける人も減ると思うねんけどねなぁ~。評価(2.4)
2007年09月04日
コメント(8)
2004年 日本 伊藤英明 加藤あい 海東健 香里奈 伊藤淳史 村田充 藤竜也 ストーリーは、すべての海上保安官の中で、わずか1%しかいない人命救助のエキスパート“潜水士”。壮絶で過酷な訓練が課される上、常に死と隣り合わせである職務ながら、今回もまた選りすぐりの若者たち14名が研修を受ける資格を得た。その一人、仙崎大輔も海難救助の精鋭を目指すべく研修に臨んでいる。マスターライセンスを持つ彼は、主任教官・源からの指示で、劣等生だが純粋な動機で潜水士の道を選んだ工藤とバディを組み、互いに切磋琢磨して数々のハードな訓練をパスしていった。そんなある日、大輔は環菜という女性と出会い、急速に惹かれ合っていく…。 この映画って友達から薦められてたんやけど、後回しにしてました。あまりにもしつこく薦めてくるので観たんですが面白かったです。こんな事ならもっと早く観てても良かったかな(笑)。自分の命をかけて人命救助をおこなう潜水士。台風の時にサーフィンする人や、波が高い時に釣りをしてる人、そして増水してる川でキャンプをしてる人達は、この映画を観て自分達の行動を考え直してほしいものです。自分達の安易な行動が、どれほど危険で身勝手なものか・・・・。こういう人を救助する時って助ける方も命がけなんですよね。この映画の中でも身勝手な若者を説得しようとするシーンで、いくら説得しても聞き入れないから若者達を置いて帰ってしまおうとする気持ちはよく分かります。バカは死ななければ治らないって言うけど、そこで置いて帰ってしまっては潜水士にはなれないんですよね。まぁ~いう事を聞かない人は殴ってでも助けるのがいいと思いますよ。でも殴ってしまうとなんでもかんでも大袈裟に騒ぎたいマスコミに餌食になってしまうんでしょうね。理不尽な世の中です。映画の中では潜水士になるまでの過程の過酷さが凄く巧く描かれてました。少しの気の緩みが死を招くから教える側も必要以上に厳しくなってしまいますね。厳しい訓練に耐えながら友情や仲間との信頼関係を築きあげていく展開は好きです。こういう映画にはオチこぼれが必要なんですが、見捨てずにみんなで助け合う姿には感動しました。キャストもなかなか良かったと思います。特に藤竜也の渋さは完璧でした。でもこの人も歳をとりましたね。女性陣では香里奈の可愛さが際立ってました。彼女がヒロインでも良かったのではって思ってしまいましたよ。この映画の続編ってドラマを観てからの方がいいんかな?友達が1作目と2作目の間の話がドラマやねんって言ってたからドラマを観ないと楽しめないって事ですか?誰か観た人がいたら情報お願いします。評価(4.0)
2007年09月03日
コメント(14)
2006年 アメリカ ダコタ・ファニング ジュリア・ロバーツ ロバート・レッドフォード スティーヴ・ブシェミ ストーリーは、ある春の夜、牧場を営むエラブル家に11匹の子ブタが生まれた。しかし母ブタの乳は10個しかなかったため、一番小さな子ブタはやむを得ずその場で処分されることに。ところが、娘のファーンは自分が面倒見ると宣言し、その子ブタを引き取るとウィルバーと名付け大切に育て始めるのだった。やがて、ウィルバーは向かいの広いザッカーマン農場に預けられ、他の個性豊かな動物たちと一緒に暮らすことに。そんなある日、ウィルバーは“春に生まれた子ブタは、冬を越せない。なぜならクリスマスのハムになるから”という話を聞いてしまう。怯えるウィルバーに対し、賢くて心優しいクモのシャーロットが“必ずあなたを守ってあげる”と約束するのだった。 E・B・ホワイトのロングセラー児童書をダコタ・ファニング主演で映画化したファミリー・ファンタジー。原作を読んだ事がないあつぼうはシャーロットってダコタ・ファニング演じる娘の事かなって思ってたけど、蜘蛛の名前やったんですね。蜘蛛がちょっと苦手なんですが、この蜘蛛の声がジュリア・ロバーツなんですよ。ちょっと色っぽい声と気持ち悪い蜘蛛とのギャップがインパクトありました。吹き替えが鶴田真由ってところが微妙~な感じです。ベイブを観た時も思ったけど、豚肉を食べにくくなる映画です。春に生まれた豚は雪を観る事が出来ないって現状が凄く可哀そうです。でも人間は豚を食べ物として考えてるから、これは仕方がないのかな。それでも食べられるためだけに生まれてくるって感じの子豚の運命ってちょっとね・・・・。もし子豚がこの映画のウィルバーのように「自分は食用にうまれた」って気付いたら胸が痛いですね。この邦題にもなってる【シャーロットのおくりもの】。すなわち蜘蛛のシャーロットがウィルバーを救うためのおくりものなんですが、このおくりものが蜘蛛ならではなんで、なるほどって唸ってしまいました。田舎町であるからこそ、奇跡を信じる人達が多いんですよ。まぁ~それを逆手にとったシャーロットのおくりものです。守るって約束を最後まで果たそうとするシャーロットの言動には感動しました。ダコタ・ファニングは、やっぱり天才子役ですよね。もう子役的には限界がきてるけど、存在感が抜群です。子役からの脱皮に失敗してハリウッドから消えていく子役が多いけど、彼女にはそうなってほしくないです。この映画も子供と一緒に楽しめる内容になってました。あくまで蜘蛛やネズミが大丈夫って事が条件ですよ(笑)。評価(3.1)
2007年09月02日
コメント(16)
9月1日は子供達にとって初めて映画館で映画を観た日になりました。映画好きのあつぼう夫婦の子供なんで、子供達にも絶対に映画が好きになってほしいものです。さて子供達の映画デビューに選んだ映画は【それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン】と【ホラーマンとホラ・ホラコ】の2本同時上映です。友達からこの映画の無料招待券を3枚もらったのでこの映画にしたんですよ。息子が2歳なんですが、この映画は2歳から1000円もいるらしいんですよ。だから息子を1歳にして、あつぼうの膝を上において観る事にしました。でも映画が始まってもあんまり人がいてなかったので結局は4席使ってしまいました。映画館で映画を観るのが初めての2人やから暗闇に耐えれるか、大音響に耐えれるかって色々な心配事がありました。でもそんな心配は無用でした。2人とも大笑いして観てたので映画館はオッケーみたいです。今回のアンパンマンやけど、結構感動出来るようなストーリーでラストはちょっとウルウルきてしまいました。いつも家でアンパンマンを見てるけど色々と用事をしてる時が多いので集中して観る事が出来なかったんです。初めて最初から最後まで集中して観たけど、ほんまええ話でした。秋には【プリキュア5】の映画があるので家族で観に行く次の映画は決まりです。子供と一緒に映画館に行くってのが夢の一つやったので、叶って嬉しいです。次は息子とキャッチボールをするって夢が早く現実のものになってほしいです。
2007年09月01日
コメント(8)
全27件 (27件中 1-27件目)
1