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先日「なぜ雪国にスバル車が多いのか?」という記事をみつけて読んでみたのですが、雪が降る地域では実際にスバル車のシェアが高いそうなんです。 2020 年のスバル車のシェアは全国では 3.4 %なのに対して、東北では 4.0 %、北海道では 4.5 %と明らかに高いんですね。その要因は何かという記事だったのですが、次のようなことがあげられています。
1, スバルが長年培ってきたAWD技術
2, SUV系の車両では高い最低地上高が確保されている
3, スイッチ操作で悪路走破性を高める「 X-MODE 」を搭載
4, ヘッドライトの雪を除去する「ヘッドランプウォッシャー」
5, ドアミラーに付いた雪や霜を溶かしたり、曇りを除去する「ヒーテッドドアミラー」
6, 電熱線に電気を流して雪が固着したワイパーを解氷させる「ワイパーデアイサー」
7, 後方の視界を確保する「リアワイパー」
8, 寒い日の快適性を高めるアイテム「シートヒーター」
その外にも色々とあるようなのですが、これらが主な要因になっているみたいです。
そこでこれらの条件が愛車の VOLVO ( XC40 )ではどうなのか、項目別に見てみることにしました。
1, のAWD技術ですが、 XC40 には、「アメリカのボルグワーナー社の提供する最新の 4WD ( AWD )カップリングが搭載され運転性能の向上を実現。ビークルダイナミクスソフトウェアを搭載したこの小型軽量の AWD ソリューションは、優れたトルク精度で、フロントとリアのアクスル間でのトルク配分を自動的に行い、あらゆる地形でのハンドリング、トラクション、安定性を向上させるとともに、燃費を改善している。」ということなのです。アメリカのボルグワーナー社がどれぐらい凄いか全くわからない(笑)ので何とも言えませんが、まずまずのAWDシステムを搭載していると思いますのできっと大丈夫。
2, の高い最低地上高はどうかというと、スバルのSUV系のクルマの最低地上高は、高い順に、フォレスター 220 mm、新型アウトバック 213 mm、XV 200 mmとなっているのに対して、 XC40 は 210 mmです。悪路走破性能に定評のあるフォレスターと比べてもたったの 10 mmの違いなのでかなりいいのではないかと思います。ちなみに今年の札幌は過去にないぐらい雪が多く路面状況もかなり悪いのですが、これまで XC40 のお腹を擦ったことはありませんので十分な高さだと思います。
3,
スイッチ操作で悪路走破性を高める装置はというと、
XC40
には「ドライブモード」と言うのを選択出来るようになっていて、「コンフォート(ノーマル)」「エコ(環境を配慮)」「オフロード(過酷・悪条件路面)」「ダイナミック(スポーティ走行)」「インディビジュアル(好みに設定)」の
5
つから選べます。ここで「オフロード」を選択すれば常識的な一般道路上の雪道であればほぼ走れない場所はないと思われます。
尚、「オフロード」モードには、【低速コントロール機能
】
(オフロードや滑りやすい路面での走行時にトラクションを向上させる機能)と【ヒルディセントコントロール】(急勾配の坂道を下る際にフットブレーキを使用せずにアクセルペダルだけで速度を増減することが可能)が含まれています。結構、優秀!
4, 「ヘッドランプウォッシャー」はついています。ただ任意にこれだけ噴射することは出来なくて、ウインドウウォッシャー液の噴射に連動し、状況に応じて自動で噴射するタイプです。
5, 「ヒーテッドドアミラー」は、普通についています(リアガラス熱線と連動)。最近のミドルクラス(国産基準で)以上のクルマは殆どについていると思います。
6, 「ワイパーデアイサー」、これは残念ながら無いですね。前車のMINIクロスオーバーでは更にフロントガラス全面にも熱線が入っていて、とても便利だったので、この点は XC40 にもついていて欲しかったです。
7, 「リアワイパー」は、普通についています。北海道ではついていない車の方が珍しいぐらいかと思います。
8, 「シートヒーター」はバッチリ装着ですね。R -designは リアシートも標準でついているので冬は全席快適です。
9, 上記の 8 項目には無いのですが追加として「ステアリングヒーター」も重要かと思います。 VOLVO 車でも付いていないクルマも多いみたいですが、 XC40 は比較的新しいモデルなのでR -design だと標準でついています。これがあれば手先の冷たさから解放されます。私のような高齢者には欠かせない装置ですよ。
以上項目別に比較してみましたが、No. 6 の「ワイパーデアイサー」はありませんが、 XC40 のR -design であれば、雪国に強いクルマの条件は全て網羅されておりスバル車に負けないレベルにあると言ってもいいようですね。
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