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こんにちは!
何時も訪問いただきありがとうございます。
さて、今回は、
タイヤの種類と、それにより実現出来る
軽量化について書いてみたいと思います。
自転車のタイヤには大きく分けて
次の3つに分けられます。
1、クリンチャータイヤ
2、チューブレスタイヤ
3、チューブラータイヤ
こちらを分かりやすく図解で見てみます。
このような種類があります。
1、クリンチャー
世間的にはこれが一般的なタイヤです。
普通の方ならこれ以外のタイヤは知らないのでは?
「完成車」と言われるロードバイクには
このタイヤが装着されているケースが殆どです。
説明するまでもありませんが
タイヤの中にチューブが入っていて
そこに空気を入れる方式ですね。
★メリット
「安いこと」「種類が多いこと」
「パンク修理が比較的に楽なこと」
★デメリット
「重たいこと」
タイヤ単体は軽いのですが、
チューブが必要なので、合わせると重たくなります。
それと「パンクに弱い」ことです。
(特に「リム打ちパンク」です)
パンク防止で空気圧を高めると乗り心地が悪化し
乗り心地を求めて空気圧を下げると
パンクしやすくなってしまいます。
2、チューブレスタイヤ
原理は乗用車のタイヤと同じです。
タイヤとホイールとの密閉性を高めることで
チューブが不要なタイヤとなっています。
★メリット
チューブが無いため
「リム打ちパンク」のリスクが低い。
空気圧を下げれるので「乗り心地がいい」
チューブを入れればクリンチャーとしても使用出来る
などがあります。
★デメリット
シーラントが入っていると(チューブレスレディ)
交換時に「液が漏れて手が汚れる」
「一度パンクするとそのタイヤは使えない」
などがあります。
3、チューブラー
主にレースなどで使われることが多いです。
チューブが一体化したタイヤを
接着剤やテープでホイールに貼り付けます。
★メリット
専用のホイールが軽量であること
リム打ちパンクがあまりないこと
空気圧を下げることが出来乗り心地がいい
などです。
★デメリット
高価であること、
パンクや交換時の対応に手間がかかる
一度パンクするとそのタイヤは使えない
などがあります。
チューブレスの種類
次に、2、のチューブレスですが、
実はこれには2種類あります。
「チューブレス」と「チューブレスレディ」です。
チューブレスはホイールとの密閉性を高めるために
空気の保持層がありタイヤが重たくなる傾向にあります。
(但しシーラントは不要)
チューブレスレディは空気の保持層がないかわりに
シーラントという専用の液体を入れる必要があります。
図解で示した方が分かりやすいですね。
先にチューブレスが登場して、
その後にチューブレスレディが出てきました。
今ではチューブレスレディの方が中心のようです。
何故チューブレスレディが広がっているかと言うと
★クリンチャーに比べてのメリット
「走行性能がいい」と言われています。
空気圧を下げることが出来、乗り心地が良くなったり、
チューブが無いことで「転がり抵抗」が低いようです。
(我々庶民レベルで分かるとは思いませんけど)
それと前出しましたがチューブが無いので
「パンクに強い」ことです。
★デメリット
「専用ホイール」が必要
(クリンチャーとの兼用ホイールもあり)
穴あきホイールだと「チューブレステープ」を
用意して貼らなければならない。
「チューブレスバルブ」が必要。
「シーラントの定期的注入」が必要。
パンク修理時や交換時にシーラントで
「手が汚れる」ことがある。
まあ要するにクリンチャーからチューブレスレディに
交換するには別途いろいろと
出費と手間が生じるということです。
しかしそれをしても普及してきているのには
乗り心地の問題とか
パンクに強いとかのほかに
「軽量化」
が出来るということもあるんです。
そこでどの程度の軽量化が出来るのか、
一覧表にまとめてみました。
ちなみにこちらのタイヤの銘柄については
各メーカーの代表的なものの重量を入れてみました。
あくまでも「目安」です。
また、タイヤサイズは一番代表的な25C
で調べてみました。
チューブの重さについては
最近人気でコスパに優れる国産ブランドの
「パナレーサーR’AIR」で計算しました。
ではこちらです↓
表の数値は「1本」の重量です。
これを見ると、どこのメーカーのタイヤでも
チューブレスレディにすることにより
約40g程度の軽量化が図れるということです。
前後のタイヤ2本ですとそれの2倍になりますので
80g程度の結構な軽量化といえますね。
チューブレスレディ対応のホイールを
持っているとしたら、
タイヤ2本と専用パーツを合わせて、
15000円ぐらいで80gの軽量化
(装着しているタイヤがそこそこ軽量の場合)
ということになるので、
やる価値は十分にあると言えます。
ちなみに、私のロードバイクの
場合を計算してみました。
現在のタイヤ(28C)とチューブは
・ タイヤ:BSエクステンザ 255g×2
・ チューブ:パナ R’AIR 77g×2
合計:664g
チューブレスレディ化すると
・ 検討中のタイヤ:
パナレーサーアジリストTLR 250g×2
・ チューブレステープ 20g
・ チューブレスバルブ 5g×2
・ 使用シーラント(28Cの場合) 120g
25Cだと60g(cc)程度でOK
合計:650g
差し引きしてみると「14g」の軽量化
が出来そうですね。(たったの?)
軽量化としては、コスパは悪いです。
どちらかというと、軽量化というよりも
パンクの軽減と乗り心地の改善
でしょうか?
今日はロードバイクのタイヤの種類と
それによる軽量化効果の話でした。
いつも読んでいただきありがとうございます。
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