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今日はネペン亭あら太が一番好きなNepenthes。ベントリコーサを紹介したいと思います。以前のブログに書きました憧れの「Nepenthesベントリコーサ在来種」この時に手に入れたベントリコーサの美しさに魅了され、どんどんベントリコーサを集めていってしまいました。ウチの栽培環境と会うのかベントリコーサは美しく育ってくれます。とはいえ、うちの栽培環境は低地形ネペン向けの環境なので本来ならベントリコーサは真夏はもっと冷やすべきなんでしょうね。そういう環境なら年がら年中たわわにピッチャーをつけてくれるのでしょうけど、うちでは一時期しかあの美しいピッチャーを拝むことはできません。 Nepenthes ventricosa 在来系 これはブログにも書いたヤフオクで手に入れたベントリコーサですね。 私のベントリコーサにはまるきっかけになった株です。 在来系にもいくつか種類があり、これはピッチャーがクリーム色のものです。?ベントリコーサ在来とは?古くからあるベントリコーサですが、一概に「ベントリコーサ在来」といってもいくつか系統があります。見た目でいうと・クリーム系・薄緑系の大まかに分けて2種類があります。由来でいうと、ひとつは100年以上前に新宿御苑にベントリコーサが採集品目録に載っています。現在新宿御苑で栽培しているベントリコーサが当時のものと同じ系統ならば薄緑色の系統です。それでいうと私が持っているこの株は「クリーム系」ですね。ベントリコーサは栽培環境、ピッチャーをつける時期、栽培者の腕によって出来上がるピッチャーの顔がかなり変わってきます。よって、見た目だけで「これは○○だ」と判別しにくい。園芸ラベルに書かれている系譜がとても重要になってきますね。 Nepenthes ventricosa オザキフラワーセンター これは2021年オザキフラワーセンターで売られていた株です。通称「オザベン」。友達に買っていただいた株を送ってもらいました。現在では「AKABANE」とか名前がついているものです。在来系クリームに比べ壺部分が薄緑色になっています。系統をたどると在来系の薄緑タイプのものではないかと。最近ではあちらこちらで見かけるようになりました。しかしまだ全国のホームセンターに置かれているまでにはなっていませんね。 Nepenthes ventricosa 高橋園芸 これはボーダーブレイクというイベントで高橋園芸さんが売っていたベントリコーサです。聞くとかなり古い系統のものを刺し木をして増やしてきたものです。新宿御苑にあるベントリコーサの様に襟の部分が熟してくるとザラザラしてきます。壺部分がアカバネと同じように薄緑。 Nepenthes ventricosa policepass No.1 私の栽培している中で一番思い入れの深いベントリコーサです。故岸野正巳先生が1984年に現地で発見したベントリコーサ。兵庫県立フラワーセンターの土居寛文先生も当時岸野先生とこの株の発見同行されていました。特徴は言わずもがな、この襟の深い赤と壺の深い緑。この深い緑を出すベントリコーサはこの株以外ありません。ほかのベントリコーサを見てきた人は一目でこの違いに魅了される悪魔的な美しさを持つベントリコーサです。 Nepenthes ventricosa policepass No.3 これは④ポリスパス№1と同時に手に入れた株ですが、№1とはまた違い特徴を持つポリスパスです。襟の部分は1に比べ襟のギザギザが多く、横から見ると「く」の字に曲がっています。襟が№1は楕円なのに対し、№3は正円に近いです。壺部分も№1に比べ緑が少し薄く、ずんぐりむっくりな形なのが特徴です。栽培の癖が強く、なかなか大きくならないこまったちゃんです。 Nepenthes ventricose red 岸野 赤斑が入るタイプのベントリコーサ。これも岸野先生が日本に導入した株です。 手に入れたナーセリーでは「どんどん伸びるよ」と言われていたのですが、うちの環境ではなぜかなかなか大きくならない。根本的に斑が入らないベントリコーサと違うんでしょうかね。 Nepenthes ventricosa Quezon No.2 これも面白いベントリコーサですよ。襟が明らかに普通のベントリコーサよりも薄い。生育不良かなと思ったんですが、毎回このピッチャーをつけるのでこういう特徴をもつ株なのでしょう。Nepenthes ventricosa Porcelain/Alba Andrew Wistuba お友達にAndrew Wistubaから輸入してもらった株です。Richard SilverstenさんがLongwood gardenからの選抜した伝説的に有名な株ベントリコーサポーセリンがあるのですが、どうもそれとは違うっぽいものですね。でもきれいで好きなベントリコーサです。 Nepenthes ventricosa (Sierra Madre Range) 最近見かけるようになったシエラマドレのベントリコーサ。襟の付け根が離れているのは、高地にあるベントリコーサの特徴ですかね。襟が比較的丸になります。Nepenthes ventricose 岸野これも岸野先生が日本に導入した株です。正確に言うと在来系とは違うそうです。この写真はピッチャーが開きたての写真ですがベントリコーサの開きたてはまるで蝋細工のように半透明で美しく、触るのをはばかられます。できたピッチャーを見ると、在来系に比べほっそり長いのかなぁと思います。Nepenthe ventricosa red(Bicol,Luzon)赤これはヤフオクで手に入れたベントリコーサです。栽培していて面白いピッチャーをつけました。なんと赤いピッチャーをつけます。しかもなかなかデカイ。さてさて、ウチのベントリコーサを紹介しました。ネペンの中でもそこまで難易度が高くない品種で、ピッチャーをつけてくれるとその美しさにはほれぼれします。ぜひベントリコーサファンが増えることを祈っています。
2023.10.07
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「へりっこ」さん食虫植物栽培をしているのなら知らない人はいないでしょう。へりっこさんは食虫植物愛好家ユーチューバー「へりっこ植物園」食虫植物祭を主催したりLINEオープンチャット「食虫植物友の会」の管理人2023年食虫植物国際会議でも八面六臂の活躍をされた関西食虫植物界の重鎮でおられます。へりさんの魅力は何といってもその愛らしいキャラクター。誰にでも好かれる愛嬌とコミュ力お化けです。あら太も「食虫植物Tシャツ」でへりさんと仕事させてもらったりしていました。そのヘリさんが店を出しました!しかも2023年食虫植物国際会議が終わって間もない6月に!あんたその体力どこにあるんだよ。あら太にちょっとわけておくれ。お店の紹介「食虫植物専門 Heli's Garden」大阪府東大阪市小若江2-1-3 お店の休みなどはツイッターで確認してくださいHellikko @helisgarden本当はオープン日に行きたかったけどいそがしくって7月になってしまいました。あら太は岡山育ちなので大阪の道はこえーよ。ナビに連れてってもらったのですが、「お前なんでわざわざそんな狭い道案内するんだよ!」とブチ切れながら目的地周辺に到着。近くにはコインパーキングがいくつかあるのでそこに駐車。後で聞いたら店の隣に駐車場があるのでそこに止めてもいいそうです。しかし時間によっては大学生がうじゃうじゃいますので運転には気を付けてください。えーと。断っておきます。写真が一枚もありません(笑)テンション高くなって写真を一枚も取っていないということを今気づきました。以下私の文章力だけでお届けします。場所は近畿大学につづく道のど真ん中。周りには近畿大学性がうじゃうじゃいます。飲食店も多く、いいにおいが漂っています。活気があって、さすが都会って感じですね。「いいなぁ、おれも大学生に戻りたいなぁ」とノスタルジックな気持ちに浸りつつ店に到着します。「まいど~あらたですぅ」なんと先客が4人も!正直お客さんおるんかな?と思っていたのですが(失礼!)すごいなへりっこさん。「あら太~ありがとなぁ~ゆっくりみてってや~」相変わらずの笑顔でへりっこさんが迎えてくれます。オープンのお祝いでネペンを一つ持っていきました。他の方からもオープンのお祝いがたくさん届いている。乾燥ミズゴケわかっているねぇ皆さん(笑)店を見させてもらうとすごいですね!ヒーローズピッチャープランツ、南豊園、カクタス長田、関西食虫植物愛好会、花宇、なんと兵庫県立フラワーセンター土居寛文先生の分譲株まである!やばいっすよここ!へりっこやりやがったなぁ!めちゃくちゃすげー店やんか!初心者向けに安価で栽培しやすい株もあり、「あのぉ、食虫植物育てたことないんですけど興味があるっていうかぁ。。。」というライトユーザーをがっつり沼にはめる準備も万端です。ヘリズガーデンとは、実はヘルズ(食虫植物地獄)ガーデンだったのかぁ。ヘリさんと話をしていると「もしかしてあら太さんですか?」「はいそうですよ^^」「実は私あら太さんのブログ見て食虫植物にはまってしまいまして」ぬおう!俺の5年前のブログ見て食虫植物にはまっただとう?責任重大じゃないか!ワシ!もう一人の方も聞いたらN.wagashiiさん(@NWagashii)じゃないですか!N.wagashiiさんはTwitterでフォローさせてもらってますが、高山系ネペンの栽培が素晴らしく、しかも写真もめっちゃ美しい。高山系ネペン栽培をあきらめたアラタとしてはあこがれの人だったのです!ヘリズガーデンやばいな。食虫植物販売店だけじゃなく、趣味家同士の出会いの場にもなれる。へりっこ「あら太~。これどや?ニヤニヤ」Nepenthes raffreciana elongataぬおう!こんなラフレシアナ売っとるんか!聞くと南豊園さんの株らしい。みなさんラフレシアナめっちゃいいですよ。普通種のラフレシアナもめっちゃド派手ででかいピッチャーつけますが、マルディ、エロンガータ、ニベアなどそれぞれが「これラフレシアナ?」と思うくらい特徴が出たピッチャーをつけます。しかも比較的育てやすい。初心者でもおおきなピッチャーをつけやすいと思います。一つ問題が。。。デカイ!めっちゃ成長する。栽培場の中でかなりでかい葉をつけてしまいます。で、ヘリズガーデンのラフレシアナエロンガータはというと。。。ね?でかいでしょ?へりっこ「これええやろ~」あら太「う、うん。めっちゃいい。でもデカイね」へりっこ「でかいけど挿し木すればええやん」あら太「そ、そうか。。。エロンガータってピッチャーもでかいし。よし!買う!」まだ2株あったかな?みなさんもぜひどうぞ^^さてさて、名残惜しいですがヘリズガーデンを後にしました。時間はちょうど近畿大学の下校時間。近畿大学からたくさんの学生が歩いてきます。それを逆らうように、なんかへんな植物の鉢植えをかかえたおっさんがのしのしと歩いている。「こいつなに?なに持ってんの?」学生の視線がみんなあら太に集中します。はずかしい。あら太めっちゃはずかしい。ほんの100mほどですが辱めを受けました。みなさん、ヘリズガーデンを出るときは時間を気にしましょう(笑)さてさて、そんなアクシデントはありましたがヘリズガーデンは食虫植物マニアにとっては必ず行くべきお店でしょう!なんといっても「生へりっこ」に会えるのですから!
2023.07.29
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今日はNepenthesの挿し木したことを書きましょうかね。みなさん知っていましたか?Nepenthesって成長するんです!当たり前とお思いでしょうが、みなさん、ネペンを買っているときのことを思い出してください。「うわぁ、めっちゃいいこのNepenthes。買おうかなぁ?いやいや、栽培スペース、パンパンだよな。でも買っちゃえ!ちゃりーん」これを読んでる8割の人がネペンを買う時にこう思っているはずです。そして「栽培スペースパンパンだけど、あの株をもうちょっとよけたら一鉢くらい入るはずだよ。うん、そうだ!ちゃりーん」と思っています。みなさん、思い出してください。「Nepenthesは成長する」んです。スペースとは広さ(面)だけでなく、高さもあることを忘れているのです!!!!ぎゃー忘れてた~!!!・・・・・あ、俺だけ?(笑)成長するネペンは葉を茂らせ、これまで光の届いていたあの株の光を遮り、元気のいいベントラータだけが我が物顔で栽培場を占有していく。。。。おそろしい!これを解消するのが、そう、挿し木ですね。アッパーピッチャーを楽しんだネペンは、どんどん挿し木して増やしちゃいましょう!ネペン亭あら太Nepenthesの挿し木が大の苦手なのです。これまで何回かチャレンジしましたが毎回ダメダメな結果。でも回数を重ねていくうちにうまくいかない原因もだんだんわかってきます。Nepenthesの基本的な挿し木の方法はこちらへりっこ植物園では日本で一番詳しく(いや世界一?)Nepenthesの挿し木を動画付きで解説していますのでこれを見てください。https://youtu.be/3EXBKD7f-s4あら太が最近気づいたこと。①発根する前に動かしてしまう。 これは結構ありましたね。特に思い入れのあるネペンは 「そろそろ根が出たかなぁ。ワクワク」と土をホリホリしてしまう。 刺し穂としては「よーし、これから発根するぞ!」と切断面に集中しているとき、 いわば修行僧が滝裏の洞窟で座禅をしながら精神集中し悟りを開いている時に 「こんちは!悟ってる?」 とデリカシーのかけらもないおっさんが土足でづかづか入ってくるわけですから。 あと、挿し木を管理している場所を無駄に変えないことですね。環境変化は発根に悪影響だと実感します。②乾湿の変化 1と似通ったところですが、土中の湿り気は100%でないといけないですね。 「あ、水やり忘れて表面がカラカラに」これはダメだと思います。 刺し穂が長く取れて土中深くに切断面がある場合はいいですが、刺し穂が短い場合は致命傷になるのでは③ネペンの種類により成功率が変わる 価格が高いネペンを挿し木して失敗すると凹みますよね。 あら太もだいぶ凹みました。 いくつか挿し木するうちにわかったこと。 1、価格の高いネペンはやっぱり挿し木成功率が低い 2,茎が細いネペンは挿し木成功率が低い 3,交配種は挿し木しやすい ざっくりこんな肌感です。④挿し木する時期による 私の栽培場みたいに季節により温度変化・湿度変化が激しい環境で、ネペンが成長をストップする時期に発根時期が被るとなかなか発根してくれない。最適な時期は4~5月に挿し木が一番ベストかなと思っています。4~5月に挿すと、どんどんネペンが一番成長する時期に向かいます。これは種類により挿し木難易度が変わってきますので、じゃあ10月に挿してはダメなのかというともちろん発根する品種もあると思いますが、ベストは4~5月かなと思います。⑤菌の増殖をできるだけ抑制する 湿度がかなり高い環境なので菌が発生しやすくなります。これまでの経験で、菌はできるだけ増殖しな様に気を付けることが成功率アップにつながるのでは?と考えてみました。 これについては栽培環境に大きく起因しますので、すべてを鵜吞みにせずに自分でも工夫してみてください。さてさて、上記の気づいたことをもとに、今年挿し木をしてみました。N.albomarginata(f) purple dark EPこれは以前のブログにも出てきた、関西集会で田辺会長が分譲してくれじゃんけんで勝ち取った思い入れのあるアルボですね。5年経つと節間がどんどん広くなってきてやっと刺し木ができるようになります。おあつらえ向きに脇目が出てきたので頃合いでしょう。しかし③でも言いました、茎が細いNepenthesは挿し木難易度が高くなる。これはほっそいのでとても心配ですね。今回のテーマ「できるだけ菌の繁殖を防ぐ」「湿度高い環境」挿し木するにあたり、ネットで調べていたら「密閉挿し」という方法があるのですね。なんでも挿し木をした後に袋に入れて湿度を100%に保つようにする。これはいいかもしれませんね。早速やってみることにしましょう。2023年4月9日ででん!今回は8芽挿します。(水中切りやダコニール漬けなどはへりっこさんの動画を参照してください)挿して気づいたのですが、「袋を用意するの忘れてたー」とあわてて、カッターシャツのクリーニングした後についてくるシャリシャリの袋をかぶせました。(数日後に透明度の高いポリ袋と替えました)袋に切れ目を入れ完璧に密閉しないようにします。あと、袋内の温度が上がりすぎないように頂点を切って熱気が穴からにげるようにしてみました。袋は自立しないので支柱を立て、空間を作るようにしました。ダコニールを薄めた殺菌液をダバダバかけて、腰水にします。「挿しているところが鉢の縁に近いけどこれはどういう意味?」これはですね、葉が垂れて成長しているので、端じゃないとちゃんと茎が埋まらなかったからです。これのほうが発根率が良いとかそういう工夫じゃありません。セロテープで固定したかったですが、うまく貼れる場所がなかったのでこのままにしました。節間が短い挿し穂はU字杭を針金で作って、土から出ないように固定しました。あとはこれを栽培していた環境と同じ場所において管理します。袋をかぶって湿度100%をキープしてますので水やりは必要ないですが、1週間に一度、挿し穂が浮かないようにやさしく水やりをします。この時に袋をつけたり外したりすると袋に引っ掛かって挿し穂が抜けたら困りますので、袋の穴から水やりをしました。2023年5月4日一か月もたってくると、ほれほれ。なんか葉の付け根の上からぽちっと出てきましたね。今のところ挿し木は成功ということでしょう。でも今回はまだガマン。ちゃんと根をしっかり出させて植え替えしようと思います。しかしこの間に3芽枯れてきてしまいました。枯れた挿し芽は菌の巣窟になってもいけないですから抜いておくことにします。2023年6月18日いてもたってもいられずにホリホリすることにしました。結果。。。。早かったかなぁ?テンパっていたので写真はないですが5芽中1cm以上発根していたのが2芽。後は芽が出ていないかほんの数ミリ根が出ていた程度でした。しかし再度鹿沼に植えるのも怖いのでミズゴケに植えることにしました。ミズゴケは根を折らないように柔らかめに植えてみました。それをまた同じ環境で腰水なしで毎日冠水で乾燥させないように管理することにします。2023年7月28日時点で今のところ完璧に枯れている刺し穂はありません。現在こんな感じです。葉が出れば安定すると思いますので、なんとか成功といいたいところです。さていかがでしょう?これがあら太の挿し木レポートです。もう一度言いますが、栽培環境、ネペンの種類、季節によって成功率は全然違ってきます。またあら太が根本的に間違っていることをやっているかもしれませんので、ほかの方の刺し木方法など調べたり、聞いてみたりして情報収集してやってみてくださいね。そして、まだ公にはできませんが、新しい挿し木方法をチャレンジ中なのです。この方法なら挿し木難易度が格段に下がり、なおかつ管理も簡単という。メリットデメリットありますので実験中です。いい結果が出たら報告しますね^^
2023.07.27
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お久しぶりです。ネペン亭あら太です。覚えていらっしゃいますでしょうか。。。今確認したら前回の記事が2018年8月ですので、、、5年ですか。5年ほっぽらかしていました、このブログ。前々回のブログにも書いているようにSNSでの活動はTwitterメインになっています。なんで急にブログを書こうかと思ったのかというと、最近お会いしたり、SNSでやり取りしている中で「ブログ読んでました!」「あら太さんのブログ読んで食虫植物にはまりました」というお方を最近立て続けに3人おられました。なんと嬉しいことか!あの当時は食虫植物にはまり始め、どうやって育てらいいんだろう?情報収集したいなという目的から始めたこのブログですが、知らないところで食虫植物普及活動の一助になっていたとは!!!いや、Twitteて便利なんですよ。写真撮って、ちゃらっと短文のっけて。で、いいねとかリツイートかもらえて、コメントとかもいただける。さくっとツイートできてそれで反応をもらえるので楽しいんですね。それに比べブログって大変なんです。長い文章をスマホで書くの無理なんでまずはパソコンの前に座らないといけないでしょ?こんなチャラチャラした文章でも結構書くのに時間かかる。しかも文字大きくしたり写真入れたり校正したりエラー出たり題名考えたりとりあえず面倒くさい!んですよ。でも確かにブログってグーグルとかヤフーで検索しやすいんですよね。よっぽど食虫植物に興味持ってこれから栽培するぞ!って人にとって、Twitterのあの短い枠の中では表現しきれないかもしれませんね。というわけで久しぶりにブログも更新しようかなとパソコンの前に座ってみた次第です。さーて何書こうかな。とりあえず「5年間あら太なにやっとったんや」というところから話しましょうかね。まずは家を建てたってのがデカいですね。そして・・・食虫植物専用サンルーム!そう、やっちゃいましたよ。ワーディアンケースで頑張ってたんですが、ついに憧れのサンルーム作っちゃいました!で、こんなかに栽培している食虫植物を入れると。。。。もうパンパン(笑)笑いしか出ませんね。しかもこれは去年の1月の写真なのでさらにパンパンになってます。せっかくサンルーム作ったのに植物増やせないという。。。サンルーム作ってから、、、そうかもう1年半たちますね。「憧れの太陽光」でしたが、これはこれでなかなか大変。相手は自然ですから温度管理、光量管理がなかなか難しい。よっぽど初年度はワーディアンケース内でそれこそ「温室育ち」だった食虫植物ががっつり太陽光ですから葉焼けと温度管理は苦労しましたね。急に温度が上がり用土がカピカピになり枯らした株も多数(ゲフンゲフン)1年以上たちましたのでなんとかコツを覚えてきました。というわけで今日はこのくらいで。次更新はいつか分かりませんがゆるーく付き合ってくださいね~質問とかありましたらTwitter ネペン亭あら太(@Nepentei_ALATA)で検索してみてください。
2023.07.18
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かなり久しぶりの更新になってしまいました。。。みなさまお元気でしょうか?私はと言えば・半年がかりの仕事がやっとめどがつく・西日本豪雨により親戚の家が2階まで浸かる・西日本豪雨により、物流が混乱し、商品が届かなく東奔西走するなどなど、7月は体重が3kg痩せるほど忙しい生活でした。8月になりやっと通常のペースで仕事・生活できるようになり、「久しぶりにブログでも書くかな?」という気になってきました。<報告1>前回のブログで「ベントリコーサの挿し木」をしましたが、何本か芽が出てきました!!!!うれしい!!!!!アドバイスいただいた方々のおかげです。この場をお借りして御礼申し上げます。他のネペンも挿したのですが、そちらの成績はあまりよくなく。。。。まだまだ勉強ですね!!もしご存知の方がおられましたら教えてほしいのですが、写真の通り「2芽挿し」したのですが、2芽出てきた場合、これをもう一回挿し木できるものでしょうか?例えば、これから2芽が無事大きくなってきたら、片方の芽を挿し木するか、今の状態で真ん中から切ったほうがいいのか。。。<報告2>ウチのネペンも元気に育ってます!N.sumatranaN.viking x ampullaria black miracleN.SachikoN.gracilis sport今年は猛暑でした。とりあえず暑かった!この暑さでやられた株は2株。一つは引っ越し時に寒気に当たってしまい調子を崩していた株、もう一つは高山系でした。新居での栽培場所が二階のため、夜に帰って温度を見ると38度とか。。。それでもなんとか他の株が維持できたのは、「クーラー」でした。新居の二階はクーラーが自分の寝室に一箇所しかなく、となりの嫁子供が寝る部屋はクーラー無しだったので、自分の部屋のクーラーをつけて、冷気を家族の寝室に送り込むことにしました。これで、夜間はワーディアンケースが冷えたという事です。これのおかげでなんとか今年の猛暑は乗り切った様子です。実は今年の春に輸入で高山系Nepenthesを何株か購入したのです。「冷却ケースなしではやはり難しいかな?」と賭けだったのですが、この夜間のクーラーのおかげで元気に育ってます。一株は暑さにやられて枯れちゃいましたが。。。今日はこんなとこで^^
2018.08.18
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最近ブログがおろそかになっているネペン亭あら太です。 今年に入り、引っ越し、仕事、家族のこととバタバタしており、ブログを更新するまで手が回っておりませんでした。 ちょくちょくの近況報告はtwitter ネペン亭あら太(@Nepentei_ALATA)でしていますのでお暇な方はのぞいてみてください。 1,2,3月は「行く、逃げる、去る」と比喩されるようにあっという間に過ぎてしまいますが、4月も「夜逃げ?」の勢いで過ぎてしまい、あれよあれよとゴールデンウィーク。 あったかくなってきました。ネペンにはうれしい時期ですね。 虎の子の「ベントリコーサ在来」も一番大きなピッチャーをつけてくれました。もともと汎用種ということもあり、ウチの温室ではグングン大きくなってくれました。さてさて、このベントリ君を挿し木しようと思います。栽培スペースが狭くなってきたのと、この美しいベントリコーサを増やしたいという思いです。よく聞くのが「ベントリコーサ在来はなかなか挿し木がむつかしい」とのこと。実は私、挿し木は苦手です。。。。以前タランゲンシス×シブヤンエンシスを挿し木したのですが、5本中、根が出たのが1株だけ。。。確かにスペース不足もあり管理をおろそかになっていたのですが、その他の挿し木も成功率が低い。。。。たすけて~!!!!という相談をMonkeycupさんに相談したら詳しく教えてくれました。・挿し木する前日の夜にしっかりと水をやると、茎に水揚げされる。・朝にカットし、切り口をさらに綺麗にカット(切り口の細胞、維管束をつぶさない)・鹿沼土に挿し、セロテープなどで固定し、浅い腰水に。・葉を半分カットするという人もいるけど、カットしないほうがいい。・葉が多いと光合成で発根しやすくなる。・カットする場所は節の下1cm前後がいいぬお~~~~~!!!めっちゃ勉強になる!かゆいところまで手が届く説明とはまさにこのことでしょう。早速前日に鹿沼土を洗っておこうと思い洗面台へ。ザー煙い!!!鹿沼土けむい!浄水で洗うと、、、、園芸歴2年、はじめてこの事実を知りました。鹿沼土って水に浮くのね!!!!!さーて、この砂っぽくなった台所をどうしよう。とりあえず窓を開けて放置!嫁が帰ってきて「なんか台所でやった?」「ええ、ちょっとウツボカズラ関係でして。。。。」怒られちゃいました。。。さて、明日は切りますぞ。明日に備えて今日は早く就寝。。。。あ!水やらなきゃ!ダボダボダボダボ。さーて就寝。。。さて、挿し木当日です。準備するものは・株・剪定ばさみ・園芸鋏・カミソリ刃(切り口を綺麗にカットする用)・ダコニール(用土の殺菌用)・ルートン(発根促進剤)・切った挿し穂をさしておく水を入れた容器・洗った鹿沼土を入れたプラ鉢・腰水用容器以前、ウツボカズラナーセリーさんとメールのやり取りをしているときに、挿し木に透明のプラ鉢を使用されていました。発根状況が透明なので見えるということなので、自分も透明鉢を使用してみることにしますさーて、切りますか!1年かけて大きくしてきたネペンを切るのは、なかなか勇気がいります。えいや!!!きったった。。。すぐに水につけて、水の中でさらに切る。で、水の中でカミソリ刃を使って切り口を綺麗にカットしようと。。。。硬い!!!ネペンの枝はカミソリでは切れない!!!やばい、、急遽100均のカッターで切り口を綺麗に切る。危なかった。。。100均カッターは本体がしっかりしていないので、もうちょっとしっかりしたカッターを買っとくべきでしたね。で、ついでに温室内で邪魔になっている株も切る。この機会に切れる株は切っておいて、他の株で光が当たるようにバスバス切りました。切ったのは・タランゲンシス×シブヤンエンシス・シブヤンエンシス×ベントリコーサ・スミレシー×ナンバラ・アラタ斑入り(アラタ斑入りは挿し木がむつかしいと聞いていますが本茎の成長が止まっているので切ってみることにしました)で、水揚げして、長い茎をバスバス切っていく。同じように切り口をカッターで切っていって、ルートンを塗って、用土に刺す。この時に難しいのが何節残すかなんですよね。節間が詰まってると2節以上欲しくなるし。ここが「欲」との戦い。ベントリコーサは節間が詰まっているので、3節くらいかな。で、用土に刺すんだけど、葉が邪魔してなかなかさせない。。。ブスッと刺しても葉が邪魔して浮いてきちゃう。だから鉢と用土はよく検討しながら入れた方が良かったですね。今回思ったのは、鹿沼土は結構上まで入れていた方がいいと思いました。あと、大きい鉢を使って数本植えるのも良いかな。で、セロテープで固定。案外セロテープが挿し穂と用土を固定させるのにイイなと思いました。ちなみに「透明テープ」にも2種類ありまして、「セロテープ」がいいのですよ。最近は「OPPテープ」という安価なものが増えてきていますがこれは水に触れると柔らかくなってしまいます。株の固定には向かないと思います。(ネペン亭あら太の本業がこんなところで役に立つとは。。。。)あと、沢山の品種を刺す時は、種類がわからなくならないような工夫も必要です。葉にマジックで書いとくのはオススメ。最初にプラタグに書いていましたが、挿し穂とセットにできないので。下の方の葉にマジックで書いとけばなんの品種かわからなくなくなりますね。できたできた。あとはコレを出来るだけ元あった場所と同じ環境におけば、あとは根が出てくるのをひたすら待つばかりです。予想ではあまり強光だと強すぎるかなと思い、ちょっと光が弱めのところに置くことにしました。フラワーセンターの土居神は「挿し木は3ヶ月が目安。そのタイミングで植え替えるのが根のダメージや生育のこと考えるとベストやと思うで」とおっしゃってました。中には一年経ってやっと根が出る品種もあるみたいなので、あくまで目安ね。というわけで今回は挿し木してみました。3ヶ月後は、8月か。猛暑になる前にちゃんと根付いてほしい!!ついでに、以前ツイッターでお世話になった「すなどら」さんからいただいたスマトラナの挿し穂。3ヶ月経った1月に抜いてみてみると、、、根が出てなかった!スマトラナは鹿沼土で挿し木してたのですが、どうも根が出ませんでした。改めてルートンを切り口に塗って今度はミズゴケで刺しといたら、、、根が出ましたー!よしよし。コレでちゃんと植えよう。原因は温度かなぁと思っています。温室内の下段端のほうだったので。3月からあったかくなて来たので発根してくれたのかな。というわけで、ネペン亭あら太の挿し木をするの巻でした。「ここはこういうふうにしたらいいよ~」などありましたら是非コメントください!
2018.05.09
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ツイッターでれおん師匠が、「今度名古屋で洋ランフェアがあって、ヒーローズピッチャープランツ鈴木さんが出店するよ。土居さんが講演するよ」との内容を教えてくれ、れおん師匠が行くんだったら俺も行こうかなと、食虫植物関連初上陸、名古屋に行ってまいりました。11時から「ヒーローズピッチャープランツ鈴木さんのハエトリソウ植え替え講座」があるということでぜひそれにも参加したい。しかし直前になって改めて見てみると、「往復はがきによる応募」が必要だそう。。。え~今日木曜日じゃん!今日送っても間に合わないんじゃ。。。ツイッターで恐る恐る鈴木さんに「まだハエトリソウ植え替え講座席空いてますか???」と送ると「ガラガラなのでぜひ参加してください」と返答がありましたので意気揚々と参加することに。7時半に家を出てバス・新幹線に乗る。岡山からの新幹線はこの時間結構多いのですね。。。京都でようようと座ることができました。名古屋から矢場町へ地下鉄に乗り、矢場町から会場のフラリエへ。町中にこんなオシャレな温室があるなんていいですね。入り口付近では多肉植物が市場のように売られていて、真ん中のハウスでは、なんかオシャレなバーベキューをしている。中庭ではアイドル?みたいな人が踊っているのを動画で撮っていたり。。。なんか、オシャレすぎる。俺はもっと「園芸」がみたいんじゃ!おっさんとジジイとオタクが集まる、ドロドロとした場所に行きたいんじゃ~!!(いえいえ、決して食虫植物愛好家の方すべてがそういう人という意味ではなくてでして。。。。)「洋ランフェア名古屋」の会場に入ると、すぐ横でヒーローズピッチャープランツのブースが。もうれおん師匠は到着されてました。話をしたり、販売品を見たりしてるともう11時。「ヒーローズピッチャープランツ鈴木さんのハエトリソウ植え替え講座」です。実はハエトリソウの植え替えはどうしたらいいのか自分でもよく分かっておらず、いい機会なので聞いてみたかったのです。ここで詳しい話をしたら営業妨害になるか。。。(笑)とりあえず自分が参考になったのは・植えたい深さの葉の高さに、ミズゴケをキュッと巻く。これいいですね。球根部分も出なくなるし、草体の深さがそこで決めれるので植えやすいです。隣のちびっこが四苦八苦しながら、たぶん初めて触るミズゴケと格闘している。鈴木さんも優しくレクチャーするのだが「ここをこう持ってね、こうやって巻くんだよ」それがプロの手さばき過ぎて、「こうやって」がよくわからん(笑)水苔を株の周りに巻くのだけど、鈴木さんは魔法のようにくるっと巻くのだが、俺もちびっこも「????なぜそんなにうまく巻けるの?」他の方が植えているのをひとつづつ見て「これはもうちょっと深く植えましょう」「そうそう、ココをキュッとね」とコメントされているのですが、私の前では「さすが、手慣れてますね~」とだけコメントされすっと通り過ぎられてしまった。もうちょっとダメ出ししてほしかったのに。。。株分けしていたので合計4株できました。これはお土産で持って帰れるのですが、小さい株2つは隣のちびっこにあげました。ハエトリソウ植え替え講座も終わり、2時に土居寛文神の講座ということで、それまで時間があるので、ツイッターでお世話になっている妖怪壺洗いさんにおしえてもらった名古屋の「好陽軒」のメンマラーメンを食いに行こう!そうしようそうしよう。会場から電車乗り継ぎ乗り継ぎしなきゃいけないので、「一人でいこー」っとスキップで会場出ようと思ったら会場入りする土居さんにばったり遭遇。「おーう!あら太君」何度土居さんに呼ばれても感動しますね。「お疲れ様です!」「なにしとんや?」「昼飯に行こうかと思って」「おう、そうやな。いこういこう。近くでサクッと食えるとこはないかな」あうう、俺のメンマラーメン。。。。でも土居神とランチ食えるのであればそっちのほうが価値はあります!!会場横のオシャレカフェでサンドイッチとタルトとコーヒー。植物園の方やいろいろな関係の方とお話ができました。そんなこんなでシネフィーさん、必勝社さん、ガブさん、Sさんも来られ、ブースの周りは関西集会の雰囲気に!かろんさん、お気楽介護士さん、ITOさん東海の食虫植物集会の面々ともお会いできました。お気楽介護士さんは、「食虫植物Tシャツ」を親子で着てきてくださって。。。うれしかったので娘さんと遊ぼうと「おじさんが高い高いしてあげようか!」と手を差し出すと「イヤ!」とお父さんの陰に隠れてしまいました。おじさんショック!!そういえばお二人の写真撮るの忘れてた。。。残念。土居さんと話する中で「あら太君、食虫植物ブームじょじょに来てるで」やはりそうなのですか。バーチャルユーチューバーのねあちゃんや、めそさんの無菌培養など様々な面で食虫植物が盛り上がってきております。最近は若い年代の方もどんどん増えてきているようで、ぜひ皆さんで食虫植物を広めていきましょう!2時からは土居さんの講演。この写真いいでしょ。ウツボカズラ教の教祖様です。今回のテーマで面白かったのは「なぜ食虫植物は虫を捕るようになったのか?」土居さん曰く白亜紀ぐらいから食虫植物の先祖は虫を捕るようになったそうです。あくまで想像だそうですが、確かに彼らのおかれた環境での競争に打ち勝つにはどうしたらいいのかを考えると、とても壮大で夢にあふれた話でした。持ってこられた株も素晴らしいですね。このN.SPはまだ名前がないそうですが、深紅なピッチャーはこれまでに見たことない、美しいものでした。講演後の質問タイムも盛り上がりましたね。防ダニ剤はコテツフロアブルがいいということで後日買いに行ったのですが、劇薬指定ということでハンコがいるんですね。。。その後、皆さんでお茶をして土居さんは帰られました。今回は名古屋にとまる予定だったので、せっかくだから誰かとご飯したいなぁと、ヒーローズピッチャープランツ鈴木さんをお誘いしたら「いいよぉ」とこころよく返事いただきました。ちょうどおられたtnkさんとともに名古屋駅近くの居酒屋で熱く食虫植物について語らせていただきました。鈴木さん、tnkさんありがとうございました。温室も大分狭くなってきたので買うつもりはなかったのですが、今回の戦利品。N.ventricosa-squat x{ventricosa x(lowii x ventricosa)}名前を見るとほとんどベントリコーサですが、ローウィ―の雰囲気がよく出てて気に入りました。ホントはほしいlowii x ventricosa。。。ローベンローベンローベン。。。でも今はこれでガマン!考えてみれば、新幹線なら泊まらなくても帰れたなぁ。名古屋までは日帰りできるということで!!(でも新幹線代が高いのよぉ。。。)
2018.03.28
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寒さもひと段落ですね。今年の冬は寒かったぁ!!!12月にはここまで寒くなるなんて思ってもみませんでした。ネペン用第二温室(ビニール)は今年無加温で過ごしたのですが、やはり一部ネペンは冷害を受けてしまいました。Nepenthes tobaica×ampullariaこれが元気な時ピッチャー。で、これが冷害を受けた草体。これは結構好みのピッチャーをつける品種だっただけに春から復活してほしいです。(今何とか新芽が元気に大きくなってきました!)なんとか成長点は成長してるので大丈夫かとは思いますが、冬にいじけた影響が今年どうなることか。。。他にもリベラルファームさんで買ったグラシリスダークパープルは瀕死状態。もうこれは復活は難しいかな。。。やはり、かなり堅強な品種でないと無加温はむつかしいです。今年無加温で冷害を受けなかったのは、・ベントラータ・アラータ・ブルケイ・ベントリコーサレッド・スミレシー×ナンバラ今年の12月からは第2温室にもヒーター導入せねばですね。。。さてさて、この時期のネペンはあまり袋をつけてくれません。今年の冬は去年よりちょっと温度を低めで17度くらいで管理をしました。土居さんからのアドバイスで「冬の加温は17度にしている。ちょっと低いと思われるのかもしれない。アンプラリアやラフレシアナなど低地系のNepenthesは本当は20度管理したいところだけど、それだと葉ばかり大きくなる。少しいじめてやるくらいの温度で管理すると、春から成長が爆発する」と教わったので。ちょっと去年より成長が止まった感じです。ただ、ピッチャーの子供も大きくなっているので次回の記事では大きなピッチャーを紹介したいです。(というか紹介したいなぁ)今回はハエトリソウの回。去年のハエトリソウは結果としてあまりよくなかった。原因は・日照不足・植え方がへたくそ・腰水栽培がへたくそと思われます。・「日照不足」日照不足は実のところ予想外でしてというのが、ベランダで育成していたのですが、季節によって直射日光の当たる日照角度がかわってしまい、秋から冬にかけて直射日光が当たる時間がかなり少なくなっていたのが原因だと考えられます。部屋栽培のDionaeaは真冬になっても何枚か葉は残っていたがベランダ栽培は葉がほとんど枯れてしまっていました。・「植え方」数株、ミズゴケをケチって、根の周りだけミズゴケにしてその周りを鹿沼土で植えていた株があったのですが、この植え方が誠に成績がよくない。やはりたっぷりとミズゴケを使用してあげるほうがよいようです。今年はタメさんに教わったミズゴケの戻し方でつまり、水の中にドボンと入れるのではなく、霧吹きでじわじわ戻して水苔の繊維を崩さないようにするというもの。あとビニールポリポットを使います。これまでは、スパテラを使用していましたが、ビニールポリポットのほうが株数をたくさん植え替えられるしぎゅっと詰めることによって鉢が安定するのではと思います。・「腰水栽培」面倒くさがりなので、腰水していた鉢が藻で汚くなっていました。あんまりよくないだろうなぁと思っていたので、思い切って今年は潅水のみで管理しようと思います。そのほうがミズゴケの劣化も抑えられるだろうし。さてさて、あととても気がかりな件がありまして。ハエトリソウは「休眠」というものが必要だそうで、つまり、冬場寒くしてあげると、休眠状態に入り、春になりあったかくなるとビューンと伸びるということです。ネットで調べると休眠していない株は春からの成長が悪いらしく、ハエトリソウ上級者になると冷蔵庫の中で休眠させるという荒業までされる方がおられるそうです。ウチの環境はと言いますと、去年のベランダ組日照不足、また今年に入っての引っ越しもあいまり一番寒い2月に室内で栽培していたのです。室内の温度は8~14℃。ちょっと高いのではないかとビクビクしております。今年は・日照不足・植え方・腰水栽培を改善し・植え方⇒タメさんに教わったミズゴケ戻し方で育苗ポットに植える・腰水栽培⇒腰水をやめ、冠水で管理にしよう。そして日照不足解消のためにで~~~~んほぼLEDで栽培することにします。新居ではベランダが洗濯スペースにほぼ取られてしまっているので、楽天で買ったLED蛍光灯で栽培することにしました。LED蛍光灯ってプラスチックでできてるんですね。これで日照不足も解消だ!!!!。。。。大丈夫かな。最近暖かくなったのでなん株かは動き始めました。・La grosse a GuiGui・Master og Disaster・Kim Young Il今年のハエトリソウに期待です!!
2018.03.03
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1月27日は第92回関西食虫植物探索会でした。今回は土曜日開催ということで楽しみにしていたのですが急遽引っ越しが入ってしまいました。嫁の顔色をうかがいながら「集会行っていい?」ときくと「前から言ってた予定だもんね。仕方ない、いいよ」と送り出してくれましたが、口元は笑っていませんでした。条件として、1、泊りはなし。2、出発するまでは引っ越しの手伝いをすること。というわけで、午前中は馬車馬のように働き、急いで電車で西宮へ。各地で大雪ということもあり電車・新幹線は遅延しておりましたが反対にその遅延のおかげで乗り継ぎがスムースに行くことができました。しかし急いでいたので、電車に乗った時点でスマホの電池残量が20%。。。もちろん充電コードなども持っておらず途方に暮れたのですが、調べてみるとドン・キホーテに無料の充電スポットがあるということで近くのドンキで充電。なんとか35%までは回復しました。1時間遅れて会場に入るともう展示物の説明でした。こそこそっと後ろのほうで見ていると、ん?なにあれ?んんんんんんんん?ハエトリソウ?遠目で見るだけでもめっちゃ大きい捕虫葉!あんなハエトリソウ見たことない!というか、マジでギネス級のサイズじゃないか!!!!タメさんの前になるということは。タメさんが栽培したの????すげ~~~~~~隣の必勝社さんに「ねえねえ、あれって誰のハエトリ?」「あれ?ニシゴロウさんのですよ」「え!ニシゴロウさんすげ~~~~~~!」「あれ、偽物ですよ」「。。。偽物?」「造花だそうですよ」な~~~~~~んだ。最近のフラワーアレンジメントではこのハエトリソウ(偽)も使われることがあるそうです。たしかにとても特徴的なデザインなのでアレンジメントにアクセントで入れると面白いかもしれませんね。のちにツイッターで「ニシゴロウさん作dionaea。捕虫葉8cmはあります!すごい!」とつぶやくとハエトリソウ関連のツイートにしてはすごい勢いでいいねがつき、リツイートまでついちゃいました。誰も突っ込んでくれなにので自分でネタ晴らししたら、「びっくりした!」と皆さん気づいてなかったようで。どうもお騒がせして申し訳ありません。。。展示物の説明でタメさんのハミルトニーコレクションが出てました。自分も最初の集会で手に入れたハミルトニーがあるのですが、なかなか大きくならずに2年たっても500円玉サイズ。このためさんのハミルトニーは立派でしたね。系統によって立ち上がる系統、ロゼットのままのものがあるそうです。どの系統がどうだったのか全然覚えておりません。。。。あと、開花させて実生した株もありました。ハミルトニーは開花させること自体むつかしいらしく、ハミルトニーの実生というのはとても珍しいそうです。これはガブさんの球ドロ。onoさんもおっしゃってましたが今球ドロがブームだそうでして、「趣味の山野草」にも10ページ以上特集されています。今の時期ツイッターでもの球ドロの写真ばかり。自分は指をくわえてみているだけです。これはモナンサという品種だそうで、思ったよりも結構でかいんだとびっくりしました。これはれおんさんの熱ドロ。品種は忘れた。。。凄いのが「斑入り」株だということ。ドロセラの斑入りは初めて見ましたね。やはりこの時期ということもあり展示品・即売のネペンはほとんどありませんでした。ということで、私はジャンケン大会の時は椅子に座って静かにしていました。ニシゴロウさんに「どうしたの?今日騒がしくないじゃん」。。。普段の俺ってそんな騒がしいの????もうちょっと大人になります。遅れてSさんがネペンの分譲を始めたのでその時だけひょこっと顔を出しました。その後の反省会には今回ちゃんと参加しました^^土曜日なので飲めるのがうれしいですね。皆さんと酒飲んで、さて帰ろうか。「あら太さん、なにそれ?」とみんなに笑われたのが、カバンからひょこっと伸びているサラセニア。「おしゃれでしょ~。」西ノ宮駅から電車に乗、途中トイレで鏡に映る自分の姿を見て「、、、、変質者だな」と笑ってしまいました。家に帰って戦利品のネペンテスミラビリスを取り出してみると。。。おひたしみたいになっとる~~。やはりこの時期の寒気は怖いです。ほんの4時間くらいなのにこんなになってしまいました。。。。ちゃんと育ってくれるかなぁ。で、日曜日は引っ越ししました。寒さに強い(と思われる)品種はとりあえず前の週に新居に移動。一応ビニール温室で照明を炊いて耐えてもらってました。低地系の虎の子ネペンは当日ワーディアンケースから取り出し、暖房をガンガン聞かせてとりあえず部屋の中に。引っ越しの荷物を引っ越しやさんに運んでもらい、新居でとりあえず住める環境になったタイミングで旧居に取りに帰りました。もちろん嫁からは「なぁに?ウツボカズラ?」と嫌な顔をされましたが。外気4度の中取りに帰りました。帰ると息子が「お風呂はいる~」とぐずついているので、部屋の中にとりあえず放り込み、ふろに入れて寝かしつけ、やっと自分の時間。なんとか入りました。。。。この引っ越しで調子を悪くする株がいないことを望みます。。。。
2018.01.29
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あけましておめでとうございます。というのには大分過ぎてしまいましたが。。。というのもインフルエンザにかかっちゃいました!!!31日に妹家族とジジババでご飯を食べたのですが、どうも甥っ子がインフルにかかっていたようで、思いっきり目の前で咳をされて、3日後に発病しました。2日から嫁の両親と広島に行っていたのですが、社内で急激に悪寒に襲われ、病院に行ったら嫁ともインフル。インフルエンザこわいですよ~。予防接種打ってたのに、39.4度まで出ました。まぁ「予防接種受けてたからその程度だったんだよ」と言われましたが、39.4度はキツイ!しかも息子はピンピンしているわけで、子供の世話とインフルとの戦いとで頭がふわっふわします。結局2日遅れで息子も発病、息子は1日で回復しました。というわけで思いがけず8連休。土曜の昼には「よぉ~し、熱も下がったし、残りの休日はウツボカズラの世話だ!」と思いましたが、3日寝込むと体力がおちちゃって。また病み上がりは思うように体も動かず、結局大したこともせず休み終了。さーて、ブログを書き始めたはいいのですが、ネタがない!!!という分けて近況報告ということで。N.talangensis x sibuyanensis去年挿し木をしたのですが、脇目のほうが旺盛にピッチャーをつけてくれます。しかしシブヤン交配種は、ひっそりとしたところにピッチャーをつける傾向があるようで(れおんさん談)写真を撮るにはかきわけかきわけしなければいけまません。春には脇目も一本挿し木にしたいですね。N.viking var boatform sib(Green系)×(gracilis×khasiana) Monkeycupさんから頂いた黒系交配種です。LEDの直下で栽培しているので、葉焼けが痛々しいですが、草体に比べピッチャーが大きくなり、観賞用ネペンとしては素晴らしい交配種でないかと思います。ピッチャーはバイキングよりもグラシリス、カーシアナのほうの血をよく引き継いでいるようです。N.ノボリリュウインフルエンザでうんうん唸っているときにヤフオクでポチったノボリリュウ。宅配便で届いた時に、「え?インフルかかってんのにウツボカズラまた買ったの???」と嫁から呆れられる。。。。スマホで見ると細長くかわいいピッチャーに見えたのですが実際届くと結構立派なピッチャーをつけていました。育てやすいと聞きますので、春からグングン育ってくれることを期待します。N. alata-giant(q)×truncataネペンにはまった初期に購入したアラタ×トランカータこの子は夏場に外ビニール温室で栽培したのですが秋口からの成長が芳しくなく、ワーディアンケースに移動してからグングン大きくなってくれました。寒い日が続きますが、直射日光が当たる場所ではどんどん大きくなってくれる。しかしトランカータ交配種ってことで、これからどこまで大きくなるのか怖い品種です。しかし、この子のピッチャーの持ちが悪い。なんでなんだろな。。。ネペンテス スパスラタ×アリストロキオイデスの花ネペン栽培始めてはじめて花が咲きました~この株はまだまだ小さい株なので花が咲くなんて思ってみなかったのでびっくりしました。交配する花粉もないため、観賞用です^^そうそう、サラセニア、ハエトリソウの移動をしていたら、町内会長にばったり出会いまして。「お~あら太君。何を運んでるんだ ん???? おうおう、こりゃああれじゃないか、 しょ、、しょ、しょくちゅうどく!」この時期には葉が枯れて汚らしい植物かもしれませんが、ノロウィルスと一緒にしてほしくはないもんですなぁ。というわけで今年もよろしくお願いしま~す。
2018.01.15
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へりっこさんから食虫植物Tシャツのデザインを仰せつかりまして、9月中旬からデザインをしておりました。食虫植物Tシャツ!なんと素晴らしい響きでしょう!確かにこれだけ特徴的な形をしている植物なのに食虫植物グッズって少ないなぁと思っておりました。兵庫県立フラワーセンターには食虫植物グッズはないし、咲くやこの花館には、消しゴムセットがあるくらいだったかな?そういえばこの前から食虫植物てぬぐいができたそうだけど。そういうグッズっていいなぁ。そう考えると食虫植物グッズは、もしかして需要があるんでないの???と思ってみたりしました。。。。今思い出しました。告白します。自分の「ネペン亭あら太シール」も、実は「これ作ったら売れるんちゃうのん?ぐふふ」というヨコシマな思いがあったのです。そして印刷所に印刷出して、関西集会に持って行って即売会の時に売ろうとしたら、、、、一枚も売れなかったんですね~~~~つまり、関西集会の即売会に求められるものは、食虫植物そのものでありそんなグッズに出す金なんてねーよ、ということだったのです。(その前に、しこたま皆さんに配りまくってしまったのもありますが)しかも大阪屋さんから「これ、売れないよ。なんのネペンの品種かもわかんないし。 家紋のデザインにしてこだわってるんだろうけど、かっこ悪いよ」と酷評もいただき、久しぶりにギャフンといった次第なんです。(補足①大阪屋さんに後日「あの件ブログのネタにしていいですか?」と聞いたら 「ええよ~」と言われたのでここでネタにさせていただきます笑)(補足②大阪屋さんはとてもやさしい人です。誤解しないでくださいね。いつもお世話になってます)先日の集会の時に、へりっこさんが沖縄紅型で、ウツボカズラTシャツを着ていたので「なんすかそれ!!!ほしい!!!」と言ったら、私以外にも結構へりっこさんにも問い合わせがあったみたいで。その後へりっこさんのブログで「Tシャツつくりたいんです」とおっしゃられたので「手伝いますよ~」と挙手したというわけです。ある程度へりっこさんのなかでもイメージはできていたようで、こんな感じ。これを形にしていこうということです。「沖縄紅型だよなぁ。あんまり細かい線でないし、手書きでデザインするかな?」と思って、何種類か書いてみたんですが。。。。なんか、、、、ダサい。これであのラフのように配置したら、、、幼稚園児のお絵かきになりかねんな。。。このタイミングで浜田山集会に行ったのでした。そしてその中で、フラワーセンター土居神から「へりっこさんから聞いたで。Tシャツあら太君がデザインするんやってな。楽しみにしてるで!!」とお言葉をいただき、よけい「ひえ~~~どないしよ~~~」となったわけです。どうしようかなと思ってたら「好きにデザインしていいですよ。あんまり紅型の枠にとらわれなくても」とおっしゃられたので、自分の得意な「2階調デザイン」で試しにデザインしてみたら。。。ええやんへりっこさんに見せたら「うふぉお!!めっちゃかっこいいじゃないですか!!」と褒められたので、調子乗って「よし、これで行きます!」と言ってしまったのですよ。言ってしまった、言ってしまった、言ってしまった、、、、、「言ってしまった」というのが、これ、どうやって書いているかというと、線の一つ一つをマウスを使ってペンツールでベジェ曲線を使って書いているのです。イラストレータ使ったことがある方わかってもらえますか?こんな感じで線を描くのです。これをサラセニアの模様一つ一つをちまちまモウセンゴケの粘液を一つ一つちまちまハエトリソウのギザギザを一つ一つちまちまマウスであのグニグニペンツールで書いていかなければあかんわけなんですわ。。。。しかも写真を2階調にするので、色は使えないし、ヘリアンフォラみたいな表面が滑らかな植物はどう表現したらええんやろ。。。ここからデザイン地獄に陥るのでした。。。一個一個描いて配置していく。そして写真を選ぶ作業ってのがこれまた結構大変でして。。。iphoneのなかの食虫植物の写真をひっくり返してみたり、へりっこさんの栽培している写真を借りたり、土居さんに写真送ってもらったり。。。デザイン映えする写真っていうのもあるんです。陰影がバチっと出て、なおかつ対象が葉やツタや、他の植物にかかっていない写真を探さないとダメなんです。土居さんもかかわっているのでぜひ土居さんにちなんだ品種を載せたいと思いまして。「土居さんといえば。。。」私はN.ペルビレイS.カテスベイ・ドイだと思ったのでデザインしようと思ったのですが、以前フラワーセンターで撮ったペルビレイはデザイン映えしない写真なのです。。。というわけで、ペルビレイ1個のためにフラワーセンター行ってきましてん!!!見て!この努力!!S.カテスベイドイは土居さんに写真を送ってもらいました。ちなみにS.カテスベイ・ドイに「隠れ土居(doi)」があります。ぜひ探してみてくださいねというわけで、つたないデザイン技術ですが頑張ってできた「食虫植物Tシャツ」です。それがなんと商品ができたそうです~~~~パチパチパチパチ販売はへりっこさんのサイトhttp://helista.jp/で購入可能です。あんまり商売の話はしたくないですが。。。買ってください!!お願いします!で、11月26日に兵庫県立フラワーセンターにJCPS田辺会長が浜田山集会のメンバーとともに来られるということで行ってまいりました。関西集会からも噂を聞きつけたメンバーが集まってまいりまして、結構な人数になりました。モチロンお目当は食虫植物の神土居さんです。私は用事があり昼からの参戦でした。そこで撮ったこの写真を見て!!右から・ヒーローズピッチャープランツ 鈴木廣司代表様・兵庫県立フラワーセンター土居寛文様・へりっこさん・JCPS田辺会長様・関西・関東集会の面々・左端の黄色いのはワタシ。みなさま、寒いのにTシャツ姿になっていただきましたどうもありがとうございました!!土居神からも「あら太君!いいよこれ!」とお褒めの言葉をいただき、デザインした人間にとってはこの上ない喜びをひしひしと感じました。またTwitterでもぞくぞくと「かいました~」と投稿があり、このデザインよかったなぁとつくづく感慨にふけるのでした。デザインとアートと違いって、私は「デザインは目的を達成するもの」だと思っています。アートっていうのは自己表現ですが、デザインは「目的」例えばパッケージデザインでいうと「売り場でその商品の特徴を表現し、より売れる目的」ってことですよね。今回の「食虫植物Tシャツ」は「食虫植物マニアに喜んでもらえる」という目的でデザインしました。正直、家族や友達に見せても「ん???うん、そうなんだ。頑張ったね」という感想ばかり。「お!いいね!俺も欲しい」という感想が欲しかったので「だいじょうぶかな」と弱気になっていたのです。皆さんの反応をいただき、とっても嬉しかったです。さて、みなさん、食虫植物が何種類あって、それぞれの品種わかりますか?白黒デザインになっているのでわかりづらいかもしれませんが。全種類当てた人には。。。なにかいいことがあればいいなぁ^^<余談>ちなみになぜ自分は黄色のTシャツなのかというとデザイナー特権としまして、「あら太君、好きな色のTシャツに印刷してあげるよ!」というへりっこさんからの粋な計らい。いうことで、今回は黄色をセレクト。で。いざ着てみると。。ええやん~~~~いい感じじゃないですか。で、嫁に見せると「え?これあんた着るの? これ24時間テレビのTシャツカラーじゃん?!」ほんまや~~~~~~すっごく恥ずかしくなってしまった。。。ええねんええねん!わしはこれでええんや~~~~
2017.12.01
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2017年11/19は関西食虫植物探索会でした。今回は大東。岡山からはちょっと遠いです。8時半に家を出発し、途中のSAできつねうどん。昼飯は質素に済ませましょう。おおっと遅刻だ。会場に20分遅刻して着くと、もう自生地の報告会を上映しておりました。会費を払おうと思ったら、、、こんなところにネペン亭あら太シールが!!今回はオーストラリアの球ドロセラとセファロタスの自生地報告です。球ドロはやったことないのですが、みていると挑戦したくなりますね。普通のドロセラとちがって、捕虫葉がきれいですよね。でもどうもモウセンゴケは苦手です。。。アンドロメダも去年集会でいただいて、どんどん増えたのですが、夏場に全滅。。。。カペンシスも春まではどんどん増えていたのですが、2株を残してカペン死す。。。お後がよろしいようで。。。もうネペン一本でやれってことですかねぇ。今回の展示品の目玉は、やはりこのサラセニア!!!やっぱり大株のサラセニアは迫力があります。ウチにも集会でいただいたサラセニアが数株あるのですが、今年の秋に本葉が3本出たくらいでして。。。ここまでの大株になるには何年かかるんだろう。ロリヅラもありました。ロリヅラの花を見るのは初めてだったかな。onoさんのヘリアンさすがですねぇ。今回は面白いものを手に入れました。S.smurfプルプレアの変形のようで、スマーフ(漫画キャラクター)のような帽子が珍しいです。スマーフといえば小学校の図書館にスマーフの漫画があって、人気でいつも借りられてたよなぁ。タンタンとか好きでしたね。N.rafflesiana Sigapore giant大阪屋さん出品の品ですが、れいねさんが「これめっちゃ大きくなるよ!」と熱弁されてました。ジャンケン大会の時にはスルーしてたのですが、売れ残っている株を買いました。しかし冬越のために温室内に詰め込んだネペンはスペースないのにまた買ってしまうという。。。おバカちゃんですねワタシ。D.spotty赤斑入りハエトリソウです。ハエトリソウの斑入りは珍しく、普通の白斑入りはオークションに出るととても高額で取引されます。関東集会でもゆーまさんが展示されたことがあるそうですが、維持がものすごくむつかしいらしい。このスポッティーは赤斑入りですが、やはり斑入り維持はむつかしいらしく、先祖返りしやすいそうです。しかしこの立ちあがりかたといい、エレクタ系としてもかっこいいですよね。なーんてかんじで今回の関西集会でした。あ、そうそう、へりっこプロデュース、ネペン亭あら太デザイン「食虫植物Tシャツ」も販売されました!!!!集会ではグッズはあまり売れないと聞いていたのですが、なかなか好評だったようです。詳しくは次回のブログにて^^じらすなって?ちょっと今週、ブログに載せれそうなイベントもありますのでそれもふまえて次回をお楽しみに^^
2017.11.20
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関西集会、関東集会に二週連続で参加し、「食虫植物はもうお腹いっぱい! そして財布はスッカラカン!」なネペン亭あら太です。お久しぶりです。栽培以外にお仕事をいただきまして、それをないがしろにしながらブログ書いていると依頼者から怒られてしまいそうなので。。。久しぶりの更新です。この文章自体かなり昔に書いていたのですがね。。。ですんで写真がちょっと古かったりします。本題に入る前にちょっとマクラを。(落語の本編に入る前の小話のことを「マクラ」と言うのです)この前夢を見ましてね。となりのトトロのワンシーンで、サツキちゃんとメイちゃんがトトロからもらったタネを庭にまき、夜その庭にトトロが現れて、朝起きてみるとその種が発芽してたと言うあのシーンです。「あー、息子がトトロ好きだからそれを思い出したのかな?」と思ってたら発芽してましたー!!ローウィの方で、まだエドワードシアナは動いてないですが。ウチにもトトロが来てくれたんだ!っと小躍りしました。しかし、浜田山集会でねぺんらんどさんが展示してたローウィも種まいて2年で2cmくらいだって。。。大きくさせるには程遠いですなぁ。では本題秋になり、そろそろ温室にNepenthes達を入れていかなければいけませんね。その前に、一度今年の総括をしようかなと思います。まだ秋口は成長しそうですが、一年栽培してみての草体の成長をまとめてみてもいいかなと。ちなみに今年お亡くなりになった株は1株、bongsoの子株だけ。他の株は順調に大きくなってくれております^^N.ampullaria 斑点アンプラリアは1年中ワーディアンケースの中に納まっております。今年の夏は暑かった(毎年暑いのですが)おかげもあり、8月上旬まではすくすく大きくなりましたが、中旬、下旬となると暑さでばてたようなイメージです。LED照明50Wを使用しており、他のネペンは葉焼けがみられましたが、アンプ、アンプ交配種は日光が大好きなようでほとんど葉焼けしませんでした。(バイキング×アンプ、ソレリー×アンプ、サチコなども)ただ、レッドリップは「光量が強すぎたのか?」「脇目・グランドピッチャーがでたからか?」8月中旬からはかなりリーフダウンしてしまいました。アンプは徒長させずに節間が詰まった草体をめざしていますのでまあ仕方ないかな。N.alataうちにいるのはれおんさんから頂いたホムセン由来のアラタですが、さすが汎用種!どんどん大きくなってくれました。今年の1月いただいた時の姿がこれ。で、春口から外栽培しましたがどんどん大きくなってくれました。ウチのネペンで鈴なりなのはこの子です。あと、ITOさんからいただいた「アラータルソン」これも大きくなっています。同じアラタでもこちらのピッチャーはめちゃくちゃ柔らかく、フワフワしてます。N.thorelii rubra×viking var boatform sib(Ping-Pong系)Monkeycupさんから頂いたこの子ですが、ううん、Monkeycupさんのブログを見ると自分の株の成長の少なさに恥ずかしくなってしまいますね。。。でもとても特徴が出たピッチャーをつけてくれます。バイキング交配種は丸々としたピッチャーをつけてくれるので私好みです^^もっと株が大きくなればそれどれの交配親の特徴が出てくるのでしょうが。来年に期待です!N.vogelii高山系ネペンですが、低地性と近い環境ですくすく大きくなってくれます。ピッチャーもだんだんと大きくなっています。これは悠さんの「ユグドラシルソイル」で植えております。ウチはワーディアンケースの上半分が低地系・交配種、下段を高山系にしているのですが、下段でのネペンは概ね順調に育っている感じですね。しかしペルタタがちょっと今年は暑すぎたのかなぁ。成長スピードが遅すぎます。下段に移動したほうがいいのかもしれません。N.ナンバラ×スミレシイ一番初めに買ったネペンです。とても思い入れが深く、Monkeycupさんとお知り合いになれた株でもあります。買った当初はミニ温室で栽培していたので冬に傷んでしまいましたが、2年超してくるとだいぶ大きくなってくれました。ピッチャーも特徴が出てきているでしょ?リップが白く、本体が薄ピンクで斑が入り、ヒップより下は斑が入らないという。なんとも女性的なピッチャーです。調子がよくなるとぐっちゃーと脇目もどんどん増え、一人ジャングル状態です。ベランダに出して、直射日光を当て始めてからすごい勢いで大きくなりました。(これ画像加工するのめんどい。。。次回からは簡単にしよう。。。)<<来年の課題>>・ピッチャー持ちがよくない株のピッチャーを長持ちさせる栽培を目指す・成長スピードが遅い品種(高山系含む)の成長促進・「葉:ピッチャー」のサイズ比をよりピッチャー大をめざす・実生株の育成・挿し穂の育成あと、栽培スペースの問題。。。これ重要今持っている株を大きく育て、来年には挿し穂をして増やしたいと思っております。
2017.10.20
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創立21周年&第210回JCPS・浜田山記念集会に参加してまいりました!先週は関西集会、今週は浜田山。。。もう嫁も諦めてますね。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ16日は仕事だったので日月と東京に行くことに。集会の翌日が休みなので打ち上げにも参加できます!関西集会もそうですが、集会の翌日が休みならば泊って飲みにも行けるのです。ぜひ関西集会も翌日が休みの日に開催してくれたら、あら太はうれしいのですが。。。。と勝手なことを言ってみたり。朝イチの飛行機に乗っていざ東京へ!ってか台風が来ているのに飛行機飛ぶのかとても不安でしたが、なんとか飛びました。羽田に到着、渋谷まで行って京王井の頭線で高井戸へ。ふと、斜め向かいを見ると、男性が保冷ケースを持って座っている。「もしや、集会の人?? いやいやあら太、そこまでお前を中心に世界は回ってないぞ。 普通に魚を家に持って帰っている人かもしれないではないか」ちょっとして横を見ると、その人の向かいに銀ちゃんと詩織ちゃんが。あら太「あ、銀ちゃん!」銀ちゃん「おーあら太さん!」銀ちゃん「あ、この方(向かいの方)紹介します。アウラパパさんです」やっぱそうだったのか!!!!世界は俺を中心に回ってるぞ!笑さっそくネペン亭あら太シールを差し上げました。アウラパパさんもそうですし、ブログやツイッターなどされておられる食虫植物栽培家の方もたくさん参加されるでしょうから、皆さんに合えるのがすごく楽しみだったわけです。雨もきつくなっており、傘を持ってなかった私は銀ちゃんと相合傘で会場へ。お~これが浜田山集会ですか!まず目に飛び込んできたこの大きなハエトリソウ!すげー。やっぱ東京は違うわ。会費を払って会場へと、思った瞬間目に飛び込んできたのは会費の集金箱にネペン亭あら太のシールが!!!!ぬおー、なんとこんなところで俺のシールが使われているなんて!うれしい!!!!(いつものことながら写真を撮るの忘れてました。失念!!)会場はというと、・ヒーローズピッチャープランツさん・大谷園芸さん・その他たくさんの方が即売会をしている!!!そして関西勢の方も、れおんさん、ニシゴロウさん、もなさん、シネフィーさん、ガブさん、onoさんなどたくさんの方が参加されている!挨拶をして、とりあえず即売会だぁ!!!でも帰りの飛行機のこと考えるとあんまり買えないんだよなぁ。大谷園芸さんに聞いたのですが、0〜1000m生息 低地系Nepenthes1000〜2000m生息 中高山系Nepenthes2000m以上生息 高山系Nepenthesだよ。と教わりました。これはわかりやすい!その後銀ちゃんに「あの人だれ?」って聞いて、聞いたことある人に片っ端からシールをわたしていきました。中には「あ、ネペン亭あら太さん?知ってます!!!」うれしいなぁ。まだ食虫植物2年なのに私の名前を知っている方がおられるなんて。やはり記念集会というのもあり人が多かったそうです。しかし、それだけでない空気を感じます。。。。やはり、皆さんレジェンドをお待ちですか!12時から展示品解説、みなさん素晴らしい展示品です。いつものことながらテンション高すぎて写真が少ないのですが。これはアウラパパさんのカンパニュラタ。かっこいいですね~~~~カンパ交配種はあるのですが、やっぱ原種は高貴です!サラセニア・ティナ結構このサラセニアも好きですね。レウコみたいに派手なのもいいですが、このティナはちょっと模様がついてておくゆかしい雰囲気です。あと、ハエトリソウの展示をされている方を見て「あ!あの人見たことある!タモリ俱楽部にも出てたし!」またその展示されているハエトリソウを見てびっくり。普通のホームセンターのハエトリソウを1年でそこまで大きくするか???あの人とぜひお話ししたい!あとで行ってみよう。でも、自分のような初心者が聞いて教えてくれるのかな。。。ちょっと心配13時から尾瀬湿原の報告田辺会長の立て板に水のごとくの報告は、自分が至仏山に行っているかのようでしたね。そして土居神到着!兵庫から8時間かけて車で来られたそうです。温かい拍手に迎えられちょっと照れながら田辺会長から紹介されます。14時からはねぺんらんどさんのマレーシアのネペン探訪記。関西集会で銀ちゃんの報告も聞いておりましたが、よりじっくりと聞かせていただきました。合間合間に銀ちゃんのパスポートネタをいれつつ会場の笑いを誘ってました。銀ちゃんおいしかったね!!休憩中ゆうゆうさん銀ちゃんと話をしていると「おーいあら太君!」と呼ばれる。「ん?だれですか?」と振り返ると土居神じゃないっすか!!!!「え?え?なんでしょうか!!!!」「いやぁ、さっきの話の中でへりっこさんにTシャツの件みんなに宣伝しとけっていわれたんやけど すっかり忘れてたわ~。ごめんなぁ~はっは~」きゃー。俺の名前土居神に覚えてもらっている~そしてTシャツの話も土居さんめっちゃ嬉しそう~今へりっこさんと食虫植物Tシャツを作る話をしているのです。まだ作成中なのでまた後日報告させていただきますね!おたのしみに~15時から土居さんの講義です。では私のメモから。(間違えている箇所がありましたら指摘してくださいね)・冬の加温は17度にしている。ちょっと低いと思われるのかもしれない。 アンプラリアやラフレシアナなど低地系のNepenthesは本当は20度管理したいところだけど、 それだと葉ばかり大きくなる。 少しいじめてやるくらいの温度で管理すると、春から成長が爆発する。・挿し木は4〜6月がオススメ。 これはヒーローズの鈴木さんも仰ってた。 秋口に刺しても、結局根が出るのは春からなので、暖かくなってからがいいみたい。・アンプラリアは葉焼け気味くらいの光量の方が、節間がつまって立派になるよ。・ミズゴケはあんまり高いのでなくても大丈夫。 土居さんもミックスミズゴケを使用している。 紛れている雑草タネを死滅させるのに熱湯消毒するなら、 グラグラになったお湯に、5秒入れて出すくらいでオッケー。・ベントリコーサやグラシリスなど葉が硬い品種は、底砂の日向土を多めに入れる。 (三割くらいだったっけ?失念)・エイマエや、ローウィなど退化した蓋がは 「雨水がモロに入ってしまうのにそれでいいのか?」と思っていたが、 ピッチャーの中に雨水がたまり過ぎてくると、 ししおどしのように地面にピッチャーの水をまくような構造になっている。 つまり、溜まった養分を根元にまいて根から吸収するのではないかな?・トランカータを見てても、あの広い襟は雨水を効率よくピッチャーにためるような構造になっている。・水やりをできるだけ控える栽培だと袋が大きくなる。 水を多くやる栽培だと葉ばかり大きくなってしまう。これは土居さんが展示してたエイマエです。なかなかがっしりしたピッチャーですね!土居さんの講義が終わった後にも土居さんの周りには人だかり。そして土居さんはネペン教の教祖のごとく皆に教えを説くのでした。そしてじゃんけん大会!私の狙いは田辺会長の「サラセニア ミノールジャイアント」!サラセニアではミノールが一番好きですね。じゃーんけーんぽん!7人中2人負け。その2人の中に入ってしまいました。前回といい、もうええわ!!!!わし、じゃんけん弱すぎるわ!!!!傷心でとぼとぼと歩いていると、先ほどのハエトリソウの方から「ネペン亭あら太さんですよね!」「え?私のこと知ってくれているのですか????」「ええ、GreenSnapでお世話になっているゆーまと申します」「あ!あなたがゆーまさんだったんですか!!!」そこでじゃんけん大会そっちのけでゆーまさんにハエトリソウの講義をしていただきました。食虫植物会で有名人のゆーまさんにがっつりハエトリソウの講義をしていただけるなんて!ふとじゃんけん大会をみると、ゆーまさんのハエトリが出品されている「あ、あ、おれも、おれも」という言葉をかき消され、ハエトリが売られて行ってしまう。。。「あ~あ」と言っていると「ちょっとまって」と展示品のハエトリを持ってきてくれる。「これ差し上げますよ」「え~~~まじっすか!いいんですか!何も持ってきてないんでお返しできないです」「いいんですよぉ」ゆーまさんこの場を借りてお礼させていただきます。ありがとうございます。その後、土居さん持ってこられた「サンギネアキシノ」「ソレリーイケダ」を挿し木大放出!実は私も欲しかったのですが、関東集会には土井さんも始めてこられるということで、関東の方にとってはこんなチャンスはないわけです。私は隣の県なのですぐにお会いできるので、今回は辞退いたしました。その後、打ち上げ祝賀会にも参加させていただき、ヒーローズピッチャープランツ鈴木さんと話させていただきました。あと、まさとさん、レポートさん、0157さん、akigoさん、ゆうゆうさん、だるふろさん、ねぺんらんどさんと話させていただきました。ほかにも話させていただいたかもしれませんが酔っぱらってて。。。田辺会長、鍵の君さんアウラパパさんや、グラスラ姉さんとももうちょっと話したかったなぁ。その後若手メンバーと二次会に行き、ぐでんぐでんになりながら台風の中ビショビショになりながらカプセルホテルで3時間寝て、寝不足のまま羽田につき、何とか飛行機に乗って岡山に着きました。もー食虫植物お腹いっぱい。そして二日酔い。それでは今回の戦利品です。N.ヒルスタ大谷園芸様から購入しました。持って帰っているとピッチャーが変形してしまった。。。N.ラミスピナ中高山系ネペンです。マダラ模様が入っているところを見るとマクファーネライが交配されているのかもしれませんね。D.バイオハザードヒーローズピッチャープランツ様から購入しました。グジュグジュ系ハエトリ。これからどうなるのかな?大彰園ハエトリソウゆーまさんからいただいたハエトリです。去年のホムセンハエトリ大彰園です。毎年特徴が違うハエトリを出してくれる大彰園。もしかして「201●年大彰園ハエトリ」みたいにブランドがつくかもしれませんね^^というわけで、浜田山集会の報告でした。またタイミングが合えば行きたいですその時は皆さんよろしくお願いいたします~
2017.09.22
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第90回 関西食虫植物探索回でした 今回は岐阜の出張を絡めていくことに。 岐阜ではホテルを取ろうと思ったらなかなか近くのホテルを取ることができず。 困ったなぁと思ってたら、 「そういえば前回行った時にホテルの近くに旅館があったな。。。楽天トラベルで出て来ないし、もしかして直接電話したら取れるかな?」と思い、グーグルマップで調べて電話してみると空いてました!しかも夕食付き5700円!やしー! 部屋は六畳。畳敷きで、風呂、トイレ共同。もちろんWiFiなんて気が利いたもんもありません。そんなに古い部屋ではなくって、十分です。 そして、見てこの晩飯! これにお櫃ごはん2合とうどんが付いて来ます。 いやぁめっけもんでした! 岐阜での仕事が終わり、土曜は神戸泊。 帰りのことも考えて新神戸駅近くにしました。神戸泊クアハウス。 カプセルサウナですが、デラックスルームなるものに泊まりました。 デラックスって言っても、カプセルホテルに前室が付いただけですけどね。 でもサウナ気持ち良かったー。 ホテルについて一回、飯食って一回、朝起きて一回、計3回風呂アンドサウナに入りました。夕食は明日の集会のため節約でカレーのみ。 そして関西集会当日。 風呂アンドサウナに入り身を清めて出発。せっかく神戸に来たから朝食はおしゃれなカフェでと思って元町をぶらつきましたが、朝早くはあんまりおしゃれカフェ開いてないのね。。。 結局上島珈琲店でモーニングセットを頼みました。 そしていざ会場へ。 九時半に着くとれおんさんと響さんがもうおられました。 れおんさんからいただいた実生サラセニア。 実生からここまで2年だそうです。 やっぱり食虫植物は成長遅いわぁ。。。 これはれおんさんの展示品。 N.バイキング×カンパニュラタ カンパニュラタな感じがよく出てますね~。 しかも購入してまだ1年たたないうちにどんどんリーフジャンプしてるそうで。 うまい人はやっぱすごいですね 今年の夏は「マツコの知らない世界」に田辺会長が出演されたり、関西集会もテレビ取材があったり、メディアで食虫植物が取り上げられることも多かったです。前半はその映像を流したり、情報交換などダラダラとした時間が流れました。この時間好きですねー。 そして、今回の記念集会は特別ゲストが3人来られると言う事前情報をキャッチしました! ・先日のボルネオ、トラスマディ山に行かれた銀ちゃん・詩織ペア ・JCPS田辺会長 ・兵庫県立フラワーセンター土居寛文技師 すごいメンバーだ! 土居技師は、食虫植物界では「食虫植物の神」と崇められる御仁。 私は勝手に「土居神」と敬っております。 実はわたくし、フラワーセンターには何度も行ったのですが、土居神にお会いしたこともないし、映像でも動く土居神を見たことがないのでめっちゃ緊張してました。 午前中はダラダラと時間が過ぎ、そろそろ昼飯買いに行こうかなと思ってたら、響さんが 「あら太くん、ちょっと手伝ってくれる?」 「いいですよー。何しましょか?」 「土居さんが来られたら展示品のウツボカズラを運ぶの手伝って欲しいんだけど」 ま、マジっすか!! そんな初対面の仕方していいんですか! しかも土居神の栽培されているウツボカズラを運ぶなんて大役仰せつかってもいいのですか!! これは昼飯どころじゃないぞ! 有志4人で土居神の車に向かう。 駐車場に着くと、車から出て来られました。 「おー、みんな悪いなぁ。ありがとうな!」 土居神だあ!西宮に降臨されたぁ!! いやはや、恐れ多くウツボカズラの入るバッカンを持つのをためらってしまいましたよ。 駐車場を降りたところで響さんとバトンタッチ。 響さん「あら太くん、これ落としたらフラワーセンターでタダ働きやで〜」 (それはそれでありではないか) と思ってしまったネペン亭あら太でした。 土居神は本当に太陽な方ですね。 会場に着くと会場が光で満たされるようでした。 早速土居神のレクチャーが始まる。 土居神「このアンプラリアはカントリーレッドとか今呼ばれているけど、この株は由緒正しい株でねぇ。この株は挿し穂してから2年かな?」 マジッスカ!このアンプラリアの大株2年でできるんすか! あら太「ウチのアンプラリアなんて、主茎が伸びて下の葉が枯れてしまってヤシの木見たいなんですよねー(スマホで写真を出して)こんな感じで」 他の人「そうそう、普通こうだよね」 土居神「どれどれ。。。うん!ちゃんと良くできとるやないか!いいよ」 きゃー!! 土居神に褒められたー!! ネペン亭あら太シールをわたし自己紹介。座右の書「ネペンテスとその仲間たち」にサインをもらい、写真まで撮ってもらいました。 ここで、土居神からうかがったお言葉を紹介。 1.Nepenthesは肥料をあげない方がいい。 肥料をあげるとその時はグーンと大きくなるが、三年後バタッと調子が悪くなることが多いよ。これは土居神が来る前にEさんとお話ししてた時にも同じことをおっしゃってました。 2.Nepenthesの挿し穂をする時は、鹿沼土刺しがオススメ。 水刺しもよく発根はするが、植え替えるタイミングでダメになることがある。 それは、抵抗のない水の中で発根するため、根が脆い。 鹿沼土で発根させると、空気に触れ、用土に沿って発根し植え替え時の失敗が少なくなる。 3、Nepenthesの雌雄で、オスの方がメスと比べると成長が早く、丈夫な気がする。これは土居神の想像だが、受粉する時に雄花が高いところにある方が、雌花の柱頭に受粉するからではないかと思う。 あと、おっしゃってたのが 「君たちみたいな若いメンバーが増えて嬉しい!Nepenthesの品種の維持のためにも君たちの頑張りにかかっているんだよ!」 はい!頑張ります!! 田辺会長も来られ、会場のボルテージはマックス!というか俺のテンションマックス! 銀ちゃんの「ボルネオ・トラスマディ山報告会」もたくさんのおいしそうな写真を見せられ、いや違った、たくさんのネペンの写真を見て「なるほど」と思いました。以前の関西集会の時にも同じ感想だったのですが、ネペンの自生地の土は、砂とかがやっぱ多いのですね。あとグチュグチュのピートモス用土とか。ローウィーのアッパーピッチャーが山のように頭上になっている動画とかすごかったなぁ。あと、ローウィーってやっぱりネズミの糞をピッチャーの養分にするのですね。正直ネペン界に伝わる「都市伝説」なのかと思っていましたが、ピッチャーの中にごろごろ転がるネズミの糞を見て「お~」と思いました。 報告会も終わり、だら~っとしていると、見つけてしまいました。土居神と、田辺会長が横に並んで談笑し終わったタイミング!これはいける!と思い突撃あら太「すいません。田辺会長と土居さんの間に並んだ写真を撮りたいのですが・・・」田辺会長・土居神「おう、いいよ!」すると隣にいた響さんが響さん「あら太君、写真撮影料300円いるよ!プロモーター分として僕が150円もらうから」前回は田辺会長と並んで1000円でしたよね確か笑写真がこれ!ドドン! これはね~、家宝ですね! さて、そろそろ今回の展示品を サラセニア スマーフ土居さんも「これおもろいなぁ!カニの爪みたいや!」とおっしゃってたサラセニアの変形品です。 ネペンテス テンタキュラタこれは土居さんの展示品。高山系ネペンですが、低地性ネペンと同じ環境で育てているそうです。もちろん育てることがあるそうですよ^^ 写真は以上です。。。いつものようにテンション上がりすぎて写真をあまりとってないという。。。 そして今回は即売間じゃんけんは負け続き。。。ちょっとさみしいです。まぁ、17日の浜田山集会に参加予定ですので、それまでに財布を温めときますか。
2017.09.11
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どうも食虫植物にどっぷりつかってしまい、お小遣いのほとんどが食虫植物関係に費やされており、虫ではなく「私」が食べられているような気がしてならない昨今です。 今回はそんな食虫植物を「食べて」みたいと思います。 以前ブログにも紹介した「イビセラ ルテア」実が成熟し中から「悪魔の爪」と呼ばれる超鋭利な種(正確には果皮)ができるのです。いつの間にか畑に出来てました。「旅人泣かせ」とも異名を持つこのイビセラの種は、硬さはクルミの殻ほど。そして外国では野生化して、この実をつけ、誤って踏んでしまい足に穴が開いてしまうとか。。。げに恐ろしきイビセラ。うちもちゃんと収穫しないと大変なことになりますね。このイビセラ、現地ではピクルスなどにして食されているようで食虫植物愛好家で作家の木谷美咲さんも食べてみたことがあるとか。 二番煎じにはなってしまいますが、自分も一度食してみたいと思います。これは今のイビセラの様子。3株ありますが実は8個ほどできている様子。花が咲いているので、まだ結実するかもしれませんね。 ウチの場合、イビセラの隣はトウモロコシ、落花生。それと同じように水やりをしたら、どんどん大きくなってきました。芽が出たばかりのイビセラは、やはり根が発達していないのかカンカン照りになってしまうとしおれていましたが、ある程度の大きさになれば、毎日水をやらずともすくすく大きくなってくれます。今年は日中はカンカン照り、夜に雨が降るという日が多かったのでまったく世話をかけずとも大きくなってくれた。ホント、ウツボカズラに見習ってほしいです。 葉を見てみると。。。う~ん食虫植物とは言えどそんなにたくさんはついてないな。この畑の後ろは薮なので、虫は腐るほどいると思うけど。 収穫するとめっちゃ粘液を出す。そして臭い!ちょっと収穫しただけで指がニチャっとします。 さて、採取してきたイビセラの若い実。大きさも大きめと小さめを収穫してきました。オクラのようにも見えますね。木谷さんのレポートでは生では苦いそうなので、オクラと同様ゆでます。で、「だしびたし」にしてみました。綺麗に盛り付けて。。。はいどうぞ!「無農薬栽培イビセラのだしびたし。花をそえて」こう写真を撮ると美味しそうでしょ味は。。。食べれんことはないが。。。めっちゃ苦いインゲンみたいな感じ。食べ過ぎたら腹下しそう。小さい方の実はまだ苦味が少なかったです。でもうまくはないですね。それに結実効率を考えると、食用にするのは無理がありそうです。関西集会まで残ってたら、ピクルスにしていこうかな?
2017.08.28
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8月15日 高山系ネペンテスの種蒔きをしました。これから書く内容は、皆様から頂いたアドバイスをもとに実施しました。アドバイスいただいたれおん2000さん、Monkeycupさん、surfaceさん、山田食虫植物農園さんありがとうございました。わたくしネペン亭あら太、ネペンの種蒔きは初心者なもので、「え!それやっちゃだめでしょ」という内容も含まれているかもしれません。あくまで私の「種蒔き実験」としての内容ですので、環境・季節によって発芽率が変わってくると思います。できるだけ詳しく記そうと思いますので、参考にしていただいたら幸いです。ただ、この方法でやってみて、「発芽しなかったぞ!どうしてくれるんだ!」というクレームはやめてくださいね。 さーて、堅苦しい内容はさておき。この前のエドワードシアナ、ローウィーの種をまくことにします。 ちょっと時間たってしまったけど大丈夫かな。。。ちょっと心配。盆休みが13~15日までだったので、嫁が同窓会でいない15日が種蒔きチャーンス。 今回は発芽率を上げたいのと、実験を兼ねてこんな感じて種蒔きしてみます。・用土をミズゴケ、鹿沼土2種類でチャレンジ・殺菌材、植物活力素で浸水の2種類でチャレンジ これをエドワードシアナ、ローウィー2種で、計4種類で種まきしようと思います。この理由は、前回のベントリコーサは「ミズゴケ」「植物活力素」で発芽率がよかったので、チャレンジしたい。 しかし、山田さんからのアドバイスでは「殺菌剤を使用しないと、種内に食い込んでいるカビが沸くかもしれない」とありました。ダコニール(殺菌剤)はハエトリソウの炭疽菌騒動の時やNepenthesの殺菌として何度も使用しましたが、一度皮膚に触れたときそのままにしておいたらピリピリとからしを塗ったようになったのを思い出しました。殺菌するための薬剤なのですからキツいのは当たり前でしょうが、これで発芽率が落ちたらいやだなと思い、保険の意味と今後のためにダコニールなしでもやってみようと思います。 また、Monkeycupさんのアドバイスや土井さんの本を読むと、鹿沼土で種まきされている方も多いようです。どうもミズゴケメインで栽培しているので鹿沼土単体用土の栽培ってコツをつかみにくいのです。しかし雑菌が沸きにくかったりするのかな?男はチャレンジだ!! 8月15日 7:00・国産ミズゴケを水に戻し、ハサミで細かく刻む、熱湯で殺菌します。 ん?初めて使うミズゴケだけどちょっと黒いですね。・鹿沼土を水で洗い、置いておく 8:00~15:00嫁の実家に挨拶に行き、酒を飲まされフワフワしながら電車で居眠りしながら家に帰る。駅からタクシーで帰ろうと思ったけど、タクシーがおらず、歩いて帰る、足の裏の皮が痛くなる。 16:00さーて、さっそく種蒔きしますよ。 今回種蒔きに用意したもの・Nepenthesの種2種類・用土 国産ミズゴケ・用土 鹿沼土細・殺菌剤 ダコニール・植物活力素 メネデール・スポイト・ピンセット100均・1Lペットボトル新品・種蒔き用クリーンカップ 650cc蓋ナシ・種浸水用クリーンカップ120cc蓋付・作業用バット・ボール ミズゴケ用・ザル 鹿沼洗う用 メネデールは希釈1000倍、ダコニールは希釈1000倍。それを新品のペットボトルに入れておきます。 まずはローウィーの種をあけてみます。じゃじゃーんこんなかんじこれを「クリーンカップ」に入れます。クリーンカップていうのはよくスーパーでサラダやお総菜などを入れるように使う使い捨て容器。1セット8円もしないし衛生的なので、こういう時や、小さい植物を送るときなどに重宝してます。1粒づつピンセットでつまみクリーンカップに入れていく。数えてみる60粒ありました!片方がダコニール希釈液、もう一つがメネデール希釈液です。これに入れてぐるぐる回す。種に希釈液を浸水します。 とりあえずダコニールは浸水5分にしてみました。その後ダコニール霧吹きをするのでこのくらいでいいのかな?と思ってみました。その後、ミズゴケと鹿沼土に種蒔き。種蒔きといっても、用土の上に置くだけです。上に土はかぶせません。ネペンテスの種は細いこよりのようになってて、真ん中に種があります。この種に用土が設置していないと発芽しにくいそうなので、種蒔き後にダコニール希釈液を霧吹きに入れプシュプシュして用土と密着させるようにします。20回も霧吹きすると結構なダコニールが容器の下にたまってきました。ちょっと多かったかな? メネデールは浸水12時間しました。その後ダコニールの時と同じように種蒔き。蒔き終わった後に2プッシュダコニールで霧吹き。その後にRO水霧吹きで種を用土に密着させます。 クリーンカップの蓋は今回はしないです。蓋やラップをしたほうがいいという方もいますが、部屋の湿度や、その後の水分補給の霧吹きのことを考えると蓋があったら面倒くさいかなと思いましてね。 で、完成~。ほんまこれでいいのか。。。 続いてエドワードシアナ。種はこんな感じ。中には2cmを超える大きさの種もありました。これは発芽期待できるんちゃう??と同時にめっちゃ小さい種もたくさん。合計30粒ありました。 ローウィーと同じように「希釈液浸水」「種蒔き」「ダコニール霧吹き」「RO水霧吹き」で完成。まとめるとこんな感じです。 ◎ローウィ キナバル(A)15粒 ミズゴケ ダコニール5分浸水 ダコニール霧吹き20回 17//08/15/16:00(B)15粒 鹿沼土 ダコニール5分浸水 ダコニール霧吹き20回 17/08/15/16:00 (C)15粒 ミズゴケ メネデール12時間浸水 ダコニール霧吹き2回 RO水で用土になじます 17/08/16/7:00(D)15粒 鹿沼土 メネデール12時間浸水 ダコニール霧吹き2回 RO水で用土になじます 17/08/16/7:00 ◎エドワードシナア(E)10粒 ミズゴケ ダコニール5分浸水 ダコニール霧吹き10回 17//08/15/16:00(F)10粒 鹿沼土 ダコニール5分浸水 ダコニール霧吹き10回 17//08/15/16:00(G)10粒 鹿沼土 メネデール12時間浸水 ダコニール霧吹き2回 RO水で用土になじます 17/08/16/7:00 容器にもちゃんとマジックで名前、希釈液、種蒔き日を記入します。 で、これを室内の日陰に置きます。窓際の直射日光が当たらない、でいて暗すぎでもない環境。ネペンを育てるにはちょっと日照が少ないかな?現在の部屋の気温は26度。湿度は70%くらいでしょうか。これから残暑で部屋の気温が30度を超えることもあるでしょうが、時期的にはちょうどいいのではないかと思います。 今回思ったこと。クリーンカップは120ccの大きさで種蒔きすればよかったかな。ちょっと大きすぎのような気もしました。あと、クリーンカップは角形が良かったですね。トレーへの納まりもいいですし、マジックで書きやすいですし。 さーて、あとは発芽まで毎日霧吹きですね。そしてsurfaceさん情報ですと、発芽してからのほうが大変だそうです。調子よかったと思った子株が2~3日のうちにあれよあれよと枯れていってしまうこともあるそうです。確かにうちも10cmを超える株にならないと何があるかわからないですからね。。。 まずはこのように種蒔きをしてみました。次回、「発芽しました~」と報告したいものです。
2017.08.19
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Nepenthesという植物は、増やす方法が2種類ありまして、 ・種植え・挿し木 なんですね。先日の関西集会で、ベントリコーサの種をいただきまして、実質的にNepenthesの種蒔は初めてだったのです。(実はかなり初期に、アリストロキオイデスの実生にチャレンジしたのですが、未だ発芽せず。。。)れおん師匠に教わった様に、メネデールで一晩浸して、ミズゴケの上に乗せるだけ。それを半日陰に置いといたら、1ヶ月で芽が出たー!多分これはNepenthesの芽ですよね!ミズゴケの中に紛れてる雑草ではないですよね!いやぁ、やればできるもんだ!と嬉しがってたら、山田食虫植物農園さんのホームページにこんな商品が。。。エドワードシアナの種20粒・・・・・私、ネペン亭あら太はいわゆる「高山系Nepenthes」というものに興味を持たないようにしてきました。と、いうのも「高山系Nepenthes」って、「低地系Nepenthes」の10倍、中には100枚以上のの値段がつくものが多いのですよね。山田食虫植物農園様のホームページ見れば出てきますが、軽く10万超えるような株がたくさんあるのです。一部、低地系と同じような環境でも栽培できますよーという品種はチョコチョコ買ってみたりしているのですが、いわゆるエドワードシナアに代表させる 「That's高山系Nepenthes!」というものは「興味を持ってはいけない。興味を持ってはいけない。。。」と念仏のように唱えるネペン亭あら太なのです。さすがの私の頭の中の「天使と悪魔」も(参照)同じ意見のようで、天使「興味を持ってはいけない」悪魔「興味は持ってはいけない」あら太「もちろん興味を持っていません」第一、そんな諭吉が数人引き連れて銀行口座からサヨナラするようなNepenthes、今のネペン亭あら太買えるわけないっしょ。そんなNepenthesがウチの温室いたら、毎日緊張しっぱなしで仕事なんかできませんよ。そして、この高山系Nepenthesって、管理する環境が大変難しい。一番の問題は「冷房機能がある温室」が必要なのですね。光はほしい、でも暑いのは嫌い。ってどこのもんやねん!高山性じゃい!たとえてみるなら、ホムセンのベントラータは「大阪十三の3800円のピンサロ」で高山性エドワードシアナは「熊本最高級ソープランド、ブルーシャトー」みたいな感じでしょうか(ええ、行ったことありませんよ?ホントニ)ただでさえ「おとうさん、電気代去年より上がってんだけど!」と叱られてるのに、今度は夏場に冷房ガンガンつけっぱなしなんて。。。怖くてそんなことできません。話を戻しまして、山田食虫植物農園様のHPでそのエドワードシアナの種20粒が売りに出されてたのですね。前述のとおり「興味を持ってはいけない」あら太なのですが、考えようによっては、5万以上するエドワードシアナが10分の一以下で購入でき、しかもうまくいけば20株できるというわけです。(ええ、発芽率のことは考えていませんよ)しかも、在庫が昼見たときは15くらいあったのに、夕方見たらもう残7になっていたのです。「みんなチャレンジャーやなぁ」と思っていたのですが、そういえば自分もベントリコーサ発芽させたよな。自分もできるんじゃね?って思い始めたのですね。家に帰り、缶チューハイを飲み、ふぃーっとしているときに嫁にこの話をしたのです。あら太「嫁よ。今日面白いもんが売りに出されててね」嫁 「なに?またウツボカズラ?」あら太「まごうことなきウツボカズラだ」嫁 「ふーん」あら太「興味がないだろうから手短に話すと、1株5万する種類のウツボカズラの種が売りに出されててね」嫁 「?」あら太「それが20粒で○○円もするのだよ。はっはっはー」嫁 「???1株5万もするの?」あら太「うまく育って大きくなったらだよ」嫁 「大きくなるのにどのくらいかかるの?」あら太「ううん、高山性はくわしくないけど、5年くらいかかるのかなぁ」嫁 「ってことはだね」あら太「。。。?はい」嫁 「うまくいけば5年後に100万になるってこと?」あら太「いやぁ、それはないさ。発芽率がどのくらいかわからないけど100%はないだろうし」嫁 「でも発芽率30%なら6株。ってことは30万円。。。」あら太「どうした?」嫁 「あら太、何を迷っていることがあるの!買えばいいじゃない!」天使 「え?マジで?」悪魔 「え?マジで?」あら太「え?マジで?」俺の中の天使・悪魔・俺が嫁を二度見したね。嫁の顔を見ると瞳が(¥)(¥)こんな感じになってました。趣味の世界で、「これを繁殖させたら大金持ちだぁ」と思うことは褒められたことだとは思いません。単純に植物を愛し、育てることが美徳だと感じます。しかし、じゃあその感情がゼロかっていうとゼロじゃないんだな。お金は欲しいもんね。じゃその儲かったお金を何に使うかというと、Nepenthesなんですよねーとはいっても発芽できて、育てていくとお里に出したくなくなるんだろうなぁ。前に大阪屋さんに言われたことがあって「Nepenthesハマると破産するくらい金がかかるよ」この言葉の意味、なんとなくはわかっていたのです。それもあり高山系Nepenthesに興味を持たなかったわけだけども。。。嫁からのお墨付きをもらい、届きました!Nepenthesの種!あれ?なんか2つないか?注文の時に悪魔が出てきたのですね悪魔「どうせするんだったら、もう1つのも行っとくか?」Nepenthesローウィー キナバルローウィはとっても興味を持っていた高山系Nepenthesでして、いろいろ聞くと、高地系の中でも育てやすい部類に入るのだとか。はてさて初心者の私が実生できるのかはさておいて。。。さーて、種蒔きしようと思いますが、これでいいのか不安ながらやってみます。・まずダコニール1000倍希釈で10分浸水殺菌・RO水で洗った後・メネデール1000倍希釈で1晩浸水・翌日熱湯消毒したミズゴケの上に乗せる・霧吹きで種が沈み込まないように水分補給・日当たりのよい日陰で管理・27度以下で管理こんな感じでやってみようと思います。何かアドバイスありましたらよろしくお願いいたします。
2017.08.10
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暑い日が続きますね。岡山も梅雨明けになり日差しがきつく熱帯夜です。ネペンテスたちもこの猛暑でちょっと成長がダウンしています。 低地系のアンプラリアは結構高温でもどんどん育ってくれていましたが、この猛暑ではリーフダウンしているようです。グアンドピッチャーや脇目を出させるためにそっちにエネルギーを流しているのかな? さてさて先日、京都府立植物園に行ってまいりましたー。ちょうど食虫植物展をしてるってことで、ふらっと行って見ました。 駐車場に車をとめて、とりあえずおしっこーあれ?トイレの前で見かけた人が。 「あ!必勝社さん!」「あ!ネペン亭あら太さん!」 GreenSnapや関西集会でお世話になっているサラセニア必勝社さんでした。やっぱり類は友を呼ぶですねー(ちょっと意味が違うか)「サラセニア見て会場に行きますね」という必勝社さんを後ろ目に、とりあえずおしっこ。 時間もあまりなかったので、温室内の他の植物には目もくれず(そこが自分のアカンとこだとは思ってるんですがね〜他の植物もちゃんと見なくちゃ)いざ展示会場へ。 今回、即売会で大谷園芸さんとITOさんが出展されるということで、意気揚々と会場に。 早速目に飛び込んできたのは立派なメリリアナ!すげーな。兵庫県立フラワーセンターでは高山系のネペンはないのですが京都府立植物園は設備があるので高山系のネペンも立派なものが栽培されています。 そうそう、即売、即売ですよ。ITOさんがブースを出されておりました。そして目に飛び込んできたのが。。。。 Nepenthes アラータルソンわたしの座右の書「ネペンテスとその仲間たち食虫植物ハンドブック」にも載ってたアラータルソン! 以前、関西集会にも分譲で出たらしいのですが、ちょうどその会は仕事の都合で行けなかったのです。れおんさんからその情報を聞き地団駄を踏んだ記憶が蘇ります。 しかもこの株おっきい!!ついてるピッチャーも15センチ以上あります。 以前ブログでコメントいただいたこともあり、ご挨拶させてもらいました。 栽培方法の話をしていると、ITOさんの頭上から神々しい光が。。。 「え?ITOさんの上にあるのって、、、」「ベントリコーサ在来だよ」 ぬおー!在来ダァ!しかもデカイ!欲しい。。。迷っているとITOさんから「きみー、一株持ってるでしょ〜」その通りです。しかしベントリコーサ在来に魅せられてしまい、もう1つ欲しくなるんですよね。アラータルソンも買うので、予算オーバー。というか月末だし財布がさみしい。断腸の思いで今回はスルーするのでした。 とりあえずアラータルソンを取り置きにしてもらい、大谷園芸さんのブースへ。 大谷園芸さんとはペルタタを購入した時に面識がある程度で、実際にお会いすることが初めてだったのです。いやー、よく喋られる!!お初にお目にかかるのにいろんな話をしてくれました。自分が食虫植物にハマるきっかけ。N.ジャンバンを安く売りすぎちゃった話。ウチの子を食虫植物教育して、農大に入れなさいとか笑と、遅れて来られた必勝社さんが「ちょいちょい、ネペン亭あら太さん」「ん?なんです?」「めっちゃレアなサラセニアありますよ(興奮)」「お!なんですか!」「コレです!」 「サラセニア オレオフィラ」「ん?これって、似たやつありますよね?」「ええ、フラバにソックリです」 ちょうど横にフラバがあったので比べてみるわからん! 「必勝社さん、、、これなにが違うの?」「ここのね、後ろの部分がちょっと広いでしょ?」「ええ、そういえば」「あとね剣葉がね。。。ちょっと反るんです。」「へー」「これレアですよー(興奮)」 ごめんなさい必勝社さん、、、わたしサラセニアはまだそこまでわかりません。。。フラバも持ってないのに、そのレアなオレオフィラを持ってもなぁ ・・・・・・ここまで書いて、「あれ、フラバって持ってなかったっけ?」と、不安になり自分の栽培品種一覧を覗いてみる。「フラバもってんじゃーん!」ダメですねぇ自分の持っている品種も把握しとかないと。というか、ウチのサラセニア君はまだ本調子が出てなくって、本葉が出てきてないのですねぇ。そろそろしっかりした葉が出てきたので秋ごろには見栄えのする捕虫葉が出てくるのを期待します。 横にあったスカーレットベルがかわいかったのでこちらを購入。 必勝社さんを最寄り駅に送って家に帰りました。いやあ、じつはふらっと寄っただけだったのに、思いがけずネペンの大株を買ってしまいましたん。おっきいでしょ^^
2017.07.28
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2017年7月2日は関西食虫植物探索会でした。今回も記念集会ということで朝の10時から開始でした。自分は11時に会場に着きました。今回は「サラセニアの植え替え」ということで大阪屋さんが大きな株を引き抜き、パキパキ株分けして行きました。このオレンジ色のは「トップジンmペースト」で、植物の切り口に塗るといいそうです。今度ホムセンで買っとこう展示品で凄かったのがタメさんのベントリコーサ在来種!かなり大きな株ですね!襟も黒くなるタイプだそうで、迫力があります。今ヤフオクでもあの値段でやり取りされてますので、この株はいくらくらいになるのだろう。。。とゲスい考えをしてしまいました。そしてびっくりしたのがコレDionaeaキムジョンイルだったかな?キム一族シリーズはキムイルソン、キムジョンイル、キムジョンウンとあるのですがその違いがよくわかりません(あくまでハエトリソウの種類ですよ???)ウチのキムイルソンはまだまだ小さいので、こんな大きくなるんだと驚愕しました!来年にはこの大きさになってほしい。。。今回は関東からのお客様も多く、GSでお世話になってる、グラスラさん、鍵の君さん、銀ちゃんさん、詩織さんが参加されてました。リアルでお会いできたので嬉しかったです。展示品の前でタメさんにハエトリソウの相談をしていると、扉がガチャリ。Tシャツに短パンのおじさんが荷物を持って入ってきました。「ん?見たことあるな。。。」なんとJCPSの田辺会長ではありませんか!!うおー憧れの方だ!本持ってます!ってか、今日に限ってなんで本持ってないんだ!!サインしてほしかったー!!自由時間にゆぱさんが田辺会長と写真を撮っておられたので「チャーンス!!」とばかりに「あのお、私もよろしいでしょうか?」「えー、男?綺麗な女の子ならいいけど男からは1000円もらおうかな笑」( ̄∇ ̄;)ハッハッハおっさんでスミマセン。もちろん冗談で快く写真撮っていただきました。嫁にメールで「すげーぞ!田辺会長と写真撮ったぞ」と写真送ったら、「めっちゃいい笑顔!」と返されました。だって嬉しかったんだもん。ネペン亭あら太シールも初めての方には配りまくり、ブログの宣伝。さて、お目当の分譲ターイム。今回は前半はことごとくじゃんけんに負けてしまい、お目当のものがなかなかゲットできず。しかし今回はラストにメインイベントがあるのです。田辺会長のNepenthes!事前にれおんさんから「アルボマギナルタのグリーンが出るよ! めっちゃレアですよ」正直申しまして、アルボマギナルタは実はノーガードでして。っていうか去年園芸種でホムセンにも売っていたので、「あ、いつでも買える種なのかな」と思ってました。だからあんまし勉強してなかったのですが、れおんさんの興奮する姿を見て「ただ事じゃ無いな」と察知しました。トランカータ×カンパニュラタラミスピナの交配種ほぼクリペアタアルボマルギナタ レッドベントリコーサ×シブヤンエンシス×ボングソアルボマルギナタ グリーン2株アリストロキオイデス×ベントリコーサの茎(たしかこのくらいだったと思います)お~すごいライナップ!そして、思いがけないものが。。。田辺会長も「これ出すの惜しいなぁ。持って帰ろうかなぁ」とおっしゃっていたアルボマギナルタ パープルお~さすがにこれはすごいってわかりますよ。これは全ジャンケンですな!はてさて、勝敗は。。。。なんと4勝してしまいました!!!!!しかもアルボ紫まで!!!!!もなさんも結構勝っていて、俺ともなさんでほとんどかっさらっちゃったんじゃないですかね。。。他の皆さん申し訳ありませんでした。・アリストロキオイデス×ベントリコーサの茎アリストベントリの茎は3mあって、実演販売がごとくその場で田辺会長が100均のハサミでチョキチョキきってくれました。・トランカータ×カンパニュラタこれもかっこいいでしょ!実はカンパニュラタ交配種は初めてなのでうれしいです。葉はおもいっきりトランカータですね。ピッチャーもトランカータの交配ということで結構がっちりしたピッチャーですね。・アルボマルギナタ レッドウチには実はMonkeycupさんから頂いたアルボがあるのですが、それとはまた違った趣ですね。こうなってくるとグリーンも手に入れたくなってくる、マニア心ですね・アルボマギナルタ パープルそしてこれですよ。。。同じ株が兵庫県立フラワーセンターの土井さんのとこにもあるということで、なんともレアな株を手に入れてしまった。。。。何とか維持していこうと思います。関西集会はネペンの分譲が少ないイメージなのですが、今回は思いがけずレア品種を手にすることができ、ラッキーでした。
2017.07.08
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今日はウチのハエトリソウ(Dionaea)を紹介したいと思います。 食虫植物をオトナになってはまるきっかけはウツボカズラだったわけですが、 最初ハエトリソウはあまり興味がなかったのですね。 やはり小学校時代にホームセンターで買って、 いじり倒して、虫をパクパク食べさせて、 管理も何もわからない状態で窓際に置いていて 気が付いたら真っ黒になっていた。 という、みなさんおなじみの道を通ったわけでして。。。 ハエトリソウって、一属一種で面白味ないでしょ? 自生する地区でピッチャーの形を変えるウツボカズラこそ 自然の造形のすごさを感じるわけですよ! とわけのわからないマニア魂が、食虫植物栽培1年で思ってましてね。 で、関西集会で即売会に出ていたハエトリソウも 「え!1株●00円?ホームセンターで買ったほうが安いじゃん!」 なんてなことを思っていたわけですよ。 (結局買ったんですけどね。。。) で、その買ったハエトリソウがこれ D,ハットリスズキ なに?ハットリスズキ?松尾スズキ的な??? と大してどうこう思わずに栽培してました。 「あったかいほうがいいよね~」とネペン温室の中に入れて冬を越して笑 (冬は寒いところで越冬させないとバルブが大きくならないのですね。 そんな初心者です) その後、ほかの方の栽培日記などを覗いてみると、 ハエトリソウもいろんな種類があるのですね。 そこでひとめぼれをしたのが D.Mirror なにこれ!どういうこと?ぐちゃぐちゃしてる!!!!! 「なんかハエトリソウもすげーぞ」と思ったわけでして。 それからいろいろ調べてみると、ハエトリソウの種類は、栽培家の方のたゆまない努力のたまもので、いわゆる栽培家の方が創り上げた芸術作品なのですね!もしくは、マッドサイエンティストな栽培家が創り上げた人造ハエトリソウ!最初に買ったD.ハットリスズキも「鈴木系(=春及園由来)の服部氏タイプ」という由緒正しいハエトリソウなそうで、そういわれてみると盆栽的な奥ゆかしさを感じませんか?(いまだに服部系の特徴がよくわからないのですが。。。)それからハエトリソウの沼にはまっていくのです。 D.ブリストルトゥース これはMonkeycupさんから頂いた株です。大きくなって葉がギザギザしてきました。ロゼットタイプで虫を待ち構えるのがかっこいいですね。 D.カップトラップ 変形ハエトリソウの代表ですね。変形のわりに、すくすく育ってくれて特徴的な葉を出してくれるので初心者にはオススメだとおもいます。そしてびっくりすることに、この葉でちゃんと虫を捕まえるのです! D.Z-11 でーん!でかいでしょ!いわゆる「デカ系」の代表だそうで、関西集会で大阪屋さんに分けていただきました。いただいたのが1月だったので、まだ休眠中だったのですが、春になるとのびるのびる!そして出す補虫葉の大きいこと! D.Kim-Il-sung これはヤフオクで落札したもの。今何かと話題の北の将軍のお爺様なわけですが、なかなか特徴的な形をされておりませんか?最初は外で直射日光下で栽培していましたが、葉焼けっぽい葉が出てきたので、ネペン温室に移動。今はいい感じです。 そして、そろそろ輸入代行で頼んでいたハエトリソウも届くと思うのです。ミズゴケの在庫を確保しながらまちかまえているネペン亭あら太でした。
2017.06.16
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6月4日は第87回関西食虫植物探索会でした 今回はスピンオフ企画で、有志の方々で伊勢花しょうぶ園にレアサラセニアを見つけに行こう会もあったみたいで、俺もいきたかったなぁ。いつものように9時に家を出て、パーキングエリアでうどんを食す。即売会でたくさん買うために昼飯は質素にね いざ会場入り。今回ははじめて展示品を持ち込んで見ました。この前のブログでも紹介したN.アラタ斑入りです。展示品というより、この前も皆さんに聞きましたが、斑が抜ける件について皆さんにアドバイスいただこうと思いまして。あと、Dionaea BIMBOこれは前回の集会でM先生からいただいた株だったのですが、植え替えしたら斑入りになったのです。「やったー!斑入りハエトリソウだ!」と思ってたらだんだん調子が悪くなって来て。。。もしかして病気?100均容器で密閉して皆さんに意見を聞いてみようと。 れいねさんがおられたので、「ネペン亭あら太」としては初めて会うので、「ネペン亭あら太シール」を名刺代わりに渡してネペン栽培のアドバイスをいただきました。(「ネペン亭あら太シール」ほしい方あげますよ~たくさんありますからね) れいねさん「水やりはメリハリが大事で、夏場は一日一回水をやって、 翌日に水をあげるときにはちょうど乾燥してるくらいがベストなのだよ」あら太 「あー、だからなんですね。ずっと疑問だったのが 『ネペンの鉢は小さいほうがいい』という意味がずっと分からなかったのですが、 水やりのタイミング前で乾燥させるためにも鉢が小さいほうが メリハリがつくということですか!」れいねさん 「そうだよ!」 こういう生の声が聴けるって集会ならではの醍醐味ですね。 今回は陽気もいいということでたくさんの展示品と即売品がありました。 onoさんのヘリアンフォラは相変わらずすごいですね。ダーリントニアかっこええなぁ。ダーリントニアは生ではじめて見たかもしれませんこのサラセニアプルプレア ssp venosa var burkei"Giant"(名前あってるかな?)写真では分かりにくいですが、めっちゃでかい!プルプレアってこんなに大きくなるんですね。これはれいねさんのアリストロキア。変態植物ですねぇ。(いい意味で)あと、、。何の交配だったけ?とりあえずカッコよかったです 私のアラタ斑入りと、ハエトリソウですが、あまりに展示品が多かったので、プラントハンターM氏が「早くやってー」と急かされましたので、手短に紹介しました。大阪屋さんから「この斑入り種は昔からある種で、斑は抜けないから、この状態だと光量不足だね」とアドバイスいただきました。あと、集会後に他の方からもアドバイスいただきました。前回の皆様のアドバイスとともに斑が出るように精進いたします。 あとハエトリソウBIMBOのほうも、やはりウイルスに侵されていたそうで、分譲していただいたM先生から「ごめんなさいね」と謝られました。いえいえ、めっそうもない。たくさん株を分けていただいてありがとうございます。ウイルスは珍しいそうなので、皆さんに「これがウイルスかぁ」とみていただけたらと思いました。 そして今回の即売会もすごかった!この量は何でしょう!あまりに多すぎたので、後半はかなりスピードアップになりました。ああ、最後のあのハエトリやっぱ買っておけばよかったなぁ 戦利品の紹介です。 これ、何だと思います?なんと、N.previrei極小株ですがパービレイです!この難物を手に入れることになるとは。。。しかも価格が。。。やっぱ集会はすごいですね。これは展示品にもあったサラセニアプルプレア ssp venosa var burkei"Giant"うちのもあんなに大きくなればいいな。sendaさんから京都レッドをいただきました。赤系のハエトリソウの成株ははじめてですので嬉しい!真っ赤ですね!大阪屋さんからは、Dionaea "long red teeth"むっくーさんが以前GSで載せてたので欲しかった品種です。れおんさんからレッドシャークをいただきました。めっちゃ入ってるし!ニシゴロウさんからはイトバモウセンゴケをいただきました。これは虫取りそうですねー。バシバシ増えるみたいなので栽培場の実務部隊ですね。同じドロセラでもこれはレギアこれも成長すれば葉が30センチになるそうです。難物で名高いですが、一同純化すればカペンシス並みに簡単。。。だそうです。あと、この袋の中身は。。。畑から掘り起こしたばかりのイビセラ!「欲しい人はタダであげます」とのことだったのでいただきました。畑に植えよー。以前の集会でもらった種は1つだけしか発芽しなかったのでよかったですちなみにこれがウチの畑のイビセラですというわけで結構買いましたね~今回はじゃんけんの勝率結構よかったです^^ っつーか、本当に栽培場所が狭くなってきた。。。
2017.06.06
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GWも過ぎ、あったかくなってきました。 4月は植物にとっては芽生えの季節なのでしょうが、食虫植物にとっては5月が芽生えの時期なのでしょうかね。うちのワーディアンケースの中の子たちも続々大きくなってきました。4月に「あったかくなってきたからパネルヒーターしまおうっと」と出したとたん一時的に寒気になり、アンプラリアちゃんたちが元気なくなってしまったのですが、5月に入り元気になってきましたN.アンプラリア斑点これはもう「グランドピッチャー」といっていいでしょうかね?脇芽から出るピッチャーもあるので「グランドピッチャーもどき」とも言えなくもないのですがだいぶ大きめのピッチャーが鉢を占領し始めました。N.アンプラリアレッドヤフオクで手に入れた時は、鹿沼土100%で植えられていたのですが2月にミズゴケで植え替えてからピッチャーをつけ始めました。あの真っ赤なピッチャーではなく、スーパーで売っている300円マンゴーのようなカラーです。次のピッチャーは真っ赤になってほしいですねN.ビカルカラタ去年の11月に即売会で手に入れたビカルちゃん。葉が大きい割にピッチャーも出ず、ワーディアンの中で幅をとっていた困ったちゃんだったので「お前なんか集会で売っぱらってやる!」と思った瞬間にピッチャーが出だしました。しかも前回のピッチャーは1か月前なのでやっと調子が出だしたようです。N.ラフレシアナこれもビカルちゃんと同じ即売会で購入3月にできたピッチャーよりも小さくなってしまいましたが赤がどす黒いピッチャーができました。N.ソレリー×サクラこれも11月の即売会で手に入れた株です。うちの中で一番赤い品種。ここまで真っ赤な品種も珍しいのではないでしょうか。株のわりに大きなピッチャーを出してくれるし、徒長しないので、草体が美しく、盆栽のような美しさがあり好きな品種ですN.ベントリコーサ×ロブキャン関西集会で分けていただいた株。ロブキャンの血を引いているので大きなピッチャーをつけますねぇ。N.ペルタタペルタタちゃんは2株あるのですが(Y's、大谷園芸)、成長が遅い。どちらとも1枚葉ができれば1枚枯れるという状態が続いています。うーんどうしたものか。ピッチャーは草体に比べそれなりの大きさだとは思います。植え替えしてみたら、結構根が張ってました。ちょっと大きめの鉢に植え替えしました。N.アラタ バリエガタ(斑入り)これはヤフオクで手に入れた株。「幻のネペンを手に入れた!」と喜んでいたのですが最近の新葉は斑が抜けてきました。。。なぜ?結構光量は強い場所だとは思うのだけど。。。もうちょっと光量が多いほうがいいのでしょうか?もしくは脇芽が出てきたのでその影響か、植え替えによる影響なのか。。。ご存知の方教えてください
2017.05.23
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みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?ネペン亭あら太の家族はヘタレなので、「GW?人が多いし暑いから遠出はせんとこうな」と近場でこちょこちょ出かける程度にしました。裏の畑でトマトやオクラやイビセラを植えていました。もうちょっと食虫植物の世話をしたかったなぁそんな中、うれしいプレゼント!ユグドラシルソイル!なんじゃそりゃという人は悠さんのブログで見てみてください。悠の食虫植物 ネペンテス普及委員会http://blog.goo.ne.jp/yuunoyume_001ネペン亭あら太は基本的にネペンテスの植え替えはミズゴケでやっています。一部リベラルファームさんの「ネペンテス用用土」も使っています。これまでの経験では(そんな1年くらいの間ですが)ミズゴケ植のほうが成績はいい様子。そこで出会ったのが悠さんの「ユグドラシルシステム」なのです。悠さんのブログの「ユグドラシルシステム」は水耕栽培によるネペンテスの栽培なのです。ネペンテスは根がもろいので、通気性をよく、水通りをよくするのが栽培の鉄則だと習いました(それなのにミズゴケは緩く植えるのではなく、ギチギチに植えたほうがいいという矛盾がいまだに解せぬのですが。そこらへんは悠さんも書いておられます)しかしそれはネペンテス栽培の一面であり、水耕栽培でも十分株も大きくなり、ピッチャーもつけるというのです。詳しくは悠さんのブログにて以前関西集会で大阪屋幹事長が、「ホームセンターで去年売られていたネペンテスの水耕栽培ドームセット。 あれは、ネペンテス栽培としての理がかなってるものだ」と教えていただきました。ということは、このユグドラシルも理にかなっているということですよね。うちにも調子が出ない株がいくつかあるので、植え替えしようかなぁと思っていたところに悠さんのブログで「ユグドラシルソイルの配合教えてくださいよぉ」とおねだりしてみたらなんとその用土を送ってくれるというではありませぬか!これは張り切って実験に協力しなければいけませんね。今回植え替えしたのはN.reinwardtianaN.belii x talangensisN.bongsoN.vogeliiN.reinwardtianaレインワルドテイアナは分布が広く、同じ品種でも株の産地により高山系、低山系のどちらが合うかわかりにくいそうです(れおん6000さん情報)ここまで育ててみて感じたのは、どうもうちのレインワルドテイアナは高山系、しかも光量少な目のほうがよく育ってくれそうです。しかし最近リーフジャンプならぬ、リーフダウンしているのです。葉焼けの状況を見ても光量が強すぎたのかな?と思いますついでに植え替えもしてみよう植え替え前の写真お~結構根がしっかりと出ていましたね。見た目もアラータそっくりなので、根はよく出る種なのでしょうか。これは普通に用土として植え替えしてみます。N.belii x talangensisヤフオクでヒーローズさんから落札したもの。「挿し穂」ということだったのですが、どんどんリーフダウンしていたので、今回のユグドラソイルの話もあって植え替えを決行。植え替え前の写真ぜんぜん発根してないやーんよかったぁ。今のうちに気づいて(手遅れでないことを祈ります)ユグドラシルは基本水耕栽培をされるということですが、悠さんからのアドバイスで、今回は普通に用土として使用したほうがいいそうです。しかし、あえて水耕栽培にしてみます(笑)この鉢がちょうど500mlビーカーにちょうどだったので。これで発根してくれよぉ(その後、ジュースのプラカップがちょうどのサイズでした)N.bongso「凡糞」です(笑)この前山田食虫植物農園さんで出ていたのを衝動買いしてしまいました。見ると、礫系の用土で植えているので、今回のユグドラソイルも合うのではないかな?植え替え前の写真これも根がしっかり出ていますね。これは普通に用土として植え替えしてみます。N.vogelii輸入代行でBEからボゲリーが届きました^^ついでにこれもユグドラソイル植えにしましょう(「ついでに」なんて失礼な!)この種は乾燥めがいいそうです。一緒にエイマエも注文してましたが、BEさん側の間違いでリストにあげてしまったようで今回はボゲリーのみ。本命はエイマエだったのにぃ。。。というわけで植え替えた4株です。さーて、これからの結果が楽しみですね。
2017.05.15
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食虫植物栽培を始めて1年半、様々な方にお会いしてきました。 Monkeycupさんのブログを見たとき、私はまだウツボカズラの品種をほとんど知らない時期でして「なんだこのマニアックなブログわぁ。。。。」と驚愕したものです。 しかし自分もNepenthesを育て、増やしているうちに、だんだん品種もおぼえてきて、Monkeycupさんのブログを読むと。。。 深い。 だって「実生」「交配」って。。。すごすぎる。ぜんぜん内容の次元が違う。第一「実生」(みしょう)のことを1年以上「じっせい」って読んでましたからね(爆)あとついでに「鹿沼土」を「しかぬまつち」と読んでました。 このブログを始めてはじめて買ったNepenthesがN.スミレシー×ナンバラだと紹介したら、Monkeycupさんからコメントを頂きました。 「以前のブログで確かスミレシー×ナンバラを入手されたと記憶しておりますが、その後お元気でしょうか。我が家の子をお買い上げいただきありがとうございます」 ん?我が家の子?どういうことでしょう、これリベラルファームさんで買ったんですよ?、、ん?、、、、ん?Monkeycupさんが交配したってことですか!!! なんという偶然!自分がはじめて買ったNepenthesがMonkeycupさんが交配された種だったなんて!!! それからやり取りを始めて頂きました。「余剰苗が出来たら送りますねー」 まじっすか!ってか余剰苗ってなんすか?余るんすか!余るんだったらください!(そんな失礼なことは言っておりませんが) というわけでいただいちゃいましたー!感動です!涙が出ました。とりあえず食卓に株を並べ缶チューハイを飲みながら花見、もといネペンテス見酒にしました。株の紹介です。N.viking var boatform sib(Green系)×Kuchingensis RedN.viking var boatform sib(Large Red系)×(rowanae×ampullaria)N.viking var boatform sib(Green系)×(gracilis×khasiana) かわいいでしょ~(自慢) クチンゲンシスは襟がぼてっとしていてたらこ唇のようなピッチャーかわいいです。 バイキング系は根張りもよいということで、初心者にはもってこいですよね。 グラシリス。。。この前の関西集会でれおんさんと「グラシリスっていいよねぇ。素朴な感じが」って話をしていたとこだったのでうれしいです。現地では雑草のように生えてるんですってね。現地の方は「あ~、またグラシリス生えてる。しつこいわね!」ってブチブチ引っこ抜いているんでしょうかね。 どの株を見ても思ったのが、「小さい株でもちゃんと全ての葉に大きなピッチャーをつけている!」 やっぱりプロの方の栽培は違います。うちのNepenthesちゃんたちは、袋をつけない葉もちらちら見受けられます。 ネット通販で株を購入した時も同じように感じますが 一つの株を植え替えしていて気付いたのですが、水苔をぎっちり詰められている。悠さんのブログでもミズゴケ植についての内容がありましたが、ネペンの根の張り方を考えるとぎちぎちに植えたほうが根張りがいいそうで。確かにミズゴケをケチった株は生育が悪いように感じたりします。あと植える鉢の大きさ。あら太は「鉢は大きいに越したことが無い!」と思い大きめの鉢に植えることが多かったのですが、鉢はあら太が思っているより小さいほうがいいような気がしてきました。 栽培のコツがひとつわかったような気がしました。 このご恩をお返ししたい!私も食虫植物を送ろう!、、、、送るものがない。まだ、食虫植物栽培始めて一年半。Monkeycupさんに送れるような代物はないです。。。(。。。え?ベントリコーサ?ちょっとそれは。。。)なにかお返しをと思い、ロゴマークとブログのバナーのデザインをさせて頂きました。気に入っていただけたようで嬉しいです。 考えたら、雲の上の人ですから、やり取りさせてもらうだけで嬉しいのに、自分のデザインしたロゴマークを使っていただけたり、バナーも自分のを使っていただけたり。。。ありがたいことです。 頑張っていただいた株を大きくしようと思います。また送れるような食虫植物が育ったらまたおくらせせてもらおうと思います。Monkeycupさんこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました^^ みなさんもリベラルファームさんでMonkeycupさんの交配種が購入できますよ育てやすい株ですのでいかがでしょうか?
2017.05.01
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この日が来ました。。。憧れのこのNepenthesがヤフオクに出品される日が。。。 朝、仕事の段取りがつき、一息ついていました。いつものように、Y'sさんや他の食虫植物農園のホームページをめぐり、ヤフオクで何か出てないかチェックをしておりました。食虫植物栽培を始めてもう一年を過ぎ、いい加減「ウツボカズラ買い過ぎだろ!」と自問自答をし始めていたこのタイミングで、まさかこれと出会うとは。。。 うっわー!ヤフオクに出てるわ!しかもめっちゃ綺麗なピッチャー! え!しかも即決価格まででてるし! 欲しいなぁ。欲しいなぁ。でもこの即決価格は。。。きびしい。 ヨダレを垂らしながら何度もページを更新し現在価格をチェックする。 小休止もおわり、再度仕事に取り掛かる。しかし頭の中は「ベントリコーサ」「在来種」「ベントリコーサ」「在来種」「ベントレー」「コンチネンタル!」(別に外車に興味はありません。。。) 商品の注文をする時に 「ベントリコーサ 数量1 納期午前中必着、FAX注文っと」あかんあかん!なあにしとんやオレ! 昼飯を食べ、昼休憩。ヤフオクをのぞいてみると。。。 落札価格あがっとるー! そりゃそうだ。ベントリコーサ在来種で、この値段で落札されることはないわな。にしてもまだ終了まで3日以上あるのに、この価格の高騰は。。。 頭の中に天使や悪魔が会話をはじめる 天使 「あら太、何を考えてんの?これ以上ウツボカズラ置くスペースないわよ!あなた買い過ぎでしょ!」 あら太「それはそうだけど。。。」 悪魔 「あら太はん、スペースなんてなんとでもなるやないか。 今ある鉢をキュキュっと詰めれば、この株くらい入るて。 そういえばこの前簡易ビニール温室買っどったやないか。 これからの時期ファシールコトとかいくつかの株はそっちに移動すればええやないの」 あら太「そうだよな」 天使 「ダメダメ!第一この前輸入代行でハエトリソウたくさん注文したばったりじゃないの!! 今月の小遣いだってそれにあてるんでしょ?どこにそんな金の余裕があるの!」 あら太「うん、確かに月初めなのに金欠です。」 悪魔 「あら太はん。金なんて天下のまわりもんや。 今月ガマンして来月の小遣いで回せばええやないか。 それにベントリコーサ在来種なんて滅多に市場に出るもんやないで。 あら太はんだってここ半年ずっーっとヤフオク見て来て、出たことあるか?」 あら太「うん。確かにあまり見ないな」 悪魔 「でっしゃろぅ。ホンマにええもんはそんなに滅多に出るもんやないで。 これを逃したら次にいつ出会えるかわからんで!」 あら太「だよなぁ」 天使 「あら太、よく考えなさいよ。あなたの小遣いは食虫植物だけを買うものじゃないの。 昼飯代だって、散髪代だってはいってるでしょ?あなたこれを買いためだけに2ヶ月ひもじい思いをするの?」 あら太「うう。。。」 悪魔 「ほら!もう落札価格が倍になった! おちおちしてると即決価格で他の人に持ってかれるで!」 あら太「そうだよなぁ。自分が手の出せるNepenthesでは、これが最後の憧れだもんな。 (高山形のバカ高いNepenthesはまだ興味がないのです)」 天使 「ダメ!現実を見なさい!今すぐ財布を開いて、現実を直視しなさい!」 悪魔 「。。。あら太はん」 あら太「ん?なに?」 悪魔「さっきからゴチャゴチャ一人で天使と悪魔わけて自己を冷静に判断しようと会話しとるけどな。 オレはお前なんやで。 結局あんた落札するんやろ?」 あら太「はい!ポチッ」 即決価格で落札ーーー これは衝動買いなのでしょうかね。でも前々から欲しいと思っていたから衝動買いではないですよね。 こういう買い物をした時って、自戒の念に苛まれるものですが、今回は憧れの種を手に入れることができる喜びでいっぱいになりました。しかしもうウツボカズラは買わねーぞ! (この誓いを今年何度反故したことか。。。) 家に帰って嫁に報告。 あら太「嫁、言わねばならぬ報告がある」嫁「な、なに!あんたなんかしでかした?」あら太「ある意味しでかしたかもしれん。ウツボカズラを。。。買ってしまいました。」嫁「なーんだ。いつものことじゃない」あら太「それが、過去最高額で。。。」嫁「ふーん。それ小遣いで買うんでしょ?」あら太「(先に念押された。。)その通りです」嫁「ならいいじゃない。家計に影響与えるわけじゃなしに」 出来た嫁だ!しかし一縷の望みの「融資」は玉砕した。 そして、出品様から届いたブツがこれです美しい!その一言に尽きます。 Nepenthesの一番イケメンはアラータだと思うのですが、一番美女はベントリコーサ在来種だと思うのです。このスベスベした肌。美白ですね。これが植物の葉っぱの先のツルからできたものなのか。 そしてこの襟!ボディがクリーム色なのに対し、この上品なピンクは妖艶と表現したいですな。俺が虫なら飛び込んでしまいますね しかし、実際触ってみると、このピッチャーなかなか固いのです。ちょっとびっくりしました。アンプラリアやラフレシアのピッチャーはフワフワしているのに、このベントリコーサは固いのです。 さて、これからはこれをいかに維持し、新しいピッチャーをつけるかですね。
2017.04.11
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最近ウツボカズラのブログにN.ベントリコーサ×シブヤンエンシスの写真が投稿されてるので、便乗して私も^_^この前一眼レフで撮ってみました。今のピッチャーの写真です。去年の6月にぷりんさんのところからいただいた時の株です。 N.ベントリコーサ×シブヤンエンシスシブヤンエンシスは憧れの品種だったので、ベントリコーサ交配種なので丈夫かなぁと思いアンプラリア斑点と一緒に買いました。買ったばかりの頃の写真。当時はこのナンチャッテ温室の中にいました。懐かしいなぁ東向きのバルコニーに置いていたので、去年の猛暑にやられ、このピッチャーは全て枯れてしまいました。 また主茎がブランブランしていたので支柱を立ててみました。根が弱いと聞いたので、何かのタイミングでブランブランしたときに根がブチブチッと切れないかと思い蘭用の針金で支柱をしました。今思えば、そのまま成長に任せて「しだれネペン」にしてもよかったですね。咲くやこの花館で見たベントリコーサは見事なしだれネペンで、ピッチャーが鈴なりになってました。 その後ネペンにはまり、冬越に向けワーディアンケースを導入冬に入り、加温・加湿すると調子を戻してくれてピッチャーをつけてくれるようになりました。ピッチャーが赤くなるのは、LED照明で栽培しているからですかね?この前のアラタジャイアント×トランカータも同じですがぷりんさんところからうちに来た時には胴は緑で、襟が赤いのです。栽培環境によって違うものなのでしょうかね? そして!驚くことにグランドピッチャー!意気揚々とGSに投稿すると「脇芽ですねー」と間髪入れずに突っ込まれ、、、でも二つ目が出て来たし!もしかしてかなりレアなことなのかなと思ってたら 脇芽でした~ちゃんちゃん 最近は脇芽の方が元気で、主茎の方がちょっとペースダウンのようです。こういう場合は主茎の方は切って刺し木したほうがいいですかね?アドバイスをお願いいたします~。 一眼レフの写真。太陽のような襟が撮れたのがお気に入りです。 しかし、この品種もむっくーさんやyamachanさんのブログにもあるようにどんどん立派なピッチャーができるのですね。 うちの子は腰がくびれるというよりは、寸胴型のピッチャーです。どちらかといえばハト胸のようなピッチャーです。
2017.03.29
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2017年3月19日は関西食虫植物探索会でした。 今回は月曜休みということで、関西に泊まればその後の反省会にも参加できる!ということで、意気揚々と岡山から参戦しました。 9時に出発すれば、一時開始に間に合うだろうとタカをくくってたら、道を間違えてしまった。。。やはり三連休なので高速は混んでました。 今回泊まる安旅館には駐車場がないので近くのコインパーキングに駐車。一日900円ならいいでしょ。新開地駅から西宮に移動。松屋で腹ごしらえしてたら2時に。。。 あー遅刻ダァ!と思って入ったら会場はまったりモード。あれ?と思ってたら、今日は映像とかないらしい。 それはそれで、みなさんとたくさん会話できるからオッケー! 今回の展示品小野さんのヘリアンフォラ ヘリアンフォラの花はなかなか見れないので、毎回楽しみです。 ヘリアンフォラ サラセニアキオイデス蜜がダクダクに出ています。なめると甘いそうですが、神経毒があり喉あたりがイガイガするそうです。「なめてみる?」と言われましたが遠慮しました。 他の展示品もすばらしいものばかり! やはり年季が違いますね。 今回は「LED光源による波長の違いによっての栽培の影響」「食虫植物の薬害について」「トウカイモウセンゴケとコモウセンゴケの自生地について」などなど、とても含蓄の深い話をされておりましたが。。。 何を言っているのか半分もわからない 薬害についての話の中で「ダコニールで殺菌して、ウンタラカンタラ」・・・ん?ダコニール?なんだそりゃ?・・・・あ!俺今まで「ダニコール」って言ってました。。。恥ずかしい。なんだよ「ダニ」コールって。殺菌剤で菌殺すってのに、ダニを呼んじゃあ意味ないでしょ笑 そのほかとてもためになる話をたくさん聞けました。やはり、みなさんの情報は素晴らしい。初心者には本当にためになる会です^^そして、お待ちかねの分譲タイムですよ~。今回、M氏が出品されたのがハエトリソウ大量。 実はネペン亭あら太、現在ハエトリソウに絶賛はまり中で、今輸入代行募集しているCarnivoriaEUのディオネアを数株かお願いしようと思っていたのです。乗りに舟。ネペン亭あら太M氏が出品されたディオネアをほとんど買い占めてしまいました。最終的に「ディオネアハンター」の名を拝領いたしました。たぶん、自分の気迫がすごかったのか、だれも手を挙げませんでした。(手を上げれらなかった方、失礼いたしました)大阪屋さんのディオネアZ11もゲットしました。(写真は家に帰って植え替えたものです。実際は7株ゲットしました) そして、今回虎視眈々と狙っていたもの。ネペンテス ベントリコーサ×ロブキャントレイ!! (写真は家で撮ったものです)なかなかの大株です。この値札に。。。。なにこの価格。。。ココだけ物価が違う。これ普通の業者に頼むと●●●●●円以上しないですか??? めっちゃじゃんけんする気満々だったのですが、挙手する人が誰もいない。。。。 ゲット~~~~~~!!!! あと、大阪屋さんとれおん6000さんのセファロタスもゲット! ふうう。おなかいっぱい。 そのあと、今回初めて参加させていただく反省会になだれ込み、飲み放題ということで、結構飲んで帰りました。楽しい時間をありがとうございました!!!<エピローグ>若干の二日酔いをひこずりながら駐車場に。「さーて、せっかく神戸来たからIKEAでも行って栽培用グッズでいいものないかなぁ?」と考えながら駐車場番号を押して清算しましょ。900円だったよねぇ。 4400円 ん??あ、駐車場ナンバー間違えたな。え~っと、あれ、あってるな。。。。いや、でも900円だよね。。。。 こちらをごらんください。 真ん中にとまっているのが俺の車。看板は900円と書いてますよね。。。。実は、こちらに看板があったのです。 で、俺が止めてたのはこちらの看板の駐車場で、1日900円の看板はこの看板の裏の駐車場の看板。。。。 絶対詐欺やん!!!!!昨日安旅館とまった意味ないやん!風呂トイレ共用で、廊下のおっさんの咳がめっちゃうるさかって、カーペットに直接布団敷いてるような安旅館とまらずにちょっといいホテルとまれたやん!!!!!泣く泣く4400円支払い、がっくり肩を下ろしIKEAに行く気力もなくなり岡山に帰るネペン亭あら太でした。いまだにこのことを思い出すと胃が痛む。。。
2017.03.22
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。。。みなさん、 何か私のブログの変化に気づきました? 気づいてくれた人はありがとうございます。 ブログタイトルを変更しました。 もともとは「灰色に文字だけ」っても色気が無いなぁと思いこのたび一眼レフで写真も撮ったのでバナーを綺麗にしてみようと思いました。 話は脱線しますが、、、実はネペン亭あら太、椎名林檎のファンなのです。デビューからずっと好きで、CDはずっとコンプしてました。紆余曲折あり(これを話すと長くなるので。。。)先日「林檎博14」のDVDを手に入れてしまったのです!プレミアがついて今めっちゃ高くなっているのですが、、、 (生)林檎博’14 —年女の逆襲—(初回限定盤) [Blu-Ray]で、オープニングのムービーの中に、「林檎博14 年女の逆襲」というテーマロゴがめっちゃかっこよく映るのです!ぜひyoutubeで「椎名林檎 今」で調べてみてください。余談ですが、この「今」という曲、めっちゃかっこいいんです!!!最初バンドネオンでしっとりと聞かせ、終盤になるにつれビックバンドと最高潮に盛り上がる!しかも歌詞がすごい!ぜひ歌詞にも注目してみてみてください。 さて、その林檎博のDVDを見てめっちゃ影響されて、「あ!あれを参考にしてみよう」と思ったのです。(パクリではありません、参考にしたのです) 実はネペン亭あら太、学生時代にデザインが好きで、イラストレーターをかじっていたのです。最近は年賀状のデザインぐらいしかしてなかったので、久しぶりにデザインしてみようかなと。 まず、「食虫植物と日々の徒然」これを「小塚ゴシック」で配置し、 その上に直線で文字をトレースします。 で、できたトレースがこれ で、文字と文字の間を狭くしていきます。ひらがなは漢字と区別するために曲線にしました。あと、漢字とひらがなの大きさの差をつけます。 これから「おもしろみ」を加えていきます。例えば、・「虫」「植」「物」の上の線をつなげてみよう・「物」の字の斜めの線を3すべて同じ角度にしてみよう・ついでに「徒」「然」の斜めの線も同じ角度に・「々」と「の」を小さくして、一文字分の大きさに配置・読みににくくなるけど「の」を左寄りにして・「然」の右端の点を左右反転にして、また同じ角度にしてみて で、できたのがこれ。いいじゃな~い。 で、ウツボカズラ家紋を入れ、アンプラリアレッドリップの写真に配置。 こう文章を書いていると「あ、ここもうちょっとこうしよう」って思ってきますね。近いうちに変更するかもしれません。 というわけで、こんなバナーになったというわけです。 久しぶりにイラストレーターでデザインするのは面白いですね^^ ネペンがひとつも登場しないでないか!と叱られてもいけませんので、 ネペンテス アラータ-ジャイアントxトランカータ 去年秋にリベラルファームさんのところから購入した株です。食虫植物初心者なので、アラタとトランカータの掛け合わせなら枯らすことはないかぁと弱気だったのですが、なんのなんの! めっちゃ大きなピッチャーをつけてくれます。鉢と比較していただいてもわかるように、草体+鉢以上に大きなピッチャーをつけてくれるバケモノです。 しかし、一つ弱点があって、「袋持ちが悪い」のです。原因は、、、自分の栽培能力のなさです。すいません。 でも、ほかの株のピッチャーは残っているのに、この株のピッチャーは一つ出れば一つ枯れが続いています。最近暖かくなってきたので持ちがよくなってるかなぁって感じではありますが。原因は、出張続きの時の湿度不足、葉水不足のように思います。 ピッチャーの長持ちさせるコツがありましたら教えてください
2017.03.10
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うちの食虫植物たちをスマホで撮っているのですが、もっとマクロ写真を撮りたい!GREENSNAPで投稿されているようなかっこいい写真を撮りたい!セリアで売っていたスマホ用マクロレンズも使ってみました。ディオネア カペンシスモウセンゴケの先っぽのキラキラとか、ハエトリソウのギザギザとか。それで写真撮ったら、めっちゃかっこいい!しかし倍率が高すぎて限られた写真しか取れないのです。でも、ウツボカズラのマクロ写真を撮りたいんですよねぇ。できればピッチャーの唇部分に焦点を合わして、後ろがぼけているようなかっこいい写真が撮りたいなぁ。。。というわけで、近くのカメラ屋チェーンに行ってマクロレンズを探してみました。しかし、レンズだけ見ても初心者には全く分からず。。。店員さんに助けを乞うあら太「すいませーん。レンズ教えてくださーい。 今一眼レフ○○は持っているんですが、マクロレンズはどれがいいでしょうか?」店員 「(キラン目が光る)マクロレンズでしたら、〇〇がおすすめですね。 このレンズは□□が◆◆で、あーやっぱいこっちの△△も捨てがたいですね。 で、この特徴は・・・・」めっちゃ早口だし。専門用語が多すぎて何を言っているのかわからない。。。しかし、店員さん、あなたのカメラに対する熱意は伝わりましたよ!んなこともわからないで一眼レフ買うな!って話ですが、使っていたのが壊れちゃったし、ちょうど子供が生まれたから「どうせならいいのを!」と買ったものです。こういうレンズの型番の羅列って全く覚えられないんですよね。自分の持ってる一眼レフの品名まで怪しいのに。。。「え?あの、それはこういうことですか?」を連発し、結果わかったことは・マクロレンズは最短焦点距離が遠ければ遠いだけ値段が高くなる・焦点距離が遠い=被写体に近づかなくていい=影が出にくい、撮影しやすい=だから高い・自分の持っているキャノン製の一眼レフには「EF」という型番がついていれば合うということ。しかし安くて3万円台。。。中古でもいいから安いのないですかねぇ?と思っていたら、ヤフオクで安く出品されていた!「ほしいなぁ。。。でもお父さん金欠。。。」とあきらめていたのですが、嫁にそのことを相談あら太「一眼レフのレンズがほしいんだけど。。。」嫁 「何を撮る用なの?」あら太「。。。ウツボカズラ。」嫁 「だろうねぇ。」あら太「だめだよね?」嫁 「んんん。。。。そういやそろそろ誕生日じゃない? 全額は無理だけど足しにはできるわよ」あら太「そうだったー!!!!嫁グッジョブ!俺の誕生日グッジョブ!」さっそく落札し、日曜日に届くのを楽しみに待っていた。いざ日曜日、今日はウツボカズラを撮影しまくるぞぉ!届いた梱包をあけて装着してみる「カメラとレンズが通信不良です」・・・なぬ?どういうこと?もう一度接点を確認し装着。「カメラとレンズが通信不良です」えええええええ?????どういうことぉおおおおおお????不良品ってこと?不良品のレンズが1万7000円もするわけぇぇぇ????怒り心頭にフガフガしながら出品者にメール。俺のこの期待していた思いは何だったの?第一、この不良品レンズはどうすればいいの?17000円どぶに捨てたってこと?フガフガしながら返信を待っていると「大変申し訳ございません。申しにくいことなのですが、 間違えて不良品を発送してしまい、 送る予定だった商品は今目の前にあります」お、お、。。。よかったぁ。物わかりのいい人っぽい。「早速こちらの品を送らせていただきます。 補てんとしましてレンズフィルターをつけさせていただきます」・・・お?オマケ?話わかるじゃないの出品者さーん。というわけで日曜の撮影会はできませんでしたが、無事レンズは届きました。よかったぁ。寿命が縮まったよぉ。というわけで、早速そのマクロレンズを使ったネペンちゃんの写真を。ネペンテス ソレリー×サクラん?せっかく買ったマクロレンズなのに面白味が足りない。。。どうしたらいい?裁縫店で黒布を買ってきて、背景を黒にしてみました。そしてIKEAで買ったグネグネ照明(JANSJO)でピッチャーを逆光で当ててみるネペンテス ラフレシアナトリカラーいいじゃーん!これ!!!そしてアンプラリアの尻のほうだけ照明を当ててみるネペンテス アンプラリア斑点これもいいじゃーん。しかしかわいらしいアンプちゃんが、すっごくオドロオドロしくなってしまった。ついでにアンプラリアレッドリップも。写真は背景と照明ですね!今度は朝日にあてて写真撮ってみようと思います
2017.03.05
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自分の実家が銭湯なら、ボイラー室に温室建てて、食虫植物の楽園にするのになぁ。もしくは、ペンキ画の富士山のかわりに一面温室水槽にして食虫植物を栽培すれば、温度も湿度も最高の状態で栽培できるんじゃないかな。。。と日曜家庭サービスで買い物途中に通りすがる銭湯に想いを馳せていました。 この話を嫁に話すと、二歳の息子に「お父さんておかしいねー!」と話しかけていましたが、それは「funny」なのですか「strange」なのですか?私には問い合わせるすべがなく、ホームセンターで水苔を買うのでした。 ネペン亭あら太です。こんばんわ 今日はアンプラリアを紹介しようと思います。 ネペンテスにハマるきっかけになった品種の一つで、可愛いマルマルしたピッチャーをつけます。アンプラリアの魅力はそれだけでなく、「グランドピッチャー」「空中ピッチャー」というものをつけるのです!知らない方はググってみてください。 最初見た時はなんじゃこりゃー!!早速、スミレシー×ナンバラに続く二つ目のネペンテスとしてうちにお迎えするのでした。Nepenthes ampullaria 斑点 リベラルファームさんで買ったネペンテスアンプラリア斑点はとっても可愛く、今はうちの環境に慣れてくれたのか大きな葉を展開してくれます。また、他のネペンテスに比べ葉と袋の持ちがよく、このアンプラリア斑点は去年買ったときについてた葉が未だに残ってたりします。自分としてはグランドピッチャーをみたいので葉が枯れたら切る予定なのですが、なかなか切らせてくれません。その後にヤフオクで落札したNepenthes ampullaria redそしてぶりくら市で買ったNepenthes ampullaria redrip斑点アンプラリアレッドはやはり生育が遅く、葉は展開してくれますが肝心の袋が大きくなってくれません。なんでだろ?日照不足ですかねぇ?でもアンプ斑点はよく袋をつけるのですがね。ヤフオクで落札したとき、用土が鹿沼土100パーセントだったので、植え替えしてみようかなと思っています。
2017.02.28
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ネペンテス(ウツボカズラ)にハマったきっかけは、このページでしたhttp://a-t-g.jp/nepenthes-4586何をきっかけてウツボカズラを調べたのかわかりませんが、このページを見て「ウツボカズラってこんなにたくさんの種類があるんだ!」って感動したものです。子供の頃は図鑑をヨレヨレになるまで読んでいたもので、このウツボカズラの種類を見て、久しぶりにその感覚です。「栽培してみたい!」 と思い立ち、楽天をみてみると、、、あるんですねーウツボカズラ専門店ってのが!とりあえず、簡単な種類はなんだろう?って探してみて、なぜかN.スミレシー×ナンバラを買ってみることにしました。 植物を育てるのは小学生以来だったので、とりあえずミニ温室というのも買い、家に届いたのです、12月に笑 「越冬には最低温度15度は必要です」と書いてあったのに、「なんとかなるだろう」と子供のおもちゃタンスの上にのせていたのですが、なかなか大きくならない。。。そりゃそうですよね、日光も当たりづらいし、真冬の部屋の中で(うちは極力エアコンを使わないので部屋は寒い)今思うとかわいそうなことをしました。しかし、スミレシー×ナンバラが強かったのか、可愛いピッチャーが蓋を開いたのです!「成長してる!」 っていうことがとってもうれしくって、しかも・新芽が出て・葉が新芽から成長し・葉の先からつるを出し・そのつるの先がふくらんで・大きくなって・蓋が開き・襟がカールして・袋が色づくっていう「過程をたどる」のがたまらんのですよ。新芽が出て袋が色づくまで2~3か月かかりますからね。その間「あ~新芽が出てきたぁ」「袋がちゃくちゃくと大きくなってますよぉ」と温室の前で毎日霧吹きをふきながら愛(め)でるのです。しかし今度は株の調子が悪くなると・袋はできたけど、前の袋より小さい・葉はできるけど袋がつかない・新芽はできたけど、小さい葉になってしまった・ってか新芽が出てこない!ってなるんですね。 で、機嫌をよくさせるために「冬越のために室内温室買ったよ~」「ネペンちゃん、LED照明買ってきたよ~」「ミストマシーン導入してみました~」って貢ぐ わけですね。これが、単純に「はい肥料あげますよ~」とか「袋にいれてあげますよ~」ってプレゼントをすると、「あんたって、あたしのこと何もわかってない!もう知らない!ぷん」って機嫌悪くしてしまうんですよね。ネペンテスって本当に困ったちゃんです(デレデレ) キャバ嬢に貢ぐ男の気持ちがわかった気がします。。。 ネペンテス シブヤンエンシス×ベントリコーサ ポッチャリな子です。夏は暑くてバテてましたが、秋から調子よくピッチャーをつけてくれます
2017.02.06
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食虫植物はマニアックな植物ジャンルのため、 普段はホームセンターや園芸店はおみかけしないものです。 夏場になると「自由研究にどうぞ」とホームセンターでもおいていますが、 どこでも見るような品種ばかりで、マニアがほしい珍しい食虫植物はないのです (たまにびっくりする品種がホームセンターにおいてあることもありますが) では食虫植物マニアはどこでそのレアものをGETするのか? 最近は便利ですねー、 ネット販売でたくさんのレアものが手に入るようになりました。 もしくはヤフオクでGETすることも。 自分もネット販売でなん株か買い、道の駅とかで安く売っている食虫植物を買ったりしたのですがが、、、、 もっとマニアックな世界を堪能したい。。。 もっと安く食虫植物を買いたい←こっちが本命 なにかいい手段はないかと調べていた時に 木谷さんの本の中に、「各地域地域で食虫植物を愛でる会がある」 という内容を発見。 ネペン亭あら太は岡山在住なので近い会は 関西食虫植物探索会 なんじゃそりゃ? 文字の通り食虫植物を散策するのではなく、 これまでメンバーが探索をした映像や写真を発表するらしい。 なんともマニアックな会だ。。。 こういう会のイメージって、 60~70くらいのの一癖もふた癖もありそうな頑固ジジイばっかりが集まり、 初めて参加する若者に後ろ指を指し、ケラケラ笑い 「君はこの会に参加する資格ないね。初心者すぎる。帰った帰った」 と追い出し、新陳代謝ができずにどんどん変な人しか残らずに 余計に排他的な会になっていく。。。イメージです(どんなイメージや) 自分なんてネペンテスが3株しかないので、 隠居たちにどんなイジワルをされるのか。。。 しかし、興味のほうが勝ってしまうのです。 いろいろ教えてほしいこととか多いのです。 食虫植物の本で「水やりは表面が乾いてきたらやる程度」とよく書いているのですが、 「表面が乾いてくるって、、、なんてざっくりな表現!」 って初心者は思ってしまうのです。(今でも水やり具合は自信がありません) また、室内温室を買ったばっかりで、LED照明はどんなのがいいのか悩んでいた時期でもあったし。 というわけで、エイヤーと参加して見たのですが、結果「楽しい!」 意地悪するへんなジジイは一人もおらず、皆さんとても優しい人ばかりです。 もし興味のある方がおられたら、是非連絡ください。初参加の方は若者勢でサポートします!って自分はまだ参加2回目なのですが。そんな、初心者にも優しい会でした。 では今回の戦利品です! ネペンテス アラタ これは昨日は写真アップしましたね。 ネペンテス トバイカ×アンプラリア 小さい株ですがリップは真っ赤。マダラ模様が綺麗です ネペンテス ラパ 記録用の写真でお見苦しい。失礼 憧れの品種です。兵庫県立フラワーセンターの土井技師(私は土井神と敬ってます)が著された食虫植物ハンドブックに出ていて、憧れていました。丸々としていて、しかも独特のリップ!まさか自分が手に入れるとは!まだ小さいですが、大きく育てて本の写真のようなピッチャーをつけたいですね とりあえず今日は戦利品ネペンテスでした^_^
2017.02.02
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はじめまして。 ネペン亭あら太と申します。 2016年から食虫植物の魅力にハマりました。 植物を育てるのが小学生以来のど素人ですが、なんとか育てています。 これまでgreen snapのみの投稿でしたが、ブログも始めてみようと思い、この度初投稿になります。 主にウツボカズラ(ネペンテス)メインで栽培しています。まだまだ思ったように栽培できませんが、頑張っていこうと思います。アドバイスいただけたら嬉しいです。 これはネペンテス アラタ 先日の関西食虫植物探索会でれおんさんから頂いた株です。 やはりウツボカズラといえばこれですね! 最近はホームセンターで売られているのはベントラータがよく見かけられますが、自分が子供の頃はこればっかりでした。 シンプルなフォルム! 自分は元祖イケメンネペンテスだと思っています
2017.02.01
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