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「悩み」が多い状態だと、心が疲れてしまいます。それだと、やる気が起きないし、仕事にも行きたくない、という状態になってしまうのではないでしょうか。 悩みを解決して、すっきりした心の状態の方が、イキイキと毎日を過ごせるのだと思います。では、そのためにはどうしたらいいのでしょうか? 大事なことは、「悩みを問題に切り替えること」です。悩みを因数分解して、自分がどんな問題を持っているのかを把握することです。 「悩み」というのは、「自分の力ではどうしようもできないこと、自分の一存ではどうにもならないこと」です。「問題」とは、「自分の力で解決できること、具体的なこと」です。 頭の中は、案外、ごちゃごちゃしているものです。頭の中にあるものを、書き出すことが、悩みの把握に繋がります。 「レコーディングダイエット」というものがあるそうですが、これは、一日の食事や運動の内容、体重などを記録していくダイエット方法だそうです。記録することで、自分がどんなライフスタイルを送っているのかを把握することができるというわけです。 『ピンチというのは厄介ごとがダマになっている状態のことで、厄介ごとを一つ一つ解決してゆけばピンチは脱出できる』 これは、アントニオ猪木の言葉です。いろんな厄介ごとが複数集まってくると、ピンチという状態を作ってしまう、ということです。ですから、その厄介ごとを一つひとつひも解いていけば、ピンチを乗り越えられるのです。 書き出したり、記録することで、悩みがはっきりしてきたりします。食生活でも、ちょっと食べ過ぎてるな、と自分で自分のことがわかるようになるのです。なので、自分の中にあるモヤモヤや、自分の習慣を書き出し、記録し、それを改善していくことが大切なのです。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・(YouTube動画)内田樹×内田るん「親子の悩み」に答えるスペシャル・トーク Part4「親の仲が悪く、息苦しい」
2023/04/26
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相手から言われた言葉で、傷つくこともあると思います。しかしそこには、ただ自分の思い違いによって、受け取った言葉の意味が違っているかもしれません。 今回は、相手から言われる言葉の違いを見てみたいと思います。その中で、「批判」「非難」「誹謗」「中傷」という4つの言葉の違いを見ていきたいと思います。 「批判」と「非難・誹謗中傷」の違い・「批判」=人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。客観的な理由や根拠に基づいて相手の言動や行動を評価すること。 ・「非難」=欠点・過失などを責めとがめること。攻撃的な言葉や態度で相手を責めること。 ・「誹謗」=そしること。悪口を言うこと。 ・「中傷」=無実のことを言って他人の名誉を傷つけること。 4つの言葉の意味を調べてみると、「批判」と「非難・誹謗中傷」の大きく2つにわけることができます。 まず「批判」は、相手の行動や言動について改善すべき点を示し、建設的な助言を与えることが目的です。 「非難・誹謗中傷」は、相手を傷つけることが目的であり、問題解決や対話を促すことはありません。 どうやって相手の言葉を見極めるの?では、相手が言った言葉が「批判」なのか、「非難」なのかを、どうやって見極めればいいのでしょうか。 それは、「相手と話し合うこと」です。かりに相手の言った言葉が批判であれば、話し合いにより問題解決が図れます。 正当性のある言葉なら、「客観的な評価・問題点の指摘・改善すべき点や解決策」などが含まれます。しかし、人を傷つけることが目的で、攻撃的な言葉であれば、そもそも話し合いをすることができないのです。 非難・誹謗中傷の対処法「批判」は傾聴をする必要があります。なぜなら、そこには建設的な言葉が含まれているからです。けれども、「非難・誹謗中傷」にはその価値はありません。 では、「非難・誹謗中傷」を言われたとき、どうすればいいのでしょか。ここでは、簡単な対処法を2つ見てみます。 一つ目は「相手との関係性を遠くしてみる」ことです。これは、非難的な言葉を言ってきた人が、職場の人だったり、知人だったりしたとき、その人を一度赤の他人と考えてみることです。たとえば、まったく知らない人に「あなたの服、嫌いです」と言われたら、あなたはどう思いますか? 「まあ、自分と趣味が合わなかったんだな」などと、思うのではないでしょうか。相手と好き嫌いが違うのは当たり前です。それに相手が、100%こちらの状況を理解しているとは限らないのです。 二つ目は「相手と同調しない」ということです。非難的な言葉を受けたからと言って、相手に無理に合わせる必要もありません。 批判をされたとしても、どんな感情を選ぶのかは、あなた自身に選択肢があります。その言葉を「受け取るのか・受け取らないのか」「受け取ったものをどう感じるのか」、これらはあなたが選択できるのです。 相手の言葉を精査し、それが非難的な言葉であれば、相手にしないということが大事です。または、それなりの措置を取るべきだと考えることもあるでしょう。 人を呪わば穴二つ「批判」と「非難・誹謗中傷」の違いは、「建設的な言葉なのか・そうでないのか」というものです。より良いものにしていくのならば、建設的なものに意識を向けることが大事なのではないでしょうか。 『人を呪わば穴二つ』 この諺の意味は、「人を呪い殺そうとすれば、その人を埋める穴のほかに、自分を埋める穴も用意する必要がある、の意で、人に危害を加えれば、自分もまたその報いを受ける、ということ」です。 その人が、非難的な言葉を言ってしまうのは、結局、相手の問題です。その人の中にある「怖れ」の感情が、他人を非難することに繋がっているのです。 ですから、相手の怖れに同調する必要はありません。建設的な言葉であれば、怖れもなく、話し合いができるからです。そのために、「誰が何を言っているのか」ということに意識を向けることが大事なのです。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。 【参考・関連記事】・批判をする人について(2021年1月26日記事)・批判と非難の違い
2023/04/25
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「人は善悪の友による」という言葉があります。人は、つき合う人によって、よくも悪くも影響を受けます。また、「朱に交われば赤くなる」というように、人は交わる人によって、その影響を受けていきます。 さらに「類は友を呼ぶ」という言葉は、「人の想念は絶えず振動して、波を発し、その波は共振して同じ周波数を持つものを引き寄せる」ということです。 人生をよりよく生きている人たちは、悪影響を及ぼす人間関係を断ち切ります。人間関係を選別しているのです。なぜなら、有害な人間関係から生じる悪影響は、他の人間関係や人生全般に及んでしまうからです。 「常にネガティブな人」「懐疑的で嫉妬心に満ちている人」「不満ばかり言う人」、このような人たちと接していると、自然に嫌な気分になってしまうのではないでしょうか。人は、他人、その場所、モノなど、他のエネルギーから影響を受けてしまうのです。 嫌な気分になることは、誰しもあります。その相手にも事情があるかもしれません。けれども、相手は「誰かに悪い影響を与えている」と思っていない可能性もあります(わかっていない・気づいていない可能性もある)。 ですから、「悪影響をもたらす人」に気づく見識が、あなたには必要になります。はっきりと見極めることが必要なのです。そのために、丁寧に断ることや、できる限り接触しないことや、距離を置くことも大切なのです。 人が成長するためには?周りで問題が起こったとしても、あまり深入りしすぎではいけません。深入りしすぎて、逆にとばっちりを受けたり、かえって問題をもっと悪くしてしまうかもしれません。 大切なことは、「他人事と割り切る」ということです。「それはあなたたちの問題なのだから、あなたたちで解決しなさい」という姿勢を持つことです。 部下や子供、上司や両親、そういった人たちの問題は、その人自身で解決しなければいけないのです。そして、そうすると人は成長します。 さらにそれを見たら、反面教師とし、「そのとき自分ならどうするか」を考えることです。人生をよりよく生きるためには、ネガティブな影響に対して身を守ることも大事です。「割り切ること」「断ち切ること」、こういったことも時には必要になってくるのです。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【関連記事】・よりよい人間関係のために自分をどう変えていくか?~習慣まとめ⑰~(2021年4月1日記事)・この世はすべて「エネルギー」(2022年1月22日記事)・(YouTube動画)他人事と割り切ると人は育つ 【人を動かすコトバ】
2023/04/24
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ジブリの映画『君たちはどう生きるか』が、2023年の7月に公開されるそうです。 「あれ、宮崎駿監督、辞めたんじゃないの?」 と、思ったのですが、2017年に引退撤回のようなものをしていたようです。たしかに、そんなこともあったかもな、と思いつつ、人間の記憶の曖昧さを感じております。 それで、たまたま、宮崎駿監督のインタビュー動画を見たのですが、そこでこんなことを言っていました。 『賢い年寄りの方が、へなちょこの若い者より役に立ちますからね』 インタビュー動画は20年くらい前のもので、その当時の宮崎駿監督は60歳くらいだと思いますが、このコメントを見ても、まだまだ熱いものを感じます。 だからこそ80歳になっても作品を作り続けられるのだな、と感じたわけです。 調べてみると、宮崎監督は昭和16年生まれで、82歳。人生100年時代、と考えたら、まだもう1本2本くらい映画作っちゃうのかな、と思いますが、引退撤回をしちゃうくらいだから、生涯現役でやっていくんじゃないかな、とも思います。 そんな80代の監督が「君たちはどう生きるか?」という問いを、この映画は投げかけているのかもしれません。(まだどんな内容か知りませんが) ここ最近、戦争やテロといった武力や暴力で、現状を変えようとしている話題が多い世の中ですが、けしてそんな生き方は肯定できないでしょう。そんなことをしてしまったら、それこそ“へなちょこの生き方”になってしまうのではないでしょうか。少なくとも、賢い生き方ではないのだと思います。 とにかく、あまりネガティブなものに強くフォーカスしない方がいいのかもしれませんね。そのぶん、「僕はどう生きようか」「私はどう生きようか」と、希望を持って自分の未来にフォーカスしていくのがいいのかもしれません。 ちなみに、あなたのジブリ作品で好きなものはなんですか? 私は「ラピュタ」か「もののけ姫」あたりなのですが、新作は冒険活劇ファンタジーになるようなので、とても楽しみです。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。 【関連サイト】・(YouTube動画)【宮崎駿】キャノンスペシャル 北野武と色彩の魔術師たち【スタジオジブリ】・スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI「もののけ姫」はこうして生まれた [ 宮崎駿 ]価格:4,536円(税込、送料無料) (2023/4/21時点)楽天で購入天空の城ラピュタ [ 田中真弓 ]価格:4,136円(税込、送料無料) (2023/4/21時点)楽天で購入
2023/04/23
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