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エイブラハムの本から、小ネタ編の 4 回目をお送りします。今回は「エゴ」というものにフォーカスしていきたいと思います。さっそく、いってみましょう!
エイブラハムの赤本では、エゴのことを「自己中心的」と呼んでいます。今回は「エゴ(自我)」という呼び名で統一したいと思います。さて、この「エゴ」ですが、バシャールが言っていることと、エイブラハムの言っていることを繋げていきたいと思います。
「エゴ(自我)」とは、性格の構造であり、その人がもつ自分像です。それが、この物質世界において、経験を積むことを可能にしています。
つまり「エゴの仕事」とは、人間が一人ひとり個別の経験を積めるようにすることです。
すべての物事は自分の視点からしか見ることができません。自分以外の視点から物事を見ることはできないのです。そして、すべては自分自身の波動を通してでしか、意識を向けることはできません。
すべての人が例外なく、自分が中心なのです。その中心の自分が“どう感じるか”が「引き寄せの原点」になります。
物質世界では、自分が信じていることだけしか経験できません。気分が悪くなるものに意識を向けていると、それが「引き寄せの原点」になり、ネガティブなものを引き寄せます。当然、その結果は自分の望まないものになるでしょう。
エゴが持つ本来の働き以上に仕事をさせてしまうと、そのエゴはネガティブなエゴとなることがあります。ネガティブなエゴを創る最初の第一歩がビリーフです。
ネガティブなエゴを手放すと、エゴがなくなったように感じます。しかし実際は、エゴがエゴ本来の働きをしているので、エゴの存在を感じられなくなっただけなのです。
人生は、自分がすでにクリエイター(創造者)であったことを思い出すためのものです。自分の現実を創るクリエイターになるための人生ではないのです。人生のゲームの醍醐味は「思い出すところ」にあります。
本来の人生のゲームのやり方は、「自分自身の全パーソナリティとエゴを調和させたら、エゴの感じ方が今までとは違ってくる」というものです。エゴの調和とは、「自分を中心に置いて自分の感情を大事にすること」です。そしてそれは、「内なる存在(ソースエネルギー)」と真につながるものに思考を向けことで、他の人の力になることができるのです。
ここからは、エイブラハムが言っている「成長」についてまとめたいと思います。
「あなたは成長を探求する存在です」
エイブラハムは、人間は成長を探求する存在だ、と言っています。そして、ほとんどの人は「宇宙の法則(引き寄せの法則、創造の法則等)」を理解していないため、意図的に成長を求めなくなるのです。
それでは、どうしたら「自分が成長しているのかどうか」がわかるのでしょうか?
成長を探求している存在は、自分の成長を認識しているときに、ポジティブな気分や大きな幸せを感じます。反対に、成長が停滞しているときは、ネガティブな気分や幸福を感じられないのです。
では、何をもって「成功」と見なすのでしょうか?
「あなたが心地よい感情を抱いていることこそが、最大の成功の証です」。エイブラハムはこのように言っています。自分の成長を探究し、心地よい感情を抱くときこそ、成功の証を手に入れとときなのです。
いかがだったでしょうか? 今回はエイブラハムの本から「エゴ」についてまとめてきました。
「内なる存在」とつながる、つまり自分らしく生きるということが、ポジティブなエゴになるか、ネガティブなエゴになるか、ということを分けるのでしょう。まず「自分を知る」ということで、自分の引き寄せの土台を構築する必要があるのですね。
さて、これまでエイブラハムの赤本である「新訳 引き寄せの法則」をまとめてきましたが、今回で終了となります。ありがとうございました!
明日は、これまで 14 回まとめたものを、振り返ってみたいと思います。さらにバシャールとの共通点も探ってみたいと思います。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考文献】
・「人生の目的」とは? ~BASHAR まとめ 2nd Season ⑦(2021年6月9日記事) 地球という惑星へようこそ! ~~エイブラ… 2024/01/27
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