全31件 (31件中 1-31件目)
1
「欠乏感」「空虚感」「比較」「執着」といった言葉について、前回、前々回と調べてまとめてきました。おもに参考にした本が、『新訳 お金と引き寄せの法則』です。この本のエイブラハムがいうには、こういった感情が出てくるのは、その原因があるといいます。今回は、「人生が思うようにいかないときの問題点」というテーマを中心にして、その原因を考えていきたいと思います。 なぜ、非生産的な思考や感情が出てくるのか?人生が思うようにいかないとき、人は、「自分以外の何かが邪魔をしているせいだ」と思い込むようになります。望まない状況を何かのせいにしたほうが、責任を自分で負うよりも、楽なのです。 しかし、うまくいかないことを自分以外の何かのせいにすることは、大きな悪影響があります。それは、「自分で変化を起こす力を失ってしまう」ということです。 「自分が望んでいること」と「何かが間違っていること」というのは、あなたの心の奥深くではわかっているものです。ですから、この間で起こる違和感は、「望むものが手に入っていない」という自分の意識を刺激します。 それが、「嫉妬」「憤り」「自己批判」など、非生産的な思考を生み出すのです。これは、自分が望むものが手に入っていない状態を、心地悪く感じているからです。 人間にとっての心の毒とは?望むものが手に入っていないという違和感は、非生産的な思考を生み出します。そして、怒り、嫉妬、嫌悪などのネガティブな感情を生み出し、それを長時間放置していると、病気を引き寄せることになります。空元気のような上滑りなポジティブ感も、見るべきことを見ていない人から出てくる感情です。 人生が思うようにいかず、自分以外の何かが邪魔をしているせいだと思う人は、怒りの感情が出てくるでしょう。それは、自分以外の外の世界を、無理矢理コントロールしようとしているようなものです。けれども、それは「望まないこと・叶っていないこと」について考えているだけであり、ありのままを受け入れず、抵抗や間違った自己正当化していただけなのです。 また、人の機嫌や、人の評価・尊厳などの、「周りの基準」に重きを置きすぎていると病気を引き寄せてしまいます。「やらなきゃ」「やるべきだ」と、義務感で行動すると、脳の苦痛系が働きます。すると、「一回見直して」と行動にブレーキをかけるために、病気などを引き寄せます。「べき」の裏側には、不安や怖れが隠されており、アクセルとブレーキが同時に踏まれた状態なのです。 他にも、長期間、たくさんのことに文句・不満を言っていたり、自分は劣っている、自分は価値がない、自分は欠けているといった無価値感や、まだまだダメだという罪悪感といった感覚などが、望まないことに意識を向けている状態になります。「わざわざ自分で成功を遠ざける人なんていない」と誰もが考えますが、望むものを遠ざけているのは、結局、自分自身なのです。 人生が思うようにいかないときの問題点本来、人は、健康でいるようにできていて、成功するようになっていて、成長する存在です。なので、病気になったり、失敗について考えたり、停滞したりすることは、心地悪く、耐えがたいものなのです。そのため、不快感というものは、「何かが大きくずれていること」を教えてくれるパワフルな指標になります。それは「何か問題がある」ということを教えてくれているのです。 人生が思うようにいかないときの問題点は、本当の自分と調和していないことです。幻想や毒にとらわれる理由は、本来の自分と調和していないことです。外側で問題が起きているのではなく、問題はあなたの内側で起きています。そして、あなたの内側にあるものはコントロールできます。コントロールするために、「感情」のガイダンスシステムを理解するのです。 あまりにも受動的な人いかがでしょうか? 今回は、「人生が思うようにいかないときの問題点とは?」というテーマでお届けしてきました。 人生の中で、「なんだかうまくいっていないな……」と思うときもあるでしょう。それは、エイブラハムから言わせれば、「本当のあなた」「望みや拡大した自分自身」とつながっていないからだといいます。そして、常に一貫して働く「宇宙の法則」と、調和していないからだともいいます。 「他人との無意味な比較」「人の目、人の反応を気にしすぎる」「べき・ねばならないに縛られる」「他人のせいにしたり、他人軸で生きる」などは、ときによって人にネガティブな影響を与えます。それが、人生の不具合を起こすのです。 ハイデガーは、人間のあり方を「本来性」と「非本来性」の2つに分けました。本来性とは、いつかはやってくる自分の死を自覚し、その日が来るまで、自分らしい生き方をすると決意している人です。 たいして、非本来性とは、日常の出来事に気を奪われ、世間の中に埋没し、みんなと同じ意見を言い、同じ行動をする誰でもない人です。ハイデガーは、非本来性を生きる人間を「世人(ダス・マン)」と呼びました。 「誰でもない人」というのは、自分の人生に責任を持っていない人なのではないでしょうか。誰かのせいにした方が、気持ちは楽かもしれません。けれども、はたしてそれは、いい生き方と言えるのでしょうか。 あなたは、ハイデガーのいう、「本来性」を持っていますか? それとも「非本来性」を持っていますか? 受動的に生きるのではなく、能動的に生きることも意識してみたいですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。【参考文献等】新訳 お金と引き寄せの法則 豊かさ、健康と幸せを引き寄せる [ エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス ]楽天で購入・Ken Honda 本田健(YouTubeチャンネル)・無意識の反応パターンとは? 【後編】(2021年11月27日記事)・「自分の進む道」に気づくときとは(2022年12月9日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2024/01/12
コメント(0)
ジブリの映画『君たちはどう生きるか』が、2023年の7月に公開されるそうです。 「あれ、宮崎駿監督、辞めたんじゃないの?」 と、思ったのですが、2017年に引退撤回のようなものをしていたようです。たしかに、そんなこともあったかもな、と思いつつ、人間の記憶の曖昧さを感じております。 それで、たまたま、宮崎駿監督のインタビュー動画を見たのですが、そこでこんなことを言っていました。 『賢い年寄りの方が、へなちょこの若い者より役に立ちますからね』 インタビュー動画は20年くらい前のもので、その当時の宮崎駿監督は60歳くらいだと思いますが、このコメントを見ても、まだまだ熱いものを感じます。 だからこそ80歳になっても作品を作り続けられるのだな、と感じたわけです。 調べてみると、宮崎監督は昭和16年生まれで、82歳。人生100年時代、と考えたら、まだもう1本2本くらい映画作っちゃうのかな、と思いますが、引退撤回をしちゃうくらいだから、生涯現役でやっていくんじゃないかな、とも思います。 そんな80代の監督が「君たちはどう生きるか?」という問いを、この映画は投げかけているのかもしれません。(まだどんな内容か知りませんが) ここ最近、戦争やテロといった武力や暴力で、現状を変えようとしている話題が多い世の中ですが、けしてそんな生き方は肯定できないでしょう。そんなことをしてしまったら、それこそ“へなちょこの生き方”になってしまうのではないでしょうか。少なくとも、賢い生き方ではないのだと思います。 とにかく、あまりネガティブなものに強くフォーカスしない方がいいのかもしれませんね。そのぶん、「僕はどう生きようか」「私はどう生きようか」と、希望を持って自分の未来にフォーカスしていくのがいいのかもしれません。 ちなみに、あなたのジブリ作品で好きなものはなんですか? 私は「ラピュタ」か「もののけ姫」あたりなのですが、新作は冒険活劇ファンタジーになるようなので、とても楽しみです。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。 【関連サイト】・(YouTube動画)【宮崎駿】キャノンスペシャル 北野武と色彩の魔術師たち【スタジオジブリ】・スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI「もののけ姫」はこうして生まれた [ 宮崎駿 ]価格:4,536円(税込、送料無料) (2023/4/21時点)楽天で購入天空の城ラピュタ [ 田中真弓 ]価格:4,136円(税込、送料無料) (2023/4/21時点)楽天で購入
2023/04/23
コメント(0)
ちょこちょここのブログで出てくるルイーザ・メイ・オルコット。『雲の向こうは、いつも青空』という名言を取り上げたことから、それは始まります。 ・『雲の向こうは、いつも青空』(2021年10月30日記事) ルイーザ・メイ・オルコットは、19世紀アメリカ人の作家で、「若草物語」を書いた人です。で、その流れで映画の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」を見ました。若草物語の実写版というやつです。 若草物語は、原作も読んだことがないし、以前に映画化されたのも見たことがないし、それにあまり私は頭がいい方ではないので、一回映画を見ただけではよく理解できなかった、ということがあり、この「ストーリー・オブ・マイライフ」も一昨年から去年にかけて、5回くらい見ました(たぶん)。 どうやら、映画は原作の若草物語の一部(子供時代)と二部(大人時代)が交互に差し込まれて物語が進んでいるようです。さて、今回のブログではこの「ストーリー・オブ・マイライフ」で印象に残ったシーンをまとめたいと思います。 ミセス・マーチが言っている「怒り」について「ストーリー・オブ・マイライフ」という映画は、しっかり者の長女メグ、活発で信念を曲げない作家志望の次女ジョー、内気で繊細な三女ベス、人懐っこく頑固な末っ子エイミー、の四姉妹の成長譚といった感じです。この次女のジョーがルイーザ・メイ・オルコットに当たります。 そこで次女のジョー(主人公)が、妹のエイミーに怒る、という展開があるのですが、そこで、この四姉妹のお母さん(ミセス・マーチ)が言った言葉が印象的でした。 「曲げたりねじ伏せるには高貴すぎる魂の持ち主もいるわ」 これは怒っている次女に対して言っている言葉です。自分が持っている「怒り」をうまくコントロールできない人もいる、ということなのでしょう。そのあと、その「自分の持っている怒り」と上手に付き合え、というようなことをお母さんは言っています。 映画の最初に「悩みが多いから、私は楽しい物語を書く」というオルコットの格言が字幕で表示されます。このルイーザ・メイ・オルコットとは、彼女が生きた時代なりに生きづらさを抱えながら、生きた女性だったのかもしれません。 女性の生き方とは?オルコットは生涯結婚しなかった女性です。映画の中では姉のメグの結婚にも反対しています。それに、四姉妹の幼馴染であるローリーのプロポーズも断っています。そこからは、その当時(現代でも)でいう女としての当たり前の幸せに反発していたように思えます。 それは世間の常識に反発しているようにも見えました。悩みが多かったのは、世間への反発が常にあったからなのかもしれません。それだけ彼女は「高貴な魂」を持っていたのでしょう。 実際には結婚をしなかったオルコットですが、映画の中(小説の中)では主人公のジョーを結婚させています。そこで彼女が言った言葉も印象的でした。 「小説の中でも結婚は経済的なもの」 世間受けをするラストじゃないといけない、と出版社から言われて、最後は一応世間受けするであろうハッピーエンドにしたのでしょう。「世間(常識)」と「自分らしく生きる」との間に生まれる葛藤を、そこからは感じられます。「女の生き方とは?」「人の生き方とは?」というテーマが映画の中に流れていますね。 あなたの若草物語は?心温まる映画を見ることは、自分のエネルギーを上げることに繋がると思います。それは、脳のミラーニューロンの働きがあるからです。 ミラーニューロンの働きとは、視覚から入り込んだ情報を自分の体験のように認識する脳の神経細胞の働きです。視覚から入ってきた相手の喜びを自分の喜びのように感じる、というものです。 「相手が喜んでくれる」「ありがとうと言われる」など、自分の視界にどんなものを入れるのか、ということは人間にとって、とても大切な部分だと思います。ですから、「ストーリー・オブ・マイライフ」などのような心温まる映画を見てみてはいかがでしょうか。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。 【参考文献】・「幸福・幸運」を引き寄せるために必要なこと(2021年10月22日記事)・ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 セリフ・名言ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 ブルーレイ&DVDセット【Blu-ray】 [ シアーシャ・ローナン ]価格:4031円(税込、送料無料) (2023/1/28時点)楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2023/01/29
コメント(0)
今回は去年の学びから「人生で大切だと思う3つのこと」を、ここでまとめたいと思います。その3つとは次のとおりです。 ①今に生きること②拡大すること③人間関係 ①今に生きること「今に生きる」とは、過去や未来に囚われずに、今ここにいることです。それは、心を緩めること、リラックスしていることです。年齢を重ねると、交感神経が優位に働きます。ですから、日常的にリラックスする時間を取ることが大切なのです。 ②拡大すること同じところをぐるぐると回っているだけでは、エネルギーが滞ってしまいます。なので、少しでも拡大することが大事です。拡大するためにやれることは、「本を読むこと、旅をすること、人の話を聞くこと」の3つです。 この中で、「旅をすること」にフォーカスしてみると、人が旅をする理由に「自己拡大達成のため」というものがあります。「自己拡大達成のため」とは、未知へのあこがれなどから起こる動機です。なので、好奇心を人生の中で大切にすることです。 ③人間関係人間関係が人生で大切だということは、当然なことなのだと思います。なぜなら、人間は社会的生き物だからです。 けれども、人間関係の中では「イラッ(苛々)」とすることもあります。この「イラッ」としたときを、ちょっと意識してみることが大事です。どうしてかというと、そのイラッとした感情があなたの器の限界だからです。 そこを、きちんと正面から受容しておくと、自分のキャパシティーを広げるチャンスになります。これは「拡大すること」にも繋がるのです。 社会の中で生きているからこそ、他人と空間を共有しているとき、周囲に気を遣わなければならないのは社会の常識です。イラッとしたときこそ丁寧になることが大事です。イラッとしたらタメ口になるのではなく、より丁寧な対応になることです。 まとめると「自分の静かな心と、情熱的な心を大事にして、人との繋がりを大切にする」ということです。そこに人生の基盤があるのだと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございました。 【参考文献】・なぜ人は旅(旅行)が好きなのか?(2021年12月10日記事)・「時間配分・住む場所・つき合う人」を変えること(2022年12月10日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2023/01/14
コメント(0)
「正解至上主義」 この言葉は、前回のブログ(なぜ「学ぶことが楽しい」という体験ができなくなったのか?)で出てきたものです。日本人の教育を見てみると、他人に評価されることが中心になるため、“正解”か“不正解”という基準が外側にあり、そしてそれを外側に求めます。 けれども、はたして外側に求めることは、本当に必要なことでしょうか? 今回は、「なぜ人は答えを外側に求めようとするのか?」というテーマでお届けしていきます。 なぜ人は外側に求めようとするのか?人は、小学校、中学校、高校、そして大学とまで行けば、12~16年くらいは、外の評価基準の中で生きていきます。その中で人は成長すると言えます。 教育は、人に教養を与えます。反対に、教育は評価を外側に求めるような人間を作ります。物事には良い面と悪い面があるので、日本の教育にも恩恵と代償があるのでしょう。 もっと遡れば、子どもは生まれてから自分のいる環境から価値観を取り入れていきます。子どもが育つ段階で、親の影響力が大部分を占め、子どもがエゴ(自我)を形成していく中では、子どもの世界は親がすべてです。 「親とはこういうものだ」「世界とはこういうものだ」など、親を「世界」だと見た価値観から、子どもは観念を取り入れることになります。これが、子供にとって最初の「常識の世界」になります。 この時期に子どもに対して、親や大人が積極的に「教え」をすることで、子供は「教え」や「考え」を外からやって来るものだと思います。ここで「教えてもらえる」という観念が形成されるのです。 この観念が固定されたまま大人になると、受動的な考えが残ります。そして「世界とはこういうものだ、という答え」を“外側”に探し求めるようになるのです。 運命は「自由選択」が基本人生を「運命」と「宿命」の部分にわけるとすると、子どものころの経験は宿命的な部分が多いでしょう。そして、生まれてくる前の計画である宿命のあとは、ほぼ「自由選択」とするのが基本です。 宿命的な部分も、そこから影響を受けた運命的な部分も、それはすべてあなたにとって意味のあることです。 人生に起こる様々な出来事は、嬉しいもの、不愉快なもの、悲しいもの、興奮するものなど、どれも何の脈絡もないバラバラのようなものに見えます。けれども、これらの出来事をあとでつなぎ合わてみると、「なるほど、こういうことだったのか!」と納得することになります。 人生というのは、突然、よくわからない棒を渡されて、次にまた違った棒を渡されて、その次は細かいパーツを渡されて……と、どんどんよくわからない部品(出来事)を渡してきます。 しかし、それをつなぎ合わせていくと最終的に「あっ、完成図はそうなるのね!」と、何かができ上がっていくのです。つまり、人生の様々な出来事をつなぎ合わせると「何かがわかる」のです。 あなたは人生を自分の手で組み立てていける人生には、完成予想図や説明書が一切ありません。これが人生の意地悪なところでもあり、おもしろいところなのでしょう。 「人生から与えられた使命を探す」という重要なテーマで見るならば、人生の中で起きた「あんまり触れたくないな」と感じるような、ネガティブなパーツを集めていく作業をすることです。 なぜなら、そこにあなたの人生の目的が隠されているからです。それらを自分の手で組み立てていくと、思いがけないものができあがります。 地球は「行動の星」です。魂は行動を重ね、創造することを楽しむためにこの世界に来ます。基本的に人は「起こることすべてを楽しむ」ために生きています。 人生に「これはこういうものだ」と固定されているものは何もないのです。宿命のあとの「体験したいもの」や「魂の成熟度」は、人それぞれ違います。 もし、人生から与えられた使命を探すのならば、人生から送られてくる様々なパーツを集めてみることです。人生で起こることは、どんな些細なことにも意味があるのです。 いかがでしたでしょうか? 今回は、「なぜ人は答えを外側に求めようとするのか?」というテーマでお送りしました。 いろいろな家族がいる、様々な家庭がある、それだけ様々な歴史がある、そして、それだけ人間の道にもそれぞれの過程がある、ということですね。ようするに一言でいうと「人それぞれ」ということになります。 これからは、多極化や、スパイダー型(蜘蛛の巣型)というコミュニティへと変わっていくと言われています。中央集権的なものから変化していくのですね。それをテクノロジーが後押しするのでしょう。 時代はどんどん変化していきます。そのため、物事の捉え方、というのも変えていかないといけないのかもしれません。あなたは次の時代を、どう生きたいですか? それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・人生で起こることには、どんな些細なことにも意味がある(2021年11月21日記事)・なぜ、その人たちを親と選んだのか?(2022年11月19日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/12/21
コメント(0)
「自分らしく生きたい」「大好きなこと、得意なことをして生きたい」「人生をより良くしていきたい」などのテーマを、これまでのブログで調べて、まとめてきました。 今回は「人生の目的」にフォーカスしてまとめていきたいと思います。人生の目的、と言うと、何だか壮大なテーマなような気がしますが、それを自分自身で知っているのか、知っていないのか、この差は大きな差になると思います。 では、そもそも人生の目的とは何なのかを見ていきましょう。 「人生の目的」とは「人生の目的」とは、「自分は何のためにこの世に生まれたのか、という問いに対する答え」です。「人生を生きていく理由・生きる意味」、あなたの「生きる目的」です。 では、人生の目的を持っていると、何が良いのでしょうか。 「人生の目的」を持っていないと、海を漂流しているようなものです。人生の目的を考えないと、何のために生きるのか、がわからなくなります。自分の軸がブレブレだと、嫌なことが起こったとき、そこから大きく影響を受けてしまうでしょう。 人生を「放浪の旅」と思っているならば、確固たる目的がなくてもいいと思います。しかし、人生の旅の中では、楽しい体験ばかりではありません。無目的に旅をして、辛い体験が重なれば、途中で虚しくなる可能性も出てきます。 「人生の目的」を見つけていくためには旅の中では、晴れの日も、雨の日もあります。人生の中では、良いことも、悪いことも、ポジティブなことも、ネガティブなこともあります。 「人生の目的」を、あなた自身がおぼろげでもわかっていれば、途中で大雨が降っても、それを楽しむことができます。人生の目的を持つことで、晴れの日も雨の日も楽しめるメンタリティーに変わっていくのです。 それでは、「人生の目的」を見つけていくためにはどうしたらいいのでしょうか。 まずポイントとなるのが、「今に生きる」ことです。「今ここにいて喜びの中にいること」「今ここにいて楽しむこと」がポイントです。 喜びや楽しさの中で生きることを繰り返していくと、あなたの心が開いていき、世界をフラットなエネルギーとして受け入れ始めます。世界をフラットに受け入れ始めると、自分の人生のポジティブな部分に目がいきやすくなります。 楽しさを追求すると「本来のあなた自身」に近づいていくのです。そして次のステップは、楽しさ、喜びの感覚をあなたの「内側」に見つけることです。 楽しみ・喜びを「自分の内側」で見つける「外側の喜び・楽しさ」と「内側の喜び・楽しさ」を繋げるということが、本来のあなたに近づいていくことです。 そして「本来のあなたに近づいていくこと」が、この地球に現れた魂の使命でもあります。 あらゆる機会を使って瞬間瞬間を楽しむ、喜びを見つけることが、「今ここにいて喜びの中で生きること」です。 そして、その楽しみ・喜びの感覚を「自分の内側」に見つけることです。さらに、そのあなたにしか感じられないワクワク(楽しみ・喜び・情熱)を、あなたのペースで追い求めることです。そこでのポイントは、安心して無理のないペースで楽しみ尽くす、ということです。 「自分のやるべきこと」「生まれる前に決めたこと」とは、この中で生きることであり、「人生の目的」はその中にあります。 いかがでしょうか? 今回は「人生の目的」ということにフォーカスしてまとめてきました。 「人生の目的」を見つけるには、それを「考え始める」ということも大切です。しかし、本当に見つけるためには、真剣に考え、意図して生きていく必要があります。 前回のブログでは「あなたが喜ばせたい人は誰か?」という問いの答えが、あなた自身のライフワークの答えになる、と説明してきました。自分の内側の喜びを、上手に人に伝え、そして人と繋がることが、「人生の目的・ライフワーク」となっていくのでしょう。 それを見つけるために、真剣に意図して生きていきたいですね。今日という日が、あなたの一番若い日だと考えたら、すぐに行動した方がいいのかもしれません。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・魂の使命を見つける3ステップ(2022年11月10日記事)・30代にとって大切な17のこと [ 本田 健 ]30代にとって大切な17のこと [ 本田 健 ]価格:1540円(税込、送料無料) (2022/12/10時点)楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/12/14
コメント(0)
あなたは一日の中で、どのようにエネルギーを使っていますか? 大好きで得意なことをして生きたい場合は、意図的に生きる必要があります。そして「意図的に生きる」ためには、一日の中で自分がどのようにエネルギーを使っているのかを理解しておく必要があるでしょう。 今回は「大好きで得意なことをして生きたい場合」というテーマでまとめていき、自分のエネルギーの使い方ということを見ていきたいと思います。 大好きで得意なことをして生きたい場合人生において「しなければいけないこと」というのは何もありません。 しかし、ありのままの自分で大好きで得意なことをして生きたい場合は、毎瞬毎瞬、意図的に生き、その願望を創造することが必要です。 その最初のステップは、ありのままの自分とは何者かを知ることです。「自分を知ること」ができると、何をすれば自分が満ち足りた気分になれるのかを知ることができます。 自分自身が満たされていけば、愛を基本とした流れが起きます。あなたの器から溢れ出し、満たされた流れが、豊かさを運んでくるのです。 そして「意図的に生きる」とは、あなたが世界の中心であり、あなたがすべての創造の源だと認めることです。「意図的さ」で大切なのが、少しずつでも思考の方向づけに慣れていくことであり、ポジティブな面に注意を向けることです。 エネルギーの使い方を見てみる人生は、一日一日の積み重ねです。「自分のエネルギーをどう使うか」「どういうエネルギーに触れるのか」で、毎日は変わっていくでしょう。そこに「意図的さ」がないと、消耗していくような人生になってしまうかもしれません。 では「意図的に生きる」ためにはどうしたらいいのでしょうか。 ここではまず、「自分の一日のエネルギーの使い方を見てみること」から始めます。朝起きてから夜寝るまで、どのように自分のエネルギーを使っているのかをチェックしてみます。 「仕事に関わるエネルギー」であれば、その中にも、幸せな一日と、そうでない一日があるわけです。仕事に関して、「どういうエネルギーを自分が使っているのか」という視点で見てみると、一日の大半のエネルギーの使い方がわかるでしょう。 エネルギーの使い方を見たときに、大切なことは「自分は幸せなエネルギーの中にいるのか」「楽しくないエネルギーの中にいるのか」を見てみることです。 あなたにとって理想的なエネルギーの使い方とは自分のエネルギーを、自分がどのように使っているのかがわかったら、次は「自分のエネルギーの理想的な使い方」を考えてみることです。 理想的な使い方がわからない場合は、「あんな一日を送りたいな」と思う人を探してみることです。そういった人のエネルギーの使い方を参考にしてみるのです。 それは、直接の知り合いでなくても、小説などの登場人物でも、有名人でも構いません。その人が「一日をどのように過ごしているのか」「一日の中でどのようにエネルギーを使っているのか」を見てみることです。 「ありのままの自分が大好きで得意なことをして生きる」というシンプルな意図こそ「愛・豊かさ・流れ・満ち足りること・自分を知ること」を自然に無理なく統合させます。 自分らしい人生の第一歩のために、「あなたにとっての心地よいエネルギー」を想像してみてください。 いかがでしたでしょうか? 今回は「大好きで得意なことをして生きたい場合」というテーマでまとめてきました。 自分がどのようにエネルギーを使っているのか、を知ることも「自分を知る」ということになりますね。慌ただしい毎日や、イキイキしない毎日を過ごしていると、自分のエネルギーの使い方もいい加減に扱ってしまいそうです。 けれども、自分らしく生きるためには、しっかり自分を知る必要があります。ですから、ちゃんと自分がどのようにエネルギーを使っているのかを理解する必要がありますね。それが、あなたのより良い人生に繋がっていくはずです。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・大好きなことをして生きたい場合(2022年11月5日記事)・「意図的に思考を方向づけること」とは?(2022年11月6日記事)・30代にとって大切な17のこと [ 本田 健 ]30代にとって大切な17のこと [ 本田 健 ]価格:1540円(税込、送料無料) (2022/12/10時点)楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/12/12
コメント(0)
今回は「人生をより良くするためにちょっと意識したいこと」というテーマでまとめていきたいと思います。 物事を「どう解釈するか」によって、脳の反応パターンは変わります。人生を少しでも上昇気流に乗せたいのなら、良い解釈をしていくことがポイントです。ではまず、「人生においてのあり方」でちょっと意識したいことを見ていきましょう。 人生のあり方でちょっと意識したいことあり方で大切なのは、「自分の人生は自分でコントロールできる」と、主体的に行動することです。逆に「人生は自分の思い通りにならない」「コントロールできない」と表現しないことです。 モチベーションは、「何かを得る」という形のときに上がることを意識します。「何かを避ける」という形を基準にしないことです。「問題回避」ではなく、「目的志向」です。 また、何かをやろうとしているとき、今後うまくいくための活用法を考え、将来の目的が起点になっていることです。反対に、過去の体験が起点になっていたり、過去に焦点が当たり「なぜ」という言葉を使わないことです。「未来を基準」にし、「過去を基準」にしないことです。 さらに、うまくいったかどうかは自分で判断するという「自分基準」を持つことです。他人が認めてくれたら「うまくいった」と判断する「他者基準」ではないのです。 目的・目標でちょっと意識したいことここでは、「目的・目標」を持ったときに意識したいことを見てみます。 「目的・目標」を持ったとき、その得ようとしていること、やろうとしていることが、最終的な目的、生きる目的を達成することに喜びを感じていることが大事です。体験の途中に生きる欲求があったり、人間的な感覚を得ることが目的になっていないことです。 また、やろうとしていることに対して「やろう」と決断を下すとき、生きる目的に基づいた自分の信念や価値観に照らし合わせることです。逆に、世の中の常識や、外部の権威、理性や理論に頼ろうとすることではありません。 行動するときにちょっと意識したいことお次は、「行動」するときに、ちょっと意識したいことを見てみましょう。 得ようとしていること、やろうとしていることを行動に移すとき、「やろう」「やりたい」という言葉が基準になっていることが大切です。反対に、「やらなきゃ」「やるべきだ」という言葉が基準になっている義務型になっていないことです。 また行動するとき、達成された後のことに焦点を当てます。体験の途中に焦点を当てたり、人間的な感覚を重視しないことです。 そして何かをやろうとするとき、実現させる方法や選択肢、ルールを自分で編み出していくことです。うまくいく方法を誰かから与えられるのだと望まないことです。 セルフイメージでちょっと意識したいこと人生では、まず行動を起こすことが大事です。条件がそろったら行動に移そう、と考えたり、条件がそろうことを期待して待っていてはいけません。 そして、もしやろうとしていることがうまくいかなかったとしても、「どうすればうまくいくか」を考え、ポジティブにとらえることです。不安や怖れにばかり焦点が当たり、すべてをネガティブにとらえないことです。 さらに、うまくいかなかったとしても、「自分には価値がある」「そもそも自分はOKなのだ」という感覚を持つことです。自分は劣っている、自分は価値がない、自分は欠けているという感覚を大きく持つ必要はないのです。 いかがでしょうか? 今回は「人生をより良くするためにちょっと意識したいこと」というテーマでまとめてきました。 つまり、人生で大切なこととは「主体的に自分軸で欲求的に考え、思い、行動すること」です。逆に「自分の考え、思い、行動、責任を外部に委ねたり、外部に与えたり」しないことです。 人は、無意識に判断していることが大半です。ですから、まず自分がどんな価値判断や、選択をしているのかを知ることが最初に必要でしょう。そして、人生をより良くしていきたいのならば、「少しずつ変えていくこと」が必要ですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・無意識の反応パターンを見直してみよう!(2021年11月28日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/12/11
コメント(0)
「自分の存在価値を見失ってしまった人」「自分自身の存在意義に疑問を抱く人」「人に合わせてばかりで自分がカラッポだと気づく人」 このような悩みを持っている人もいるのではないでしょうか。どうやら、これらの悩みは昔から続く人間の悩みのようです。社会の中にある幻想に惑わされて、自分の軸を見失ってしまうのです。 さて今回は、哲学者ハイデガーの言葉を借りながら、人々の悩みや幻想についてひも解いていきたいと思います。 人が目覚めるときとは?人間は、物心ついたとき(気づいたとき)には、すでに存在しています。そのため人間は、自分自身から自分の存在を始めることはできません。 人間は自分自身に気づいたとき、すでに世界の中に投げ込まれているのです。 このすべての人に共通する状態の中で、「自分の死と真剣に向き合ったとき、人は自分の可能性である『自分の進む道』に自分を投げ入れる」とドイツの哲学者、マルティン・ハイデガー(1889~1976)は言います。 人は「いつかは死ぬこと」を自覚すると、決意をします。その決意とは、「死ぬまでの限られた時間の中で、自分の道を進む」ということです。 しかし、日々のルーティーンの渦の中にいると、気づけば死の不安から目を背けている状態になってしまいます。死は、恐怖以外の何物でもありません。自分に残された時間の有限性に自覚すると、「自分の使命をまっとうしよう!」と人は目覚めるのです。 「本来性」と「非本来性」ハイデガーは、人間のあり方を「本来性」と「非本来性」の2つに分けました。 ・「本来性」=いつかはやってくる自分の死を自覚している人。そしてその日が来るまで、自分らしい生き方をする決意をしている人。 ・「非本来性」=日常の出来事に気を奪われ、世間の中に埋没している人。みんなと同じ意見を言い、同じ行動をする「誰でもない人」。非本来性を生きる人間を世人(ダス・マン)と呼ぶ。 人間は幻想にとらわれます。ここでいう幻想とは、「他人との無意味な比較」「人の目、反応を気にしすぎる」「べき・ねばならないに縛られる」「他人のせいにしたり、他人軸で生きる」などです。 ハイデガーのいう「非本来性」の人とは、幻想に惑わされている人でもあります。「誰でもない人」というのは、人の目を気にし、固定観念に縛られ、無意味な争いをし、自分の人生に責任を持たない人なのです。 幸せの状態とは?幻想とは、その人の成長のために存在しているのだと思います。悩みというのは、その人が前進するためのエネルギーとして存在しているのです。 幸せとは、「幸せになろうと決めたことが、もう幸せの状態」です。つまり、幸せに向かっているプロセスの状態が、幸せの状態であるゴールの状態でもあるのです。 「幸せに向かっている=幸せの状態」 セルフイメージ(内側のステイト)によって、現実が創造されます。幻想と上手に折り合いをつけて、前に進むことが大切なのです。 いかがでしたでしょうか? 今回は、哲学者ハイデガーの言葉を借りながら、人生について考えてきました。 「自分の使命をまっとうしよう!!」という生き方は素晴らしいものです。けれども、みんなと同じ意見を言い、同じ行動をする誰でもない人、というのも、また一つの生き方なのかもしれません。 どちらが良くて、どちらが悪い、という考え方ではないのかもしれませんね。人の数だけ、人生の考え方、捉え方があっていいのだと思います。そしてもしかしたら、幻想がある、と思っていること自体が幻想なのかもしれませんね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・「能動的な生き方」か「受動的な生き方」か(2021年10月8日記事)・「幸福・幸運」を引き寄せるために必要なこと(2021年10月22日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/12/09
コメント(0)
人の「役割」というものに焦点を当てて、これまでのブログでまとめてきました。今回は「社会的性格」から見る人の「役割」を考えていきたいと思います。 積極的に自分の役割に向き合うまず「社会的性格」とは何かを見てみましょう。 ・「社会的性格」=個人の考え方や性格が所属する社会の政治や文化、経済の仕組みに影響され、できあがった性格のこと。 この社会的性格には「生産的性格」と「非生産的性格」の2つがあります。 ・「生産的性格」=積極的に自分の役割に向き合い、生産的な仕事をする性格。他者に対しては、愛情と信頼を持って成長を助けようとする。 生産的性格は「~したい」という基準です。なぜなら、愛情と信頼を持つことで「愛の選択」をしているからです。 「社会的性格」と「3種類の人間」では、「非生産的性格」を見てみましょう。非生産的性格は4つにわけられます。 「4つの非生産的性格」①「受動的な性格」=自分が求めるものは、他者から与えられるものと感じている性格。②「搾取的な性格」=自分が欲しいものは、他者から奪うものだと感じている性格。③「貯蔵的な性格」=他者を信用できずに、自分の周りに壁をつくって大事なものを守ろうとする性格。④「市場的な性格」=あらゆる物事を経済的な価値で評価したり、損得の基準で見る性格。 ここで「社会的性格」と「3種類の人間」を比べてみます。3種類の人間とは次の通りです。 ・「ギバー」=何かをしてあげようと考える人。全体の25%を占めている。・「テイカー」=何かをしてもらうと考える人。全体の20%を占めている。・「マッチャー」=バランスを大事にしている人。全体の55%を占めている。 「ギバー」=「生産的性格」「テイカー」=「搾取的な性格」「貯蔵的な性格」「マッチャー」=「貯蔵的な性格」「市場的な性格」 現代人の社会的性格は、非生産的性格の4つが合わさってできていると言われています。テイカーとマッチャーの割合を合計してみると75%となり、ほとんどの現代人が非生産的なのだと考えられるのではないでしょうか。 さまざまな社会的力学このように、社会や文化が人間の性格に影響を与え、社会的性格ができあがります。ではもう少し非生産的性格の4つを、3種類の人間と合わせながら詳しく見ていきたいと思います。 「受動的な性格」は依存体質です。自発的は活動を積極的にはしないでしょう。「搾取的な性格」は、この世界を弱肉強食だと思っています。恐怖支配は役割の強制を生み、「○○だからやれ」といった言葉が多いでしょう。それはモラハラ・パワハラへと繋がります。 「貯蔵的な性格」は他者を信用していないため疑心暗鬼となります。「市場的な性格」は、経済的な価値で評価したり、損得の基準のため「優生思想・能力主義」となり、効率性を求めます。 テイカーは、短期的には成功しますが、マッチャーに復讐され、長期的に成功しません。まさに足の引っ張り合いをしているようなものです。また、なんでも引き受けて、時間や体力を奪われる自己犠牲型の搾取されるギバーが、ネガティブな自立と、ポジティブな依存の力学を生みます。 「~したい」の反対は「~しなければならない」です。これは「怖れの選択」です。「仕事をしなければならない」や「家事をしなければならない」などの言葉に、愛を感じることはできないでしょう。 ネガティブは縮小を意味します。怖れの選択は、あなたのエネルギーを奪っていくのです。ですから、WIN-WINの関係を構築できる他者志向型ギバーをすることが大事です。 そのために「自発的な活動によって自分と世界を結びつける」ことが大切で、それがアイデンティティの確立になります。「愛」は、怖れを手離し、相手に対して関心を持ち、「したい」という気持ちで選択をしていくことなのです。 いかがだったでしょうか? 今回は「社会的性格」を中心に、人の役割について考えてきました。 システムの中で力学が働き、人間はダンスをしているようなものです。そしてその中でも自由を求める心が、生産的な力を生むのであり、それはポジティブにもネガティブにも偏ります。反発がネガティブなエネルギーを生み、怒りの元となることもあるでしょう。 けれども、愛の選択を続けると、幸運の財布が満たされていきます。なので、やはり生産的性格で自分の役割と向き合っていきたいですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・この世界の社会的性格とは?(2021年8月1日記事)・社会的性格から見る「GIVE&TAKE」(2021年8月21日記事)・『愛は幸運の財布である。与えれば与えるほど中身が増す』(2022年7月21日記事)・幸せに働くためには「自分の居場所を間違えないこと」 ~あなたが夢中になるものを見つけよう~(2022年8月20日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/09/23
コメント(0)
「自分らしく生きる」ために必要なこととは何でしょうか。自分の役割や、アイデンティティを確立させていくためにどうしたらいいのでしょうか。 今回は、自分らしく生きたいと思いはじめた人は、どうしたらいいのかを見ていきたいと思います。「ライフワーク」「フロー状態」というポイントから見ていきましょう。 ライフワークの生き方とは?自分らしく生きるということは、ライフワークの生き方に近づきます。 ライフワークの生き方とは、一つの部屋に入って、その部屋でやることが終わると、次の部屋が見つかるような感覚です。今目の前のことを一生懸命やらないと、次の幸せな働き方(次の幸せな生き方)は見つからないのです。 何事もやってみないとわかりません。そして、今のことを一生懸命やらないと、次の扉は開かないのです。また、目の前の扉が閉じたとしても、別の違う扉が開いているのです。 「自分らしく生きる」とはフロー状態なのか?「フロー状態(最適経験)」とは、作業に没頭している状態のことです。 フロー状態は、他人の存在・自分の存在・時間の流れを忘れて、他のことに関心がむかわず、静かな高揚感と幸福を味わいます。このとき、その人の能力の限界までを使っています。これが「没我」であり、静かな高揚感と幸福を味わっているエクスタシーの状態です。 人が作業(仕事)に没頭しているときというのは、チャレンジとスキルのバランスがとれているときです。「チャレンジとスキル」のバランスがとれているときとは、「できないかもしれないこと」と「絶対にできること」の間にある作業(仕事)をしているときです。 つまり没頭したり、没我の状態のとき、人間は幸福を感じ、生きている実感と自己肯定感を感じられるのです。 第一希望の選択をしていくでは、能力の限界までを使ってやる作業をどうやって見つければよいのでしょうか。 これは、自分が本当に楽しいと感じたことに進んでいくことです。楽しいこと・やりたいこと・好きなことの第一希望の人生を歩んでいくことで、能力の限界までを使う作業にたどり着けるのです。そして、第一希望の選択をしていくことで、おのずと着地する場所があなたの夢になるのです。 けれども、目的やゴールがないと浮遊してしまいます。それは搾取される原因になります。ですから、目的やゴールを持ち、「なぜやるのか」をしっかり自分が知っていることが大事です。 多様な価値観の人がいるのは、社会が成熟している証拠です。「人それぞれ」の中で、「自分らしさ」を確立していくことが、「自分は何者なのか」の答えになっていくのでしょう。 いかがだったでしょうか? 今回は「自分らしく生きる」ために必要なことを見てきました。 まとめると、まず「楽しいこと・やりたいこと・好きなことの第一希望を選択肢ていくこと」です。そして、目的やゴールを持ち、目の前のことを一生懸命チャレンジすることです。チャレンジとスキルのバランスがとれているとき、人はフロー状態となり、幸福感を味わいます。 もしチャレンジしている途中で、不安や怖れが出てきたときは、「なぜやるのか」を見直してみることです。自分が持っているものが、幻想なのか、予定なのかを見極めることも必要なのでしょう。自分らしく生きて、イキイキとした人生にしていきたいですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・多様性について考えてみよう! その③(2021年9月11日記事)・「幸せ」と「仕事」を結びつけるためには? その②(2021年9月14日記事)・直感のメッセージを読み解く秘訣とは? 理想の人生を実現するための直感の活用方法 ~直感についての考察④~(2022年7月26日記事)・ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/09/22
コメント(0)
今回は「日本の教育から見る帰属意識」というテーマを中心に、「役割・アイデンティティ」について考えていきたいと思います。 日本の教育の賜物とは?日本の教育は、「仕組みを作る側」ではなく「仕組みの中の優秀なパーツになる」ように、教育を受けてきました。それは、基本的にこの社会は、一部の資産家・投資家と、多数の労働者というバランスでないと回らないからです。 ですから、基本的に多くの人がどこかに所属して労働することを欲するように、日本人はトレーニングを受けてきました。所属することで安心を得れるという心は、日本の教育の賜物なのです。 学校の教育は、部活でのキャプテンの役割や、マネージャーの役割など、様々な用意された仕組みでどれだけ良い成果を出すか、ということを見られます。この教育は、日本人にとてもしみ込んでいます。 人間は、母親の母体から切り離されたとき、自我を持ち始めます。その時から、「どこかに所属していないと不安」というのが本能的にあります。どこかに所属して、何かの役割を担うと安心を得られるというのは、人間の本能を逆手にとったものなのです。 自分の役割をイメージするには?しかし、必ずしも今やっている役割が100%自分に合っていないときもあるでしょう。「何かがうまくいかない」「これは自分がやらなくてもいいんじゃないか」「何だかしっくりこない」などと感じたら、それはサインかもしれません。 たとえば、仕事がうまくいかないのであれば「仕事ではないとしたら、自分はどう生きたいのか?」を本気で考えるチャンスなのです。 スーパーやコンビニでレジを打っている人や、急いでバンを運転をして仕事をしている人など、街の中には一人ひとりの役割があります。その役割を、自分の役割としてイメージすることもできるのです。 イメージから「自分にとって何が必要か」を見ることもできるのです。そしてそれは、相手の立場に立って物事を考えることにつながります。 自分の軸というのは、自分を客観視する「自分との対話」が重要になってきます。最初に大切なのは、まず「自分が気づくこと」なのです。 本当の世界を見たいのなら?日本の教育や歴史などは、日本人の頭と体にしみ込んでいます。ですから、すべての日本人が「自分らしく生きたい」「ありのままの自分でいたい」「大好きなことをして生きたい」と考えてはいないのです。全員が「生産的な性格」を持ちたいとは思っていないのです。 「マトリックス」の有名なシーンで、「青の薬を飲めば元通りの生活に戻る。赤の薬を飲めば真実を知ることができる」という、モーフィアスの科白があります。 「本当の世界を見たいなら、この赤い錠剤を飲みなさい」 しかし、その錠剤を提供されても、赤い錠剤を“飲まないという選択”をする人はたくさんいるのです。「マトリックスという架空の幸せを感じ続けることができたら満足だ」という答えの人はたくさんいるのです。 変化することに人間は恐怖します。あらかじめ用意された役割を担うほうが、楽という人もいるのです。所属欲、現状維持、安心感、安定、それらを得ることも人間の幸せの1つなのです。 反対に、“本当の世界を見たい”という人もいるでしょう。それは「人生の評価を、自分自身でくだしたい」ということと同義です。 それでは「自分らしく生きたい」と思った人は、どうやって真の自分の役割を見つけていけばいいのでしょうか。明日は「自分はどう生きたいのか?」ということを中心に考えていきたいと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【参考文献】・「人生の評価」を自分自身で下せているか?(2021年8月20日記事)・「アイデンティティの確立」とは?(2021年8月26日記事)・モーフィアス「赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう」ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/09/21
コメント(0)
8月のブログで、人の「役割」について考えてきました。9月も「役割」について、もう少し深掘りしていきたいと思います。 戦後の日本の帰属意識とは?人間の歴史の中にある「伝統的・封建的な縛り」の存在は、「誰もが社会的秩序の中で役割を持っていたもの」です。この「縛り」は、けしてネガティブなものだけではなく、その役割を果たせば、安心感や帰属意識を持つことができたため、人間の心は安定していました。 ・「帰属」=つくこと。したがうこと。 その中で宗教は、何かにすがる、何かを信じ込むことで、人間が平常心でいられる精神的な発明です。日本は第二次世界大戦で敗戦国となった際、それまでの神道や仏教からの強い信仰心を奪われ、制限されてきました。 その代わりに信仰してきたのが、・企業に勤める、所属する・肩書きをもらう・名刺をもらう・年功序列でがんばるというものです。これらは、宗教にかわるほどの求心力がありました。 人間は、欠けている部分を何かに依存して補おうとする心理があります。日本人は戦後で失った安定感や帰属意識を、権威、絆、組織、集団、規則といったもので補い、その中の不自由を求めたのです。 所属するという安心・安定「自分が人生に何を求めているのか?」 ということを、はっきりとわかっている人は多くありません。わかっていないと、何をするにも浮遊してしまい、それが不安を生むのです。自分は何のために生きているのか、という考えが大きくなります。 その不安を解消するために便利なのが、とりあえず仕事をして、給料をもらい、どこかに所属することです。自分が、何を求めて、何のために生きているのか、自分ではっきりわからない人、見つからない人は、とりあえず給料を約束されて働くというのが1個の安心材料になるのです。 「とりあえず仕事をする」というのは、日本の歴史から見ても、昔から求心力のある帰属意識でした。そして、会社に所属すれば、周りからの評価もあり、孤独・孤立ではないと感じられ、安心・安定の心に繋がるのです。 彷徨う「何者か」という心日本の戦前・戦中・戦後は、一人ひとりが国家と共に運命があったと言えます。今、戦争が起こっている国では、その動きによって一人ひとりの人生が大きく変わってしまうかもしれません。 そして時代に翻弄されると、大きな力によって自分の「役割」を過小評価してしまうかもしれません。けれども、人間一人ひとりに何か“お役目”があるのではないでしょうか。 「自分はこういうことを求めている人間だ」 今の時代、「何を求めているか」「何のために生きているのか」が見つからないことの方が多いと思います。それは「とりあえず仕事をする」という環境に浸かり、「自分が何者なのか」という真の心が薄れてしまったからです。 アイデンティティと安心感のバランスを取るためには、「どういう人生にしたいのか?」という問いが必要です。明日は「日本の教育から見る帰属意識」を中心に、自分の役割(アイデンティティ)の見つけ方を探っていきたいと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・「人生の評価」を自分自身で下せているか?(2021年8月20日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/09/20
コメント(0)
これまで人の「役割」について、いろんな角度で考えてきました。今回は「社会的性格」というものから、人々の役割について見ていきましょう。 社会的性格とは? まずは「社会的性格」について見ていきましょう。 ・「社会的性格」=個人の考え方や性格が所属する社会の政治や文化、経済の仕組みに影響され、できあがった性格のこと。 社会的性格には「非生産的性格」と「生産的性格」の2つがあります。 非生産的性格とは? では次に、社会的性格の「非生産的性格」について見てみましょう。「非生産的性格」は4つに分けられます。 ①「受動的な性格」=自分が求めるものは、他者から与えられるものと感じている性格。②「搾取的な性格」=自分が欲しいものは、他者から奪うものだと感じている性格。③「貯蔵的な性格」=他者を信用できずに、自分の周りに壁をつくって大事なものを守ろうとする性格。④「市場的な性格」=あらゆる物事を経済的な価値で評価したり、損得の基準で見る性格。 現代人の性格は、この「非生産的性格」の①~④が合わさってできていると言われています。 生産的性格とは? では、社会的性格の「生産的性格」とは、どんなものか見てみましょう。 ・「生産的性格」=積極的に自分の役割に向き合い、生産的な仕事をする性格。他者に対しては、愛情と信頼を持って成長を助けようとする。 自由の中の恐怖とは? 資本主義は「伝統的・封建的な縛り」や「社会的秩序の中での役割」から解放し、人間を自由にしました。それは「強い個人」を生み出しました。 しかし、それまでにあった様々な絆から切り離されて人間は、これまで以上に孤立させ、無力感と、孤独感と、恐怖を与えたのです。 自由の中には「自分の生き方を自分ひとりで決めなくてはいけない」というのも含まれます。その恐怖に耐え切れなくなった人は、自ら自分を縛る権威を進んで受け入れてしまうようになったのです。 そのため、資本主義の世界では、自分の幸福が目的ではなく、組織の発展や財産を増やすこと自体が目的となりました。それは、アイデンティティを失った、権威にたやすく従属する人形のような存在に人間をしてしまったのです。 社会や文化が人間の性格に影響を与え、社会的性格ができあがります。資本主義のネガティブな面が、人間のアイデンティティを奪い「非生産的性格」にさせた要因なのです。 エーリヒ・フロムの言葉 人間は本来、生産的な性格を持つ人間です。それを社会が変えてしまっただけです。 これからの時代、テクノロジーの発展で、人間はより一層自由になるでしょう。そこにも、孤独と恐怖が存在します。 それでは、どうすれば孤独と恐怖とうまくつき合えるでしょうか? ここでは、ドイツの社会心理学者であったエーリヒ・フロムの言葉からヒントをもらいます。 「自発的な活動によって自分と世界を結びつけること」 とフロムは言います。さらに、「少しずつでもいいから生産的な性格を取り戻そう」と言います。なぜなら、そのほうが結局幸せだからです。 自発的な活動とは、自分自身の「思考や感情」を自発的に表現する創造的な活動です。そして、大きなヒントは「世界を愛すること」という能動的な活動にあります。そこに、「生産的性格にシフト」するためのヒントが隠されているのです。 強くなること、稼ぐこと、自立すること 資本主義の中では「弱い個人」が恐怖に負け、アイデンティティを失い、非生産的性格に陥ってしまいます。だからこそ、生産的性格になるために、資本主義の中では「強い個人」を目指すことが大事です。 ですから、まず自立したいという気持ちを持つことです。たとえ今は自立できなかったとしても、感謝と共にサポートを受け取り、そして、本当に自立したいのであれば、もっと稼ぐことです。恩を返したいという気持ちをモチベーションにしていきましょう。 さらに、幸せに働くためには、「自分の居場所を間違えないこと」です。そのために、心が満たされることで、日常を埋めていくことが求められます。日常でも心が満たされていないときのサインを、見逃さないことです。 また、変化が起きる前のサインには、変化の度合いにもよりますが、結構悪いことが起こりやすいです。たとえば、財布落としたり、お金を失ったり、パートナーと別れたりなどです。 一見ネガティブなことが起こりますが、ジャンプするときには、一回しゃがまないといけません。ですから、それは助走のようなものなのです。このような、サインを見逃さずに、よりよい変化をしていきましょう。 いかがだったでしょうか? 今回は「社会的性格」から、人の役割について考えてきました。 資本主義という自由の中では、フロムの言葉通り「自発的な活動によって自分と世界を結びつけること」が大切なのですね。では「自発的な活動」とは何でしょうか? それは、「あなたが夢中になること」です。それが生産的性格に繋がり、あなたの「真の役割」に繋がるのです。 まずは「私の真の役割を見つけよう」と決めることです。それはたとえ周りから小さな一歩として見られても、人生の大きな一歩へと繋がるのです。 それでは、今日も読んでいただき、ありがとうございました。 【参考】・この世界の社会的性格とは?(2021年8月1日記事)・なぜ人は仕事で消耗してしまうのか? 役割が与える安心感とは?(2022年8月17日記事)・Ken Honda 本田健ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/08/20
コメント(0)
いきいきと仕事をしている人もいれば、消耗しているかのように仕事をしている人もいます。その違いは、心を満たしている時間の積み重ねによって表れてくるでしょう。 消耗しないためには、心が満たされていないサインに気づくことです。今回は「心が満たされていないときのサインとは?」というテーマでお届けします。 心が満たされていないときのサインとは? 心が満たされていなときのサインとは、どんなものでしょうか? 今回は次の3つのポイントにフォーカスしていきたいと思います。 ①他人の反応が気になる②「行かなくていい」の感じ③「どうしてこうなるの?」と惰性になる ①他人の反応が気になる まず最初に「他人の反応が気になる」ときを見てみましょう。 他人の反応ばかりを気にするのは、それだけ自意識過剰になっている状態です。それだけ、自分軸ではなく、他人軸で生きているようなものです。 やりたいことの情熱が高まれば、他人の反応は気にならなくなります。なぜなら、自分のやりたいことを100%やっていれば、自分の心が満たされているからです。 あなたの目の前に情熱や気持ちが溢れるものがあれば、それだけそれに集中し、人の目が気にならなくなるでしょう。本当にやりたいことの情熱が高まれば、いい意味で「人の目が気にならなくなる」のです。 これは「人の目なんてどうでもいい」と、見られ方を捨てたような考え方ではありません。この「どうでもいい」を逆転したとき、本当の意味で他人の反応が気にならなくなるのです。 年齢によっても他人と自分との境界線ができてきます。年齢により、「人に見られてどう思われるか、という意識」と、「人の目を気にする労力」の2つのバランスが見合わなくなると、「人の目なんてどうでもいい」と何かを捨てるような気持ちになるのです。 また、人の目が気になるとき、自分の好きで楽しいことが「できいないコスト」を考えてみることも大切です。自分が本当にやりたいことをやり、伝えたいことを伝える、ということが大事ではないでしょうか。その中では「まだまだ青いな」と思われることもあるし、「すごい、感動した」と思われることもありますが、自分のやりたいことを、口に出したことによって、周りの人たちにサポートされるメリットもあります。 人の反応が気になるとき、本当にやりたいことをやれていない状態なのではないでしょうか。それにより心が満たされない状態につながるのです。 ②「行かなくていい」の感じ 行かなければいかないことに、「行かなくていい」となった途端、気持ちが楽になる感じを経験したこともあるのではないでしょうか。 これは「やらなければならない」に縛られ、無理をしている状態です。このとき何に縛られているかというと、自分が勝手に決めた「思い込み(ルールや予定)」に苦しんでいるのです。 これは社会から生まれる摩擦で生まれることもあります。この摩擦熱が焦りを生み、生きづらさを発生させるのです。 「稼がなければならない」「売らなければならない」「働かなければならない」「真面目でなければならない」「コスパ・効率がよくないといけない」「人によく思われなければならない」など、様々な思い込みが摩擦熱を生みます。 しかし果たして、それはあなた自身に必ず必要な「思い込み・ルール・予定」でしょうか。そこに情熱はあるでしょうか。情熱マックスで生きているときこそ、心がマックスに満たされているときです。 ③「どうしてこうなるの?」と自暴自棄になる「どうしてこうなるのか?」と自暴自棄になるときもあるでしょう。そしてそれは、変化をやめて惰性になってしまうかもしれません。 「どうしてこうなるのか?」となるのは、どうしてそうなったのかの仕組みをちゃんと理解していないからです。 自分が手にしているものがどうやって自分のもとに来たのかを理解していないと、惰性で人生を作ることに繋がってしまいます。これは、ゲームのルールも知らずにゲームをしているようなものです。 仕組みを理解していれば、それを選ぶ自由があなたに与えられます。人生がどうやってできているのかも、ポジティブ・ネガティブな感情がどうやってできているのかも、仕組みを理解すれば、自由に選ぶことがあなたに与えられるのです。 たとえば、嫉妬がなぜ起きるのか(嫉妬の仕組み)を理解すれば、嫉妬の感情を選ぶか選ばないか選択できます。嫉妬心が、なぜ湧いてくるのかを理解していれば、自分自身を客観的に見ることができるのです。 「自分の人生で体験するものが、どのように自分の人生に来ているのかという仕組み、を理解すること」で、本当の自由に繋がります。それが、心を満たすことに繋がるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は「心が満たされていないときのサインとは?」というテーマでお送りしてきました。 まとめると、次の通りです。 ①他人の反応ばかりが気になるとき、自意識過剰になっていて自分の人生を生きていない。それは心が満たされていないということ。②「○○しなければいけない」となったとき、心は満たされていない。「○○しなくていい」と言った途端、心が楽になる感じがあったら、何かに縛られているのかも。③「どうしてこうなるの?」と惰性になったとき、人生の仕組みなどを理解する。それが心を満たすことに繋がる。 心が満たされていないとき、何らかのサインがあります。そのサインを見逃さずに、上手く対処したいですね。そのために、今回の記事を参考にしてみてください。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・「永遠なる宇宙の法則」 エイブラハムの赤本へ ~ABRAHAM まとめ 2nd Season ①~(2022年7月1日記事)・Ken Honda 本田健ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/08/19
コメント(0)
「どうすれば○○代で人生は変わるのか?」 このテーマで最近考えていましたが、どうやら「感情」と「観念」にヒントがありそうです。今回は、「引き寄せの法則」の本から人生を変える方法を考察していきます。 人生を変える3つのステップ 人生を望む方向へ向ける方法は次の3ステップです。 ①ハートで感情を感じる②「手放す」を習得する③ビリーフ(観念)を書き換える 感情が観念を見つけるための材料となります。そのため、感情日記をつけると良いみたいです。記録を取ることで、自分を知ることにつながります。 人生を創造する6つの視点 自分の感情や起こる出来事に対して、さまざまな視点を持つことが人生を創造していくことにつながります。ここでは、人生を創造する6つの視点を見てみましょう。 ①情報収集の視点(研究者の白衣のイメージ)②問題を楽観的に考える視点(太陽のイメージ)③問題の難点や隠れたリスクに注意する視点(黒いマントの裁判官のイメージ)④感情に表現の場を与える視点(ハートのイメージ)⑤創造性の視点(緑の芝生のイメージ)⑥管理者の視点(青い空のイメージ) 1つのタスクに対し「分析的」「感情的」「創造的」「明るい面」「暗い面」の角度を持つことで、見えていない部分が見えてきます。全体的に見たり、部分的に見たり、ポジネガで見たり、あらゆる角度の視点が生産性を上げます。 自分の感情や自分の周りで起こる出来事をさまざまな角度から見ることで、自分が持っている観念に近づいていけるのだと思います。固定観念を見直してみれば、いくつになっても人生を変えていけるのではないでしょうか。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・真実の引き寄せの法則 [ 錦織新 ]・本要約チャンネル【毎日19時更新】真実の引き寄せの法則 [ 錦織新 ]楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2022/02/08
コメント(0)
今年も、あと1ヶ月と少しになりましたね。あっという間に過ぎた1年だったでしょうか? それとも、新しい発見があった収穫の1年だったでしょうか? 自分はというと、今年はうし年でしたので、そんな牛のようにコツコツやる1年だったように、私は感じています。 このブログもコツコツと更新しながら、人生に「何がプラスになるのか?」「何がマイナスになるのか?」を研究してきました。今回は、そのヒントとなるものを本から得たので、紹介したいと思います。 つなぎ合わせると何かがわかる 人生にはいいことも悪いことも、さまざまな出来事が起こります。それはすべて、あなたにとって意味のあることだと言われています。 『人生は、私たちの前にいきなり出来事を送りつけてきます。うれしいもの、不愉快なもの、悲しくてやりきれなくなるもの、興奮するもの――いずれも、何の脈絡もないバラバラなものに見えます。 ところが、これらの出来事をあとでつなぎ合わせれば、「なるほど、こういうことだったのか」と納得することになるのです。』(『無意識のすごい見える化』p.158) 人生というのは、いきなり棒を渡されて、次にまた違った棒を渡されて、その次は細かいパーツを渡されてと、どんどんよくわからない部品を渡してきます。そしてそれは、最終的に「あっ、完成図はそうなるのね」などのように、つなぎ合わせていくと、何かができ上がっていくのです。 どんな些細なことにも意味がある 人生は使い道がよくわからないパーツを、どんどん渡してきます。完成予想図や説明書は、一切ないのです。これが人生の意地悪なところでもあり、おもしろいところなのでしょう。 『「最初から完成予想図を教えてくれればいいのに……」と思われるでしょうが、そこが人生の意地悪なところです。 本書で推奨しているのは、「あんまり触りたくないな……」と感じるような、ネガティブなパーツを集めていく作業です。 ですが、ここには「人生から与えられた使命を探す」という重要なテーマが隠されていて、自分の手で組み立てていくことで思いがけないものができあがります。いまこれを読んでいるあなたも、人生で起こることには、どんな些細なことにも意味がある――と心に刻んでおいてください。』(『無意識のすごい見える化』p.160) この『無意識のすごい見える化』の本の中で、言われている「ネガティブなパーツ」、これがバシャールでいう「観念」であり、自己肯定感を調べたときにでてきた「ネガティブな思い込み(ノイズ)」なのです。 そしてそれには、「重要なテーマ」が隠されていると言われています。そこに、あなたの人生の大切な何かが眠っているのです。 あなたの「指定席」はどこにある? このブログは、人生に「何がプラスになるのか?」「何がマイナスになるのか?」を研究してきました。けれども、その答えは「人生は、すべてプラスの意味しかない」ということでした。 たとえば、ネガティブなパーツに対して、見ないふりをしたり、気づいていなかったりすると、エネルギーが下がっていきます。それは、病気などにつながることになるでしょう。 これは一見、マイナスな出来事に見てとれます。けれども、それは本当の自分の人生に気づいてほしいために起こっているものなのです。 実は、あまり見たくない、触れたくないという心の部分に人生のヒントが隠されているのです。そして、それをたどっていくと、その人の役割である「指定席」にたどり着くのです。それが、目を覚ましていくことであり、自分らしく生きることでもあるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は、「人生のヒント」についてまとめてきました。 人生には無駄なことなど一つもないようです。人それぞれの人生があると思いますが、それは人それぞれの答えがあるということなのです。 「ネガティブな感情をともなうもの」、これがキーポイントになります。思い出したくないこともあると思いますが、そこには大切な何かが眠っているのかもしれませんね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ]無意識のすごい見える化 「脳内の親」から解放されれば未来は思い通り! [ 梯谷 幸司 ]価格:1540円(税込、送料無料) (2021/11/19時点)楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2021/11/21
コメント(0)
「自分らしく生きたい」と思ったことはありますか? そんなことを思う暇もなく熱中することがある人もいるかもしれません。または、忙しくて、そんなことを考えている暇もない人もいるかもしれません。 今回のテーマは『「自分らしく生きる」と思うとき何が起こっているのか?』ということを考えていきたいと思います。では、いってみましょう! エネルギーを上げる これまでの創生陸玖の学びから「自分らしく生きる」と思ったとき、何が起こっているのかを考えます。 人は「自分らしく生きる」と思うと、まずエネルギーが上がります。もしくは、エネルギーを上げる現象が起こります。 これは、「怒り」となって現れることもあるでしょう。自分自身に対して「自分らしくない」という状態が、怒りとして出てくるのです。 または、自分らしく生きると考えると「自分の好きなことをやろう」という気持ちになるのではないでしょうか。旅行に行ったり、新しい趣味を見つけたり、自分が喜ぶことや嬉しくなることをすると思います。 「自分らしく生きる」と思ったとき、意識は外に向きます。けれども、本当に「自分らしく生きる」と考えたときは、意識は内に向けることがポイントなのです。 自分の内を見つめてみる 怒りも、喜びも、嬉しさも自分の内側から出てくるものです。ですから、「自分らしく生きる」と考えたときは、自分の内側に意識を向けることです。 「どうして怒りが出てきたのだろう?」「どうしてこれをすると嬉しいのだろう?」「なぜこれが好きなのだろう?」 など、自分への質問を考えてみることが、自分らしく生きるためのヒントとなります。 人は自分のことを自分ではよくわかっていない生き物です。では、自分らしく生きるために、自分への理解はどうやったら深まるのでしょうか? それは、「知識が増え、意識が上がる」と理解が深まるのです。そして、「知識をどう使うのか?」という意識によって、広がりも変わってくるのです。 エネルギーを上げる3つの方法 最後に「エネルギーを上げる3つの方法」を見てみましょう。 ①健康に生きる②部屋と身だしなみを整える③観念を書き換える まずは「①健康に生きる」ことです。当たり前のことですが、基本こそ大事ですね。健康に生きるためには、「睡眠・運動・継続すること」の3つが大切なことです。 2つ目は、「②部屋と身だしなみを整える」ことです。自分らしく生きると考えると、自然に自分の必要なものがわかってきます。すると、整理整頓や断捨離をしたくなるものです。それは、自分のエネルギーを上げることにつながります。 3つ目は、「③観念を書き換える」ことです。たとえば、ネガティブな気持ちが出てきたとき、そこには何かの思い込みがあります。それは本当に必要な考え方なのかを見ることがエネルギーを上げることには大切です。 以上が「エネルギーを上げる3つの方法」でした。 何かに熱中していたり、日々の同じようなルーティーンの中にいては、「当たり前」の連続になってしまいます。その中では、自然とエネルギーも下がってしまうでしょう。 そのため、「旅行」や「お祭り」などのワクワクした喜びと、「読書」や「絵を描く」などの日常の中に入り込める静かな喜びを組み合わせることが必要です。それが、ルーティーンへの工夫となり、エネルギーを健全に保つ心がけとなるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は『「自分らしく生きる」と思うとき何が起こっているのか?』というテーマでお送りしてきました。 「自分らしく生きたい」と思うことは、誰しもあることではないでしょうか。それは、日々のルーティーンの中に入り込んでいると、突然、思うことかもしれません。 「自分らしく生きる工夫」というのは存在すると思います。それを、考えることが自分らしく生きることへの一歩目ではないでしょうか。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2021/11/20
コメント(0)
「人生が楽しくない」という人は「やりたいことがない」という悩みを抱えているのでないでしょうか。どうやら「やりたいことがない」という気持ちにもメカニズムがあるようです。 今回のブログは、「“やりたいことがない”はありえない」というテーマでお届けしていきます。 なぜ「やりたい」ことは「やれない」のか? 多くの人は、「やりたいことをやれない」「やりたいことをやるのは難しい」「やりたいことが見つからない」などの、悩みを抱えています。 このような人たちは、社会性、常識、これまでの価値観などに縛られ、やりたいことは「ない」「できない」と決めつけている傾向があるのです。自らハードルを高くし、チャレンジすることもあきらめているのです。 そんな固定観念であれば、「やりたいことはやれない」と当たり前に考えているでしょう。すると「やりたいけれどやれない」を日々積み重ね、それが「やりたいことなどない」となってしまうのです。 この「やりたいことはやれない」と考えてしまうのは、「○○のせい」と考えているからです。たとえば、「年齢のせい」「性別のせい」「生まれた環境のせい」「親のせい」「他人のせい」など、「○○のせい」と考えた方が楽なのです。 けれども、本当はその「せい」にして、「失敗するのが怖い」からあきらめているだけです。そして、あきらめることを繰り返し、「やりたいことはない」「やれることはない」という固定観念になり、やりたいことがないかのように振る舞っているだけなのです。 なにから始めればいいのか? 地球上に生まれてきた魂は、「やりたいことがある」からこそ生まれてきたと言われています。「やりたいことがない」ということは、ありえないことだと言うのです。 では、どうしたら「やりたいこと」は見つかるのでしょうか? または思い出すのでしょうか? たとえば、次のような質問を自分自身にしてみます。 ・年齢が関係なかったら何がしたいか?・性別に制限がなかったら何がしたいか?・失敗がない世界なら何がしたいか? 「やりたいことの見つけ方」は、まず空想から楽しむことです。また、「子どものころ何をしているときが一番楽しかったか」を思い出すことも、ヒントになります。これは、子どものころ、「○○のせい」という考えがなく、シンプルに人生を自由に楽しんでいたからです。 無理にやりたいことを探す必要はなく、素直に自分の心に質問することが大切です。やりたいことを見つけるためには、考えることではなく、感じることが必要なのでしょう。 いまに生きる「仏道のめざすところは『自己とは何か』を本当の意味で理解することであり、そしてそれは自分を何かと定義するようなことではなく、自分を『忘れること』なのだ」 鎌倉時代の禅僧である道元は、このようには説いています。ここに、人生の真理があるのでしょう。 自分を忘れることとは、「いまここ、この私に徹すること」とも言い換えられます。「没頭すること」「熱中すること」「時間を忘れること」、これらを味わうことが、自分を理解することにつながるのではないでしょうか。 実は、なんでもないその日常に、人生の真理が隠されているのです。それは、過去でもなく、未来でもなく、または他人軸でもない、「いまに生きる」ことが自分自身を思い出すヒントになるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は「“やりたいことがない”はありえない」というテーマでお届けしてきました。 「やりたいこと」にフォーカスしてまとめてきましたが、やりたいことを探す余裕もない人も、いるのではないでしょうか。それは、心が疲れている証拠なのだと思います。 自分らしく生きるために、自分の心を大切にしていきたいですね。少しでもあなたらしい生き方に近づくことを祈っていますね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・「悩み」を「哲学」で解決できるのか? その④ ~【生きがいの悩み編】~(2021年10月6日記事)・あの世がしかけるこの世ゲーム [ 並木良和 ]あの世がしかけるこの世ゲーム [ 並木良和 ]価格:1980円(税込、送料無料) (2021/11/3時点)楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2021/11/05
コメント(0)
最近、哲学系の本を何冊か読みましたが、人間の持つ悩みは昔から、そんなに変わってないんだな、と思いました。そして、もう一つ気づいたことは、バシャールが言っていることは哲学と共通しているということです。 さて、そんな今回は哲学の本を読んで、印象に残ったことをまとめたいと思います。「能動的な生き方か受動的な生き方か」というテーマでお送りしていきます。では、いってみましょう! ニーチェのニヒリズム「神は死んだ」 この言葉は有名なので、知っている方もいるのではないでしょうか。この言葉は、19世紀を生きたドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェが、近代的な自由精神や科学的思考によって、人々は神を信じられなくなったと宣言したものです。 19世紀は、産業革命による文明の進歩で、人間は幸せになると信じられてきましたが、実はそうではないと思われていた時代です。過酷な労働や、工業化による公害など、新たな問題が次々と生まれてきたのです。 そして、キリスト教も合理的な文明とはあわず、影響力を失っていきました。「何を信じればいいのか」「今までの基準は間違っているのか」など、自分の行動の目的を見失う人々が生まれる時代がくることをニーチェは確信したのです。 それが「ニヒリズムの時代」であり、「神は死んだ」という宣言だったのです。 ・「ニヒリズム(虚無主義)」=世界・人生などすべてが無意味とする考え方。 この「ニヒリズム」には、「能動的ニヒリズム」と「受動的ニヒリズム」の2つがあります。 ・「能動的ニヒリズム」=自分自身で新しい価値を作り出すという生き方。「今までの価値が間違っていたのなら自分だけの新しい価値を作ろう!」と考える人。 ・「受動的ニヒリズム」=既存の価値の損失によって、生きる気力を失ってしまうこと。「今まで信じてたものはすべて間違ってた!もうどうでもいいや!」と考える人。 このような時代の中で、「人生の中で自分が高まるような意味を見出していこう!」と考える人を「能動的ニヒリズム」と呼びます。反対に、「無意味な人生に耐えられない。だからやる気がでない」と考える人は「受動的ニヒリズム」と呼ばれます。 このニヒリズムに対してニーチェは何と言っているのでしょうか。それは、「人生に意味はないのなら、自分で意味を見出せばいい!」ということです。これが、ニーチェがたどり着いた1つの真理なのです。 ハイデガーのダス・マン ドイツの哲学者、マルティン・ハイデガー(1889~1976)は、人間(ダー・ザイン)のあり方を「本来性」と「非本来性」の2つに分けます。 ・「本来性」=いつかはやってくる自分の死を自覚している人。そしてその日が来るまで、自分らしい生き方をする決意をしている人。 ・「非本来性」=日常の出来事に気を奪われ、世間の中に埋没している人。みんなと同じ意見を言い、同じ行動をする「誰でもない人」。非本来性を生きる人間を世人(ダス・マン)と呼ぶ。 人間は、自分自身から自分の存在を始めることはできません。どういうことかというと、物心ついたとき(気づいたとき)には、すでに存在しているからです。人間は自分自身に気づいたとき、すでに世界の中に投げ込まれている、ダス・マンの状態なのです。 このすべての人に共通する状態の中で、「自分の死と真剣に向き合ったとき、人は自分の可能性である『自分の進む道』に自分を投げ入れる」とハイデガーは言います。人はいつかは死ぬことを自覚すると、死ぬまでの限られた時間の中で、自分の道を進む決意をするのです。 死は恐怖以外の何物でもありません。けれども、私たちは日々のルーティーンの渦の中にいると、死の不安から目を背けている状態になっているのです。 自分に残された時間の有限性に自覚すると、「自分の使命をまっとうしよう!」と人は目覚めるのです。 能動的な生き方と受動的な生き方 この世界は、ニヒリズムであり、そして、人間は気がつくとダス・マンの状態なのです。 「生きる意味は何なのか?」 と自分の人生や生きがいについて悩みを持つ人もいるでしょう。「自分の存在価値を見失ってしまった人」「人に合わせてばかりで自分がカラッポだと気づく人」「自分自身の存在意義に疑問を抱く人」、これらの悩みは昔から続く人間の悩みなのです。 人間は世界の同じルールの中で生きています。つまり、みんな苦しい中で生きてるということです。ニヒリズムの中で生きており、自分がダス・マンだと気づく人もいれば、気づかない人もいるのです。 その中で、「能動的な生き方」を選ぶのか、「受動的な生き方」を選ぶのかは、その人次第なのでしょう。積極的に自分の道を見つけるのか、ただなんとなく生きるのか、どちらを選ぶのもあなた次第なのです。 ニーチェがいき着いた真理も、ハイデガーがいき着いた真理も、あなたにとっては一つのヒントにしかならないのでしょう。それは、自分の人生の真理は、自分でしか見出せないからです。 あなたにとって、「人生の真理」とは何でしょうか? 人生の真理には「正しいもの」も「間違ったもの」もないので、あなたの心地よいと感じられるものが、あなたの真理なのです。 いかがだったでしょうか? 今回は、「能動的な生き方か受動的な生き方か」というテーマでお届けしてきました。 「この世界には2種類の人間が存在する」っと、よく聞きますが、もしかしたら本当にそうなのかもしれませんね。「自分の本当の人生を生きている人と、そうでない人」がいるだけなのかもしれません。 哲学について、また気づいたことがあれば、ここでまとめていきたいと思います。あなたも、ぜひ哲学に触れてみてくださいね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考文献】・「価値観」について考えてみよう!その② ~価値観の前提とは?~(2021年10月2日記事)・哲学用語図鑑 [ 田中正人(グラフィックデザイナー) ]哲学用語図鑑 [ 田中正人(グラフィックデザイナー) ]楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2021/10/08
コメント(0)
「生きがい」について悩むとき、それは「自分の人生」について悩むときでもあります。その悩みに哲学は、どう答えてくれるのでしょうか。 さあ今回は、世間の悩みの「生きがい編」です。「人生が楽しくない」「人生がつらい」の2つの悩みに哲学者は、どんな答えを用意してくれているのでしょうか。小林昌平さんの著書『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』の本からヒントをもらい、見ていきましょう! 「人生が楽しくない」の対処法 今回の悩みのテーマは「生きがい」です。生きがいについて、世間の悩みはどんなものがあるのでしょうか。 ・やりたいことがない・生きていて楽しくない ルーティーン化した同じような毎日を繰り返していては、やりたいこともなくなり、人生が楽しくないと思ってしまうでしょう。この悩みには、どうすればいいのでしょうか。 鎌倉時代の禅僧である道元は、「仏道のめざすところは『自己とは何か』を本当の意味で理解すること」と言っています。そしてそれは、「自分を何かと定義するようなことではなく、自分を『忘れること』なのだ」と道元は説いています。 それは、「何かに役立てるという考え方をやめる」ことであり、「今ここ、この私に徹する」ことです。 掃除、炊事、トイレ、歯を磨く、これら日常は「自分を忘れること」をもたらします。手を動かす雑務というのは、手がふれたものと一体になることで自分を忘れることができるのです。 つまり、なんでもないその日常こそ、人生の「悟り」を得る機会がひそんでいるのです。「楽しい・楽しくない」の差を取ることが必要なのでしょう。 「人生がつらい」の対処法「人生がつらい」と思うのは、将来に対して先行きの見えない、得体の知れない不安があるからです。ドイツの哲学者、マルティン・ハイデガーは、その不安の正体を「死の不安」だと言います。 それは、「自分という存在も、いつか死ぬ存在である」ことが、確実に存在する可能性だからです。死ぬことは誰か別の人が肩代わすることはできなく、死は本質的にそれぞれ各自の死であるのです。 「死の不安」という究極の可能性は、それが迫り続けていることを自覚した人にのみ、ほんとうの人生がひらかれます。人は死を本気で決意したときこそ、根源的な時間である人生の残り時間を生きはじめるのです。 人は「時間は有限」だと気づくと、自分にとって大事なことにエネルギーを注ぎます。損得勘定ではなく、自分が満足できるかどうかで人生を決めていくのです。 「人生がつらい」と思うのは、あなた自身から来たメッセージです。それは、本当の人生を生きるときが近づいている証拠なのです。 いかがだったでしょうか? 今回は、「人生が楽しくない」「人生がつらい」の2つの対処法を見てきました。 人生について悩みを持つとき、それは「自分の人生」と向き合うときとなるのでしょう。本当の自分自身から遠く離れて生きていると、そういった悩みとして知らせてくれているのです。 さて明日は、世間の悩みの「その他編」です。これまで、紹介できなかった世間の悩みを解決していきましょう。お楽しみに! それでは読んでいただき、ありがとうございます。【参考文献】・人生の悩み事をランキング形式で紹介!アンケート調査・その悩み、哲学者がすでに答えを出しています [ 小林昌平 ]その悩み、哲学者がすでに答えを出しています [ 小林昌平 ]楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪
2021/10/06
コメント(0)
今回は、「人生の評価を自分自身で下せているか?」というテーマでお送りしていきます。 あなたは、「人生の評価」を自分自身にしていますか? 自分の人生の価値観や信念といったものが明確な人であれば、自分の人生の評価を判断していけるのだと思います。 けれども、なかなか「人生の評価」というものを自分では下せません。今回は、「なぜ人生の評価を自分自身で下せないのか?」ということを、「日本の歴史」「日本の教育」「社会的性格」の3つから見ていきたいと思います。 日本の歴史から見る帰属意識 日本は第二次世界大戦で敗戦国となり、その際に、神道や仏教からの強い信仰心を奪われました。宗教は、何かにすがる、何かを信じ込むことで、人間が平常心でいられる精神的な発明です。 人間の歴史の中にある「伝統的・封建的な縛り」の存在は、「誰もが社会的秩序の中で役割を持っていた」ものになります。この「縛り」は、けしてネガティブなものだけではなく、その役割を果たせば、安定感や帰属意識を持つことができたため、人間の心は安定していたのです。 戦後、日本が従来の仏教や神道を制限されてきました。その代わりに、信仰してきたのが、「企業に勤める・所属する・肩書きをもらう・名刺をもらう・年功序列でがんばる」というものです。これらは、宗教にかわるほどの求心力がありました。 人間は、欠けている部分を何かに依存して補おうとする心理があります。人間は安定感や帰属意識のため、権威、絆、組織、集団、規則といった不自由を求めるのです。 「人生の評価を自分自身で下せているか?」 なかなか多くの人は、自分のことを客観視できていないため、自分が人生に何を求めているのかをわかっていません。そういうときに便利なのが、とりあえず仕事をして、給料をもらい、どこかに所属することで、安心・安定できる心です。 自分が、何を求めて、何のために生きているか、自分ではっきりわからない人、見つからない人は、とりあえず、給料を約束されて働くというのが1個の安心材料になるのです。「自分はこういうことを求めている人間だ」と、見つからないことの方が多いのです。 とりあえず仕事をする、というのは、日本の歴史から見ても、昔から求心力のある帰属意識だと考えられるでしょう。そして、会社に所属すれば、周りからの評価もあり、孤独・孤立ではないと感じられるのです。 その環境に浸かれば、「自分が何者なのか」という真の心も薄れていってしまうのかもしれません。 日本の教育から見る帰属意識 所属することで安心を得れるという心は、日本の教育の賜物です。 基本的にこの社会は、一部の資産家・投資家と、多数の労働者というバランスでないと回りません。なので、基本的に多くの人がどこかに所属して労働することを欲するように、日本人はトレーニングを受けてきたと言えます。 「仕組みを作る側」ではなく、「仕組みの中の優秀なパーツになる」ように、教育を受けてきたのです。例えば、部活でのキャプテンの役割や、マネージャーの役割など、用意された仕組みでどれだけ良い成果を出すか、ということです。 この教育は、日本人にとてもしみ込んでいます。毎朝起きないといけなくても、どこかに所属して、そこから定額の給料をもらえることが、安心につながるのです。これが、日本の教育からの帰属意識と言えるでしょう。 人間は、母親の母体から切り離されてとき、自我を持ち始めます。その時から、「どこかに所属していないと不安」というのが本能的にあります。日本の教育は、そこを逆手にとったものとなっているのです。 誰しも「自分で下したい」とは思っていない この世界には、「社会的性格」というものがあります。それは、個人の考え方や性格が所属する社会の政治や文化、経済の仕組みに影響され、できあがった性格のことです。社会や文化が人間の性格に影響を与え、社会的性格ができあがります。 社会的性格には、「生産的な性格」と「非生産的な性格」の2つがあります。 「生産的な性格」とは、積極的に自分の役割に向き合い、生産的な仕事をする性格です。そして、他者に対しては、愛情と信頼を持って成長を助けようとします。 誰もが「生産的な性格」を持っていれば、「戦争」「いじめ」「うつ病」といった社会の問題はなくなるでしょう。けれども、その問題がなくならないのは、全員が「生産的な性格」を持ちたいとは思っていないからです。 なぜ、みんな「生産的な性格」を持ちたいと思わないのか? 現代人の性格は、様々な「非生産的な性格」が合わさって、できていると言われています。「非生産的な性格」とは、文字通り、役に立つものを何も生み出さない性格です。 例えば、「自分が求めるものは、他者から与えられるものと感じている性格」です。愛されることを求め、他者の判断に頼ろとします。他にも、「あらゆる物事を経済的な価値で評価する性格」です。いわゆる損得の基準で構えており、現代において最も多い性格です。 最近でも、「コロナウイルス」や「オリンピック」に対して、とても感情的で無為な時間を過ごしている人たちがいました。自分に関係ないことでも食いついて、「怒ることを趣味にしている人」たちが存在するのです。 非生産的な性格を見てわかるように、これらは歴史や教育が生んできたものだとも言えるのです。自分が受け身の姿勢になったり、感情コントロールができなかったりと、「思考停止」の人たちがいるのです。 それでは、どうしたら「生産的な性格」を持つ人が増えるのか? 大切なのは、まず「自分が気づくこと」だと思います。もし、「何かがうまくいかない」ということが起こったら、それはメッセージなのです。 仕事がうまくいかないのであれば、「仕事ではないとしたら、自分はどう生きたいのか」を本気で自分と向き合って考えるチャンスでもあるのです。自分の軸というのは、簡単にでき上がるものではありません。なので、自分を客観視する「自分との対話」が重要になってくるのです。 そしてもう1つ大切なことがあります。それは、全員が「生産的な性格」を持ちたいとは、思っていないということです。それだけ、教育や歴史などは、日本人の頭と体にしみ込んでいるのです。 映画「マトリックス」の有名なシーンで、モーフィアスが「本当の世界を見たいなら、この赤い錠剤を飲みなさい」と言うところがあります。しかし、その錠剤を提供されても、その錠剤を飲まない人はたくさんいるのです。マトリックスという架空の幸せを感じ続けることができたら満足だ、という答えの人はたくさんいるのです。 所属欲、現状維持、安心感、安定、それらも人間の幸せの1つなのです。誰しも「人生の評価」を、自分自身で下したいと思っていないのです。 多様な価値観の人がいるのは、社会が成熟している証拠です。本当の意味で、「人それぞれ」という価値観と仕組みができたときに、社会の問題が減っていく世界となっていくのでしょう。 いかがだったでしょうか? 今回は、「人生の評価を自分自身で下せているか?」というテーマでお届けしてきました。 「人生の評価」を自分自身で下せているかと自分で考えても、なかなか自信を持って、できていると言えません。そうやって、人生は迷いながらでも進んでいくしかないのだと思います。 帰属意識について見てみると、日本の教育や歴史から受けてきたポジティブな面とネガティブな面があるのだなと思います。感謝する部分もあるけれど、変化していかないといけない部分もあるんだな、と感じました。 このブログも、自分の「気づき」から生まれているので、なるべく「生産的な性格」で書いていきたいと思います。そして、せっかく発信しているので、「気づく人」を増やせていけたらいいなと思っています。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】・【FIRE】32歳で資産4000万円を確保し公務員を退職!早期リタイアという新しい生き方を選んだ男性に聞くシゴトに縛られない日常とは?【働き方】【価値観】・この世界の社会的性格とは?(2021年8月1日記事)ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!いつも応援クリック、ありがとうございます♪【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ【創生陸玖Twitter】●創生陸玖Twitter
2021/08/20
コメント(0)
今回まで、本田健さんの著書、『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』と、これまでの創生陸玖の学びを参考に、人生をよりよくしていくことを考察してきました。 今回で、「人生をよりよくしていくシリーズ」は終わりになります。最後のテーマは、「やり直す気持ちが人生をよりよくする」ということをまとめていきたいと思います。 人間の失敗の3つの理由 昨日のブログでも述べましたが、コロナ禍の影響により、失業や生活の変化が原因で、アルコール依存症の人が増えているそうです。 人間の脳は、努力をしないで簡単に快楽物質を出せてしまうと、依存症になりやすいという特徴があります。人間の脳は、この快楽物質にすぐに慣れてしまい、同じ量では満足できなくなるのです。 こういった人間の失敗は、どこからくるのでしょうか? 失敗の理由には、大きく3つにわけられます。 ①傲慢さ②計画と検証の甘さ③人間関係 人生で大きな失敗への近道は「傲慢さ」です。人生では、その傲慢さがいつも落とし穴を掘っています。 お酒も、「家にいるから毎日飲んでもいいだろう」「もう1本飲んじゃおう」「今日も飲んじゃおう」っと、いい気になっていると歯止めがかからなくなります。 快楽物質による人間の失敗は、私たちが動物だからこその失敗だと言えます。私たち人間も動物の一種だとあらためて思うことが、人間という身体を理解することにつながるのでしょう。 失敗のなかに成功あり ここからは、人間の3つの失敗を詳しく見ていきましょう。 「①傲慢さ」は、人間の欲が失敗につながることです。もっといけると思ったところでやめないと、仕事でもお酒でも大失敗してしまうものです。 傲慢な状態になると、まわりの声が聞こえなくなってしまいます。それは、自分の感情に振り回されてしまうからです。 傲慢さには、「過剰なプラスが毒になる」と知っておくことがポイントです。「人間は傲慢になりやすい」とわかると、謙虚でい続けることが難しいとわかります。 「②計画と検証の甘さ」は、なんとなくできるだろう、という気持ちでは、うまくいくことは少ないことです。見切り発車では、途中でコケることが多いのです。 大きな建物を建てるためには、緻密な設計と構造計算が必要です。大きなことをするためには、それだけ計画と検証が必要なのです。適当にやっても、小さなものしか建てられないでしょう。 「③人間関係」は、たいてい人間の失敗の裏にあるものです。「男女関係の失敗」「家族との不和」などは、人間のエネルギーをとても奪うものです。 「不十分なコミュニケーション」「ちょっとした行き違い」などで、人間関係のトラブルに見舞われます。こういった人間関係が、その人を長く苦しめ、失敗の裏に存在するのです。 こういった失敗から人間は学びます。失敗から逆の効果を出し、成功していくのです。「失敗のなかに成功あり」と言えますが、反対に成功が失敗を連れてくる「成功のなかに失敗あり」とも言えるのです。 人間の欲望が生み出した幻 孔子の言葉に「四十にして惑わず」とあります。これは、「40になったら、惑うのは年のせいじゃないことがわかるということ」です。 すべては、「人間の欲望が生み出した幻」です。惑わされて、失敗しながらも、幻だった、と気づいていくのが40歳ということです。 人間は、「弱いもの」であり、「ほっとけば間違うもの」なのです。 失敗は誰にでもあります。そこから学んでいくしかありません。そして、いつからでもやり直せるということであり、本当に腐らないことだと思います。 いつでも「いまここ」がスタート地点です。そして、いつでも「いまここ」が、人生の目的地でもあるのです。 失敗をしたら、文章にしたり、話したりして、自分にいい聞かせることが必要でしょう。そうすることにより、「人生の知恵」となっていくのです。 いかがだったでしょうか? 今回は「やり直す気持ちが人生をよりよくする」というテーマでまとめてきました。 人間の歴史を見ても、「傲慢さ」が失敗を招いているのはよくわかりますね。それでも、また失敗をするのが、人間の歴史なのでしょう。「謙虚」というのが、本当に大切なポイントだと思います。 さて、今回までが「人生をよりよくするシリーズ」のまとめでした。あらためて奥が深いテーマだな、と感じたのでまた知識や知恵が出てきたら、体系的にまとめていきたいと思います。 それでは今日も読んでいただき、ありがとうございます! 【参考文献】「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則大富豪からの手紙 [ 本田 健 ]お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫) [ 糸井重里 ]大富豪からの手紙 [ 本田 健 ]楽天で購入お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ (PHP文庫) [ 糸井重里 ]楽天で購入ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!応援クリック、よろしくお願いします♪【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ【創生陸玖Twitter】●創生陸玖Twitter
2021/07/21
コメント(0)
今回も、本田健さん著書、『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』を、簡単にまとめていきます。 今回で、この本のまとめは最後になります。最後は「人生の目的」についてまとめていきます。それでは、いってみましょう! 人生を変えていくためには? 人生にはいろいろな生き方があります。その生き方のなかでも、自分の性格や特質と異なる生き方をすると、人生は苦しくなり、幸せも遠のいてしまいます。 もし人生が苦しい、幸せではない、と感じているならば、自分の性格や特質と異なる生き方をしているかもしれません。それは、流される生き方をしているからかもしれません。 まわりの人を喜ばせたい気持ちが強い人は、頼まれごとを引き受けていく生き方もあります。やりたいことがはっきりしている人は、自分が行きたい方向へ進めばいいでしょう。 人生を変えていくためには、まず理想を描くことから始めないといけません。夢がなければ、それを探すところからスタートするのです。 多くの人が、理想をイメージしては、妥協してあきらめて生きています。だからこそ、夢を実現するためには、行動することが必要不可欠です。 あとは結果にあまりこだわらずに進んでいけば、夢は不思議なかたちでかなうことがあります。いまを楽しみながら、夢を追い求めるマインドが必要なのです。 自分のなかの怖れを知る 願望を達成していくことは、まず自分の性格や特質を知り、「何に重きを置くか」を判断していくことが大切です。そして、人生で起こるすべての出来事を、心から味わうことと、夢を追い求め獲得していく行動力の両方が必要となります。 っと、頭でわかっていても、なかなか行動できないものです。それは、人間が進化してきた長い歴史による、自分を守る機能が備わっているからです。 人間の歴史は、原始時代から危険に囲まれてきました。天災や猛獣の危険性、群れから離れれば一人では生きていけない、そんななかで人間は生き延びてきたのです。 人間が、望んでもちがう生き方をなかなかできないのは、怖れや不安があるからです。人間の脳は「チャレンジャーは生き残れない」とブレーキをかけてしまうのです。 これは、防御本能であり、自分が自分を守ろうとするものです。生存のために人間の脳に組み込まれた本能のようなものです。 けれども、時代は変わりました。いまは原始時代のような危険は少ないでしょう。怖れや不安にとらわれていれば、自由な行動と新しい可能性は制限されてしまいます。 「自分は何を怖れているのか?」「どんな失敗が想定できるか?」「自分に必要最小限なものは何か?」など、自問自答することで怖れや不安と向き合っていくことが必要です。 失敗は成功のもとであり、そこがスタートでもあるのです。 「人生の目的」があなたを解放する 誰もが幸せになれないのは、自分の生きる目的を明確に理解していないからです。いまここが人生の目的地なんだ、とわかれば誰もが幸せになるでしょう。 物質的な豊かさは、心の側面では不幸を大きくする要因だったのかもしれません。そこに幻想を抱いてしまう人もいるでしょう。 自分の生きる目的は、「人生の目的」ともいえます。「これをやるために生まれてきた!」っとわかれば、人生の制限が外れていきます。それが、経済的にも精神的にも自由にさせ、あなたを解放します。 「人生の目的」とは、一体何でしょうか? それは、自分がワクワクすること、楽しくて仕方がないことです。そして同時に、怖れや不安を感じることです。 人は、心の奥深いところでは、自分がいちばんワクワクすることを知っています。けれども、それを中心にして生きるのは、リスクがあると感じているのです。 「やりたいこと」だけだと、好きなものをただ漠然とやって、楽しさを消費するだけです。なので、「やるのが怖いこと」も探っていくことです。人生の目的は、「やりたいこと」と「やるのが怖いこと」の先にあります。 いかがだったでしょうか? 今回は、「人生の目的」についてまとめてきました。 これで、本田健さんの著書、『「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則』のまとめは終わりになります。明日からは、この本の知識と、これまでの創生陸玖の学びを参考に、「人生をよりよくしていく方法」を考察していきます。お楽しみに! それでは読んでいただき、ありがとうございます。【参考文献】「うまくいく」考え方 新しい時代で幸せになる5つの法則ブログ村の「本ブログ」のランキングに参加中です!応援クリック、よろしくお願いします♪【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ
2021/07/16
コメント(0)
「年齢が上がるごとにクリエイティビティは下がる」 この言葉は、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授が言っていたものです。山中教授とプロ将棋棋士の羽生善治さんが対談していた中で、山中教授が羽生さんに対していっていた言葉です。 この言葉を解説すると、50代になってくるとクリエイティビティは下がるが、経験は上がってくるため、仕事は管理のほうにまわっていく、という意味合いでした。 ブログを書いていると、クリエイティビティの大切さを感じます。それは、書くネタ、書く内容が、自分のクリエイティビティから生まれてくるからです。 年齢が上がるごとにクリエイティビティが下がるとすれば、維持していくためには、どうしたらいいのでしょうか? 今回は、「クリエイティビティ」に焦点を当てて考えていきたいと思います。 そもそもクリエイティビティとは? そもそもクリエイティビティとは何でしょうか? 日本語に直すと、「創造性」です。 創造性は、誰にでもあるものです。けれども、多くの人は子どものころの経験で、その能力が抑圧されているといいます。 「そんなことをして何になるの」「遊んでばかりいないで勉強しなさい」など、子どものころに創造性を出すと、まわりの環境から、影響を受けてきたのではないでしょうか。 創造性とは、情熱的なエネルギーです。子どものころにやっていたことは、「知らぬ間にやっていたこと」や「好きで夢中になってやっていたこと」なのではないでしょうか。 つまり、創造性を使う人生の方が、情熱的になり、夢中になり、より一層あなたらしい人生になるということです。創造性を使う人生の方が、おもしろい人生になると思いませんか? 特に創造性を使うと、想定外のことが起きます。その人のクリエイティビティが開花することで、その人の人生に変化が起きます。一人ひとり違った変化が起こるように、100人いたら100人のクリエイティビティがあるのです。 年齢とクリエイティビティ クリエイティビティを理解していくためには、子どものころに夢中になったことを思い出すと、ヒントが出てくるかもしれません。 前述したように、創造性とは情熱的なエネルギーです。いい換えると、クリエイティビティとは、「ワクワクする心」です。 このワクワクする心を、年齢とともに忘れていくため、年齢が上がるごとにクリエイティビティが下がるのでしょう。 それでは、このクリエイティビティを維持していくためには、どうしたらいいのでしょうか? ワクワクする心を取り戻すためには、何をしたらいいのでしょうか? クリエイティビティを高める3つのこと クリエイティビティを高める3つの方法があります。 ①人を喜ばせることをやってみる②普段と違うことをやってみる③無駄なことをやってみる ①の「人を喜ばせることをやってみる」は、たとえば、サプライズなどで、相手を喜ばせるときに、さまざまなアイデアが浮かんできたりしませんか? 他にも、キャラ弁当のように相手のためにつくることで、創作意欲が出てくるのではないでしょうか。 人は、人を喜ばせようとするとき、創造性が高まります。人を喜ばせようとすると、自然に楽しくなり、創造性がアップするのです。 ②の「普段と違うことをやってみる」は、簡単なことでいうと、帰り道を変えてみるや服装を変えてみることです。普段の自分自身のノリを変えてみることで、創造性のスイッチが起動します。「退屈してきたな」「なんとなくエネルギーが落ちてきたな」と思ったら、普段と違う行動を心がけてみてください。 ③の「無駄なことをやってみる」は、お金と手間をかけるほど、創造性は開花していきます。なぜかというと、創造性とは、すべて無駄なことであり、生活に必要ないことだからです。 絵を描く、歌を歌う、物を作る、これらは生活していく上で必ず必要なものではありません。なくても生きていけます。けれども、生活に必要でないものが、なぜ必要なのでしょうか。 それは、あなたが好きなことだからです。自分の好きなものに囲まれていると、創造性は刺激されます。逆に、毎日同じことをしていたり、節約ばかりしていると、創造性はしぼんでいきます。 この3つを生活の中に取り入れていくと、創造性を高めていけます。創造性を刺激することは、感情を動かすことです。お金や時間の無駄になることは、その分だけ何かおもしろいものが手に入る可能性を秘めています。それが、人生を豊かにすることにつながるのです。 いかがだったでしょうか? 今回は、「クリエイティビティ」についてまとめてきました。 年齢が上がるごとに、経験は積まれていきますが、それだけ、固定観念にとらわれてしまうのでしょう。 クリエイティビティを高める習慣は、感受性を豊かにし、若々しく生きられる秘訣かもしれません。なので、クリエイティビティを大切にしていきたいですね。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。 【参考】Ken Honda 本田健 YouTubeチャンネル【特別対談】山中伸弥教授×羽生善治棋士「最後はカンが大事です」ノーカット版【創生陸玖の小説集@note】●創生陸玖note【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ【創生陸玖Twitter】●創生陸玖Twitter
2021/05/28
コメント(0)
人生に役立つこととは何でしょうか?前回は、「聞く力をつける」「断ることを覚える」「口を閉ざすときを知る」という3つのテーマで考えてきました。 今回は、「人生に役立つこと」の最後の考察です。3回を通してやってきましたが、今回のテーマは、「相手の感情を理解すること」「自問自答をする」「願望達成の仕組みの理解」の3つを考えていきたいと思います。 相手の感情を理解すること前回、前々回のブログを通して、「コミュニケーション」「聞く力」「口を閉ざすときを知る」など、対人関係に関して考察してきました。この「相手の感情を理解すること」というのも、対人関係や人間関係において、とても大切なことではないでしょうか。 しかし、相手の感情を理解できたら、人間関係に悩んでいる人はいなくなると思います。相手の感情が理解できないからこそ、人間関係に悩む人が出てくるのです。 ではどうしたら相手の感情が少しでもわかるようになるのか。これは、自分の経験を基にするといいのではないでしょうか。 自分はこんなことをされるとこんな気持ちになったな、ということを覚えておくことだと思います。自分が喜ぶことを相手にしてあげれば、その人の喜びにつながるのではないでしょうか。 自問自答をするこの「自問自答する」ということは、このブログでもよく言っている、「自分と向き合う」ということです。別の言い方をすれば、「一人会議」「セルフコーチング」「セルフカウンセリング」という言葉です。 「自分は本当は何がやりたいのか?」「自分の幸せとは何か?」などの考えを、ゆっくり時間を持って取り組むことで、自分の人生のテーマを再確認できるのではないでしょうか。 人生のテーマが見つかることによって、自分に本当に必要なもの、そして、それには何が役に立つのか、が明確にわかってくるのだと思います。 願望達成の仕組みの理解夢を目標にかえて、実現していくことは可能だと思いますか?そもそも、夢を持つということは年齢を重ねていくうちに、多くの人が忘れてしまっているのではないでしょうか。 「夢の叶え方」というのがわかっていれば、誰しも理想の人生を進むことができます。この「願望達成の仕組み」というのが、夢の叶え方のマニュアルだったとしたら、あなたは読んでみたいですか? この願望達成の仕組みを理解することで、よりよい人生にチャレンジし、そしてイキイキとした人生になっていくのだと思いまうす。これは、自分もまだ研究中なので、このブログに理解していったものを、また書いていきたいと思います。 いかかでしょうか?今回まで3回にわたり、「人生に役立つこと」を考察してきました。 考察した内容は、「お金の知識」「歴史を学ぶ」「コミュニケーション」「聞く力をつける」「断ることを覚える」「口を閉ざすときを知る」の6つと、今回の「相手の感情を理解すること」「自問自答をする」「願望達成の仕組みの理解」の3つで、合計9つの内容を考えてきました。 9つのうち、5つが人間関係、対人関係についてでした。これでもわかるように、人と関わることが人生において大切なことだということがわかります。また、何にしても「理解をする」ということが、人生において大切なのだと思いました。 また、このブログでも「役立つこと」について書いていきたいと思うので、参考にしてみてください。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ
2021/01/23
コメント(0)
人生に役立つこととは何でしょうか?前回は、「お金の知識」「歴史を学ぶ」「コミュニケーション」の3つは、どのように人生に役立つかを考えてきました。 今回は、「人生に役立つこと」の考察、2回目です。今回のテーマは、「聞く力をつける」「断ることを覚える」「口を閉ざすときを知る」の3つを考えていきたいと思います。 聞く力をつける最初は、「聞く力」をつけるということです。人の話を聞くことで、どのように人生に役立つのでしょうか。 人の話を聞くことによって、自分の経験に活かされることがあります。また、相手の話を上手に聞くことによって、相手の気分がよくなり、好印象を与えるということにもつながります。 「聞く」ということは、簡単なことですが、たくさんの効力があります。自分の経験に役立つための情報になることもあれば、聞き方により、こちらの印象を上げることにもつながります。 また、聞き上手な人は、質問上手でもあります。質問によって、こちらが活かせる情報を得たり、相手の大切なことを思い出させる手助けになったりと、引出上手にもつながります。 質問上手は上級者向けだとしても、そのベースにあるのは、聞き上手です。ですから、聞く力をつけることは、人生に役立つことにつながるのだと思います。 断ることを覚える2つ目は、「断る」ことを覚えるです。 「仕事関係の付き合いの飲み会」「商品購入のお誘い」「気乗りしないデート」などなど、断りたいな、と思うシチュエーションは少なからずはあると思います。 自分の気分が乗らないことを、断ることは何がよいのでしょうか。それは、自分の時間を大切にする、ということにつながるからです。何となく行く、付き合いだから行く、というのは自分に対して健全ではない選択なのではないでしょうか。 あらかじめ誘われる前に、どんなことが「ノー」なのか、自分の中で決めておいた方が、後から判断しやすくなると思います。自分の中で何が一番大切なのか、を考えることで自分の時間を大切に使えるはずです。 口を閉ざすときを知る3つ目は、「口を閉ざすときを知る」です。 何気ない一言によって、心が傷ついた人は、「なぜ、そんなことを言うの?」という気持ちが心の中にあるのではないでしょうか。 相手が求めていない言葉を発し、それにより人が離れていくということがあると思います。人間関係において、相手に言うことよりも、相手に言わないことの方が大切なのです。 口を閉ざすときを知ることで、本当に必要な言葉というのがわかってくるのだと思います。そして、相手を傷つけてしまったら、素直に「ごめんなさい」が言える心を持っていたいですね。 いかかでしょうか?今回は、「聞く力をつける」「断ることを覚える」「口を閉ざすときを知る」について、まとめていきました。今回は、人間関係や対人に関係することでしたが、どれも少し意識することで、人生に役立つのではないでしょうか。 次回の「人生に役立つこと」の考察は、「相手の感情を理解すること」「自問自答をする」「願望達成の仕組みの理解」について考えていきたいと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ
2021/01/22
コメント(0)
人生に役立つこととは何だと思いますか?人生に知恵があれば、どんなときでも行動に移すための勇気になるのではないでしょうか。 今回から3回にわたって「人生に役立つこと」とは何かを考察していきます。今回は、「お金の知識」「歴史を学ぶ」「コミュニケーション」の3つのテーマで考えていきたいと思います。 お金の知識私たちは、お金の勉強を学校ではしませんでした。子供の頃に、お金について学んだことは、「無駄遣いしない」「人に貸さない」「しっかり貯金する」というくらいのものだったと思います。 私の経験では、社会人になり、自分でお金を稼いで、一人暮らしを始めたくらいから、お金があるとありがたいな、と思うようになりました。よく私の母が、「お金があることはありがたい」と言っていたことを思い出します。 お金の知識があることによって、人生の考え方も変わってくるのではないでしょうか。サラリーマンや自営業など、お金の稼ぎ方にも種類があります。お金の知識が増えることによって、仕事の選択も増えるのではないでしょうか。 子供の頃に学んでこなかった、お金の知識を学ぶことによって、人生の選択の幅も拡がると思います。歴史を学ぶ歴史を学ぶことについては、今までも書いてきました。歴史を学ぶことによって、時代の流れを予測したり、偉人たちの知恵を仕事や生活に落とし込んだり、いろんな活用方法があると思います。 ドイツの政治家、オットー・ビスマルクの格言、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」や、アメリカの小説家であった、マーク・トウェインの格言、「歴史は繰り返さないが、韻をよく踏む」というような歴史に対しての言葉も人生のヒントを運んできてくれるのではないでしょうか。 歴史を学ぶことにより、人生の選択をよりおもしろくするエッセンスが養われるのだと思います。 コミュニケーションコミュニケーションは、人間にとって必須であり、「コミュニケーションを制したものは、人間関係の9割を制する」と言うくらい、人間にとって大切なものです。 そもそもコミュニケーションとは何でしょうか。コミュニケーションの語源は、ラテン語の「コムニス(communis)」と言われており、日本語の意味は、「共同の、共有の」「義務をともに果たす」「贈り物を交換する」という意味です。 ですから、「共有する」「分かち合う」などの意味が含まれているため、人との気持ちの共有や意見交換などが、コミュニケーションといえるでしょう。 コミュニケーションが特別に上手ではなくても、自分の意見をしっかり持っていたり、人と共有できる思いなどを持っていると、人生に役立つことがあるかもしれません。 いかかでしょうか。今回は、「お金の知識」「歴史を学ぶ」「コミュニケーション」について、まとめていきました。どれも人生において、持っていて損はない知識や技術になるのではないでしょうか。 次回の「人生に役立つこと」の考察は、「聞く力をつける」「断ることを覚える」「口を閉ざすときを知る」について考えていきたいと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【読書記録@インスタ】●創生陸玖インスタ
2021/01/21
コメント(0)
令和3年が始まり、まもなく3週間がたちます。1月ということで、今年はこんな年にするぞ、と考えてきたこともあると思います。 毎年、1年の計画や、中長期的な計画を立てるという人もいると思いますが、人生という大きなものに、目を向ける人は少ないと思います。しかし、一人ひとりが自然に考えないといけないテーマなのではないでしょうか。 今回は、「人生を考える」というテーマで、どんなときに人生について考えるのか、を考察していきます。 「人生」を考えるときとは?自分の人生を考えるときとは、いつでしょうか? 人生が順調のときや幸せな時期に、自分の人生の意味について考えないと思います。仕事が順調だ、結婚生活がうまくいっている、子どもが順調に育っている、など今まで成り立っているものが続いていいれば、自分の人生と向き合うことは少ないのではないでしょうか。 その反対に、今までやってきたことが、うまくいかなくなった場合はどうでしょうか。仕事がなくなった、パートナーとの別れ、子どもの不調、などが起こった場合、自分の人生に向き合うことが自然に出てくるのではないでしょうか。「自分の人生って、これでいいのだろうか?」「自分の人生に意味があるのか、ないのか」そんな質問が、無意識に出てくると思います。 また違うパターンでは、仕事も順調、結婚生活も順調、でもなんとなく、心に穴があいているような感じで、空虚感を感じている、こんな日々が続いている場合も自分の人生に向き合うことを考える人がいるのではないでしょうか。 人生をいい方向に向けるためには?自分の人生が、どん底や停滞期に落ちた時に、自分の人生と向き合うことが多いとわかります。また、なんとなく違う、という感覚が、自分の人生と向き合わさせるということもあります。 では、自分の人生と向き合った後、どうすればいい方向へ人生を持っていけるでしょうか? うまくいっていない人の自分への質問というのがあります。人生をうまくいかない方向へ目を向ける人は、「自分の人生は意味がなかったんじゃないだろうか?」と自分に聞いてしまいます。例えば、お店がつぶれたとします。その過去は、学校の成績はよくなかった、だからお店がつぶれた、とネガティブなイメージにフォーカスしてしまいます。 では、この逆のパターンの質問をすれば、人生をいい方向に向けるヒントがあるのではないでしょうか。「自分の過去にどんな意味があったのだろうか?」「店がつぶれた、そこから何を学んだだろうか?」など、思考のパターンを変えたり、質問の角度を変えることがいい方向に意識を向けることにつながります。人生の目的を考える自分の人生には意味があったのか?それは、果たしていつわかるのでしょうか。 ネイティブアメリカンの格言に、「あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。だからあなたが死ぬときは、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい」というのがあります。 自分の仮説ですが、これが自分の人生の目的だ、とわかる瞬間を通過するために人は生きているのだと思います。何歳からでも、人生の目的を探求できると思います。 そして、ネイティブアメリカンの教えのような人生を構築できるように、一歩一歩進んでいきたいですね。私も、自分を信じて進みたいと思います。 それでは読んでいただき、ありがとうございます。【これまでのブログ】●富士山からの啓示●やりたくない仕事をしていると【インスタ、よろしくお願いします】●創生陸玖インスタ
2021/01/18
コメント(0)
みなさん、こんばんは。みなさんは、人生をどう捉えていますか。(抽象的ですんません)最近、学んだことで次元上昇という言葉があります。ワープするかのように成功はやってくるみたいです。これは、世の中に提供したことが、ポイントで蓄積されて、ある一定水準までいくと、レベルが上がったように換算されるということみたいです。その逆もあります。だるま落としのように、コンっと落ちる。何を積み重ねるか、それが大切だとわかります。自分に、何ができるか。最近、小さなことですが人に認められたと感じたことがありました。その人が言った言葉ですが。「それでいい、今を生きろ」本人はビールを飲んでいて、いい感じでしたが。笑 自分にとっては印象的な言葉でした。何が正解なのかは、わかりません。そのために「知る」という努力は怠らないようにしようと思ってます。「今」がすべてなんですね。今日もお疲れ様でした。いい夢を見てください。
2020/01/18
コメント(0)
みなさん、おはようございます。今回は、出口治明著「人生の教養が身につく名言集」を読んで、私なりに3つの内容をまとめました。1.名言について私は、名言、格言、諺が好きです。名言について、著者はこう言っています。「名言は、人生を面白おかしく、ワクワクしながら生きるための知恵が濃縮されている」多くの人に支持されてきた言葉だから、時間と空間を超えてきているのですね。2.人間関係について「言わなくてもわかってもらえる」これは幻想で、ただのコミュニケーション不足だと、著者は言っています。本田健の人生相談の中でも、人間関係がこじれる2つの理由を言っていました。・何か言葉をかけてほしい時、コミュニケーションがほしい時に言葉がない・そんなこと言わないでほしかった時に余計なことを言うこの2つが人間関係の地雷だと言っています。人間関係の距離を見誤らないこと、親しき中にも礼儀あり、この2つが大切なんですね。3.学びについて出口流の学びの源は、人、本、旅です。特に本についての考え方が素晴らしいと思います。1つ考え方をあげると、”速読は反対派”です。“本を読むことは、著者の話を聞くこと”なので、速読という行為は失礼にあたる。この考えは私も賛成で、「要点だけ言って」という速読の態度だと、奢っているように感じます。まとめこの本を読むと、出口治明の人生観を読んでいるみたいでした。それがまた勉強になり、集中して読めました。本の中で、「無知の善人」という言葉があります。(P90ー95)自分も、そうなっていないか、自問自答を心がけ、それにならないように教養を深めたいと思います。今日もありがとうございました。良い一日になりますように。人生の教養が身につく名言集 (単行本) [ 出口 治明 ]人生の教養が身につく名言集【電子書籍】[ 出口治明 ]人生の教養が身につく名言集【電子書籍】[ 出口治明 ]楽天で購入
2019/12/18
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1