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今回はこれまでまとめてきたアファメーションを一覧にしていきたいと思います。
言葉は脳の動きに影響します。よりよい人生にしていくために、言葉に意識を持つことが大切です。では、どんな言葉を使っていけばいいのかを、まとめて見ていきましょう。
あなたは、あなたが使っている言葉でできており、人生は日々の思考とセルフトークによって形作られています。
それは、自分の言葉を一番聞いているのは自分自身だからです。眠っているときでさえ、脳は自分との会話を続けています。
人間の頭には 1 日 5 万回以上の考えが浮かぶと言われています。そして、それが現実化していきます。
思考は、その人の「捉え方・思い込み・セルフイメージ」となります。それによって、言葉が生まれます。そしてさらに、その言葉を使うたびに、思い込みやセルフイメージは強化されていきます。それが「現実」となるような行動へと移り変わるのです。
言葉の使い方(表現の仕方)によって、捉え方が変わり、問題への対応の仕方が変わります。たとえば、辛い時に「なんて不幸なんだ」と思うのか、「がんばる機会が得られて運がいい」と思うのかの違いです。
アファメーションは目的・目標があるときに、大きな効果を発揮します。それは、「どこに行きたいのか」と行き先を決めれば、「どの靴がいいのか」も選びやすくなるからです。ですから、「どうなりたいのか」ということを決めておく必要があります。
人生を作っていくこととは、「何かを望み、それが達成できるという信念や期待をもつこと」です。そしてその中には、願望と信念のバランスが存在します。言い換えれば、「願望について思考すること」と「信念を持って期待すること」です。
一瞬一瞬に意識を持ち、人生を創造していくことが大事です。 1 日の中で「いつも言葉に意識を持つこと」が、あなた自身の人生を作っていくのです。
それでは、ここまでのブログでまとめてきたアファメーションの一覧を見てみましょう。
①シチュエーションによる言葉の選び方(焦点の当て方)
ゴールを目指すのであれば、結果を伴う言葉を使うことです。これは未来を見る「ゴール型」です。「どんな結果が得たいか」を言葉で表現することです。
逆に、ゴールや結果ばかりを見ていると不具合を起こす場合があります。その場合は「楽しむ」「がんばる」「目指す」「努力する」など、プロセスを言葉にすることです。これは、今を見る「プロセス型」です。
②望む未来を生み出していく言葉
望む未来を生み出していく言葉とは、「私は今○○だ」という「現在形の力強い断定的な言葉」です。「欲しい」「なりたい」という「願望型」の言葉を使うのではなく、「私は今○○だ」と主張し、今から変わっていくことで未来が変わるのです。
③「目的志向型(未来型)」と「問題回避型(過去型)」
「目的志向型(未来型)」の言葉は、脳の報酬系が働きます。逆に「問題回避型(過去型)」の言葉は、脳の苦痛系が働きます。ですから、「~を得たいから、○○をする」というように、常に未来への目的に意識を持つことが、脳を健康脳にします。
④辛いこと、悲しいことは「過ぎ去った過去」にしてしまう
忘れてしまいたいことは過去形の言葉を使うことで効果があります。「今まで○○だった」「今まで○○だと思っていた」のように、「過去形の言葉」にすることで、辛いこと、悲しいことから解放されていきます。
⑤過去の観念や習慣に影響されなくなるアファメーション
『力は「今の」私にある』
⑥「場面ごとの意図確認」のアファメーション
『人生経験のこの場面で、わたしは今、自分が何を望んでいるのか知りたいと思っています』
⑦「過去完了形」と「現在進行形」
脳には、ホメオスタシスが働き、そして、脳は過去・現在・未来の区別ができません。そのため、過去完了形で言葉にすると、自分はすでにできたものだと錯覚し、それを現実に変えていくのです。過去完了形の言葉とは「私は○○になった」「私は○○ができた」などです。
また日本人は謙虚さを美徳とします。ですから、謙虚さが強い人の場合は「○○する準備はできている」と現在進行形の言葉にアレンジするといいでしょう。
⑧役に立つアファメーション(エイブラハム版)
『私(自分の名前を言う)には私のやり方で悟りを求める“存在”が見え、聖なる愛を通じてその“存在”を引き寄せます。そのように共有することが、今この瞬間に私を高めてくれます』
以上が、アファメーションの一覧でした。これらのアファメーションを活用して、 1 日のさまざまな場面で自分の望んでいることを確認していくことが大事です。言葉の力を活用して、自分の望む未来を創り出していきましょう。
いかがだったでしょうか? 今回はアファメーションの一覧をまとめてきました。
自分の言葉を一番聞いているのは自分自身ということは、自分には嘘をつけない、ということですね。自分がどんな言葉を発しているのかを少し気にすることが、自分自身を知ることに繋がるのではないでしょうか。
さて明日はアファメーションのまとめの最後の最後です。 11 回の連載になりました。最後は「なぜ人間は言葉を持っているのか?」を考えていきたいと思います。お楽しみに!
それでは読んでいただき、ありがとうございます。
【参考】
・トランスフォームチャンネル 新訳 願えば、かなうエイブラハムの教え 引き寄せパワーを高める22の実践 [ エスター・ヒックス ]
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