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私が専門としている白内障手術、もちろん素手でするわけもなく専用の機械を使って行っています。その機械にエラーメッセージが出たので念のためメンテナンスをして頂きました。 いくつかの部品を交換していて貰ったので安心です。 ↑ ちなみに機械の中身はこんな感じです。 白内障手術機械ではアルコン社やAMO社などの外国製の機械が最新テクノロジー満載で人気があるのですが、私は二デック社という国産メーカーのCV-7000という機械を愛用しています。 その理由は、 1.性能的にも外国製のマシンに決して劣らない。(劣っていると漠然と考えている眼科の先生が多いと思うのですが、是非一回使ってみてください。驚くほどいいですよ。) 2.国産マシンだけあって故障が少なく耐久力に優れている。(この点については間違いなく外国製より上です。私は開業して1年半ですが、手術中のトラブルは今までゼロでした。勤務医時代に過去に使ってきた外国製のマシンでは年に数回はちょっとしたトラブルが出るのが平均値でした。) 3.二デック社の製品と言うのは白内障手術機械だけでなく、視力測定装置、眼圧測定装置、超音波診断装置、眼底カメラなど色々なものがあるのですが、どの製品も技術力が高くて優れている。つまり眼科内での「ブランド」力が高くて信頼できる。また営業の方もメンテナンス担当の方も親切で熱心で安心できる。 ことです。 これからもこの二デック社のマシンと共に、白内障手術に励んで行きたいと考えています。
2010.01.29
いよいよ近日中に、発売が熱望されていた新世代型の緑内障薬、ザラカム点眼薬が発売となります。 この点眼薬は、1999年に登場して「緑内障治療を変えた!」と言われる名薬で今でもNo1の薬であり続けているPG製剤(プロスタグランジン関連薬)のキサラタンと、1981年の登場以来キサラタンにその地位を奪われるまでトップの座に君臨し続け、今でも売り上げ上位をキープし続けている名作βブロッカー製剤のチモプトールの2剤の合剤です。 このザラカムには以下のような大きな利点があります。 1.2剤併用における不便さがなくなり、治療のコンプライアンスの改善が期待される。(要はちゃんと使用しやすくサボりにくいと言うこと) 2.1日1回の点眼で、キサラタン(1日1回)とチモプトール(1日2回)の併用と同程度の眼圧下降効果が得られることが臨床試験の結果証明されている。 3.価格も2剤併用の場合よりは割安な値段になると推測され、財布にも優しい。 まあ実際に薬が発売されてみないとはっきりとは言えない部分がありますが、非常に期待できる新薬ですね。私も発売を心待ちにしています。
2010.01.28
当院は患者様にいつでも気軽に受診して頂きたいとの思いから、外来では予約制は採用しておりません。そのため患者様から良く「外来はどの時間帯が空いているんですか?」という質問を戴きます。 外来が空いている時間帯というのは季節によってもかなり異なるのですが、寒い今の時期だと午前8時30分の外来開始から9時30分くらいまではまずまず空いています。検査までの待ち時間が10分を超えることはまずないだろうと思います。 午前10時前後になると急に混み始める事が多く、その混雑は12時まで続くことも多いです。 午後は当院は15時30分からなのですが、16時30分くらいまではかなり混雑します。ところが17時を超えるとほとんどガラガラとなります。なお外来終了は18時となります。 なので空いている時間としては、8時30分から9時30分、もしくは17時以降ということになります。 受診時の参考にして頂ければ幸いです。
2010.01.26
私が専門としている白内障手術、これは顕微鏡下で両手・両足を使い1ミリ以下の精度(例えば器具を出し入れする傷口の大きさは2.4ミリ、その傷口の深さは0.35ミリと私は決めており、それぞれ専用のナイフで作成します)で行う極めて微細で神経を使うものなのですが、そのため私は前日から手術はすでに始まっているものとして入念な下準備と自らの体調管理に努めています。具体的には、 1.過去に自分が行った手術に関しては膨大なノート(最近はパソコン上)にまとめてあり、それをしっかりと見ておく。 2.明日手術する患者様のカルテを隅々までチェックして手術時の個別の注意点を書き込み、実際の手術時にはそれをモニターに写して行う。 3.ヘルシーな夕食を食べ、その後は出来る限り温泉に出かけ心身の疲れを取る。お酒が実は好きなのだが、手術前日は量を控える。 あたりです。今週も8例の白内障手術を予定しています。万全の準備をして臨みたいと考えています。
2010.01.25
なんとなく目がおかしい、違和感がある、こういった漠然とした目の不快感で来院される患者様というのはたくさんいらっしゃいます。 診察させて頂くと、多くの方はドライアイ(いまや国民病!)や加齢による結膜弛緩症(白目の皮がだぶついて違和感の原因となる)によるもので、それぞれの症状にあった目薬を処方させて頂く事になります。 ところで、この「目の違和感の表現法」というのは本当に患者様によって色々あるんですね。良くある表現法としては、 ころころする、ごろごろする、チカチカする、チクチクする、しょぼしょぼする、目の奥が痛む、あたりなのですが、 珍しいものでは、イライラする、カスカスする、シバシバする、シュパシュパする、ワジワジする、などがあります。 私は以前鹿児島県で眼科外来診療をしたことがあるのですが、その時にお買い物をして大きなレジ袋を持ったおばあさんが診察室に入ってきて、 「目がスパスパする」 とおっしゃったので一瞬 「スーパーでの買い物と関係あるのかな?」 と思ったのですが(笑)、実は鹿児島県のその地方では目の違和感を「スパスパ」と表現するようで、その後同じ表現を使う方がたくさんいらっっしゃいました。 このように「目の違和感の表現法」は地域性もあり、非常に奥深くて面白いですね。
2010.01.13
当院では本日より今年の白内障手術を開始しました。毎年のことですが最初の手術はちょっと緊張します。患者様の大切な眼をお預かりしての手術ですので、1例1例気合を入れて全力で頑張っていこうと思っています。 今年も一人でも多くの患者様に視力回復で喜んで頂けるように、丁寧で確実な手術を心掛けて行こうと考えています。
2010.01.05
新年明けましておめでとう御座います。今年も進化の激しい眼科医療のスピードに負けないように毎日の勉強を欠かさず、全国レベルの眼科医療をここ八幡浜地域の皆様にお届けできるように頑張ります。 学会出張による臨時休診で皆様に御迷惑をかけることがあるかもしれませんが、常に最先端の臨床水準・研究を学び続けることは眼科専門医として非常に大切なことですので御了承下さい。 なお、新年は本日1月4日より通常診療を開始しております。(白内障手術は明日1月5日からです) それでは皆様、今年も にしわき眼科クリニック をよろしくお願い申し上げます。
2010.01.04
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