河豚の白子焼き。
河豚の焼き白子。
どちらも語呂が良い。
じゃあ、茹でたのは何て言うんでしょう?
白子茹で?
茹で白子?
白子のちり?
まあ、呼び方は置いといて・・・
確かに、ぱらっと塩を振って焼いた白子は旨いです。
表面がちょっと焦げて、乾いて、唇と歯を火傷しないよう、はふほふ啜るように齧りつくと中のマグマのようなどろとろ濃厚白子がねっとりと口腔粘膜に張り付いてきます。
アンジェリーナ・ジョリーにフレンチキッスされたような感じです
明和高校の近くの住宅地で、ひっそりとやってる河豚屋さん。
趣味でやってるような御主人が、つきっきりで世話をしてくれます。
お玉で一つづつ、そっとお鍋に白子を入れて、ゆっくり熱を芯まで入れて、まさに食べごろをもみじおろしのポン酢の中にすべり込ませてくれます。
お鍋に入る前は、冷蔵庫の中で冷水?に浸っています。
純白の白子です。
濃厚にして清楚、軽やかにしてプラチナの存在感といいましょうか。
口腔粘膜にそっと触れて儚く消えていきます。
白子で乙女は無いでしょうが、そんな味わい
ふぐちり最後のお豆腐も美味しいです。
ざっくり大ぶりに切った豆腐を白子と同じく温めてサービスしてくれます。
おじさん、ここのお店に来て、鍋の概念が変わりました。
鍋料理ってさ、白菜も、エノキも、ネギも、どさっと入れちゃうでしょ?入れない?
そいで、いったんお出汁の温度が下がって、また沸騰してくるまで箸を咥えて待ってるでしょ?咥えて無い?
そいで、白菜も、ネギも、糸コンも一緒に箸で捕まえてがつがつ食べちゃう。
それもいいけど、ここのお店は、素材毎に鍋に入れて、丁度良い煮えばなを御主人が茹で汁を切って、ポン酢が必要以上に薄まらないように小鉢まで入れてくれます。
白菜は白菜だけ、ネギはネギだけ、えのきもそれだけです。
そうすっと、スーパーで買って来た安っすい素材も美味しいんです
それぞれの味が本当に良く判りますよ
鍋に何時入れたか判んねぇくたくたになった春菊が浮いてるなんてことはありません
鍋奉行はちょっと大変かもしれませんが、一度お試しを
常に食べ残しが無いよう、綺麗にさらって次の素材を入れてね
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