木曜日、名駅前の、プライムセントラルタワーで昼から勉強会
途中で昼飯を食べようと、狭い道をうろうろ歩いていたら、なかなか面構えの良い、寿司屋さんを発見
外見だけで、清潔そうな、きちんとした寿司屋を思わせます。
雰囲気、好きです。
午後一時すぎ、入り口にランチが1000円代と2000円代が在ることを、白い色紙で小さく教えています。
中に入ると、L字型の白木のカウンターと、それに沿ったL字のネタケース。
木とガラスのLの角が額縁仕立てキッチリ合わせてあり、主が几帳面な性格だと想像できます。
客はおじさんだけ
男前の、まだ、30代と思われるご主人に、カウンターに促されると、「ナンにしましょう」
お「お任せはお幾らから有りますか?」
主「5000円から有りますが、握り主体でよろしいですか」
お「では、それでお願いします。」
主「お飲み物は」
お「ビールをお願いします」
主「承知しました」
余分なお話し一切なし、淡々と握り始めます。
プッシャーは感じませんが、イイ緊張感です。
こういう雰囲気で、鮨を頂くには、久しぶりで、背筋が伸びます
マコガレイです。
シマアジです。
鰹です。
・・・・・・写真無いので、記憶があやふやで順不同ですが以下・・・・
〆秋刀魚
〆鯖、二枚重ね
コハダ、熟成して酢が円やか
ホッキ
赤貝
お「なにか、火を通したオツマミは出来ますか?」
主「一夜干しの鮎なら、炙れますが。」
お「じゃあ、それを。」
赤身です。
トロです。
ビールを飲むスピードが遅くなったのを見計らってか、「赤出汁は如何しましょう?」
お「最後にお願いします。」
主「熱いですから気をつけてください。」と鮎を。
雲丹です。
この雲丹、海苔を使わないのは時々有りますが、酢飯の形が丸い
そうか、丸くすれば、海苔が無くても、こぼれない
軍艦は海苔で縁が高くなっていますから、雲丹がこぼれませんが、海苔を巻かないと、よく雲丹がこぼれるんです。
何万回、何十万回と酢飯を決まった型に握っているから、この考えに及ばない。
ここのご主人、柔軟な発想の持ち主です。
思わず、「丸い形の握り、初めて見たので、写真を撮らせてもらっていいですか?」
主「どうぞ」
穴子ですと、柚子塩と、ツメの二種類
柚子塩は、穴子が炙り治して有りますが、ツメの方は炙らずに、温め直して有ります。
う~~~ん、細かい拘りです。
玉子です。
一応、玉子ちゃん大王ですから
ネタケースに厚焼き玉子の端の部分が在ったのは気づいてました。
おじさん的には、これ全部出してくれても、ウエルカムだけど、ご主人の性格からいって、きっと、端のぐるぐる段々模様の所は切ってくるだろうと思っていいましたが、巻きの半円形の部分も切って、直方体で出てきました
几帳面だな~
主「一応、これで、後は巻物をお出ししておしまいですが、どうでしょうか、もう少し、握りましょうか?」
お「もうお腹いっぱいですから、干瓢をお願いします。」
主「では、干瓢も、半巻、2切れにしときましょうか。赤出汁、お願いします。」
山葵の入って居ない海苔巻きと、シジミの味噌汁が出て来て、「ご馳走様でした。」
ご主人が板場から出て来て「ありがとうございます。6250円になります。」
お「ご馳走様でした。美味しかったです。」
最後まで、無駄な会話、一切無し。
別に不機嫌でも、無口な感じもしませんが、敢えて、客を探る会話もせずに、淡々と握ってくれるので、こちらも、余分な事を考えずに、喋らずに済み、ある意味、気楽に鮨が食べられて、良かったです。
おじさん、ニコニコしながら、仕事の様子を見ながら、たのしく食べられました。
でも、常連になったら、どんな顔を見せてくれるんでしょうか。
ネタは最高とは言いませんが、おじさん、好きなおみせでした。
とても気持ち良く食べられて、これで、日曜日にやっていてくれたら、常連に成りたいです。
みそ汁の具 入れすぎ注意!!わかめは約3… 2025年11月25日 コメント(6)
銀座で食事 ソニーパーク 1/2(Nibun no… 2025年10月23日 コメント(4)
PR
カレンダー
カテゴリ
New!
禁玉減酒さんコメント新着