名古屋B食倶楽部

おじさん、見た目軽いけど、心の中は、すごく揺れ動いて、乙女なんです

それでいて、理系人間、医者だったら外科系。

昨夜、おかあちゃんから電話がかかってきて、「お前は冷たい。」と言うんです。

息子は（おじさんのね）孫を連れて会いに来てくれると、「手は痛くないか？」と気を遣ってくれるが、（リュウマチだから）、お前は、ワシが手が痛いと言っても、「まあ、しょうがないわね、歳も歳だし、治せるもんじゃないしね。」と、木で鼻をくくった物言いをする。と怒り始めました。

確かに、おじさんは、動かしがたい現実に、無駄な抵抗はしない考えです。

結論が判ってる事を、ア～でもない、コ～でもないと、議論の為の議論はしない。

おじさんが、「痛いの痛いの飛んでけ～～～」と言って、飛んで言ってくれるなら、何千回でも言ってやりますが、成らんものは成らんのです。

その代わり、答えを求められたら、何通りもの工程を考えて、リカバリーショットを常に打てるようにして、求められた事に応えようと努力はします。

まあ、それは、仕事だったら、誰だってする事で、とりたてて言う話しでもないですけどね。

お母ちゃんのリュウマチも、成った当時は、色んな手を使い、四方八方情報を仕入れて、良かれと思う事は全て、おかあちゃんに提案しました。

しかし、それから何十年も経過したリュウマチの関節の変形や痛みは、残念ながら治せない。

治せない病気はいっぱい在って、みんな、ガンに成ったり、心臓が悪くなったり、脳が悪くなって死んで行く。

ガンで死ぬのはイヤだ。じゃあ、心臓が悪くなって死ぬんだったらイイのか？

ぽっくり死ねたら、そんなイイ事は無いが、なかなかそのカードを自分が引くことは無い。

おかあちゃんは、４０代からリュウマチが悪くなり、寝たきりに成り、色んな病院を転々とし、名医？から、結局ステロイドをたっぷり飲まされた事も在りましたが、友人Ｓのお陰で、おかあちゃんに合う薬が見つかり、たまにロキソニンを飲む程度で、関節の変形も止まり、自転車で走り回れるほどになりました。

ここ数年、また悪化してきて、今までの薬が効かなくなり、Ｓからいろんな薬を試して貰ったり、リュウマチの専門医を紹介して貰っても、「今更、実験台みたいな事はされたくないし、一から色々されるのはたまらん。まあ、このまま、痛いまま死んで行くでいいわ。」と言いながら、おじさんが「そうだね、今まで、Ｓのお陰で、ひどく成らんで、ちゃんと動けたのが奇跡だったと思わにゃいかんのだわ。」と言うと、「お前は冷たい。」ってなるんです

まあ、おじさんに当たるだけならイインですが・・・・・・

んな訳で（どんな訳だ）昨日、ドウマンガニで腹がいっぱいに成り、折角の鮎の美味しさが判らんかったというか、鮎様に失礼な接し方をしたと反省し、改めて、鮎を食べに行きました。

大将から、２日続けて食べに来た客はおらんですよ。と呆れられましたが、おじさん自身が、鮎様への（食事に対して）、「腹いっぱいなのに、無理して食った。」という罪を償う為に着ました。と言ったら、ますます呆れられました

まあ、普通、そう思うよね

蝦蛄を肴に、大人しく鮎が焼けるのを待つ

今日は、ドウマンガニが在っても、どうも思わんがに

今日も、大きな鮎です。

清々しい良い香です。

深呼吸したくなる。というか、隣の人が酸素不足に成るほど深呼吸しちゃいます

脂が乗り始めています。

透明な部分が見えますか？

養殖の脂と違いまったく臭みは有りません

旨味が増します

堪能いたしました。

これで、今期、もう食べられなくても、悔いは有りません。

あとは、鮎の余韻を忘れない程度に・・・

今朝漬けたばかりのコハダと・・・ 

一昨日漬けたコハダと・・・ 

金色の腹が美しい、ふわとろ穴子で終了

回転寿司なら４皿だね

ご馳走様でした。