名古屋B食倶楽部

開店して、半年もしない内に、予約の取れないお店に成ってしまいました

うわさでは、 食事時間が長く、お客様の二回転ができないとか？

聞いた話では、一度の食事時間が、四時間を超えたとか

しまったおじさん、生のトリガイと海老は、苦手だって伝えるの忘れた

朝ご飯を食べに行ったつもりが、食べ終わったら、お昼ご飯だったとか

夜、遅いスタートのお客様には、カウンターの後ろに、夜具が敷かれるとか

こんなん出てきては、酒、進んじゃうな～～

そんなお店に、午後7時10分に入店し、「住吉で、九時から勉強会が有るんです。ここから、酔い覚ましに歩いて行きたいんで、八時四十分には出たいのですが。」とお願い。

「うちは、そんな早く、料理出せないこと知りながら言ってんのか？、このボケ」なんて素振りは、微塵も感じさせない、いつもの人懐っこい笑顔で、「承知しました。五十分には出し終えるようにしますので、酔い覚ましに、小走りで行ってください。」と

隣の席に、可愛いお嬢さんが二人おみえです。 

お嬢さん達は、初めてなんでしょう、店主が、「食べていただきたい物が沢山ありますから、二時間半はかかると思いますのが、お時間、大丈夫ですか？」って聞いてます。

・・・一時間半でやってくれって、無理難題のおじさんに対する当てつけだな

二人連れとか、グループの人は、話し相手が居るから、多少、食べる物が出てこなくても、間は持つけどね。 

おじさん、寿司なんて、出されたら三秒以内に瞬殺です。

あと、一人でボ～～～～っとしてるだけだもんね。 

まさか、カウンターで、文庫本読み始める訳にはイカンし

隣のお嬢さん、明らかに、おじさんとこだけ、出てくるのが早いのが気に成る様子で、こちらをチラチラ見てます

左のサラリーマン二人連れなんて、話に夢中なのを邪魔しないようにしているのか、ほとんど何も出で来ない。

青柳のこしこしとした噛み応え楽しい

ひょっとして、おじさんの犠牲者だったらごめんね

でも、出てこないのを気にしてる様子もありません。 

お寿司の途中で、また、おつまみが。

困ったな～、もう、お茶に切り替えちゃったよ。と思ったら、店主が、「お猪口に一杯だけお出ししましょうか？」って、気の利いたことを言うんだもん、流行る訳だ

おじさん、この、粉、要らないです。

ざらざら感が気に成るんです。 

浅利のリゾットに、白子、柚子胡椒がアクセント。

これ、美味しいです～～～、寿司じゃないけど、もう一口って思えちゃう 

酔い覚ましに、お茶をぐびぐび早いピッチで飲んでますが、必ず、空になる前に、「お差し替え」って指示が飛びます。 

よく見てますわ～～～

ひねもすのたりはまぐり

酔い覚ましに赤だしを

寿司の味噌汁って、全国区で赤味噌なんでしょうか？

亮さん、親方、どう？

赤だしですか？ 

もうお腹パンパンです

それでも、最後は海苔巻き

ぴったし、五十分です

さっ、小走りだ