旅に出る時、皆さん、本は持って行きますか?
バス、電車、飛行機の待ち時間、移動時間に読もうと文庫本を持って出る人、多いでしょうね。
その本、ちゃんと読めましたか?
おじさん、なかなか読めません。
車窓を眺めたり、酒飲んだり、寝ちゃったりして(笑)
今回の新潟旅行は読めました。
朝と午後の散歩を済ませ一時間。
テラスでワインを飲みながら一時間。
コーヒーを飲みながら一時間。
夕日を見ながら一時間。
今回持って来たのは、この二冊。
海堂尊のコロナ狂騒録は、前作、コロナ黙示録の続き。
これは、コロナ(下)禍での政府、官僚の無策ぶり、無責任さ、公文書のねつ造、廃棄などのやりたい放題を、殆ど、誰が読んでも、アノ政治家と判る名前で登場させて、長期政権時代とそれを引き継いだ政権の悪事の、小説の形を借りた記録でした。
日本っていい国だな~、これ、中国やロシアで出版したら、編集者も作者も行方不明か、公開処刑だ。
夏川草介さんは、神様のカルテの作者。
こちらは、コロナと、文字通り命がけで最前線で戦った医療関係者と家族、そして死んでいく患者と生き残った家族、それに鞭打つ自粛警察と言う名の市民・・・実体験を冷静に綴った作者の息遣いが、言葉が心に刺さります。
読むのが苦しい。
旅行になんかに、持って来る本じゃなかった。
上の二冊を持って行ったのは、この二冊を読んでウイルスに興味を持ったから。
左の新書は、Kさんから「これ、ウイルスが良く判るから、読むといいよ。」と勧められました。
実際、判り易い。
理科が好きな人ならお薦めです。
2日目の夜にソムリエさんが薦めてくれたピノの赤。
おじさんが、フランスのピノみたいなのが飲みたいと言ったのに、応えてくれました。
まさにドンピシャ!!
ソムリエさんに「これです~~!!」と感激してお礼を伝えました。
翌朝、帰る前に、ショップで購入しようとしたら、店頭には無く、店員さんが調べてくれて、「昨夜、お客様が飲まれたのが、最後の一本でした。」と。
まさか、一見の客に最後の一本を出すなんて!!
ダメですよ、そんなことしちゃ!!(笑)
本当に、ありがとうございました。
こんな美味しいワインを秋の夜長にゆっくり飲みながら、本が読みたいもんだ。
10月に読んだ本 松本清張 「昭和史発掘7… 2024年11月12日 コメント(4)
9月に読んだ本 東海林さだお先生「バナナ… 2024年10月09日
細かいコトなんだけどね、家庭画報の写真… 2024年09月13日 コメント(8)
PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着